「リボ払いはどうしてヤバイといわれるの?」「リボ払いの上手な使い方とかあるのかな?」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
リボ払いは支払いの負担を軽減できますが、何も知らずに利用すると、気付いたときには借金が膨れ上がっているかもしれません。
今回の記事では、
- リボ払いのデメリット
- 分割払いとの違い
- 上手な使い方・注意点
- おすすめのリボ払い専用カード
を紹介します。
この記事を読めば、リボ払いがヤバイ理由や上手な活用方法を理解できるようになるでしょう。
リボ払いはデメリットしかない?ヤバイと言われる理由
リボ払いは気軽な気持ちで利用すると、気付いたときには借金が膨れ上がっているケースが多いため、知識なく利用するのは避けたほうが安全です。
では、なぜリボ払いがヤバイといわれるのか説明します。
手数料が高い
リボ払いを利用するときは手数料が発生します。クレジットカード会社によって手数料は変わりますが、「年利15%」の会社がほとんどです。
しかし、年利15%と聞いてもすぐにヤバイと感じる方は少ないでしょう。
例えば、総額10,000円で返済額を月々5,000円に設定してリボ払いを利用した場合、手数料は「約61円」で済みます。
参照:日本クレジット協会
しかし、リボ払いは少額で利用するよりも一括で払えないときや月々の支払いが高くなってしまったときに利用することが多いでしょう。
そのため、総額10万円で考えた場合、月々20,000円で返済するように設定すると手数料は「約2,497円」になります。
参照:日本クレジット協会
このようにリボ払いを利用する場合、手数料も大きく関わってくるので、計画的に利用できないといつのまにか手数料で借金が膨れ上がってしまいます。
毎月支払いをしているから大丈夫と勘違いする
リボ払いは、毎月決まった金額を支払っているため、きちんと返済していると勘違いする方が多くなっています。
たしかに、返済はしているのですが、返済額以上に毎月の支出が多いとリボ払いの残高が増えていくだけです。
例えば、リボ払い残高10万円に対して毎月1万円返済するように設定しても、毎月5万円利用すれば、リボ払い残高は4万円+手数料が毎月増えていきます。
このように、気付いたら雪だるま式に借金が増えている場合が多く、リボ払いがヤバイといわれる一つの理由です。
リボ払いはデメリットしかない!分割払いとの違い
支払いの負担を軽減したいとき「リボ払い」と「分割払い」どちらを利用するか迷われる方も少なくないでしょう。
この2つの大きな違いは「手数料」と「支払い方法」です。詳しく説明していきます。
手数料が違う
リボ払い | 各月の支払い残高に対して手数料が発生 |
分割払い | 購入金額の支払い回数に対して手数料が発生 |
上記の表のように、リボ払いはすべての請求額に対して手数料がかかります。(あとからリボを除く)
一方、分割払いは各お店で利用した金額の支払い回数に対して手数料が発生します。また、分割払いは2回払いまでは手数料がかかりません。
支払い方法が違う
リボ払い | 毎月の支払い金額を決められる |
分割払い | 購入金額の支払い回数を決められる |
リボ払いは、月々の支払い金額を自分で設定できる支払い方法です。月々の支出額を設定でき、変動しないので家計管理がしやすいことが特徴です。
分割払いは、購入金額に対して支払い回数を決めます。そのため、終わりが見えやすい支払い方法です。
リボ払いはデメリットしかない?メリット解説
リボ払いはメリットがないと思われがちですが、上手に利用できれば家計の負担を減らせます。
そこで、リボ払いのメリットを2つ紹介します。
一度に支払う負担が軽減される
リボ払いを利用すれば、一度に高い買い物をしてもその月の支払額が家計の負担にならないように自分で設定できます。
どうしても収入以上に支出が多くなるときはリボ払いを利用するといいでしょう。ただし、多用しないように気をつけて利用してください。
毎月の支払い金額が変動しない
リボ払いは、毎月の支払い金額を自分で決められるため、カード払いの支出が変動しません。毎月の支払い金額を変動しないようにすることで、家計管理がしやすくなります。
支払い残高によって変わりますが、返済の終わりが見える支払い金額で設定するといいでしょう。
リボ払いのデメリットを消す!上手な使い方
リボ払いの上手な使い方は、短期間で返済し、返済が終わる前に支払い残高を増やさないようにすることです。
毎月の支払い残高を増やさず返済していけば終わりが見えてきますし、繰り上げ返済や一括返済を利用すると予定よりも早く返済できます。早く返済が完了すれば、結果的に手数料も少なく済み、返済の総額が少なくなります。
返済が終わる前に、リボ払いを繰り返すと支払い残高が増え続け、リボ払いの闇に飲み込まれてしまうので注意しましょう。
リボ払いの多用を避け、短期間で返済することが上手な使い方のポイントです。
リボ払いをするならこのカード!おすすめ紹介
リボ払いはほとんどのクレジットカードで利用できますが、リボ払い専用のカードも存在します。
リボ払い専用カードだと、手数料が安かったり、ポイント還元が高かったりするのでリボ払いを利用するときは専用カードを利用するといいでしょう。
三井住友カード RevoStyle:手数料が安い!
