公共料金を楽天カードで払うデメリットとは?ポイント改悪?

公共料金を楽天カードで払うデメリットとは?ポイント改悪?

「公共料金を楽天カードで支払うのは損?」「楽天カード改悪ってどういうこと?」

2021年に楽天カードが公共料金の支払いにおけるポイント付与率を大幅ダウンし、このような疑問を抱えている方も多いでしょう。

現在楽天カードで公共料金を支払っている方にとっては無視できない事態です。

そこで本記事では、楽天カードで公共料金を支払うデメリットやポイントがお得に貯まるおすすめのカードを紹介します。



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公共料金を楽天カードで支払うデメリット!今すぐ切り替えを

入会キャンペーンや高い付与率でポイントのイメージが強い楽天カード。

100円で1ポイントという高いポイント付与率が魅力で、現在公共料金や生活費の支払いに使っている人も多いでしょう。

しかし、2021年6月に公共料金の支払いでポイント付与ルールが大幅に改悪されました。

これまで1%のポイント付与であったのに、500円で1ポイントの0.2%付与と大幅に下がったのです。

今まで10000円支払うと100円分のポイントが付与されていましたが、現在は20円分と5分の1に改悪されています。

毎月支払う公共料金だからこそ、この変更は痛いですね。

もし現在も楽天カードを公共料金の支払いに使っている人は切り替えなければ損をしてしまいます。

主要クレジットカードの公共料金支払いにおけるポイント付与率を以下にまとめました。

イオンカード0.5%
エポスカードVISA0.5%
Orico Card THE POINT2.0%(最初の6ヶ月間)
1.0%(7ヶ月目以降)
JCB CARD W(JCBカードW)0.2%
(1ポイントの単価は交換するものにより異なる)
dカード1.0%
PayPayカード1.0%
三井住友カード0.5%
ライフカード0.1%(最初の1年間)
0.15%(2年目以降)
0.3%(誕生日月)
(1ポイントの単価は交換するものにより異なる)
楽天カード0.2%
リクルートカード1.2%

公共料金のポイント付与率が悪いのは楽天カードだけじゃない

「公共料金の支払いは楽天カードだけ避けておけばOK?」

そんなことはありません。

他にも公共料金の支払いにおいてポイント付与率を下げているカードがあります。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレス・カードは通常、ポイント付与率1%のクレジットカードです。しかし、公共料金の支払いにおいては200円で1ポイントの0.5%付与としています。

また、NHKの受信料などポイントが全くつかないサービスもあります。

海外旅行には便利なカードですが、公共料金の支払いに利用するのは不向きでしょう。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードも、通常ポイント付与率1%のクレジットカードですが、アメリカン・エキスプレス・カード同様公共料金の支払いにおいては付与率が0.5%になります。

公共料金の支払いに使用している場合は、別の支払い方法に変更したほうが良いでしょう。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード

では、公共料金の支払いに適したクレジットカードは一体どれなのでしょうか?

クレジットカードは種類が多すぎてよくわかりませんよね。

そこで、おすすめのカードを3つ紹介します。

ポイント還元率で選ぶなら「リクルートカード」

リクルートカードはポイント還元率1.2%かつ年会費無料のクレジットカードです。この1.2%のポイント還元は、もちろん公共料金にも適用されます。

また、家族カードで家族とポイントが合算できたり、ETCカードでもポイントが貯められたりとお得な機能があります。

リクルートカードで貯まったポイントはリクルートポイントとして付与されます。

リクルートポイントと聞くと聞き馴染みがなく「どこで使えるの?」と思うかもしれませんが、同額のPontaポイントやdポイントに交換可能なので使い道に困りません。

年会費永年無料
ポイント還元率1.2%
国際ブランドmastercard、VISA、JCB
付帯保険旅行損害保険   2000万円(海外)
         1000万円(国内)
ショッピング保険 年間200万円

リクルートカードはこちらから>

スマホ決済も利用するなら「PayPayカード(旧:Yahoo!JAPANカード)」

出典:PayPayカード

PayPayカードはポイント還元率1%かつ年会費無料のクレジットカードです。公共料金の支払いでも1%分のPayPayボーナス(2022年4月1日よりPayPayポイントへ名称変更)が付与されます。

