リボ払いがヤバイ3つの理由!地獄の体験談と返済できないときの対処法

リボ払いがヤバイ3つの理由!地獄の体験談と返済できないときの対処法

「リボ払いの返済がきつい」「リボ払いを続けるとどうなる?」などリボ払いについて不安を抱えていませんか?

返済が毎月一定のリボ払いは、高額商品を購入しても月の返済額が低いため一見便利に見えますよね。しかし、計画的に利用しなければあっという間にリボ地獄にはまってしまいます。

実は私も150万円のリボ地獄にはまったことがあります。返済は毎月50,000円でしたがそのうち利息はなんと20500円でした。

この記事では、リボ地獄にはまったことのある筆者が、リボ払いのヤバイ理由と体験談、リボ地獄から抜ける方法を解説していきます。



【使用シーン別おすすめのクレジットカード】

使用シーンクレジットカード名
ドン・キホーテユーザーにおすすめUCSマジカドンペンカード
楽天ユーザーなら楽天カード
ホットペッパーユーザーならリクルートカード
イオンユーザーならイオンカード



目次

リボ払いは地獄!ヤバイと言われる3つの理由

まずはリボ払いがヤバイと言われる3つの理由を解説します。

金利手数料が高い

まず1つ目のヤバイ理由が「金利手数料が高い」ことです。リボ払いの手数料は一般的に15%前後。銀行カードローンでお金を借りると13%〜15%の金利手数料がかかりますので、ローンを利用しているのと同じ状態です。

例えば仮に20万円、手数料15%のリボ払いを月1万円で支払う場合、いくらの手数料がかかるか見てみましょう。

※残高スライド元利定額方式とは借入残高に応じて月々の返済金額が変動する返済方式のこと

毎月の返済額元金手数料
10,0007,500 円2,500円
  • 返済回数:24回
  • 返済総額:231,576 円(内手数料 31,576 円)


ご覧のように、毎月10,000円の支払いをしているのに実際に減っている元金は7,500円です。なんと毎月2,500円の手数料がかかっています。

2,500円が無駄にお財布から出ているということです。20万円を借りて、手数料 31,576 円を支払う。手数料というのは物が手に入るわけでもなく、何の経験にもならないお金です。本来3万円あれば、ちょっとした旅行に行けますし、貯金もできますよね。

リボ払いは50万円、100万円と金額が大きくなるほど毎月の返済額と手数料が大きくなります。私が150万円のリボを返済している時は、毎月5万円近く払いそのうち2万円が手数料でした。

これって本当にヤバイことですよね。当時の年収は400万円ほどでしたがリボの手数料で年間24万円支払っていることになれば、実質の年収は376万円。しかもその24万円には税金の控除もありません。

リボ払いの金利は高い!リボ返済で地獄を見た私は2度とリボを利用しようとは思いません。

支払額が一定で元金がなかなか減らないので返済が長期化する

2つ目のヤバイ理由は「支払額が一定で元金がなかなか減らないので返済が長期化する」ことです。

先ほども解説しましたが、下記の表のように1万円払っていても元金は7,500円しか減っていないのです。

毎月の返済額元金手数料
10,0007,500 円2,500円
  • 返済回数:24回
  • 返済総額:231,576 円(内手数料 31,576 円)

金額が低いとピンとこないかもしれませんので、100万円の場合を見てみましょう。

【100万円を金利手数料15%でリボ払い】

毎月の返済額元金手数料
50,00037,500 円12,500 円
  • 返済回数:55回
  • 返済総額:1,244,665 円(内手数料 244,665 円)

上記の表のように毎月50,000円も支払っているのに、実際に減る元金は37,500円です。毎月12,500円の手数料を支払っています。

しかも、返済回数は55回。この生活を5年も続けていかなければならないのです。

毎月一人暮らしの家賃に相当するような金額「50,000円」を生活費とは別で支払い、無駄な手数料12,500円がかかるこの状況がいわゆるリボ地獄です。

危機感を抱きにくく利用をやめられない

3つ目のヤバイ理由は「危機感を抱きにくく利用をやめられない」ことです。

リボ払いの金利をしっかり確認してみると、誰もがこのヤバさに気づくと思います。しかし、リボ利用者は明細も細かく見ていない方が多いはず。

「とりあえず毎月支払っているからいつか終わるでしょ」と思っている方が少なくないのです。リボ払いは利用額が少ないうちは返済額も低いため危機感を抱きにくく、利用を続けてしまいます。

