「車が欲しいけどマイカーローンはどこがいいの?」
「低金利のマイカーローンを知りたい!」
車が欲しい人の中には、マイカーローンで悩んでいる方は多いのではないでしょうか?車は高額ですし、金利は大きな負担になりますから、低金利で借りられるローンを選びたいですよね。
とはいえ、車のローンは数も多いためどこを選んだらいいか迷ってしまうでしょう。
そこでこの記事では、おすすめの低金利マイカーローンをご紹介し、メリット・デメリットについても解説します。
マイカーローン低金利のおすすめはどこ?
マイカーローンを検討する方の中で、なるべく低金利で済ませたい方も多いのではないでしょうか?
ここでは、以下4つのマイカーローンをご紹介します。
- 銀行マイカーローン
- ろうきんマイカーローン
- ディーラーカーローン
- 自社ローン
銀行マイカーローン
銀行マイカーローンとは、三菱UFJ・三井住友などのメガバンクや地方銀行が提供する自動車ローンです。特徴は、低金利と使い勝手がいいこと。
銀行マイカーローンの金利は、大体2〜4%程度で、ディーラーローンよりも低くなっています。
さらに、免許取得や車検などにも使用でき、非常に使い勝手がいいローンです。
一方、貸付を行えるかどうか見極めるための「審査」が厳しく、手続きがめんどくさい点がデメリットです。
また、審査に必要な書類の種類が多く、申し込みから融資決定まで時間がかかります。借入をスムーズに済ませたい人にとってはあまりおすすめできません。
ろうきんマイカーローン
ろうきんマイカーローンは、ろうきんが提供する自動車ローンです。特徴は、ろうきん組合員は金利や審査が優遇されることです。
組合員は、一般の申込者よりも低金利で自動車資金を借りられます。
団体会員の構成員 | 生協会員の組合員
および同一生計家族 |
その他一般の勤労者 | |
固定金利 | 年2.9% | 年3.1% | 年3.9% |
変動金利 | 年2.4% | 年2.6% | 年3.675% |
保証料 | 保証料は当金庫が負担 |
※上記金利の適用期間は2022年9月30日ご融資実行分まで
上記は、中央ろうきん(=中央労働金庫)のカーライフローンになりますが、組合員になれば、一般より優遇されているのがわかります。
一方、非組合員だと金利が高くなることがデメリットです。金利が高くなると、その分、支払い総額も大きくなるため、一般組合員と比較すると返済総額の差が大きいです。
組合員だからこそお得に利用できるマイカーローンとなり、非組合員からすると不平等に感じるでしょう。
ディーラーカーローン
ディーラーカーローンとは、車を購入する販売店(ディーラー)で契約するマイカーローンのことです。
メリットは、手続きが簡単なことと審査が通りやすい点です。
購入先でローン手続きを行えるため、複雑な手続き手順がなく、簡単に申し込むことができます。
一方、デメリットは、ローンを払い終えるまでの車の所有者は「ディーラー」になることです。
ローンを払い終えるまで、所有権はディーラーにありますから勝手に売却することもできません。また、ディーラーローンは金利が大体4〜8%程度あり、少し高めに設定されているのも大きなデメリットでしょう。
自社ローン
自社ローンとは、通常の自動車ローンとは違い、販売店が自社で提供しているローンのことです。
特徴は、金利がつかないこと、信販会社を通さないことが挙げられます。
一般的なカーローンは、金利7%前後ですが、自社ローンの場合は金利がかからず契約時の金額以上に支払う必要はありません。そのため、支払い総額が把握しやすい点が大きなメリットです。
しかし、金利がかからない代わりに、手数料や保証料が借入金の約10〜20%かかることが多く、車体価格も相場より高く設定されている場合があります。
金利がつかない分、別な部分でお金がかかりますから、利用者はデメリットを感じやすいでしょう。
マイカーローンで車を購入するメリット
ここからは、マイカーローンで購入する3つのメリットをご紹介します。
- 愛着を持って1台の車に乗り続けられる
- カスタマイズが自由にできる
- 頭金を入れると金利負担が少ない
愛着を持って1台の車に乗り続けられる
1つ目のメリットは、愛着をもって長く乗れることです。
ローンは、毎月継続して一定額を支払う仕組みとなっています。そのため、ローンを支払っている期間分、車を所有できるので、必然的に長く利用できます。
特に、車をローンで購入する際、3年〜5年でローンを組むのが平均的です。数年間、愛着もって長く乗れるのは利用者にとって大きなメリットでしょう。
カスタマイズが自由にできる
2つ目のメリットは、カスタマイズが自由にできることです。ローンで購入した場合、自分のものとなるため、自分の思った通りにカスタマイズできるのがメリットです。
レンタカーやカーシェアリングでは、他の人と車を共有しなければいけないため、自由にカスタマイズすることはできません。
