「カードローンには絶対に手を出すな」「銀行カードローンは怖い」このように言われたことがある方も多いのではないでしょうか？
私も実際に利用する前は「カードローン＝やばい」「消費者金融＝やめとけ」「銀行ローン＝危ない」というイメージがありとにかく「やめたほうがいい」と思っていた一人です。
しかし、カードローンを利用してからそのイメージが大きく変わりました。カードローンの借りすぎは確かにリスクが大きいですが、計画的に利用して、上手に活用すれば怖いものではありません。
この記事では、カードローンに手を出すなと言われる理由や選ばないほうがいいローン会社の特徴、利用する際の注意点を解説し、安全に利用できるカードローンを紹介します。
カードローンは安全？やめとけ？後悔するから手を出すなと言われる理由
カードローンは「やばい！」「手を出さない方がいい」と言われますが、カードローンについてきちんと理解していれば、まったく危険なものではありません。
カードローンを提供するのは銀行や消費者金融です。どちらも法律に基づいて営業していますので、安全に利用できます。
金利や取り立て行為、広告の文言まで全て法律で定められていますので、いわゆるドラマに出てくるような暴力的な取り立てや法外な金利などは一切ありません。
ではなぜ、「手を出すな」と言われるのでしょうか。その理由を4つ紹介します。
金利が高い？
「カードローンは金利が高い」と言われることがあります。
確かにカードローンの金利は3.5～18.0％が相場です。住宅ローン（固定金利年0.55%～1.28%）、自動車ローン（年0.9%～4.5%）、教育ローン（年0.9%～5.7%）と比べると、圧倒的に金利が高いです。
カードローンは用途自由なフリーローンで、担保や保証人は必要ありませんし限度額の範囲内なら反復継続して利用可能な商品です。無担保・無保証人で貸し倒れリスクが高い性質ゆえ、金利を高めに設定しているのです。
カードローンの会社によっては、「30日間金利が0円」や、「期間中に申込めば金利半額！」といったキャンペーンを行っている会社もありますので、一概に金利が高いというわけではありません。
借りすぎて多重債務に陥りやすい
カードローンは限度額の範囲内なら何度でも借入れできます。しかも、コンビニATMやスマホから簡単に借入可能なので、利便性が高くつい借りすぎてしまう恐れがあります。
カードローンは利便性が高く、安易な借入を繰り返すと多重債務に陥りやすいため、「危険」「やめとけ」と言われてしまうのです。確かに多重債務は返済額も多く、借金返済のために生活が苦しくなるケースも多いです。
しかも、借りすぎてしまうと返済期間も長くなることもデメリットです。返済回数が増えるとその分利息が発生する期間が長くなり、総支払額が大きくなってしまいます。
取り立てが厳しい？
カードローンのイメージでは、取り立てが厳しい印象を持つ方が少なくありません。消費者金融がまだ法整備されていなかった頃は、厳しい取り立てが問題となった時期もありました。
しかし、2010年6月18日に貸金業法が完全施行されてからは、行き過ぎた取り立て行為を禁止、上限金利が定められるなど、業者を規制し消費者が利用しやすいように変わっています。
ですから「職場や自宅に昼夜問わず押しかけて取り立てを行う」「嫌がらせをする」「電話を鳴りっぱなしにする」などの行為はほとんどありません。
銀行やクレジットカード会社と同じ常識の範囲内の対応です。ただし、返済日を守ることは消費者の務めです。返済日を守らず連絡を無視したり、支払いをしなかったりする場合は、職場に連絡が入ります。
とは言っても威圧的なものではなくごく一般的な返済に関するお尋ねです。貸金業法では、言葉遣いひとつにしても細かく決められていますので、脅迫のようなものはありません。
地獄にならない！安心して利用できるおすすめカードローンはココ。男性・女性向け
最後に、安心して利用できるカードローンを紹介します。
アコム：3秒診断で借りられるかチェック！
「アコム」は、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する大手消費者金融です。カードローンの他、クレジットカードの展開もあります。
30万円借りる場合の金利は高くても18.0%。早めの融資が可能で、申し込みから融資までWEB完結できるところがメリットです。
契約日の翌日から30日間は金利0円※1で借りられますから、利便性や融資実績の豊富さから言ってもアコムが第一候補でしょう。
審査に不安を感じる方は、借入できるかどうかを診断できる「3秒診断」でチェックしてみるといいでしょう。
| 実質年利 | 3.0%～18.0% |
| 借り入れ限度額 | 800万円 |
| 融資までの期間 | 最短20分※2 |
| WEB完結 | 可能 |
