この記事では「ハイローオーストラリアで複数口座を持つことは可能かどうか?」について解説していきます。
なお、結論から先にお伝えするとひとりの人間がハイローオーストラリアの口座を2つ以上持つことはできません。
ハイローオーストラリアには「保有できる口座はひとりにつき1口座のみ」というルールがあります。
このルールを破ると両方の口座が凍結されてしまい、以降は新しく口座開設ができなくなってしまいます。
そのため、別のおすすめバイナリーオプションを解説することが最も安全かつ最善な策といえます。
しかし、中にはこうしたルールを理解した上で複数口座の開設に挑んでみたいという方もいるでしょう。
そこで、ここではハイローオーストラリアで複数の口座を作る方法やそのメリット・デメリットを詳しくまとめました。
これからハイローオーストラリアを利用しようと思っている方は、ぜひ最後までご覧になっていってください。
ハイローオーストラリアの複数口座は口座凍結のリスクあり|規約違反
ハイローオーストラリアではひとりの人間が複数の口座を持つことを認めていません。
開設できるのはひとりにつき1口座のみで、このルールに反した場合には「アカウントの強制解約」といった処分を受けます。
なお、上の画像はハイローオーストラリア公式サイトの「よくある質問ページ」です。
ご覧の通り、アカウント強制解約の条件として「同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)」といった一文が明記されています。
つまり、どういった形であれ複数の口座を開設・保有していると強制解約(口座凍結)の対象になるということです。
このことを理解した上で、次にハイローオーストラリアで複数口座を作成する方法を見ていきましょう。
ハイローオーストラリアで複数口座を作成する方法
ハイローオーストラリアでは口座開設時に「本人確認書類(顔写真付き身分証)」をチェックされます。
当然、同じ身分証を使って複数口座を開設することはできないため、2つ目以降の口座を開設する際は「他人の名義」もしくは「家族の名義」に頼らざるを得ません。
ここでは、他人名義・家族名義でハイローオーストラリアの口座を開設する方法と注意点をまとめてみました。
他人名義で口座開設
他人名義で口座開設をおこない、それを自分の口座と合わせれば複数の口座を持つことは可能です。
ただし、この場合には以下のような点に注意しなければなりません。
- 他人名義の口座に入金する場合は、その他人の銀行口座やクレジットカードを使うことになる
- 他人名義の口座から出金する場合は、その他人の銀行口座が必要となる
- 利益が出た場合には名義貸しをした他人が「課税対象者」となる
- 他人名義の利益を自分の利益とするには贈与税が掛かる
- 他人から受け取った利益を申告しないと「無申告による追徴課税」「脱税」などの調査対象になる
他人の名義を使って口座を作り、その口座でハイローオーストラリアの取引をすること自体は可能です。
ただし、実際に他人名義の口座を使うには上記のような手間や面倒が掛かります。
また、手間や面倒だけでなく他人名義の口座で投資をおこなうことは法的にNGとされていますので、基本的にはおすすめしません。
家族名義で口座開設
他人ではなく「家族名義で口座開設をすれば問題が解決するのでは?」と考える方もいますが、家族名義での口座開設には以下のような注意点があります。
- 口座開設時に提出する「身分証」の住所が同じだと、その時点でハイローオーストラリアから警戒される
- 同居している家族の場合は取引画面にアクセスするためのIPアドレスが重複する
- 同じパソコンやスマホから複数の口座にアクセスするのはNG
まず同居する家族名義で口座開設する場合は、すでに登録しているユーザー(自分)と「身分証の住所」が同じになります。
そのため、ハイローオーストラリア側から警戒される可能性が非常に高まると言えるでしょう。
または既存ユーザーと同一住所ということで審査落ちすることもあり得ます。
仮に口座開設ができたとしても同一のネット回線を使っていればIPアドレスが同じになりますので、すぐに複数口座の利用がバレます。
ちなみに同じパソコンやスマホから複数の口座にアクセスすることも利用規約違反です。
これを回避するためには別の住所・別のネット回線を用意するしかないのですが、わざわざ取引のたびに違う場所まで移動するのは非常に面倒だと思います。
ハイローオーストラリアで複数口座を持つデメリット・リスク
ここからはハイローオーストラリアで複数口座を持つデメリットやリスクを紹介していきます。
軽い気持ちで複数の口座を開設しようと思っている方は、ぜひこちらの内容を確認しておいてください。
もっている口座の凍結・強制解約