また、Yahoo!ショッピングやPayPayでのPayPayカード決済ではさらにボーナスが返ってきます。

PayPayボーナスでの還元ですから、PayPayで支払いができる全ての場所で使用可能です。普段からスマホ決済を利用する人には使いやすいでしょう。

年会費永年無料
ポイント還元率1%
(Yahoo!ショッピングでは3%)
国際ブランドmastercard、VISA、JCB
付帯保険

<PayPayカードの詳細はこちら

近々大きな買い物をするなら「Orico Card THE POINT」

出典:Orico Card

Orico Card THE POINTはポイント還元率1%かつ年会費無料のクレジットカードです。入会後6ヶ月間はポイント還元率が2倍の2%なります。

公共料金の支払いでも6ヶ月間は2%還元とお得です。オリコモールの利用ではさらに0.5%のポイントが付与されます。

また、紛失・盗難保障やトラベルサポートといった付帯サービスも充実しています。

Orico Cardで貯めたオリコポイントは、amazonギフト券やQUOカードPayといったギフト券や、TポイントやWAONポイントといった他社ポイントに交換できます。さらに、寄付に使うこともできます。

ただし交換は500ポイント以上からとなるので注意が必要です。

年会費無料
ポイント還元率1.0%
(入会後6ヶ月は2.0%)
国際ブランドmastercard、JCB
付帯保険(紛失・盗難保障)

<Orico Card THE POINTの詳細はこちら

公共料金をクレジットカード払いにするメリット

ここまでおすすめのカードや、避けるべきカードを紹介してきました。

しかし、公共料金はそもそもクレジットカードで支払うべきなの?という疑問を持っている方もいるでしょう。

ここからは、公共料金支払いにおけるクレジットカードのメリットをお伝えします。

ポイントが貯まる

まずはなんと言ってもポイントが貯まることでしょう。口座振替や払込用紙による支払いにはないメリットです。

後からポイントとして返ってくるのはお得感がありますよね。

払い忘れの心配がない

公共料金をクレジットカードで支払えば毎月自動で決済しますので払い忘れの心配がありません

また、電気やガス、水道など複数の公共料金を1度にまとめて支払える点もメリットです。

口座振替だと、◯日に電気、△日にガス…という風に引き落とし日がバラバラで、タイミングが悪く引き落とせなかった、なんてこともありますよね。

口座振替よりも金額確定から実際の支払いまでの期間が長いこともあり、口座にお金を用意する余裕も持てます。

毎月の利用金額の確認がしやすい

毎月紙の検針票を取っておこうとするとスペースをとったり、過去のものが見つからなかったりしますよね。

クレジットカード支払いにすれば、クレジットカードの明細でも公共料金にいくらかかったのか確認ができます

インターネットで明細が確認できるものであれば、過去の明細も気軽に見られ「1年前の同じ月と比較したい」という時にも便利です。

公共料金をクレジットカード払いにするデメリット

公共料金の支払い方法にはクレジットカード払い以外にも、口座振替や払込用紙による支払いもあり、それぞれに良い点があります。

ここではクレジットカード払いにするデメリットを紹介するので、他の方法を検討する際の参考にしてください。

クレジットカード払いに対応していない場合がある

クレジットカード払いに対応している公共サービスは増えていますが、まだ全てではないのが現状です。特に水道は自治体によって異なるので注意しましょう。

また、利用するクレジットカードによっても対応しているものは異なります。

自分が利用している公共サービスやクレジットカードの公式ホームページを確認しましょう。

口座振替割引が適用されない

公共料金をクレジットカードで支払うと口座振替割引が適用されないこともデメリットです。口座振替割引とは口座振替を設定した場合、利用金額にかかわらず一定額割引がある制度のことです。

例えば東京ガスの支払いを口座振替にすると月々55円の割引があります。ポイント付与率1%のクレジットカードを利用しようと考えた場合、月々のガス代が5,500円未満のケースでは口座振替の方がお得です。

このように普段の利用額によっては、クレジットカード払いで損をすることがありますので、よく検討しておきましょう。

クレジットカードの有効期限切れに注意

クレジットカードには有効期限があります。期限が切れた場合、カードの更新時に有効期限やセキュリティーコードが変わるので登録しているカード情報の変更が必要です。

変更を忘れてしまうと決済ができず、支払いが滞ってしまう恐れがあります。

カード情報の変更には若干手間がかかるため、この点もデメリットです。

公共料金をカード払いする際のよくある質問

最後に、公共料金をカード払いにする際のよくある質問を紹介します。

カード払いへの変更手続きはどうすればいいの?

インターネットや郵送による書面での手続きが可能です。

契約情報が必要な場合があるので、過去の検針票や使用量のお知らせを用意しておきましょう。

クレジットカード支払いへの手続きの仕方は公共サービスによって異なります。利用している公共サービスのホームページを確認してください。

限度額オーバー等で支払いできなかったら?

何らかの理由でクレジットカード決済ができなかった場合、払込用紙等クレジットカード支払い以外の方法で請求されます。

あらかじめ、利用する公共サービスのホームページで確認しておくと安心でしょう。





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