国内3大メガバンクの1つ三井住友銀行が発行する「三井住友カード (NL)」は、ナンバーレスでセキュリティが高く、対象のコンビニ+マクドナルドでポイント還元率がアップするなど使い勝手のいいカードです。
しかし、いざ申し込みを考えても「デメリットはないかな?」「自分にとってお得なのだろうか」など不安を抱える方も多いでしょう。
そこでこの記事では三井住友カード (NL)を実際に使用してわかったデメリットや審査基準、口コミ評価などを紹介していきます。
三井住友カード (NL) はおすすめしない?デメリット解説
早速ですが、三井住友カード (NL)のデメリットを解説します。
通常還元率が0.5%
三井住友カード(NL)は通常ポイント還元率は0.5%です。この数字は決して高いものではありません。通常ポイントが1%のカードと比べると還元率は低めです。
とはいえ、対象のコンビニとマクドナルドでタッチ決済すると5%還元※1,2されるのは大きな魅力です。コンビニ利用率の高い方ならかなりポイントが貯まるでしょう。
電子マネーのチャージにポイントがつかない
三井住友カード(NL)は、Edyやnanaco、Apple Payなど電子マネーのチャージでポイントがつかないこともデメリットです。電子マネーを利用したポイントの2重取りができませんので残念です。
ただ、三井住友カード(NL)が発行するプリペイドカードのスマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージなら「1ポイント=1円」のポイントが付きます。
VISA加盟店やVISAタッチ決済が可能なお店なら利用できますので、活用すればポイントの取りこぼしがありません。
ショッピング補償がついてない
三井住友カード(NL)には、ショッピング補償がついていません。ショッピング補償は、クレジットカードを利用して購入した商品の故障や盗難にあった場合、90日以内であれば補償してもらえる保険です。
実はこの保険、下記のような場合でも補償してもらえますのでかなり便利です。
- 空港で買ったばかりのバッグが置き引きにあった
- 不注意で転んでお気に入りのサンダルが破損した
- お気に入りのソファーに犬が粗相した
- 彼氏からもらったネックレスのチェーンが切れた
補償を請求できるのは購入したクレジットカードになりますが、これらが補償されることをご存じない方も多いはず。ニットのセーターを不注意で引っ掛けてしまった場合も補償対象となりますので、付帯しているとかなり便利なのです。
利用しない方にはデメリットになりませんが、高いものを購入するときにショッピング補償があれば安心できます。
国内傷害保険が付帯していない
三井住友カード(NL)には最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯していますが、国内傷害保険が付帯していません。今のご時世、海外より国内旅行を楽しむ方が多いのではないでしょうか。
とはいえ、年会費無料のクレジットカードの場合、海外旅行傷害保険のみとなっているケースが大半です。三井住友カード(NL)だけのデメリットではありません。国内傷害保険付帯のカードを選びたい方は、三井住友カード(NL)ゴールドがおすすめです。
三井住友カード(NL)はデメリットよりメリットが多い
先ほどデメリットをご紹介しましたが、三井住友カード(NL)を利用していて思うのは使い方次第でメリットの方が多いということ。
ここからは、三井住友カード(NL)のメリットをご紹介します。
発行スピードが早い
三井住友カード(NL)の発行スピードはなんと、最短5分で完了します。専用アプリ「Vpass」でカード番号の確認ができますので、スマホ決済やネットショッピングですぐに利用可能です。
今すぐ発行したいとお急ぎの方に最適。カード到着を待たずに利用できるのは嬉しいメリットです。
対象のコンビニ+マクドナルドでポイント最大5倍
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ(セブン-イレブン・ローソン)でタッチ決済を利用すると、ポイント還元率が5%になります。※1,2
タッチ決済はクレジットカード決済の機会にさっとタッチするだけですから、めちゃくちゃ簡単。差し込むよりも決済時間が早く、一瞬で会計を終えますので1度使うと手放せません。
この便利なタッチ決済を利用するだけで、毎日5%※1,2のポイントが還元されます。毎朝、毎晩コンビニを利用する方は多いと思いますので、身近な場所でのポイント還元率アップは大きなメリットです。
セキュリティが高い
三井住友カード(NL)は、セキュリティの高さが魅力です。カードの表面にカード番号が記載されていないナンバーレスなので、不正利用されるリスクを回避できます。
ナンバーレスですが、使用方法などは通常のクレジットカードと変わりません。
カード番号は専用アプリ「Vpass」で確認できます。
三井住友カード(NL)の口コミ評判