「急な出費で今月カードの支払いがきついなと思ったらリボ払いへ変更」というパターンでリボの残高が増えていくのです。

そして突然気づくのです。「あれ?なんか急に毎月の返済額が多くなった?」と。
「返済きつい…」と気づいた時には、もうヤバイ状態です。

リボ払いの支払いは、残高が増えるほど返済が長期化します。分割払いのように5回、6回など終わりが見える支払いではありませんので完済までの計画が立てづらく、ずるずると支払いを続けるしかない状態に陥ってしまうのです。

リボ払いはヤバイ!地獄の体験談

ここでリボ地獄に陥った私の体験談を紹介します。

私が抱えていたリボ払いは150万円です。なぜここまで増えたのか簡単に説明すると下記になります。

  1. クレジットカードを使いすぎリボに変更した
    ⬇︎
  2. 返済が楽になったので「リボ払い便利!」と勘違い
    ⬇︎
  3. また返済がきついのでリボへ変更
    ⬇︎
  4. それでも返済額が増えなかったのでまあ大丈夫かと思う
    ⬇︎
  5. 本来なら我慢すべきものもリボ払いにすればいいかと買ってしまった

 ⬇︎

  1. 高額な買い物は「あとからリボ」でリボ払いに変更
    ⬇︎
  2. 徐々にリボの返済額が増えてきたが「払ってるし大丈夫でしょ」と楽観視
    ⬇︎
  3. 気づいたらリボ払いしているカードが4枚になりそれぞれの支払いで生活が苦しくなってくる
    ⬇︎
  4. 払っても払っても元金が減らない
    ⬇︎
  5. 給料が入ってもほとんどリボの返済に消えるので生活費をカードで賄うようになる
    ⬇︎
  6. さらにカードの支払いが増えリボ払いへ変更
    ⬇︎
  7. カードの限度額に達し、支払いも生活がきつくなり途方にくれる

実はこの行動、債務整理を担当する弁護士から「リボ地獄に陥る人の典型的な行動ですね」と言われました。

私の返済がきつくなったのは、何枚ものカードでリボを繰り返したことが大きく影響しています。カードの枚数が増えると1枚のカードで借りているより返済額が増えますので本当に危険なのです。

自分のリボ払いがどうなっているのか明細を確認した時にようやく手数料の高さに気づきました。そして「もう債務整理しかない」と思って弁護士に相談しました。

しかし結局、債務整理はしませんでした。信用情報に傷がつくことは今後の人生へのデメリットが大きく、自力で返すことにしたのです。次項では私がリボ払いを完済するために行った対処法を解説します。

リボ払いの返済がヤバイと思ったときの対処法

リボ地獄から抜け出した私が太鼓判を押す、リボ払いから抜け出す対処法をご紹介します。

残額を一括返済する

まずは「一括返済する」ことです。リボ残高が少ないものを一気に返済しました。この際、役立ったのは、持ち物を高額で売れる「ウリドキ」というサービスです。

ウリドキ」は、売りたいものを一番高く買い取ってもらえる業者が見つかるサイトです。

このサービスを利用して、持っていたブランドものや時計をお金に換えて30万円を調達、一番残額が少ないカードの返済に充てました。

他にも

  • ボーナスをあてる
  • 親に借りる

なども方法で一括返済されている方も多いです。同じ借金額でも親なら金利1%ほどで返済すれば贈与税がかかりませんし、リボよりも返済が楽になります。

繰上げ返済する

次にリボ払いに効果的な対処法は、繰上げ返済です。繰上げ返済とは、通常の返済日とは別で返済することです。

例えば毎月25日が通常の返済日であれば、27日や30日など好きな日に別途返済できます。通常の返済日で返済する額には金利が含まれていますが、繰上げ返済するお金は全て元金にあてられるため、残額を減らすには最適な方法なのです。

