ハイローオーストラリアは違法?金融庁の警告や安全な理由を解説

バイナリーオプションで人気のハイローオーストラリア。

利用してみたいと思うものの、金融庁から警告が出ている話を知り、利用していいのかと不安に思っている人も多いでしょう。

実際、バイナリーオプション業者で詐欺や出金拒否などのトラブルにあったという話もよく見かけるため、取引には安全性の高い業者を使いたいと思うのは当然です。

この記事では、ハイローオーストラリアが金融庁から警告を受ける理由や内容だけでなく、安心して使える理由や利用時の注意まで詳しく掘り下げて解説します。

ハイローオーストラリアを利用していいのか不安に感じている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • ハイローオーストラリアが金融庁から警告を受けているのは事実
  • 金融庁が発する注意喚起は「詐欺などのリスクに気をつけましょう」という内容
  • ハイローオーストラリアの利用に違法性は無く、安全に利用できる
目次

ハイローオーストラリアが金融庁の警告リストに乗っているのは事実

ハイローオーストラリアが金融庁の警告リストに乗っているのは事実です。

実際に、金融庁にも以下のように記載されています。

金融庁からの警告
出典:金融庁

金融庁も「バイナリーオプション取引にあたってご注意ください!」と注意喚起を行っており、その中にハイローオーストラリアが含まれているのも事実です。

しかし、現実にはハイローオーストラリアを利用している人は数多くおり、SNSやYoutube等でもよく見かけます。

使っている人が多いとはいえ、実際に金融庁の警告を目の当たりにしてしまうと不安や疑問を感じてしまうもの。

ハイローオーストラリアが金融庁から警告を受ける理由や、注意喚起の詳しい内容、安心して使える業者なのかについても詳しく解説していきます。

【概要】ハイローオーストラリアの基本情報

ハイローオーストラリア
出典:HIGHLOW
サービス名ハイローオーストラリア
運営会社HighLow Markets Pty Ltd(2010.05~2020.06)
HLMI LLC(2020.07~)
取引方法HighLow
HighLowスプレッド
Turbo
Turboスプレッド
取引判定時間30秒~1日
最大ペイアウト率230%
注文金額(最低~最大)1,000円~200,000円
最低入金額5,000円
最低出金額10,000円(口座解約時のみ10,000円未満の出金可)
取引時間月曜日 7:00AM ~ 土曜日 6:00AM
取引ツールPC、スマートフォン
日本語対応完全対応
登録者数約30万人
デモ口座あり
金融庁からの警告あり

ハイローオーストラリアは、海外に拠点を置くバイナリーオプションの取引業者です。

海外バイナリーオプションの中では安全性が高いとされ、日本語サポートが充実性しているため初心者から上級者まで幅広い人が利用しているサービスになっています。

最短30秒からの取引や、最大230%のペイアウト率、4種類の取引方法が用意されていることから人気を集めています。

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ハイローオーストラリアが金融庁から警告を受ける4つの理由