その点、自分しか乗らない車であれば、他人を気にせず自由に扱えるので、カスタムしても問題ないでしょう。
ただし、車検に合格する範囲でのカスタムに限るので、注意が必要です。
頭金を入れると金利負担が少ない
3つ目のメリットは、頭金を入れると金利負担が軽減されることです。車購入時に頭金を多めに入れると、それまでにお金を貯めていた計画性が評価されて、支払い能力があるという印象を持ってもらえます。
そのため、適用される金利が優遇されるケースがあるのです。また、頭金を用意すれば、必然的にローンの金利負担が軽減されます。
仮に、200万円の車をマイカーローンで購入する際、頭金なしの場合、200万円全額が借入金となり利息がつきます。
一方で、頭金として20万円を支払った場合、借入金は200万円から20万円を差し引いた180万円となります。
このことから、200万円で購入するよりも頭金20万円を入れて購入すれば、金利負担が軽減されるため、購入者はメリットを感じられるでしょう。
マイカーローンで車を購入するデメリット
マイカーローンで車を購入する際、メリットだけでなくデメリットも把握しておきたいところです。ここでは、ローンで車を購入する以下4つのデメリットをご紹介します。
- 審査が厳しい場合がある
- 頭金や維持費がかかる
- 金利によって支払い総額が増える
- 途中で車を手放したい場合残金を一括返済する必要がある
審査が厳しい場合がある
1つ目のデメリットは、審査が厳しい場合があることです。
自分が乗りたい車があっても、必ずしも乗れるとは限らず、場合によっては審査を通過できないことが考えられます。
一般的に、金利が低いローンを組むほど、審査が厳しい傾向にあります。審査が通らないことで、車が乗れなくなる可能性があるのは大きなデメリットでしょう。
頭金や維持費がかかる
2つ目のデメリットは、頭金や維持費がかかることです。車を購入することは、維持をしなければならないため、必然的に毎月かかる維持費を支払わなければなりません。
- 毎月のローンの返済額
- 駐車場代
- ガソリン代
- 保険
- 自動車税
- 車検
- メンテナンス費用
上記が主にかかる維持費ですが、これだけでもかなりの金額がかかることがわかります。特に、近年燃料費の高騰によってガソリン代が上がっていたり、2年に1度の車検は、車の維持費として高くかかりがちです。
また、頭金をいれなければ金利が高くつくため、初期費用も多くかかります。頭金は支払い総額の10〜30%が相場となり、初期費用はそれなりの出費が必要です。
よって、初期費用と維持費用が高額になるのは、購入者の負担が大きく、デメリットとなるでしょう。
金利によって支払い総額が増える
3つ目のデメリットは、金利によって支払い総額が増えることです。マイカーローンの金利が増えると利息も増える仕組みとなっています。
マイカーローンの金利は、ディーラーや銀行などローンの種類によって、支払い総額が大きく異なります。銀行・ろうきんは金利が低いですが、ディーラーローンは高めです。金利によって、利息額が異なりますから注意が必要です。
また、短期で組んだローンと比較し、長期ローンを利用すると、その分利息の負担額が増えます。
利息は毎月の元金にかかりますから、借入期間が長ければ長いほど支払う利息が増え、借入総額が高くなってしまうのです。
このことから、金利によって支払い総額が増えるので、利用者の負担が大きくデメリットとなるでしょう。
途中で車を手放したい場合残金を一括返済する必要がある
4つ目のデメリットは、車を手放す際に残金を一括返済することです。ローンを組んで車を購入する行為は「その期間車に乗ります」という意思表示をしているようなものです。
そのために、完済するように毎月一定額を支払っているので、仮に途中で手放したいとなった場合、ローンの返済額が残ってしまいます。
仮に途中で手放したい場合、残金を一括返済しなければならないため、一気に負担が大きくなります。このことから、ローンを組んでしまうと他車に乗り換えずらく、融通がきかないためデメリットと感じるでしょう。
マイカーローンが合わない方はカーリースがおすすめ
マイカーローンにはメリットもありますが、融通がきかなかったり金利が高くついて支払い総額が大きくなる、維持費がかかるなどのデメリットも大きいです。
もし、マイカーローンが合わないと感じている方は、カーリースがおすすめです。ここでは、カーリースがおすすめな以下3つの理由をご紹介します。
- 初期費用・頭金0円、車検・メンテナンスも0円
- 新車・好きな車種に乗れる
- 毎月支払う額が一定
カーリースなら初期費用・頭金0円、車検・メンテナンスも0円
1つ目の理由は、初期費用・頭金、車検・メンテナンス費用がかからないことです。
車は決して安い買い物ではなく、頭金や車検費用のためにお金を貯める方も多いです。そのため、初期費用や維持費・車検代がきついと思う方もいるでしょう。
しかし、カーリースであれば、月々支払う料金のみで、税金・登録費用などの諸経費もコミコミです。頭金を用意する必要もありません。