私もこの繰上げ返済を利用して、毎月3,000円でも5,000円でも返済するように意識しました。リボ払いは、数千円多く支払うだけで大幅に手数料を節約できますので繰上げ返済はおすすめです。

複数のリボ払いを一本化する

複数カードのリボ払いに困っている場合は借金の一本化がおすすめです。先述しましたが借金が複数あると金利と返済額負担が大きく生活が困窮してしまいます。

そこで、借金を1本化すれば返済先が1社にまとまり、毎月の返済額と金利負担が減るのです。

【借金を一本におまとめするメリット】

  • 返済日が1つにまとまる
  • 多重債務者から抜け出せる
  • 金利・返済額の負担が減る

一本化するだけで多くのメリットがありますので、複数のリボ払いに困っていた私も債務整理ではなく、借金を一本化することを選びました。

リボ払いより返済計画が立てやすい!おまとめローン

おまとめローンはリボ払いよりも借金の返済計画が立てやすいメリットがあります。完済を目指すなら、アイフルのおまとめローンが最適です。

リボ払いなどクレジットカードのショッピング枠は、通常のおまとめローンでは対象外となることが多いのですが、アイフルはその制限がありません。

ショッピングのリボ払いもしっかり1本化できますのでおすすめです。

アイフルおまとめMAX・かりかえMAX

すでにアイフルを利用している方なら、「おまとめMAX」がおすすめです。限度額800万円まで融資可能。返済期間も最長10年となっています。

アイフルを利用したことがない方は「かりかえMAX」を利用できます。

アイフルでは、銀行ローン、貸金業者、リボ払いなどさまざまな借入が対象です。銀行ローンのみ、リボ払いは不可など、制限がありませんので借金を一本化するには最適。

申し込みは24時間365日WEBからOKです。郵便物は一切ありませんので、家族や職場にバレることなくおまとめできます。

利用限度額800万円
貸付利率3.0%~17.5%(実質年率)
返済方式元利定額返済方式
返済期間及び返済回数最長10年(120回)
貸付対象者満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で基準を満たす方
担保・連帯保証人不要

初回30日間金利無料!アイフルはこちらから

複数のリボ払いをおまとめするのはカードローンもおすすめ

次におすすめしたいのは、カードローンで一本化する方法です。

カードローンはおまとめローンと違い使用用途が自由なので、他社の返済にあてられます。複数社から借り入れているリボ払いの合計金額が50万円以下の方に最適です。

【一本化におすすめのカードローン】

審査時間上限金額実質年利
アイフル最短18分で融資可能800万円3.0%~18.0%
SMBCモビット本審査まで最短30分800万円3.0%~18.0%
プロミス最短3分で融資可能500万円4.5%~17.8%
フクホー最短即日最大200万円年7.30%~18.00%
セントラル最短即日最大300万円100万円未満:4.80%~18.00%100万円以上:4.80%~15.00%
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります ※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。

アイフルの貸付条件・詳細はこちらから

上記の中から金利の低いものを選んで借り換えるだけでも金利負担が軽減されます。カードローンは初回の利用額が低めですが、6ヶ月ほど経てば増額が可能です。

私はおまとめローンの審査に落ちてしまったので一本化にはカードローンを利用しました。当時、リボ総額は120万円(3社合計)ありましたので、初回融資額の50万円だけでは足りませんでした。