金融庁警告
出典:金融庁

ハイローオーストラリアが金融庁から警告を受ける理由は以下のとおりです。

ハイローオーストラリアが金融庁から警告を受ける理由をひとつずつ解説していきます。

金融庁にバイナリーオプション業者として登録していない

ハイローオーストラリアは、金融庁の金融商品取引業として登録していないという理由で警告を受けています。

金融商品取引法では、日本でバイナリーオプション取引を提供するには金融商品取引業として登録するよう定められてます。

しかし、ハイローオーストラリアは金融庁に金融商品取引業として登録していないため、金融庁から警告を受けています。

バイナリーオプションの取引回数が無制限

ハイローオーストラリアは、バイナリーオプションの取引回数が無制限となっており、自由な取引が可能です。

しかし、日本の金融商品取引法では、バイナリーオプションの取引回数は1日12回までと上限が定められています。

ハイローオーストラリアは、金融庁に登録すると1日の取引回数に制限を付けなければならず、サービスの低下を避けるために無登録のまま運営を続けています。

バイナリーオプションの1日の取引回数が無制限な点も金融庁から警告を受ける理由の一つです。

バイナリーオプション取引の判定時間が30秒から選べる

ハイローオーストラリアでは、バイナリーオプション取引の判定時間が最短30秒から最長1日まで柔軟に選択できます。

しかし、日本の金融商品取引法では、バイナリーオプションの判定時間は最短2時間からと決められており、ハイローオーストラリアの最短30秒は違反になります。

ハイローオーストラリアは、金融庁に登録すると現在の判定時間の短い取引が提供できなくなるため、無登録業者のままサービスを提供しているのです。

バイナリーオプション取引の判定時間が最短2時間未満の場合、金融商品取引法の違反となるためハイローオーストラリアは金融庁から警告を受けているのが現状です。

バイナリーオプション取引のペイアウト率が固定されている

ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでは、取引ごとにペイアウト率が固定されています。

ペイアウト率とは、バイナリーオプション取引で、取引が成立した場合に受け取ることができる金額が投資金額の何%になるかを示す数値です。

日本の金融商品取引法ではバイナリーオプションのペイアウト率の固定は認められておらず、変動制にするよう定められています。

国内のバイナリーオプション業者では、残りの時間によって投資金額が変わるためペイアウト率は変動します。

ハイローオーストラリアでは、取引方法によって固定のペイアウト率が設定されており、日本の金融商品取引法の違反となる点も金融庁から警告を受ける理由の一つです。

金融庁のバイナリーオプションに対する警告の内容

バイナリーオプション警告内容
出典:金融庁

金融庁がバイナリーオプションの利用者に対して警告している内容を解説します。

全体的に、バイナリーオプションの取引自体を禁止する内容ではなく「注意しましょう」という内容になっています。

バイナリーオプション取引のリスク喚起

警告にはバイナリーオプション取引に対する、リスク喚起がなされています。

リスクの内容は、大きく以下の2つです。

  • バイナリーオプション取引は二者択一の単純な取引ではなく、複雑な理論的根拠に基づく金融取引なので、専門知識やリスク管理が必要
  • 少額から取引でき結果もすぐ分かるため、射幸性が高く短期間で大きな損失を抱える可能性がある

つまりバイナリーオプションは2択のギャンブルではなく、専門性のある金融取引の一つなので、安易に手を出して損をしないように気をつけましょうということです。

金融庁はバイナリーオプションを禁止しているわけではなく、FX等の取引と同様に知識を付けリスクを理解したうえで取引を行いましょうと注意喚起されています。

無登録業者との取引に関する注意喚起

無登録業者について
出典:金融庁

金融商品取引業として無登録の業者での取引に対して、注意喚起されています。

仮に無登録業者とトラブルになった際、日本の法律では対応できず、自力で解決しなければならないので注意しましょうという内容です。

登録業者とのトラブルであれば金融商品取引法に則り対応ができますが、無登録業者には法律が適用されないため、対処の方法がありません。

無登録業者での取引は金融商品取引法が適用できないため、トラブル時のリスクも理解したうえで取引するように注意喚起がされています。

儲け話を謳う詐欺に関する注意喚起

「必ず儲かる」「簡単に稼げる」などの儲け話を謳う、詐欺に関する注意喚起もされています。

高額な情報商材や取引ツールの購入や、投資金を指定の口座に入金させた後、業者と連絡が取れなくなるケースが多発しており、騙されないように注意しましょうという内容です。