※1：アコムでのご契約がはじめてのお客さまに限る
※2：お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
SMBCモビット：WEB完結なら電話連絡・郵便物なし
本審査まで最短15分（※）とスピーディーな対応が魅力のSMBCモビットは、WEB完結なら電話連絡と郵便物なしで手間もかかりません。パソコン・スマホから借り入れ可能です。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
三井住友カードのローンブランドですから安心して利用できます。パート主婦や学生・高齢者も安定した収入がある場合は貸付対象なのもメリットです。
| 実質年利 | 3.0%～18.0% |
| 借り入れ限度額 | 800万円 |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
プロミス
大手カードローンSMBCコンシューマーファイナンスのプロミスも少額融資におすすめの業者です。申し込みから融資までWEBで完結。最短3分で借り入れできます。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
大手消費者金融の中でも低めの上限金利17.8%が魅力。レディースローンにも対応していますので、カードローンの利用が初めてで不安な女性も安心して利用できます。
また、自営業者専用のカードローンや教育資金など目的が決まっている目的ローンの展開もあり。おまとめローンも利用可能ですから、自身の状況に合わせて選べます。
| 実質年利 | 4.5%～17.8% |
| 借り入れ限度額 | 1〜500万円 |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
| WEB完結 | 可能 |
| バレない要素 | 電話連絡配慮あり・郵便物なし・スマホで借り入れ・来店不要・WEB完結 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）はお申込いただけません。
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
アイフル：WEB申し込みで原則電話連絡なし
CMでもおなじみのアイフルは、WEB申し込みなら最短18分（※）で融資可能です。（※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
）です。24時間365日申し込みできます。
初めての方は「最大30日間利息0円」、原則来店不要の手軽さも魅力です。職場への原則として在籍確認を行っていないため、会社にバレる心配がありません。
しかも契約時にカード有・無を選べるため、カードレスを選択すればバレる可能性が極めて低くなるでしょう。スマホアプリを使えば、全国のセブンイレブンから手軽に借り入れできます。全国の提携ATMで借入も可能。
新規成約率も高く大手なので安心して申し込みできます。金利も低めに設定されていますのでおすすめのカードローンです。
| 実質年利 | 3.0%～18.0% |
| 借り入れ限度額 | 800万円 |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
| WEB完結 | 可能 |
| 申し込み可能年齢 | 20歳以上70歳未満 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
株式会社アロー
即日キャッシング・消費者金融のアローは、愛知県名古屋市に拠点を構える中堅消費者金融です。全国対応で、WEBから申し込み可能。
融資額は200万円まで、5万円〜10万円の少額融資にも対応しています。担保・保証人は原則不要のフリーローンです。午前中に申し込みすれば、最短即日振込み可能。臨機応変に対応してくれる業者です。
【株式会社アローの概要】
| 商品名 | 使途自由フリーローン |
| 融資額 | 200万円まで |
| 貸付利率 | 15.00%～19.94%（実質年率） |
| 返済方式･期間･回数 | 残高スライドリボルビング 契約日より5年60回 元利均等返済（2～180回 最長15年以内）※相談の上、返済回数を設定 |
| 登録番号 | 登録番号:愛知県知事（4）第04195号
日本貸金業協会会員 第005786号 |
| 申し込み資格（全てを満たしていないと審査に通りません） | ・年齢24歳以上及び66歳以下
・貸金業者からの借入れが年収の3分の1を超えていない方 ・健康保険加入者 ・勤続1年以上（11カ月以下不可） ・安定した収入のある方 ・他社の延滞がない方 ・自営業の場合確定申告等年収証明が提出できること |
