神金融と呼ばれることもある消費者金融のアロー株式会社。限度額内であれば借入れ可能ですが、「もう少し借りたい」と思うこともありますよね。そんな時に便利なのが、増額申請です。
審査は必要ですが通過すると限度額が引き上げられるため、追加で借入できるようになります。増額審査はすでにアローと契約済みですから新規で申し込みするよりもスムーズです。
また、年収の3分の1以上だと審査は否決されるため、年収3分の1以上の方も借入できる中央リテールがおすすめです。
とはいえ、「増額審査って厳しい?」「自分でも通るかな」「落ちたらデメリットはある?」などの不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではアローの増額申請方法や口コミ、審査落ちの特徴などを解説していきます。アローの増額申請に様々な疑問をお持ちの方はぜひチェックしてください。
【アローの審査が不安な方は新規申し込みがおすすめ】
金利 | 融資上限額 | 即日対応 | |
フクホー | 年7.30%~15.00% | 最大200万円 | ok |
セントラル | 100万円未満:4.80%~18.00%
100万円以上:4.80%~15.00% |
最大300万円 | ok(平日14時までの申込) |
フタバ | 1~10万円未満4.959%~19.945%
10~50万円 14.959%~17.950% |
最大50万円 | - |
アローはいつから増額出来る?追加融資の申し込み方法。中小消費者金融
アローの増額は、初回利用から約6ヶ月以上経ってから申し込み可能です。6ヶ月以内の場合は利用実績が積み上がっていないため審査落ちする可能性大。
増額審査はこれまでの利用状況を重視しますので、6ヶ月以上しっかりと利用して実績を積み上げてから申し込みしましょう。
6ヶ月〜1年順調に利用しているとアロー側から「増額しませんか?」と連絡がくることもあります。
【アロー フリーローンの概要】
商品名 | 使途自由フリーローン |
融資額 | 200万円まで |
貸付利率 | 15.00%~19.94%(実質年率) |
返済方式・期間・回数 | 残高スライドリボルビング 契約日より5年60回 元利均等返済(2~180回 最長15年以内)※相談の上、返済回数を設定 |
登録番号 | 登録番号:愛知県知事(4)第04195号
日本貸金業協会会員 第005786号 |
申し込み資格(全てを満たしていないと審査に通りません) | ・年齢24歳以上及び66歳以下
・貸金業者からの借入れが年収の3分の1を超えていない方 ・健康保険加入者 ・勤続1年以上(11カ月以下不可) ・安定した収入のある方 ・他社の延滞がない方 ・自営業の場合確定申告等年収証明が提出できること |
アローの増額方法は?
アローの増額は、HP内の「限度額増額・再利用の申し込みフォーム」から申請可能です。また、電話で申し込むこともできます。
画像:アロー公式サイト
申請フォームから申し込む場合、画面表示にしたがって必要項目を入力するだけでOKです。他社借入額を申告する項目がありますので、事前に借入額を把握しておきましょう。
申請が完了すれば、アローから申し込み内容の確認が電話でくるはずです。申し込みした内容と相違がないか確認されますので、正直に対応しましょう。
その後、増額審査に入ります。これまでの利用実績や返済状況、信用情報などをもとに審査が行われます。審査が完了すると審査結果がメールで届きます。
審査に通過していれば限度額の増額が反映されているはずです。それが確認できたら追加借入の申し込みをしましょう。
在籍確認はある?
アローの増額審査では、在籍確認は行われない傾向にあります。すでに新規申し込み時に在籍確認を行っていますので、勤務先に変化がなければ必要ないのです。
また、在籍確認の目的は返済能力を調査するため。アローを利用していて返済状況に問題がなければ返済能力は証明されますので、在籍確認をする必要がありません。
在籍確認が行われるケースは下記の2つ。
- 転職などで勤務先の変更がある
- 初回申し込み時よりかなり時間が経過している
勤務先に変更があれば、在籍確認が行われます。また、初回から時間が経過している場合も在籍確認を行われるかもしれません。
収入証明は必要?
消費者金融のアローでは、借入額が50万円を超える場合、収入証明が必要です。増額審査によって50万円を超える方は、下記のいずれかの書類を準備しておきましょう。
- 源泉徴収票
- 給与明細(直近2ヶ月分)
- 住民税決定通知書、納税通知書
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 収支内訳書
- 支払調書
- 所得証明書
- 年金証書、年金通知書
参考:アロー「ご提出いただく収入証明書について」
アローの増額審査を審査落ち・否決された!審査は厳しい?
