「住宅ローンのシミュレーションでおすすめは?」
「住宅ローンのシミュレーションでは月々いくらで考えるといい?」
このような疑問を抱えていませんか?
住宅ローンシミュレーションは、借入金額から月々の返済額などを簡単に計算でき、総支払額の比較もできます。初めて住宅ローンを組む方にとって、返済計画をたてるのに便利な試算ツールです。
しかし、どのツールが使いやすいのか、上手に使う方法などがわからず困っている方も多いでしょう。
そこで本記事では、わかりやすい住宅ローンシミュレーションのツールを紹介し、活用方法などの解説もしていきます。
わかりやすい住宅ローンシミュレーション計算
まずは、わかりやすい住宅ローン試算ツールから、紹介していきます。
最新の金利情報からシミュレーション!スーモ
画像:スーモ
リクルートが運営する住宅情報サイト「スーモ」には、住宅購入時の「購入可能額」「月々の支払額」の目安を最新の金利情報から算出するツールが用意されています。
画面表示に従って各項目を埋めていけば、簡単にシミュレーション結果が表示されます。
購入可能額を算出後、そのままその金額で購入可能な物件を検索することも可能です。
auじぶん銀行の住宅ローンシミュレーション
画像:auじぶん銀行
低金利の住宅ローンが人気「auじぶん銀行」の住宅ローンシミュレーションは、希望の借入金額や現在の年収をもとに、事前に借入可能額の目安を算出できます。
新規借入はもちろん、「借り換えするとどのようなメリットがあるか」までシミュレーション可能です。さらに、繰上げ返済を追加で計算することができます。
借り換えに関しては、メリットがあるかどうかを、auじぶん銀行が調べて書面で回答してくれるサービスもあります。
年収からいくら借りれるかわかる「フラット35」
画像:フラット35
「フラット35」は、5秒でできる簡単なシミュレーションで、資金計画を立てられます。
- 借入金額から毎月の返済額を調べる
- 現在の年収から借入可能額を調べる
- 毎月の返済額から借入可能額を調べる
毎月無理なく返済できる金額から、住宅ローンの借入額を算出できます。融資金利も3パターンまで入力できますから、手軽に比較できる点も優れています。
住宅ローンシミュレーションを上手に活用するポイント
住宅ローンシミュレーションを活用するポイントを紹介します。
月々の返済額はいくらに設定する?
住宅ローンは返済が長期に渡るため、月々の返済額は無理のない金額に設定することが大切です。子どもがいる場合は、進学でまとまった出費が必要になることも多いため、余裕を持って考えておくことおくことがおすすめです。
そこで、「返済額をいくらに設定すればいいか」は、返済負担率を参考にしましょう。返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことです。
年間返済額÷年収で求められます。年間返済額には、カーローンやカードローンなどの支払いも全て含めましょう。
住宅ローンの返済負担率は、一般的には30~35%が基準と言われています。厳しいところでは、25〜30%以下を基準としている金融機関もありますから、25%前後にしておくことをおすすめします。
借入可能額は年収の何倍で考えると正解?
住宅ローンの借入可能額は、年収の7〜8倍が目安です。例えば、税込年収が400万円なら2,800〜3200万円です。
この範囲内であれば、住宅ローン審査でも返済可能な範囲内と評価されることになります。ただ、この借入額には、頭金や諸費用、その他のローンなども含まれるため注意が必要。
もしカーローンで300万円のローンがある場合も、借入可能額に含まれます。
また、借入可能額はあくまでも「借入が可能な額」であり、無理のない金額は年収の5〜6倍と言われています。税込年収400万円の方は、2,400万円までのローンに抑えておくと安心です。
住宅ローンは限度額いっぱい借りた場合のリスクも考える
住宅ローンを組む際には、実際に物件を前にすると「どうしても住みたい」と無理をしがちですが、限度額いっぱい借りた場合のリスクも考えておきましょう。
借入額が大きくなるほど、返済負担は増えますし、返済が滞るリスクが高くなります。しかも、住宅は購入して終わりではありません。メンテナンス費用も必要になりますし、各種税金などもかかります。
老後の貯蓄や子供の教育費、親の介護など、ライフプランをしっかり練って借入額を決めなければ、生活が破綻してしまいます。返済が長期にわたる住宅ローンは、無理のない範囲で借りておくことが大切です。
住宅ローンの審査に通過しやすい返済負担率は?
住宅ローンの審査に高評価の返済負担率は、下記のようになります。
金融機関 | 返済負担率 |
フラット35 | ・年収400万円未満:30%
・年収400万円以上:35% |
銀行住宅ローン | 25%前後 |
前述した通り、住宅ローン返済負担率は銀行の場合、25%前後に抑えておくことがポイントです。できる限り、無理のない返済額で計画していると、金融機関から高評価を得られます。
「年収が低い」「物件が高い」「他社の借入額が大きい」などの理由から、返済負担率が高くなってしまう場合は、夫婦の収入を合算させるペアローンで対策するのもおすすめです。
ただし、上記の数字はあくまでも一般的なものです。家計によって異なるため、自分にどの住宅ローンが合っているのか迷う場合は、次項で紹介する「モゲチェック」を活用しましょう。
住宅ローンに迷ったら返済額を抑えられる銀行が見つかるモゲチェック
「モゲチェック」とは住宅ローンを利用者に代わって一括比較し、 毎月の返済額や総返済額を抑えたり、 良い条件で借りられる銀行を提案してくれるオンラインサービスです。
入力時間はおよそ5分で今よりも返済額が減らせる金融機関の提案を受けることができます。登録情報と銀行の審査基準をもとにあなたにピッタリの銀行を選んでくれる上、なぜその銀行がおすすめなのかのコメント付き。
AIが判定したその銀行の審査に通る確率も表示してくれますから、銀行選びの目安にピッタリです。しかも借りる金額やシミュレーションした返済額、銀行ごとの金利・条件なども比較できます。
気になる銀行があればスマホからそのまま申し込み可能。メッセージ機能を使えば住宅ローンのプロ「モゲチェックアドバイザー」へ相談や質問ができます。最安金利0.3%台の銀行も紹介してくれますから初めての住宅ローン選びにピッタリです。
住宅ローンは後悔することが多いため、できるだけ多くの金融機関から自分の条件にあった銀行を選びましょう。