余計なお金がかかりませんから、余裕を持ったカーライフがおくれます。
新車・好きな車種に乗れる
2つ目のおすすめ理由は、新車・好きな車種に乗れることです。取り扱っている車種は、各カーリース会社によって異なりますが、中には国産メーカー全種類や全車種を揃えている会社もあります。
豊富な車種から自分の好きな車を選べる点が、利用者にとっては嬉しいポイントです。また、現行モデルの新車が用意されている会社も多く、購入した車と同様、メーカー保証もしっかりとついています。
安心して自分の好きな新車に乗れることは大きなメリットです。
毎月支払う額が一定なので安心
3つ目は、月々の支払い額が一定であることです。前述したように車を購入する場合、初期費用やメンテナンス費用がかかりますが、カーリースでは毎月一定の金額を払えば車を利用できます。
カーリースの月額料金には、車両代金以外にも保険料や自動車税、登録料などが含まれています。車を購入するよりも負担が少なく済むことが大きなメリットです。
マイカーローンよりおすすめのカーリース4選
マイカーローンが向いていないと感じる方は、カーリースの検討が妥当ですが、カーリースといっても多くの種類があるため、悩む方も多いでしょう。
ここでは、マイカーローンよりおすすめのカーリースを4つご紹介します。
- リースナブル
- 定額かるもくん
- KINTO
- ニコノリ
リースナブル
リースナブルは、とにかく安くて有名なカーリース会社です。月々8,000円からリース可能で業界でも最安値となるため、利用者は無理のないお支払いで好きな車を堪能できます。
例えば、人気車種であるホンダ「N-BOX」は、他社と比較しても圧倒的な安さで利用可能です。
月額 | |
リースナブル | 8,000円〜 |
オリックスカーリース | 19,140円〜 |
コスモMyカーリース | 22,660円〜 |
最安値が10,000円以上安くなれば、それだけで選ばれる理由となるでしょう。
《リースナブルを利用するメリット》
- 納車が早い
- 国産車5メーカーから好きな車を選択可
- 途中解約可能
定額カルモくん
定額カルモくんは、業界最長の11年契約を実現したお得なリース会社です。頭金などの初期費用が不要でボーナス払いがない点が、大きなメリットです。
毎月の利用料金に、車の購入時に必要な諸費用が含まれているため、初期費用は必要ありません。また、契約満了時に車がもらえる点も大きなメリットです。
《定額カルモくんを利用するメリット》
- サポート体制が充実
- 独自のサービスが豊富
- 24時間いつでも申し込み可能
- 法人にも対応
KINTO
KINTOは、トヨタグループの株式会社KINTOが運営するカーリース会社です。特徴は、お得に新車を乗れること。
他社リースの場合、オプション選択で月額料金にメンテナンス費用が加算されるところが大半ですが、KINTOではそのような費用は全てコミコミで月額定額となります。
実際に、トヨタ車で人気のルーミーをリースした際の他社比較をまとめました。
3年リース | 5年リース | |
KINTO | 37,180円 | 34,540円 |
定額カルモくん | 44,259円 | 39,293円 |
コスモMyカーリース | 57,530円 | 43,890円 |
このように、KINTOでは他社と比較して安く使用できます。特に、定額カルモくんとコスモMyカーリースの場合、この金額にプラスして任意保険料金が加算されるため、他社と比較して圧倒的に安いでしょう。
《kintoを利用するメリット》
- 途中で乗り換え可能
- サポート体制が充実
- webで一括契約可能
- ポイントを貯められる
ニコノリ
ニコノリは、株式会社MICが運営するカーリースサービスです。契約期間中、ガソリン代が1リッターあたり5円の割引や自動車保険を安くできるニコノリ専用自動車保険が適用できるなどの特典があるのがメリットです。
特に、ニコノリ専用自動車保険をつけると、保険料が一定のため、仮に事故を起こしたとしても保険料がアップすることはありません。
事故なしの場合でも、5年後15等級運用で3万円程安くなると言われてます。このことから、ニコノリでは独自の特典により、コスパ良く利用できるのが魅力でしょう。
《ニコノリの特徴》
- 新車が自宅に届く
- 点検や設備などがしっかりしている
- 審査に通りやすい
まとめ
本記事では、おすすめのマイカーローンをご紹介し、マイカーローンが合わない方向けにカーリースについても解説しました。
マイカーローンは、低金利のところもありますが、審査が厳しかったり購入後の維持費用が高額になったりなどのデメリットも多くあります。
カーリースであれば、初期費用や維持費用などがかからずに、毎月一定額のお支払いで無理なくカーライフを楽しめます。まずは、マイカーローンのメリット・デメリットを把握し、合わないと感じた方は本記事でご紹介したカーリースを検討してみてはいかがでしょう。