アローの増額は審査がありますので否決される方も少なくありません。審査の厳しさは状況によって異なりますが、新規申し込みよりはスムーズなはず。
これまでの利用実績に問題なく、他社の借入額も多くなければ通過するでしょう。ただし、いくらまで借りられるかはアロー側が決めること。
もしかしたら希望額よりもかなり低めで可決されるかもしれません。そんな時は、別の貸金業社から借入するのも一つの手です。
【新規で借入するなら大手消費者金融】
審査時間 | 上限金額 | 実質年利 | |
SMBCモビット | 本審査まで最短15分(※) | 800万円 | 3.0%~18.0% |
プロミス | 最短3分で融資可能 | 500万円 | 4.5%~17.8% |
*申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
アローの増額審査に関する口コミ・評判
次にアローの増額審査に関する口コミ・評判を紹介します。
アローの良い口コミ
- 増額したら金利が下がった
- 個人再生した過去があるが可決してくれた
- 信用情報に傷があるのに30万円借りられた
アローの良い口コミでは、信用情報に傷があり、他社では審査落ちしてしまう人でも借りられたという声が多く見られました。これが一部で神金融と呼ばれる由縁です。
アローの悪い口コミ
- 審査に時間がかかる
- 金利が高い
- 銀行振込返済が不便
- 増額審査に通過しなかった
アローは審査に1日〜3日要しますので、即日借入できない可能性もあります。また、銀行振込返済が面倒と感じる方も多いでしょう。
消費者金融の悪い口コミでは審査に通過しなかったという声が一定数あります。しかしこれは仕方がありません。増額は借金が増えることを意味し、返済金額の負担も大きくなります。審査に通過しない理由は様々ですが、アローも商売ですから返済能力が低い人にお金は貸せないのです。
アローは柔軟審査がウリですがこれは様々な状況を考慮して審査してくれるという意味です。甘いわけではありませんので注意しましょう。
アローの増額審査に落ちる人の特徴
アローの増額審査に落ちる人の特徴は下記の4つです。
- アローの返済に遅れがち
- 総量規制をオーバーしている
- 他社を滞納中
- 態度が悪い
アローの返済が遅れがち
アローの返済が遅れがちな方は「返済能力が怪しい」「約束を守らない」と判断され増額審査に通りません。
アローのような中小消費者金融は信用情報や属性と同じくらい「信用」を大事にしています。審査に通るには信用してもらわなければ無理です。すでに返済日を守れていない人に追加融資するほど甘い会社ではありません。
もし返済に遅れたことがある方は、「遅れずに返済した」期間が6ヶ月以上積み上がるまで待ってから申し込みしましょう。
総量規制をオーバーしている
消費者金融は「総量規制」という法律で年収の1/3を超える貸付けが原則禁止されています。他社を含めすでに総量規制をオーバーする借入をしている方は、増額審査に通りません。
現在の借入金額を減らすか、収入をあげて申し込みするしか方法はないでしょう。ただ、銀行カードローンは総量規制の対象外ですから審査に通過する可能性はあります。
また、総量規制オーバーでも利用でき、金利も下がる中央リテールがおすすめです。
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銀行カードローン審査ゆるいのはどこ?極甘審査ファイナンスがあるのかも解説
他社を滞納中
現在他社の支払いを滞納中の方も審査落ちします。アローは過去に金融事故を起こした方でも柔軟に審査してくれることで有名です。
しかし、過去ではなく現在滞納している場合はすでに「返済能力が低い」「金融機関に迷惑をかけている」という印象が強く増額審査に通りません。
61日以上の長期滞納は信用情報に記載され、他社の新規申し込みも通過しませんので注意しましょう。
態度が悪い
アローは現在安定した収入がありしっかり生活している方なら、多少信用情報に問題があっても考慮してくれます。
しかし、アローの質問に正直に答えない、嘘をつく、態度が横暴な方は「トラブルになるかも」と警戒してしまいます。印象の悪さで損をしないよう、誠実に対応しましょう。
アローの増額審査で注意したいこと
アローの増額審査で注意したいことは、審査に結果によっては「減額」の可能性もあることです。
例えば初回申し込み時より…
- 収入が減った
- 他社借入額が増えた
- 信用情報に滞納などの傷がついた
このような変化があれば、審査落ちと減額という2つのダメージを受けます。利用可能額をあげようと思って審査を受けたのに、減額してしまうなんてショックですよね。
もし生活状況に変化のある方は他社の新規申し込みをおすすめします。
アローの増額が合わない人は新規申し込みがおすすめ
前述したようにアローの増額が合わない方は新規申し込みがおすすめです。信用情報に傷がない方は、下記の大手3社を検討してみてください。
即日融資可能なので、アローの審査よりも早く借入できる可能性があります。
審査時間 | 上限金額 | 実質年利 | |
SMBCモビット | 本審査まで最短15分(※) | 800万円 | 3.0%~18.0% |
プロミス | 最短3分で融資可能 | 500万円 | 4.5%~17.8% |
*申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
もし信用情報に傷があり大手の審査に自信がない方は下記の3社がおすすめです。
即日融資 | 上限金額 | 実質年利 | |
セントラル | 可能 | 300万円 | 100万円未満:4.80%~18.00%
100万円以上:4.80%~15.00% |
フクホー | 可能 | 200万円 | 7.30%~15.00% |
フタバ | - | 50万円 | 1~10万円未満4.959%~19.945%
10~50万円 14.959%~17.950% |
上記3社はアローと同じく中小消費者金融です。独自の審査基準を設けていますので、大手で借入できない事情をお持ちの方でも、しっかり審査してくれます。
アローの増額に不安がある方は、この3社を頼ってみましょう。
まとめ
アローの増額審査は、WEBや電話で申し込み可能です。増額には審査がありますが、初回利用から6ヶ月以上実績を積み、返済の遅れがなく他社の借入額も多くなければ可決される可能性が高いでしょう。
とはいえ、増額=借金が増えるということですから返済計画をしっかり立て、借りすぎないよう注意してください。
アローの返済に遅れがちな方や生活状況に変化のある方は、増額審査により減額される可能性があるため新規申し込みをおすすめします。