クレジットカードでの支払いは、お得で便利な決済方法の1つです。
コンビニでは少額の支払いが多いため、クレジットカードではなく現金で支払っている方も多いかもしれません。
しかし、コンビニの利用が多い方は、クレジットカード払いがおすすめです。ポイント還元率の高いクレジットカードで支払えば、ポイントを貯めながらお買い物ができます。
そこで今回は、コンビニ大手3社でおすすめのクレジットカードをそれぞれ紹介します。クレジットカード払いの方法も解説しますので、参考にしてください。
コンビニでおすすめのクレジットカード

コンビニごとにお得に使えるクレジットカードは異なります。
コンビニ大手3社のおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- セブンイレブン:セブンカードプラス
- ローソン:ローソンPontaプラス
- ファミマTカード
よく利用するコンビニに合わせてクレジットカードを作れば、ポイントをどんどん貯められます。あなたにとって最適な1枚を選びましょう。
セブンカードプラス:セブンイレブン

セブンイレブンでお得にお買い物できるおすすめなクレジットカードは、セブン&アイホールディングスが発行するセブンカードプラスです。
セブンイレブンでの利用時は、10%のポイントが貯まります(※)。
また、nanacoへのチャージでも200円につき1ポイント貯まるのでお得です。
さらにnanacoにクレジットチャージをしてnanacoで支払えば、ポイントが2重取りできます。
この他にも、セブン&アイホールディングスの対象店で受けられる割引やポイント還元率アップ特典もあります。
セブンカードプラスの主な特典
- 8のつく日は全国のイトーヨーカドーで5%OFF
- イトーヨーカドーの利用で還元率1.0%
- 利用額に応じてボーナスポイントがもらえる
セブンカードプラスは、セブンイレブンはもちろんイトーヨーカドー、デニーズなどセブン&アイグループでのお買い物が多い方におすすめの1枚です。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・JCB |
ポイント還元率 | 0.5% |
申し込み条件 | ・18歳以上で本人または配偶者に継続して安定した収入がある方 ・18歳以上の学生(高校生除く) |
※2:事前にセブンカード・プラスを「7iD」にご登録いただく必要があります。
※3:nanacoポイント9.5%とセブンマイル0.5%の合計で10%還元となります。
※4:一部、お支払い方法・商品・サービスの対象外があります。
※5:「7iD」はセブン&アイグループ各社/提携企業の色々なサービス(通販サービス、各店舗のアプリ、
実店舗でのお買物など)で共通してご利用いただける会員IDです。
ローソンPontaプラス:ローソン

ローソンの利用が多い方は、ローソン銀行が発行するローソンPontaプラスがおすすめです。
ローソンでの利用時のPontaポイント還元率が最大6%と大変高くなっています。
通常時の還元率
- 0時~15時59分:1%(200円で2ポイント)
- 16時~23時59分:2%(200円で4ポイント)
毎月10日・20日の還元率(ローソンアプリで事前エントリー必要)
- 0時~15時59分:3%(200円で6ポイント)
- 16時~23時59分:6%(200円で12ポイント)
夕方から夜の時間帯にローソンで利用すれば、どんどんポイントが貯まります。
また、人気のウチカフェスイーツ(一部対象外あり)購入はいつでも10%還元(獲得上限:月1,000ポイント)です。
さらに毎月最終水曜日には、会員限定お試し引換券をお得にゲットできます。所定のPontaポイント数で対象商品の引換券がもらえる特典です。
Pontaポイントを貯めながらお得な引換券までもらえるため、ローソンの利用頻度が高い方は持っていて損がない1枚でしょう。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | 1% |
申し込み条件 | ・満18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある方(高校生除く) ・日本国内在住の方 |
ファミマTカード:ファミリーマート

ファミリーマートの利用が多い方には、ファミマTカードがおすすめです。
ファミリーマートでの利用時は、還元率が最大4%です。カード提示で1%、クレジットカード払いで3%のポイントが還元されます。
Vポイントを効率的に貯めたい方にもファミマTカードがおすすめです。
ただし、初期設定がリボ払いになっているため注意しなければなりません。そのまま利用すると、リボ払いが適用され手数料が発生します。
支払い月の前月25日までに「ずっと全額払い」に設定を変更しておきましょう。
設定の変更方法は、店頭支払いコースを登録している方と口座引落コースを登録している方で異なります。
- 店頭支払いコースの場合:ファミマ店内のFamiポート「ファミマTカードメニュー」より変更
- 口座引落コースの場合:会員専用ネットサービスより変更
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.5% |
申し込み条件 | ・18歳以上で連絡が可能な方 ・高校生は卒業年度の1月よりWebでのみ申し込み可能 |
コンビニでのクレジット払いが迷惑って本当?

