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年収400万で住宅ローン3500万はきつい?地獄?

「年収400万あれば頭金なしで住宅ローンを組んでも大丈夫?」
「年収400万で3,500万の住宅ローンを組むのは無理?」

住宅ローンを組んで自分の持ち家をゲットしようと考えている方は、このような悩みを抱えていませんか?

年収400万で住宅ローンを組むために、何から始めれば良いかわからない方も多いはずです。

本記事では、年収400万で住宅ローンを頭金なしで組む場合・3,500万円の物件を狙う場合・40歳で申し込む場合などを、シュミレーションを用いて解説します。

年収400万円なら頭金なしで住宅ローンを組める?

年収400万円なら、頭金なしで住宅ローンを組めます。

ただ、近年では頭金なしで家を借りられるケースも増えてきましたが、フルローンで住宅購入する場合はデメリットがあるのも事実です。

まずは、住宅ローンを頭金なしで借りるデメリットと年収400万円の方にとっての理想的な頭金を紹介します。

住宅ローンを頭金なしで借りるデメリット

住宅ローンを頭金なしで借りると、毎月の返済負担額が大きくなります

借入額が増えるほど住宅ローンにかかる金利は大きくなるため、将来計画をしっかりと立てて、家計を圧迫しないような対処が必要です。

また、頭金なしで多額のローンを組むと、貸倒れのリスクが高まることから、審査に通りにくくなる点もデメリットと言えます。

年収400万円の理想的な住宅ローンの頭金は約220〜440万円

年収400万円で2,200万円の住宅ローンを組む場合、理想的な頭金は約220〜440万円です。

一般的に、頭金は購入する住宅価格の10〜20%ほどが目安と言われており、中には30%入れる方もいます。

仮に30%の頭金を入れた場合、実際に借りる金額を約1,500万円まで抑えられるので、返済負担額の大幅ダウンが見込めるでしょう。

ただし、頭金を入れすぎると急な出費に対応できません。長い目で見て、無理ない返済プランを立てることが重要です。

年収400万円40歳の場合、いくらまで住宅ローンを借りられる?

年収400万円の40歳の方は、約2,200万円まで住宅ローンを借りられます。目安としては、約2,500万円までの借入が限度でしょう。

借入上限額を割り出すためには、銀行も審査基準に用いている「年収倍率」を使って算出できます。

「年収×5(年収倍率)=借入上限額」という計算式で、借りられる住宅価格を把握することが可能です。

ちなみに、年収倍率は5〜6が一般的な数値ですが、8倍に設定している銀行もあります。

年収400万円の住宅ローン!無理なく返せる額は約6万円

頭金なしのデメリットや年収400万円の住宅ローンにおける借入上限額を理解したところで、次は無理なく返せる金額を紹介します。

結論、年収400万の場合に毎月負担なく返せる額は約6万円です。6万円が割り出される理由や住宅ローンの返済シュミレーションを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

返済負担率は20〜25%に抑えよう

無理ない返済額は、手取り収入の20〜25%で算出でき、この数値を「返済負担率」と言います。

返済負担率は年収に対する年間返済額で、計算する際は住宅ローンだけでなく、自動車ローンやカードローンも含めなければなりません。

つまり、全ての借金返済額を考慮した上で、返済負担率を20〜25%に抑えられれば、毎月ゆとりを持って返済できるわけです。

年収400万円の理想的な月々の返済額は約6万円

前述した内容をもとに、年収400万円の理想的な返済額を計算すると「26万×20〜25%=5万2,000〜6万5,000円」と割り出されます。

上記の計算式は、ボーナスなし・年収400万円・手取り収入26万円と仮定した場合です。

しかし、住宅ローンは変動金利・固定金利、元利均等返済・元金均等返済、借入期間など、さまざまな条件によって金額が異なります

正確な借入限度額や返済額を知りたい場合は、返済シュミレーションを活用すると、さらに理解が深まるでしょう。

年収400万円の理想的な住宅ローン返済シュミレーション

参考までに、借入期間と金利タイプ別に、理想的な返済シュミレーションをまとめました。年収400万で住宅ローンを組む予定の方は、要チェックです。

【借入期間】

借入期間 月々の返済額 総返済額
25年 8万3,821円 2,515万円

(うち利息:115万円)