三井住友カード(NL)を実際に使った方の口コミ評判をチェックしてみましょう。
三井住友カード(NL)の良い口コミ
- 審査のスピードが早く驚いた
- デザインがスタイリッシュで優越感がある
- タッチ決済が便利
- 貯まったポイントでAmazonギフト券を購入できるのが良い
- コンビニ還元率5%が魅力的※1,2
良い口コミでは「審査スピードが早い」「デザインが良い」「タッチ決済が便利」という声が多く見られました。
また、大きなメリットである「コンビニ還元率5%」※1,2も好評です。毎日コーヒーやタバコ、ランチを購入される方も多いと思いますので、日々ポイントがザクザクたまるのは嬉しいですよね。
貯まったポイントの使い道が多く、Amazonギフト券に交換できる点も実用性があり人気です。
三井住友カード(NL)の悪い口コミ
- カード番号をアプリで確認するのが面倒
- コンビニ以外ではポイントがお得にならない
- タッチ決済できる端末が少ない
悪い口コミでは、ナンバーレスが使いづらいとの声が目立ちました。カード番号の記載がないため、ネット通販などを利用する際、毎回アプリにログインし確認しなければなりません。
この点を不便と感じる方が多いです。ネット通販では別のカードを使っていると答える方も少なくありません。
また、タッチ決済に対応していない店舗も多いため、便利な魅力を発揮できてない点もデメリットとして捉えられています。
三井住友カード(NL)の特徴
ここで三井住友カード(NL)の特徴を改めて確認してみましょう。
【三井住友カード(NL)概要】
年会費 | 永年無料 |
申し込み対象 | 満18歳以上の方 |
国際ブランド | Visa |
還元率 | 0.5%~5% 対象のコンビニ・マクドナルドは最大5%還元※1,2 |
旅行損害保険 | 最高2,000万円(旅費をこのカードで支払うなど条件あり) |
交換可能マイル | ANA |
三井住友カード(NL)の最大の特徴は先述しているとおり、ナンバーレスなこと。カード表面に番号がないって不思議ですよね。
ナンバーレスならカード番号を読み取られる心配がありません。例えば、デパートなどカードを奥へ持って行ってしまうスタイルの会計では、番号があると不安です。しかし、ナンバーレスなら心配する必要はありません。
また、対象のコンビニとマクドナルドをタッチ決済するとポイント5%還元は魅力です。※1,2
貯まったポイントは、Amazonや楽天ポイントへ交換できますので使い道に困ることがありません。さらにANAマイルへの交換も可能です。
コンビニやマック利用率高めなら、迷わずこのカード。楽天カードとの2枚持ちもおすすめです。
三井住友カード(NL)審査は厳しい?審査基準
三井住友カード(NL)カードの審査通過難易度は、他社カードと同じレベルです。即時発行する分、審査スピードが早く、安定した収入があり、信用情報に問題がなければ通過するでしょう。
三井住友カード(NL)のような大手は、機械によるスコアリング審査を重視します。スコアリング審査とは、信用情報やそれぞれの属性(年収や年齢、勤続年数など)に点数をつけ、〇〇点以上なら可決を出す方法です。
例えば、年収300万円台なら30点、100万円台なら10点など、個人の属性の項目に点数が配分されています。
この配点はカード会社がどこを重視するかで異なりますが、三井住友カード(NL)の審査基準は公表されていません。
しかし、一般的に下記のような部分が審査で重視される項目です。
- 他社の利用履歴に問題がない
- 信用情報に傷がない
- 安定した収入がある
- 勤続年数が長い
- 年収
- 雇用形態が安定している
勤続年数が長ければ安定性がありますし、雇用形態が正社員・公務員も評価が高いです。一方で、他社の延滞や滞納履歴がある方は、審査に落ちてしまいます。
三井住友カード(NL)に関するよくある質問
最後に三井住友カード(NL)に関するよくある質問をご紹介します。
即時発行の申し込みはどこからできますか?
「三井住友カード(NL)申し込みページ」から可能です。審査は5分ほどで完了しますので、お急ぎの方も安心です。
コンビニタッチ決済で毎月2万円使うとどのくらいポイントが貯まりますか?
コンビニで毎月20,000円をタッチ決済すると1,000ポイント貯まります。年間で12,000ポイントになりますのでコンビニで毎日500円以上使う方にはかなりお得です。
学生でも作れますか?
三井住友カード(NL)は18歳以上であれば学生でも作れます(高校生不可)。ただ、20歳未満の場合は親の同意が必要です。
※1 商業施設内にある店舗など、 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※2 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
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