そこで、上限金額の増額を狙ってカードローンを少額利用し続け半年後に増額に成功し、120万円の借金を一本化できました。

関連記事:消費者金融のローン増額審査に通過するコツ!落ちる原因・アイフル・プロミス増額方法

リボ払いはヤバイと言われているのに利用する人の特徴

クレジットカードの返済でリボ払いはヤバイと言われている中、利用する人が減らないのはなぜでしょうか。リボを利用する人の特徴を紹介します。

もし下記の特徴に当てはまる方は、絶対にリボを利用してはいけません。1度利用すると、リボ地獄に私のようにリボ地獄へ落ちてしまいます。

買い物が無計画

買い物が無計画な方はカードを使いすぎて支払いがきつくなる傾向が強いため、返済できなくなりリボへ変更しがちです。

本来、手元にあるお金の範囲内で買い物すべきところを、クレジットカードがあるとついつい誘惑に負けて購入してしまう方も多いのではないでしょうか。

このように無計画な買い物を続ければ、収入以上の借金を抱えることになりリボ払いなどの支払いに頼ってしまいがちです。

ポイントを貯めているのに金利のヤバさを認識できない

クレジットカードやスマホ決済などでポイントを意識して貯めているにもかかわらず、リボで払っている手数料について無頓着な方も多いです。

クレジットカードのポイントでは最大5%になるものもありますが、金利で15%支払っていることは別なのでしょうか。5%を貯めても無駄な金利を15%支払っている矛盾に気づけていません。

ポイントを貯める前に金利のヤバさを認識し、金利の低いカードローンへの借り換えなどで早めに返済しなければ、リボ地獄へ落ちてしまうでしょう。

利用明細書を確認しない

リボ利用者の特徴として、利用明細書を確認しない方も多くいらっしゃいます。利用明細書を見れば、毎月どのくらいの金利を払っているか一目瞭然です。

しかし、リボ払いを利用しすぎて「ヤバイ」という認識がある人ほど、現実から目を背けるために明細書を確認しないということも少なくありません。

手元にある現金を払うのが惜しくなる

リボ払いを利用する人の中には「手元の現金を使うのが惜しくなるタイプ」も多くいます。

例えば、カードの請求が7万円として支払に充てられる現金が10万円あるにもかかわらず、7万円を支払うのが惜しくなりリボ払いで支払を先送りしてしまうタイプです。

支払える経済力があるのにリボを利用し続けた結果、返済能力を超えてしまうケースも多々あります。

クレジットカードの支払いが自動でリボ払いになっている

支払いが自動でリボ払いになるクレジットカードを利用している方も要注意です。クレジットカードの中には、支払いが最初からリボになるものもあります。

これに気付かず買い物をしてリボになっていたことを後で知る…というケースも少なくありません。

わかった時点で完済すれば問題ありませんが、明細などを確認せず気づいた時にはリボ残高が大きくなっているといった場合は、余分な手数料を支払ったことに後悔してしまうでしょう。

リボ払い!こんなにヤバイのに規制されないのはなぜ?

「クレジットカードが払えない…」と悩む方の多くはリボ払いで悩んでいます。リボ払いは多重債務の入り口と言われ、ヤバイ支払方法として認識されていますが、どうして規制されないのでしょうか。

その理由は、違法ではないからです。リボ払いは法律に則っている合法的な商取引の1つです。私たち消費者がリボ払いのメリット・デメリットをよく理解し、計画的に利用すれば問題のないサービスなのです。

それに、カード会社も事業者です。リボ払いはこの記事で解説したように手数料による利益が大きいため、カード会社にすれば利益率のいいビジネスの1つとなっています。

クレジットカード会社は、消費者の買い物をカードで一旦立替える代わりに「手数料をもらうよ」というビジネスです。

リボ払いを規制するより、消費者が手数料を正しく理解し上手に使用することの方が重要です。

クレジットカードリボ払いに関するよくある質問

最後にクレジットカードのリボ払いに関するよくある質問をご紹介します。

Q.リボ払いはデメリットばかり強調されますが、メリットはないのでしょうか?

A.リボ払いのメリットは、支払の負担を均等に分散できるところです。一括払いでは難しい商品もリボなら購入できるという方も多いでしょう。使いすぎに注意し繰上げ返済を活用すれば、ヤバイ支払方法ではありません。

Q.クレジットカード一括払いにしたつもりがリボ払いになっていました。どうすればいいですか?

A.カード会社に連絡し、今後の支払は一括払いになるよう変更しましょう。すでにリボ払いになってしまったものはリボで返済するしか方法がありません。繰上げ返済や、カードローンを活用し完済を目指しましょう。

Q.分割払いとリボ払いの手数料、どちらが高いですか?

A.リボ払いです。クレジットカード会社により異なりますが、分割払いは2回まで金利がかからないことが多いです。例えばオリコカードなら、分割3回から12.3%、6回で13.9%の手数料がかかります。この数字は、リボの手数料15%よりは低いためリボより分割払いを活用しましょう。



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