30年 7万497円 2,538万円

(うち利息:138万円)

35年 6万983円 2,565万円

(うち利息:162万円)

※借入額:2,400万円・変動金利:0.375%・ボーナス返済:なし

【金利タイプ】

金利タイプ 月々の返済額 総返済額
全期間固定:0.940% 6万7,079円 2,819万円

(うち利息:419万円)

10年固定:0.495% 6万2,247円 2,615万円

(うち利息:215万円)

変動:0.375% 6万983円 2,565万円

(うち利息:162万円)

※借入額:2,400万円・借入期間:35年・ボーナス返済:なし

年収400万円で3,500万円の住宅ローンを組むのは地獄、きつい

年収400万円で3,500万円の住宅ローンを組むのは、危険です。

危険な理由を知るために、以下の条件で住宅ローンを組むと仮定してみましょう。

  • 借入額3,500万円(頭金なし)
  • 固定金利:0.375%(変動なし)
  • ボーナスなし
  • 元利均等返済
  • 返済期間:35年

住宅保証機構株式会社が提供する住宅ローンシュミレーションで計算すると、毎月の返済額は88,934円になります。

手取り26万円のうち、返済額の88,934円は約34.2%を占めており、理想的な返済負担率の20〜25%を超えています

返済額に加えて、融資手数料・保証料・固定資産税などの出費を考慮すると、無理のある借入はあまりおすすめできません。

3,500万円の住宅ローンを組めるのは年収いくら?

3,500万円の住宅ローンを組む場合、年収600万円以上あると安心です。

まず、3,500万円の住宅ローンを組むと、以下のようなシュミレーション結果が出ます。

借入期間 15年 25年 35年
毎月返済額 21万7,260円 13万9,978円 10万7,165円
総支払額 3,910万6,810円 4,199万3,314円 4,500万9,113円

※頭金なし・固定金利:1.5%(変動なし)

この数字をもとに、年収別の返済負担率を計算すると、以下の通りです。

15年 25年 35年
500万円 52.1% 33.6% 25.7%
600万円 43.5% 28.0% 21.4%
700万円 37.2% 24.0% 18.4%
800万円 32.6% 21.0% 16.1%

※縦軸:年収|横軸:返済期間

※固定金利:1.5%(変動なし)の場合

理想的な返済負担率である20〜25%に収まっているのは、年収600万円で35年かけて返済した場合です。

さらに、年収700〜800万円なら最短25年の返済でも負担が少なく、35年かけてゆっくり返す場合は、かなり余裕を持ってお金を返せます。

年収400万円で住宅ローン審査に落ちる理由

年収400万円で住宅ローン審査に落ちる理由は、主に5つ挙げられます。

  • 信用情報に傷がある
  • 年収に対して購入物件が高すぎる
  • 団信の審査に通らない
  • 申し込み内容に不備がある
  • 他の借入額が多い

申し込み内容に不備がある・他の借入額が多い場合は、信用情報にも影響する可能性があります。

申し込みで必要な情報を誤って入力してしまっても「審査に通れるよう嘘をついたのでは?」と疑われることも。

借入額の多さ・年収に対する購入物件が高すぎるのも「家を買うために貸したお金を本当に返してくれるのか?」と、返済能力に期待できないのが審査落ちの理由です。

また、怪我や病気が原因で住宅ローンを払えなくなったとき「団信(=団体信用生命保険)」が代わりに対応してくれます。

本審査の段階で団信の審査が行われますが、病歴や現在治療中の病気が原因で審査に落ちるケースもあります。

まとめ

年収400万円の方が住宅ローンを組む際に押さえておくべき頭金・上限額・返済額は、以下の通りです。

頭金 約220〜440万円(住宅価格の10〜30%)
上限額 約2,200万円〜2,500万円(年収倍率5〜6倍)
返済額/月 約6万円(返済負担率20〜25%)

これらの金額は、購入する物件の価格・年収・年齢・返済期間・返済方法・金利などの条件によって異なります

毎月の返済における負担を減らすためにも、フルローンではなく、頭金を1〜2割ほど入れてローンを組みましょう。

まずは、無料で利用できる住宅ローン相談サービス「ローンご融資相談センター
」を活用して、自分にどの銀行がピッタリなのかを相談してみてください。

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