株式会社セントラル
創業40年を超える安心と実績の「パーソナルクレジット セントラル」は、即日融資可能な消費者金融です。審査時間は最短1時間、スマホ・パソコンからいつでもどこでも申し込みできるという、大手消費者金融並みの利便性の良さが魅力。
金利も低めで、1万円からの少額融資にも対応しています。
【株式会社セントラルの概要】
| 商品名 | カードローン |
| 融資額 | 300万円まで |
| 貸付利率 | 100万円未満：4.80％～18.00％
100万円以上：4.80％～15.00％ |
| 返済方式･期間･回数 | 借入残高スライドリボルビング方式 |
| 登録番号 | 四国財務局長（8）第00083号
日本貸金業協会会員 第001473号 |
| 申し込み資格（全てを満たしていないと審査に通りません） | 20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、会社基準を満たす方 |
auじぶん銀行カードローン
「auじぶん銀行カードローン」は、auじぶん銀行はKDDIと三菱ＵＦＪ銀行が共同出資したネット銀行の商品です。上限貸付金額が800万円と高額で、他社の借り換えにも利用できます。
au IDをお持ちの方は、借り換えコース利用で金利が0.5%優遇されるなどお得。返済金額も返済方法も選べて自由度の高いカードローンです。
申し込みから契約まで全てスマホ（パソコン）からOK。銀行でありながら審査結果が早いところも魅力です。
| 利用限度額 | 800万円 |
| 貸付利率（年率） | 通常：1.48％～17.5％
au限定割 誰でもコース：1.38％～17.4％ au限定割 借り換えコース：0.98％～12.5％ |
| 返済方式 | 期日指定返済
35日ごと返済 |
| 貸付対象者 | 満20歳以上70歳未満方で基準を満たす方 |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
カードローンを利用するメリット
「やばい」「やめとけ」と言われるカードローンですが、信用情報機関のJICCが公表している2021年9月のデータ（※JICC統計データ）によればカードローン利用者は1000万人を超えています。
しかも、5件以上借り入れている人は10万人以上、これは消費者金融系のカードローンのデータです。ここに銀行カードローンも含めるとさらに利用率が高まるでしょう。
このように多くの人が利用しているカードローンは、計画的に利用すればメリットもたくさんあります。
担保保証人が必要ない
銀行や消費者金融のカードローンは、無担保・無保証人で借りられます。通常お金を借りる場合には、担保や保証人が必要ですが、カードローンは必要ありません。
担保や保証人を用意するのは、心理的ハードルが高いため借りられない人も多いでしょう。
しかしカードローンなら誰にも頼らず自分の信用だけで借りられるため、便利な存在です。その代わり、金利がカーローンや住宅ローンより高くなっています。
用途が自由でいつでも借入れできる
カードローンは限度額の範囲内ならいつでも借入できます。しかも使い道は自由です。他社の借入を返済することもOKですし、教育資金に使うこともできます。
また、旅行やショッピングなど何に使っても基本的に問題ありません。
クレジットカードのように自由に使えますので、急な出費や家計がちょっとピンチな時に頼りになります。いざという時のために備えている人も少なくありません。
申込みが手軽で審査スピードが早い
最近のカードローンは、WEB完結できる会社がほとんどです。WEB完結とは、HPやアプリから申し込み〜借入れまで行えること。
WEBから24時間いつでも申し込みできて、即日発行できるなど審査スピードも早いことがメリットです。審査に通れば、カードが手元に届いていなくてもWEBや電話で借入れできます。
「急いでお金を借りたい」という方におすすめです。
誰にもばれずに借りられる
WEB完結できるカードローンの中には、在籍確認で職場に電話連絡のない会社もあります。
「勤務先に電話がかかってくるのは避けたい」「郵便物が家に届くと困る」このように、誰にもばれたくない方には、SMBCモビットなどWEB完結できるカードローンがおすすめ。
同居家族に知られることなく借りられるのも大きなメリットです。
こんなカードローンはやばい！後悔する会社の特徴
カードローンを利用する際「審査なし！」「誰でも借りられる」「極甘ファイナンス」このような記載のある会社は、ヤミ金です。
ヤミ金と消費者金融を混同している方もいますが、まったく別物です。消費者金融は法律に則って営業する正規の貸金業者ですから、安心して利用できます。