先ほども紹介したようにハイローオーストラリアで複数の口座を保有・利用していると「アカウントの強制解約」といった処分が下されます。
複数口座所持と判断された場合には両方の口座が凍結状態となりますが、強制解約されたアカウントでは出金リクエストが出せません。
つまり、それまでの間に稼いでいた利益がすべて没収されるということです。(取引や利益の取り消しに相当)
ハイローオーストラリアでは取引失敗によって自己資金を失うリスクがありますが、それに加えて利益の没収といった大きなリスクを背負うのは正直なところ割が合いません。
取引額が少なくなる
複数の口座で取引をおこなう場合は、2つ以上の口座に自己資金を分散させるため「取引額が少なくなる」といったデメリットが生まれます。
ひとつの口座であれば1回の注文に多くの金額を使えるところ、複数の口座を持つことで使える資金が減るというのはトレーダーにとって大きなマイナスです。
ある程度自己資金が多い方であれば問題ないかもしれませんが、その分口座凍結されたときのダメージが大きくなります。
損失額が増える可能性がある
複数の口座を使って取引をおこなえば、当然それだけ損失が増える可能性も上がります。
なお、2つの口座を使う目的には「同じタイミングで両建て注文を出す」といったものも含まれますが、その内容は以下の通りです。
- ペイアウト率2.05倍以上の取引を選択する
- 2つの口座を用意して同時に「HIGH」と「LOW」の注文を出す
- 片方の注文が当たれば利益が出る
こうした取引のやり方を必勝法として考える方もいますが、ペイアウト率2.05倍以上の取引にはスプレッドが付いています。
スプレッド付きの取引では判定価格を超えず、HIGHとLOWの両方が失敗となるケースも少なくありません。
つまり、結果として損失が2倍になるということです。
複数口座の利用には上記のようなリスクやデメリットもありますので、よく理解しておいてください。
ハイローオーストラリアで複数口座を持つメリット・利点
続いてはハイローオーストラリアで複数口座を持つメリットや利点を紹介していきます。
なお、複数口座を利用するメリットは「開設するたびに新規ボーナスが貰える」「口座凍結リスクのある手法を使って取引ができる」といった部分です。
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
新規ボーナスを受け取れる
ハイローオーストラリアでは新規口座開設者に対して「5,000円分のキャッシュバックボーナス」を提供しています。
口座開設後に5,000円分の取引をおこなうと自分の口座に同額のキャッシュバックボーナスが反映されるのですが、複数の口座を開設すればその都度ボーナスが貰えるわけです。
ちなみに5,000円のキャッシュバックボーナスが貰えるということは、実質「タダで5,000円分の取引ができる」ということになります。
つまり、新しい口座をどんどん作成すればノーリスクで5,000円分のチャレンジを続けられるというのが複数口座開設のメリットです。
口座凍結リスクのある手法を用いた取引ができる
ハイローオーストラリアでは「レート配信の遅延を狙った取引」などが禁止行為として定められています。
禁止されている取引をおこなうとアカウントの強制解約処分となりますが、バレずに複数口座を持っている場合はそのうちひとつを「禁止取引用の口座」として使えるわけです。(自動売買用に保有しておくなど)
仮にその口座が凍結されても次の口座を禁止取引用として使えば、ある程度の利益が得られるかもしれません。
こういった取引や行為を目的として複数口座を開設する方がいるということです。
ハイローオーストラリア複数口座でよくある質問まとめ
それでは最後に「ハイローオーストラリア 複数口座」に関するよくある質問を紹介していきます。
初めてハイローオーストラリアを利用する方は、ぜひこちらの内容を参考にしてください。
ハイローオーストラリア複数口座でよくある質問まとめ
- バイナリーオプションで口座貸しはあり?
-
バイナリーオプションに限らず、すべての投資において口座の貸し借りは禁止行為となっています。
他人名義の口座を借りて取引をおこなう行為、他人に口座を貸す行為はどちらも違法です。
また、他人に口座を貸して相手が利益を出した場合でも課税対象者は口座の名義人となります。
仮に「利益が出た場合は所得税分のお金を払うから口座を貸してくれ」と言われても、バイナリーオプションの利益に掛かる税金は所得税だけではありません。
バイナリーオプションの利益によって所得が上がった場合には、住民税や健康保険料などもアップします。
口座を貸す行為はリスクや税負担の増加に繋がりますので、誰かに依頼されても口座を貸すのは控えましょう。
- ハイローオーストラリアでアカウント・口座の販売はあり?
