思わぬ出費やどうしてもお金が足りない時の選択肢としてカードローンは頼もしい存在です。
しかし、「カードローンなんて手を出すな」「カードローンは怖いからやめとけ」と言われるように「多重債務に陥る」「信用情報に傷がつく恐れがある」など様々なデメリットもあります。
このようなリスクをきちんと理解した上で利用することが大切です。カードローンは計画的に利用すれば怖いものではありません。
本記事ではカードローンの危険性を解説し、デメリット・メリット、カードローンが向いていない人の特徴などを紹介していきます。
カードローンはやめとけ?危険性「返済大変」と言われる理由とは?知恵袋など
カードローンに手を出すなと言われる大きな理由は下記の3つです。
- 金利が高い
- 返済期間が長くなる(支払総額が増える)
- 借りすぎてしまう
金利が高い
カードローンの金利は、借入額などで異なりますが、住宅ローンやカーローン、教育ローンなど目的別のローンと比べると高めです。
無担保・無保証人で借りられるため消費者にとっては利便性が高いのですが、貸し付ける側は万が一返済できなかった場合、補填するものがありません。
担保があれば土地や物件を売却することでカバーできますが、カードローンはそうもいかないのです。そこで、金利を高めに設定し少しでも万が一の事態に備えています。
消費者側は担保や保証人を立てなくても良く、貸し付ける側は金利で利益を得て多少貸し倒れがあってもカバーできるようになっています。
とはいえ、金利が高いということは返済する利息も多くなるということ。利用する際にはこの辺りをしっかりと理解しておく必要があります。
返済期間が長くなる(支払総額が増える)
カードローンの返済は、最低金額に設定して支払うと月の負担額が少なく楽です。しかし、月の返済額が少ないということは、それだけ元金が減らず返済期間が長くなることを意味します。
完済までの期間が長いと利息が余計にかかり総支払額が増えてしまいます。とはいえ、月の返済金額を上げると負担が多くなり返済に遅れてしまう恐れもあるでしょう。
カードローンを上手に利用するには、無理しない範囲でできるだけ早めに返済すること。繰上げ返済などで、なるべく早く完済できるように計画を立てて利用するようにしましょう。
借りすぎてしまう
カードローンは、借入限度額の範囲内であれば何度でも借りられます。しかもATMやスマホから気軽に借りることができますので、つい借りすぎてしまうのがデメリットです。
教育ローンや住宅ローンなどの目的別ローンやフリーローンは1回の審査で1回の融資となります。追加の借入は再度の審査が必要です。
しかしカードローンは限度額まで何度も借り入れができるため、つい借りる癖がついてしまいます。1回の金額は大したことなくてもそれが何度も重なると返済困難になることも。
利便性が高いことは大きなメリットですが借りすぎないよう計画的に利用することが大切です。
カードローンの危険性!作るだけでデメリットになるは嘘
カードローンは「作るだけでデメリットになるからやめたほうがいい」と言われることがあります。
しかし、安心してください。カードローンは年会費もなく、作るだけではデメリットになりません。むしろ作っておけば以下のようなメリットがあります。
- いざという時、審査の必要なくすぐに借入できる
- 余計な費用がかからない
金利なども借りて初めて発生するため、作って持っていても何の不利益もありません。
ただし、無利息キャンペーンを行っている場合は、使わないうちにその期間がすぎてしまうことがあるので注意しましょう。
カードローン借りない方がいい!こんな人はやめたほうがいい
前述したようにカードローンは便利がゆえにデメリットもあります。下記のような方は、そのデメリットを助長してしまいので、利用を避けたほうがいいでしょう。
- 借りすぎてしまう人
- 他の借金が多い人
- 仕事が不安定
それぞれ詳しく解説します。
借りすぎてしまう人
カードローン最大のデメリットは借りすぎてしまうことです。返済能力を超えた借り入れは生活が困窮する恐れもあり大変危険です。
返済に遅れてしまうと、個人のクレジットヒストリーを記録する信用情報に傷がついてしまいます。一度信用情報に延滞や滞納の履歴が残ると5年間保持され新規のローン審査に影響します。
また、返済するために新たな借り入れをするなど、借金を借金で返す生活になると多重債務となり返済不可能になることも。
自己管理ができずつい借りすぎてしまいそうな方は、カードローンを利用しないほうがいいでしょう。
クレジットカードなど他の借金が多い人
すでにクレジットカードを使いすぎている人や、他の借金が多い人は新たな借り入れを控えましょう。
先ほどもお伝えしたようにカードローンは使いすぎてしまうと返済が困難になります。すでに多くの借金を抱えている人はそのリスクが高いため、カードローンを作らず今の借金を減らすことが大切です。
仕事が不安定
カードローンは毎月決まった金額を返済しなければなりません。仕事が不安定で収入が安定していない方は、返済できなくなりますのでカードローンの利用は控えたほうがいいでしょう。
分割返済ではなく翌月の入金で一括返済するという使い方なら問題ありません。収入と返済のバランスが取れているか考えてから申し込みしましょう。
カードローンとキャッシングの違い
カードローンはコンビニATMから気軽に借り入れできます。カードローンと似た仕組みにキャッシングがありますが、こちらはクレジットカードに付帯するキャッシング機能を利用してお金を借りる方法です。
クレジットカードのキャッシング限度額以内であれば審査の必要なくすぐに借り入れできます。ただし、キャッシングはカードローンよりも限度額が低いため、高額の利用はできません。
カードローンは安全!利用する4つのメリットとは?