バイナリーオプションはFX取引や株式取引と同様に、あくまでも資産運用の一つなので、確実に儲かったり簡単に稼げるような甘い話はありえません。

同様のトラブルが急増していることもあり、金融庁はバイナリーオプションを利用した儲け話を謳う詐欺に関して注意喚起をしています。

【重要】取引自体は禁止されていない

勘違いしがちですが、金融庁はバイナリーオプションの取引自体は禁止していません。

金融商品取引法でも無登録業者が日本人に向けてサービスを提供することは禁止していますが、サービスを利用することは禁止されておらず、罰則もありません。

あくまでも利用者に対して「損失やトラブル時のリスクに注意しましょう」という注意勧告をしているだけです。

つまり、実績があり安心して利用できる業者であれば、無登録業者でバイナリーオプション取引をするのは利用者の自由です。

バイナリーオプション取引自体は禁止されていないため、無登録業者を利用しても法的には問題ないという点は理解しておきましょう。

ハイローオーストラリアを安心して使える4つの理由

ハイローオーストラリアを安心して使える理由を解説します。

ハイローオーストラリアは、金融庁が警告を出している無登録業者の一つです。

とはいえ、実際に利用している人は多く、SNS等を見ても利用者の多さが伺える人気のある取引業者の一つです。

ここではハイローオーストラリアを安心して使える理由について解説します。

ハイローオーストラリアの利用に不安を感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。

金融庁への無登録以外に違法性やトラブルが無い

事実、ハイローオーストラリアは金融庁の金融商品取引業に登録していない無登録業者です。

しかし、無登録という点以外に違法性やトラブルはほぼ無いと言っていいでしょう。

日本の金融商品取引法は取引回数や判定時間等の規制が厳しく、柔軟なサービスを維持するために、あえて無登録業者でいるという側面もあります。

もちろんトラブルが起こってしまうと自己責任で対応する必要はあるものの、これまで大きなトラブルが無く運営されてきています。

ハイローオーストラリアは無登録以外に違法性やトラブルの無い、安心して使える業者の一つといえます。

日本で10年以上の運営してきた実績

ハイローオーストラリアは、無登録業者ながら日本で10年以上運営してきた確かな実績があります。

2010年に設立され、2020年に本社移転が理由で運営会社が変わったものの、現在まで10年以上サービスが提供され続けています。

日本で10年以上の運営実績だけでなく、現時点で30万人以上の利用者がいることからも、ハイローオーストラリアは安心して利用できる業者だと言えるでしょう。

有名海外FX業者のほとんどが金融庁に無登録

XMTradingやiFOREXなど、有名海外FX業者のほとんどがハイローオーストラリアと同様に金融庁に登録していない無登録業者です。

XMTrading約15年、iFOREX約20年とそれぞれ老舗の業者ではあるものの、未だ金融庁に無登録のままサービス提供を続けています。

無登録業者だからといって危険性が高いとは言えず、上記のような未登録のまま長年運営を続けている業者は数多くあります。

実績やトラブルの有無など下調べは必要ですが、ハイローオーストラリアなどの長年サービスが続いている有名業者であれば安心して利用できるといえるでしょう。

そもそもの利用自体が合法

そもそも無登録業者のサービスを利用すること自体に違法性は無く、合法です。

違法性があるのはサービスを提供している事業者側で、利用すること自体に法的なリスクは無く、罰則を受けることもありません。

もちろんトラブル時には法律の範囲外になってしまうため、自分の力で解決しなければならないというリスクはあります。

とはいえ、そもそもの利用自体が合法なため、ハイローオーストラリアなどの無登録業者でも実績のある業者であれば安心して利用できるでしょう。

ハイローオーストラリアを利用する際の3つの注意点

ハイローオーストラリアを利用する際の注意点は以下のとおりです。

安心して利用できると前述しましたが、金融庁が警告を出しているように、ハイローオーストラリアの名前を利用した詐欺など、トラブルは存在するのが現実です。

被害に合うのを避けるためにも現状をしっかりと把握し、理解したうえで利用するようにしましょう。

ハイローオーストラリアの偽サイトに注意する

ハイローオーストラリアそっくりに作られた偽サイトがあるため、誤って登録してしまわないように注意しましょう。

近年、正規のサービスを装った偽サイトが増加しています。

もし偽サイトに登録してしまうと、個人情報や投資資金を奪われてしまいかねません。