三井住友カード RevoStyleの手数料は「9.8%」です。
他のカードはほとんどが手数料「15%」なので、リボ専用カードをどれにしようか迷っているなら、手数料が安い三井住友カード RevoStyleがおすすめです。
リボ払い手数料が発生するとポイント還元率が「1%」になり、大手3社のコンビニとマクドナルドで利用すると「2.5%」になります。
年会費 | 永年無料 |
手数料 | 9.8% |
支払い方法 | 残高スライド方式 |
ポイント還元率 | 通常還元率:0.5% リボ払い手数料発生:1% |
【三井住友カード RevoStyleはこちら】
JCB CARD R:ポイント還元率が高い!
JCB CARD Rは通常のポイント還元が2倍で、リボ払い手数料が発生すると4倍になります。
また、優待店やJCBオリジナルパートナーズで利用すると最大23倍になる高還元のリボ専用カードです。
他にも、海外旅行の際にJCB CARD Rで旅行代金を支払うと「海外旅行傷害保険」と「ショッピングカード保険」(※1)が付帯します。
高還元・海外旅行で安心のリボ専用カードをお探しの方はJCB CARD Rがおすすめです。
年会費 | 永年無料 |
手数料 | 15% |
支払い方法 | 残高スライド方式 |
ポイント還元率 | 通常還元率:1% 最大還元率:11.5%(JCBオリジナルパートナーズ利用時) |
【CB CARD RJはこちら】
※1 JCB CARD Rを利用して購入した物が対象
リボ払いは借金と同じ!利用する際の注意点
リボ払いがヤバイとよく言われる理由は借金をしているのと同じになるからです。
そのため、リボ払いを利用するときは今から説明する3つに注意して利用しましょう。
手数料を確認する
リボ払いの手数料は「15%」と高めに設定しているクレジットカード会社がほとんどです。
利用額が少額ならそこまで大きな影響はありませんが、大きな金額をリボ払いに設定するときは手数料だけで数万円、数十万円になることもあるので注意しましょう。
リボ払いの支払い方法を知っておく
リボ払いは「定額方式」と「残高スライド方式」2つの支払い方法があります。
- 定額方式:毎月決まった金額を返済する方法
- 残高スライド方式:残高によって毎月の返済金額が増減する方法
例えば、「定額方式」は毎月2万円返済すると設定すれば、残高に関係なく毎月2万円が返済金額になります。
一方、「残高スライド方式」は残高が10万円を超えたら毎月の返済額が2万円になり、残高が10万円以下になったら1万円になります。
クレジットカード会社によって支払い方法が違うので、確認しましょう。
計画的に利用する
上述したように、リボ払いは手数料が高いので、無計画で利用せずに収入と支出のバランスを考えて利用するようにしましょう。
そのために、毎月の返済額を決めるときは何回払いで完済する予定なのか、手数料を合わせるといくらになるのかを確認してから計画的に利用しましょう。
各クレジットカード会社でリボ払いのシミュレーションが準備されているので、そちらを利用すると計画を簡単に立てられます。
クレジットカードリボ払いに関するよくある質問
最後に、クレジットカードリボ払いに関するよくある質問を紹介します。
Q.余裕のある月だけ多めに払うことは可能?
はい、可能です。「繰り上げ返済」を利用すれば、月々の返済額とは別に返済できます。また、早い段階で翌月に多く払えるとわかっている場合は「増額申請」も利用できます。
Q.リボ払いが向いている人は?
リボ払いに向いている人は、返済を計画的にできる人です。リボ払いは借金と同じため、無計画に利用するとどんどん借金が増えていく可能性があるからです。
【使用シーン別おすすめのクレジットカード】
使用シーン | クレジットカード名 |
ドン・キホーテユーザーにおすすめ | UCSマジカドンペンカード |
楽天ユーザーなら | 楽天カード |
ホットペッパーユーザーなら | リクルートカード |
イオンユーザーなら | イオンカード |
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