-
ハイローオーストラリアのアカウントや口座を販売する行為は利用規約違反にあたります。
そのため、バレた場合には当然「口座凍結」「再登録の禁止」といった処分が下されますので注意しましょう。
また、ハイローオーストラリアは海外のバイナリーオプション業者ですが、そもそも国内で金融関係の口座を売買することは違法とされています。
ちなみにハイローオーストラリアの口座を販売するとなると、出金する際に必要な「銀行の口座」も相手に渡さなければなりません。
国内銀行口座を他人に販売・譲渡する行為は完全に違法となりますので、結果的にどう考えてもNGと言えるわけです。
- ハイローで「口座売ります」と言っている人の口座って買っていいの?
-
前述の通り「口座の売買は違法行為」です。
ネット上で「ハイローオーストラリアの口座を売ります」と騙っている方は詐欺を目的としている可能性が非常に高いため、取引には絶対に応じないよう気を付けましょう。
なお、こうした詐欺グループは「この口座はすでにハイローオーストラリアで勝てる設定にしてあるから素人でも儲けられる」「自動売買ソフトを組み込んであるから何もしなくても利益が出る」などと謳い情報弱者を騙そうとしています。
そのため、SNSなどで同様のダイレクトメッセージが届いた場合には無視をしてください。
バイナリーオプションで口座貸しはあり?
バイナリーオプションに限らず、すべての投資において口座の貸し借りは禁止行為となっています。
他人名義の口座を借りて取引をおこなう行為、他人に口座を貸す行為はどちらも違法です。
また、他人に口座を貸して相手が利益を出した場合でも課税対象者は口座の名義人となります。
仮に「利益が出た場合は所得税分のお金を払うから口座を貸してくれ」と言われても、バイナリーオプションの利益に掛かる税金は所得税だけではありません。
バイナリーオプションの利益によって所得が上がった場合には、住民税や健康保険料などもアップします。
口座を貸す行為はリスクや税負担の増加に繋がりますので、誰かに依頼されても口座を貸すのは控えましょう。
ハイローオーストラリアでアカウント・口座の販売はあり?
ハイローオーストラリアのアカウントや口座を販売する行為は利用規約違反にあたります。
そのため、バレた場合には当然「口座凍結」「再登録の禁止」といった処分が下されますので注意しましょう。
また、ハイローオーストラリアは海外のバイナリーオプション業者ですが、そもそも国内で金融関係の口座を売買することは違法とされています。
ちなみにハイローオーストラリアの口座を販売するとなると、出金する際に必要な「銀行の口座」も相手に渡さなければなりません。
国内銀行口座を他人に販売・譲渡する行為は完全に違法となりますので、結果的にどう考えてもNGと言えるわけです。
ハイローで「口座売ります」と言っている人の口座って買っていいの?
前述の通り「口座の売買は違法行為」です。
ネット上で「ハイローオーストラリアの口座を売ります」と騙っている方は詐欺を目的としている可能性が非常に高いため、取引には絶対に応じないよう気を付けましょう。
なお、こうした詐欺グループは「この口座はすでにハイローオーストラリアで勝てる設定にしてあるから素人でも儲けられる」「自動売買ソフトを組み込んであるから何もしなくても利益が出る」などと謳い情報弱者を騙そうとしています。
そのため、SNSなどで同様のダイレクトメッセージが届いた場合には無視をしてください。
まとめ – ハイローオーストラリアにおける複数口座は規約違反
ハイローオーストラリアで複数口座を開設するのは規約違反であることを説明してきました。
ハイローオーストラリア公式サイトにも「同一人物が複数の口座を開設・利用した場合はアカウントの強制解約をおこなう」と明記されていますので、複数の口座を作ることは止めておきましょう。
また、当然ながらハイローオーストラリアの口座を売買することも禁止となっています。
ハイローオーストラリアを利用する場合は「ひとりにつき1口座まで」というルールを守って取引をおこなってください