ヤミ金とは、国や行政に登録なく無許可で違法に営業している業者のこと。貸金業法など無視した法外な利息を請求されたり脅迫的な取り立てをしたりと危険な目にあいますので、絶対に利用してはいけません。
最近のヤミ金は立派なHPを作成し、一見ヤミ金に見えないことも多いです。SNSを活用した新手の手法もどんどん使っていますので、「知らないうちに利用してしまった」という方も少なくありません。
このような業者に騙されないようにするには、利用時に以下の項目を確認してください。
- 行政へ登録している登録番号の記載があるか？
- 金融庁ホームページで登録番号の業者が実在するか？
- 金利が極端に安くないか？
- 審査なし、審査甘いなどの言葉を使っていないか？
銀行カードローンは怖い？
ネット上では一部で「銀行カードローンは怖い」と噂されています。
しかし、銀行カードローンはまったく怖いものではありません。怖いと言われる理由は、消費者金融より金利が安いため、審査が厳しいことが関係しています。
「審査に通るか怖い」「落ちたらどうしよう」このように心配される方が多いのです。
ただ、以下のような行動を取ると、あなたの生活によくない影響があります。
①返済に遅れる
②借りすぎる
③複数の銀行に同時に申し込む
①の返済に遅れると、信用情報機関にその事実が記録され金融ブラックの状態になってしまいます。信用情報機関とは、あなたのクレジットカードやローンの利用・返済状況を記録している機関です。
消費者金融やクレジットカード、住宅ローンなどあらゆる金融関係の審査を受けるとき信用情報が審査の重要なポイントになります。
信用情報に延滞や滞納歴があると、審査落ちしてしまうのです。たった一回の延滞が、長い機関ローンやカードの審査に通らなくなりますので、注意しましょう。
また、②の金利が安いと言って借りすぎてしまうと返済が苦しくなることも考えられます。カードローンの利用は計画的に行わなければなりません。
そして、意外な盲点となるのが、③の複数の銀行に同時に申し込むことです。実は信用情報は申し込みした事実まで記録されてしまいますので、同時に複数申し込むと「相当お金に困っている」「多重債務予備軍かも」と判断されてしまいます。
この状態を申し込みブラックと呼びます。申し込みブラックは審査落ちの原因になりますので1社ずつ申し込みしましょう。
カードローンを利用する際の注意点
カードローンのリスクを防ぐため、利用する際の注意点をお伝えします。カードローンは利用者の工夫次第でより安全に、便利に使うことができます。
- 利用は必要限度額に留める
- 完済時期を決めて借り入れる
- だらだらと借りない
- 繰上げ返済を意識する
- 金利を見る際に総支払額をチェックする
- 滞りなく返済する
- 借入先を増やさない
カードローンで発生するリスクの多くは、借りすぎが問題です。
借りすぎさえ防げば、何も怖いものはありません。利用は最低限度額に留め、毎月なんとなくだらだら借りる…ということを避けましょう。
完済する時期を確認し、総支払額をカードローンのHPなどにある返済シミュレーションを利用して確認しておくことも重要です。
実際に借りる金額と、完済するときの総額を見ることで利息の大きさを実感できます。「こんなに利息がかかるならもったいない」という気持ちを常に持ち、繰上げ返済することも意識してください。
カードローンは返済日以外にもコンビニのATMを利用して自由に返済できます。月に1,000円でも多く返済するだけで、返済回数や利息が変わりますのでおすすめ。
ランチを一回我慢して、カードローンの返済に充てれば早く完済できます。
また、便利だからといって4件や5件と借入先を増やさないことも鉄則です。借入先が増えると、多重債務に陥りやすく返済額も大きくなりがちです。他社のローンに通らなくなりますので、注意してください。
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まとめ
この記事では、カードローンの安全性について解説しました。「借りすぎない」「返済に遅れない」を意識して活用すればカードローンは便利なものだということをご理解いただけたのではないでしょうか。
「カードローンはやめたほうがいい」と言われる理由は、借りすぎることが原因です。自己管理していれば、まったく怖いものではありません。
むしろ、いざという時すぐに借入れできますし、計画的に利用すれば頼りになる存在なのです。
例えば、学びたいものがあって学費が足りない時にカードローンでまかなえますし、行きたい場所がある時にお金が足りない時もカードローンを利用すれば行けますよね。
返済できる範囲内で利用すれば、学ぶ機会や貴重な経験を逃すことがありません。
今後カードローンを利用する際にはぜひこの記事を参考にしてください。
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