コンビニでは少額のお買い物が多く、クレジットカード払いは迷惑ではないかと考える方もいらっしゃいます。
サインや暗証番号の入力など時間がかかるイメージがあるのかもしれません。
しかし、少額ならサインや暗証番号は不要です。サインや暗証番号が必要になる金額は、以下の通りです。
セブンイレブン | 10,001円以上 |
ローソン | 10,000円以上 |
ファミリーマート | 10,000円以上 ※一部のクレジットカードは4,000円以上でサインが必要になる場合あり |
クレジットカードを端末にタッチしたり、差し込んだりするだけで支払いが完了します。現金でやりとりするよりも早く、おつりのミスもありません。
コンビニ側にも購入者側にもメリットがある決済方法なので、迷惑ではないかと心配する必要はありません。
コンビニでクレジットカード払いができないもの

コンビニで購入できるもののなかで、換金性が高いものや他機関の業務を代行しているものは、クレジットカードでの支払いができません。
コンビニでクレジットカード払いができないものには、以下のようなものがあります。
- 公共料金や税金など振込用紙での支払い
- はがきや切手、収入印紙
- 商品券や金券
- 地域指定のごみ袋や粗大ごみ処理券
公共料金や税金など振込用紙での支払い
公共料金・各種税金などの振込用紙を使った支払いは、基本的に現金のみです。クレジットカードを利用すると、コンビニ側に手数料が発生するためです。
公共料金や税金などの支払いは、コンビニの売り上げにはなりません。利益がないのに手数料が発生すれば、コンビニの損失になります。
ただし、ファミリーマートの場合はファミマTカードで公共料金(電気代・ガス代・水道料金)の支払いができます。
はがきや切手、収入印紙
はがきや切手、収入印紙もクレジットカード払いができません。コンビニの売り上げにならないにもかかわらず手数料が発生するためです。
はがきや切手などの販売は、日本郵便の業務を代行しているにすぎません。クレジットカード払いに対応してもコンビニ側にはメリットがないため、現金払いのみになります。
商品券や金券
商品券や金券、プリペイドカードなども現金払いになります。これらは、換金性があるためです。
クレジットカードで購入したものの現金化は、カード会社の利用規約で禁止されています。
地域指定のごみ袋・粗大ごみ処理券
地域指定のごみ袋や粗大ごみ処理券もクレジットカード払いができません。各自治体の代わりに販売しているだけで、コンビニの売り上げにならないためです。
地域指定ではない一般的なごみ袋であれば、クレジットカードで支払えます。
セブン-イレブンでのクレジットカードの使い方

セブン-イレブンでは、セミセルフレジを導入しています。
店員が商品のバーコードのスキャンを行ってくれますが、支払い方法の選択や支払いは購入者が行わなければなりません。
ここでは、セブン-イレブンでのクレジットカードの使い方を解説します。
コンタクトレスマークの付いたクレジットカードの場合
コンタクトレスマークがついたクレジットカードで支払う場合は、タッチ決済ができます。
液晶パネルで「クレジットカード」を選択したあとに、読み取り部分にクレジットカードをかざします。
読み取り部分が緑色に点滅したら、支払い完了です。読み取り部分にかざして1〜2秒ほどで決済は完了します。
セブンイレブンは、以下のタッチ決済に対応しています。
- Visaタッチ
- Mastercardコンタクトレス
- JCBコンタクトレス
- アメックスコンタクトレス
- ダイナースクラブコンタクトレス
- ディカバーコンタクトレス
ただし、タッチ決済の上限金額は1万円までと決まっています。1万円以上のお買い物の場合は、PINパッド部に挿入する必要があるので気をつけましょう。
ICチップ付きクレジットカードの場合
ICチップ付きのクレジットカードを利用する場合は、液晶パネルで「クレジットカード」を選択後、PINパッド部にクレジットカードを差し込みます。
決済が終わったら「カードをお取りください」とアナウンスが流れるので、クレジットカードを引き抜いて完了です。
少額の場合は、支払い時にサインや暗証番号が不要です。1万円以上の支払いの場合は、暗証番号の入力またはサインが必要になります。
ICチップなしのクレジットカード場合
ICチップなしのクレジットカードの場合は、液晶パネルで「クレジットカード」を選択後、スキャナーにクレジットカードを差し込んでスライドさせます。
以前は、店員にクレジットカードを渡して処理してもらっていましたが、現在は購入者がやる必要があります。
まとめ
コンビニ大手3社でおすすめのクレジットカードをそれぞれ紹介しました。
- セブン-イレブン:セブンプラスカード
- ローソン:ローソンPontaプラス
- ファミリーマート:ファミマTカード
1回のお買い物は少額でも、積み重なれば大きな金額になります。コンビニに合わせてクレジットカードを作れば、ポイントも貯まって大変お得です。
また、現金払いよりも会計がスムーズになるので、少額の支払いにクレジットカードを使うのは迷惑ではないかと考える必要もありません。
利用頻度の高いコンビニに合わせてクレジットカードを作ってみてはいかがでしょうか。
コメントを書く