カードローンは計画的に利用すれば、安全で便利な存在です。カードローンを利用する4つのメリットを解説します。
審査が早く即日借りられる
カードローンの中でも下記のような消費者金融系を利用すれば審査が早く、最短即日の借り入れも可能です。
審査時間 | 上限金額 | 実質年利 | |
SMBCモビット | 本審査まで最短15分 | 800万円 | 3.0%~18.0% |
プロミス | 最短3分で融資可能 | 500万円 | 4.5%~17.8% |
アイフル | 最短18分で融資可 | 800万円 | 3.0%~18.0% |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
銀行カードローンは審査時間に3日〜1週間ほど要しますが、上記の会社なら最短3分で融資可能なケースもあり、急いでいる人にはかなり便利です。
審査通過後はカードが手元に届いていなくても、振込で借り入れできます。
アイフルの貸付条件・詳細はこちらから SMBCモビットの詳細はこちら
担保や保証人がいらない
どこかでお金を借りる場合、担保や保証人が必要だとハードルが高いですよね。保証人をお願いするって安易なことではありません。
保証人を依頼した際に、借金を反対される可能性もあるでしょう。
しかし、カードローンは無担保・無保証人です。自分だけの信用で借りられますので、誰にもばれずに利用できます。
限度額の範囲で何度も借りられる
カードローンは一度審査に通ると、限度額の範囲で何度も借り入れ可能です。
- 急な冠婚葬祭が重なりお金が足りない
- 給料日までどうしよう
- 今月は家計が苦しい
日々生活していると急にお金が必要になることも多いですよね。そんな時カードローンがあれば、急場をしのぐことができます。
筆者もカードローンを利用していますが、「あってよかった」と思う瞬間も多いです。普段は利用しませんが、いざという時助かります。
銀行カードローンなら金利が低い
先ほどカードローンのデメリットで「金利が高い」とお伝えしましたが、銀行カードローンなら消費者金融より低めに設定されています。
上限金利の相場は、消費者金融系が18%に対し、銀行は14.5%ほど。借り入れ金額が多くなるほど、約3.5%の差は大きいです。
金利が気になる方は銀行カードローンがおすすめです。
銀行カードローンの注意点
銀行カードローンは銀行という信頼感と金利の安さが魅力です。しかし下記のようなデメリットがあるので事前に理解した上で利用しましょう。
- 審査が厳しい
- 融資まで時間がかかる
低金利のローンは利益が少なく無担保・無保証人です。債務者が貸し倒れると銀行が多大な損失を補填しなければなりませんので、そのリスクを軽減するため審査がとても厳しくなります。
消費者金融より厳しいチェックがありますので、審査に通過できない方も多いでしょう。また審査時間がかかりますので、急いで利用してい人には向いていません。
安全・安心・審査が早いカードローン5社比較
審査が早く、利便性が高いのは、下記に紹介する大手消費者金融5社です。大手なので安心して利用できます。
詳細 | SMBCモビット | プロミス | アイフル | レイク | アコム |
金利 | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~17.8% | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~18.0% | 年3.0%~18.0% |
借入限度額 | 最大800万円 | 最大500万円 | 最大800万円 | 最大500万円 | 最大800万円 |
融資までの時間 | 最短即日※1 | 最短3分※2 | WEB申し込みで最短18分 | 最短1時間 | 最短20分※3 |
審査通過率 | - | 38.0% | 38.4% | 29.4% | - |
無利息期間 | なし | 初回「借入日」翌日から30日間無利息※8 | 初回契約日の翌日から30日間無利息 | ・初回契約日の翌日から60日間無利息
・初回契約日の翌日から借入金額の5万円まで180日間無利息 ※5 |
初回契約日の翌日から30日間無利息 |
パート・アルバイト | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
最小返済額※6 | 4,000円 | 1,000円 | 残高に一定割合を掛けた金額 | 4,000円 | 契約極度額30万円以下の場合借入金額の4.2%以上 契約極度額30万円超の場合借入金額の3.0%以上もしくは月々1000円~ |
在籍確認 | WEB完結なら職場への電話、郵送物なし | 電話連絡あり
ただし申し込み後すぐに申し出ると配慮あり |
WEB完結なら職場への電話、郵送物なし | 電話連絡または書類で確認 | 原則、在籍確認なし※9 |
詳細 | SMBCモビット | プロミス | アイフル | レイク | アコム |
※1:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※2:パソコンスマホからの申込した場合
※3:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※5:契約額(極度額)が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能となります。
※6:借入残高により異なるため、実際の借入金額によってこれよりも多くなる場合があります。
※7:プロミスでは18,19歳の方は収入証明書の提出が必要です。
※8:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※9:電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施
まとめ
カードローンの利用は金利の高さや多重債務のリスクなどから「やめとけ」と言われることが多いです。確かに借りすぎてしまう人には向いていませんが、計画的に利用すれば危険なものではありません。
借りすぎを防ぐには、自分がいくら使っているのか、毎月の返済はいくらまでなら大丈夫かを常に把握しておくことが大切です。
また、借りすぎてしまう人は限度額を低めに設定しておくのもおすすめ。借りすぎの心配がありませんので、デメリットを回避できます。
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