見た目がそっくりなので、偽物を見分けるにはURLをチェックする以外に方法はありません。

ハイローオーストラリアのURLは「https://highlow.com/」です。

上記のURL以外であれば偽サイトの可能性が高いため、登録前に必ずチェックするようにしましょう。

ハイローオーストラリアを使った勧誘や儲け話に乗らない

ハイローオーストラリアで「必ず勝てる」「資産が増える」等の勧誘や儲け話は詐欺の場合がほとんどのため、乗らないように注意しましょう。

バイナリーオプション取引は二者択一でシンプルに見えますが、通常のFX取引等と同様の金融投資の一種です。

投資において確実に勝てたり、簡単に儲かるような攻略法は存在しません。

上記の勧誘や儲け話では、成果が出るかもわからない高額な情報商材や取引ツールの販売、資金を集める投資詐欺である場合がほとんどです。

甘い話は無いので、ハイローオーストラリアを使った勧誘や儲け話には乗らないようにしましょう。

利用規約に違反しないように利用する

ハイローオーストラリアの利用規約に違反しないように利用しましょう。

ハイローオーストラリアはトラブルが少なく安心して利用できる業者ですが、利用規約に違反してしまうと取引口座が凍結されてしまう可能性があります。

利用規約違反には複数口座での取引や自動売買、なりすまし口座(他人の口座)での取引などがあります。

利用規約違反は無登録業者の利用でのトラブルではなく、利用者自身の違反によって引き起こされるものです。

ハイローオーストラリアに限らず、どの業者を利用する場合でも、トラブルを避けるためにも利用規約をしっかりと把握し、違反しないように利用しましょう。

利用規約は以下のページから確認できます。

ハイローオーストラリア「契約条件

ハイローオーストラリアの危険性に関する3つの質問

ハイローオーストラリアの利用でよくある質問を紹介します。

不安が解決したら実際に口座開設して取引をしてみましょう。

ハイローオーストラリアの利用は危険じゃない?

ハイローオーストラリア以外の取引業者で行う、FXやバイナリーオプション取引と同じで危険性はありません。

XMTradingやiFOREXなどの有名海外事業者もほとんどが金融庁の無登録業者なので、無登録だからといって危険だとは限りません。

ハイローオーストラリアはサービス提供実績も10年以上あり、これまで大きなトラブルも起こしていないことから、安全に利用できる業者だと言えます。

ハイローオーストラリアでの取引に罰則とかないの?

サービスの利用自体に違法性はありません。

あくまで違反しているのは利用者ではなく業者側で、利用すること自体に法的なリスクは無く、罰則を受けることもありません。

ただし、もしトラブルに遭ってしまうと、金融商品取引法の範囲外になってしまうため、自分の力で解決しなければならない点だけは理解しておきましょう。

もしトラブルに遭ったらどうすればいい?

金融庁の無登録業者の利用でのトラブルは日本の法律の範囲外になってしまうため、自力で解決しなければなりません。

出金停止や口座凍結などのトラブル時、ご自身の手でハイローオーストラリアに問い合わせし、対処する必要がありますが、日本語に完全対応しているため困ることは無いでしょう。

ハイローオーストラリアを利用した情報商材等の詐欺の場合、ハイローオーストラリアは無関係なので、警察や弁護士に相談することで対応できる可能性はあります。

とはいえ基本的には日本国内で行う通常の投資と同様に「投資は自己責任」という原則があるので、損失のリスクを理解したうえで利用するようにしましょう。

ハイローオーストラリアの利用に違法性は無く、安心して利用できる

結論、ハイローオーストラリアは金融庁の警告を受けているものの、利用に違法性は無く安心して利用できる業者です。

実際に日本で10年以上サービスが提供されており、これまで大きなトラブルも起こしていません。

しかし、ハイローオーストラリアを騙った、偽サイトや投資詐欺による被害が多発しているのは事実です。

ハイローオーストラリア自体に問題は無くとも、名前を利用したトラブルが数多く存在しているため、混同してしまい被害に合わないように注意する必要はあります。

バイナリーオプションは二者択一で簡単に取引できますが、FX取引と同様の金融投資の一つです。

簡単に儲かる攻略法や、絶対に勝てる取引ツール等は存在しません。

繰り返しになりますが、ハイローオーストラリアの利用に違法性は無く、実績もある安心して利用してもいい業者の一つです。

投資はあくまでも自己責任というのを理解したうえで利用するようにしましょう。

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