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住宅ローン本審査

住宅ローンの仮審査に通ったとはいえ、本審査に通過するまで「落ちたらどうしよう」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

住宅ローンの本審査は「仮審査に通るとほぼ通過する」と言われていますが、金融機関の審査基準に満たない方は落ちてしまいます。さらに、仮審査後に気を抜いてNG行動を取ると本審査に落ちることがありますので注意が必要です。

 

本記事では住宅ローンの本審査に通過する確率と審査期間中にとってはいけない行動、審査に落ちた時の対処法などをまとめて解説します。

 

また、住宅ローンの審査に不安を抱える方は、審査の通る銀行から一番条件にあう銀行を選べる「住宅ローン一括比較のモゲチェック」がおすすめです。5分の入力で審査に通る確率も表示してくれます

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住宅ローン本審査に落ちる確率は?ほぼ徹は本当?

住宅ローンで本審査に落ちる確率は5%と言われています。本審査で落ちる可能性はかなり低いです。とはいえ、条件や状況によっては落ちることもあります。

仮審査に通れば本審査ほぼ通るは本当?

先述したように本審査に落ちる確率だけみれば、本審査はほぼ通ると考えても良さそうです。しかし、安心はできません。本審査で審査した内容が、金融機関の審査基準に満たなければ審査に落ちたり減額されたりする可能性が十分あるのです。

 

また、後ほど紹介しますが審査期間中にNG行動を取るとせっかく通る審査も落ちてしまいます。

フラット35も落ちる?

住宅ローンに落ちた場合の最終手段として名が挙がる「フラット35」。審査は銀行よりも通りやすいのですが、審査がある以上100%通るわけではありません。

 

フラット35の場合、審査は「独立行政法人住宅金融支援機構(以下「機構」)」が行うものです。銀行などは、窓口になっているだけですから本来は仮審査がありません。

 

フラット35の仮審査は、機構の審査基準に沿って銀行が独自で行っているものなのです。ですから、事前審査でOKでも実際に機構での審査がNGということはあり得ます。

本審査の否決は早い?結果が出るまでどのくらいかかる?

住宅ローンは「否決の場合、結果が出るのが早い」と噂されていますが、これは一概には言えません。審査する金融機関や申し込みした人の属性などにより異なります。

 

住宅ローンの仮審査は結果が出るまで即日〜1週間ほどですが、本審査は2週間〜3週間程度かかることが一般的です。長くて30日〜60日かかる場合もあります。

 

審査が長引く理由は、「申し込みが多く混んでいる」「審査基準ギリギリ」「追加書類が必要」などさまざまです。

審査結果が長引くと不安になりますが、焦らず待つしかありません。

住宅ローン本審査に落ちる!不安でもやってはいけないNG行動

住宅ローン本審査中にとってはいけないNG行動があります。これらをやると審査に影響を及ぼすため注意しましょう。

借入やローンを組む

住宅ローン審査では返済負担率が重視されます。審査期間中に新たな借入や車、教育ローンなどを組むと返済負担率が上がり審査に落ちてしまいます。

名称は違いますが、クレジットカードのリボ払いも返済負担率に影響を与えますので注意してください。

 

借入やローンを組んだことは言わなくても信用情報を見ればわかってしまいます。融資実行までは高額の買い物やローンは避けましょう。

転職・退職する

審査期間中に転職や退職をすると、金融機関の定める勤続年数を満たせなくなります。また、勤務先が変われば年収などの条件も異なるため新たな審査が必要です。

 

また、法人や個人事業主は3期分の決算書(確定申告書)が必要ですから、本審査期間中に独立すると審査に影響があります。

住宅購入の契約締結後であれば違約金が発生するケースもありますので、注意してください。

 

通常の審査落ちならローン特約が適用され違約金なしで解約可能ですが、転職や退職はローン特約の適用外となります。解約する際にも負担がかかりますから、審査期間中の転職・退職は避けましょう。

ブログなど体験談から見る住宅ローン本審査に落ちる理由とは?

住宅ローンの本審査に落ちる確率は低いため、みんながどんな理由で落ちてしまったのか気になりますよね。

ここからは体験談をもとに本審査に落ちてしまった理由を紹介していきます。

仮審査の申し込み内容と異なる点があった

先ほど本審査に落ちる確率は5%程度とお伝えしましたが、この2〜3%は仮審査と本審査の申告内容が異なっていることが原因と言われています。

 

特に多いのが、仮審査を通過するために年収を高めに申告してしまうケースです。本審査で提出する書類は、仮審査の内容を証明するためのものですから嘘の申告をするとすぐにバレてしまい審査結果に影響します。

車を買ってしまった

本審査に落ちる理由で多いケースが、先述したように「新たなローンを組む」ことです。仮審査に通過したことで「もう大丈夫だろう」と車も買い換える方が少なくありません。

 

新たなローンを組めば毎月支払いが発生しますから、返済負担率が上がり審査落ちの原因となります。教育ローンやクレジットカードのキャッシング、リボ払いも対象となりますので注意しましょう。

信用情報に傷が付いていた

住宅ローンの審査では仮審査の時点で信用情報をチェックします。しかし、本審査でも改めてチェックされることが多いです。

本審査期間中に滞納や延滞などの金融事故を起こし、信用情報に記載されてしまったら、審査に通過しません。信用情報にこれらの金融事故が記録されるのは、その事実があってから2〜3ヶ月とタイムラグがあります。

 

仮審査の時点ではまだ信用情報に記録されておらず、本審査中に更新されることも考えられますから、6ヶ月以内に支払いに遅れた方は要注意です。

年収の割に借入額が大きかった

提出書類や信用情報をもとに精査した結果、「年収よりも借入額が大きい」「返済負担率が高い」と判断されると本審査に落ちてしまいます。

 

筆者も本審査に落ちた経験がありますが、この際不動産会社から言われたのは「思ったより他社の借入額が大きい」ということでした。すぐに借入分を一括返済し完済証明書を提出したのですが、結局は落ちてしまいました。

住宅ローン本審査に落ちた場合の対処法

先述したように住宅ローンの審査に落ちる理由はさまざまです。落ちた原因は銀行側が融資決定する際の懸念材料となっていることですから、よく考察して対策をしましょう。

ここからは効果的な対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

頭金を増やす

審査落ちの原因が「返済負担率が高い」「年収が低い」という場合に有効なのが頭金を増やすことです。頭金の有無は、審査に影響しないと言われていますが決してそうではありません。

 

頭金を増やせば借入額が減りますから、返済負担率も低くなりますし、頭金を用意できることで生活に安定感や計画性があることを印象付けられます。

 

審査基準ギリギリラインの方は、このような小さなポジティブポイントを上乗せすることが大切ですから、次の金融機関に申し込む際には頭金を用意することを検討してみてください。

ただ、頭金をカードローンや銀行から借りてまで用意すると、ローン負担率が大きくなりあまり意味がありません。借りる場合は、信用情報に影響しない親や親戚などにお願いしましょう。

借入を減らす

先ほどと同じように「返済負担率が高い」「年収が低い」場合の対策としてもう1つ有効なのが借入を減らすことです。

筆者も借入が多いことが本審査落ちの原因となりました。結局は落ちてしまったとお伝えしましたが、その後に改めて別の金融機関で申し込むと通過できました。

 

借入額が減れば返済負担率も下がりますから、効果的な対策です。また他社の借入がないことは印象もよく、借入しなくても生活できる「堅実な人」という印象を持たれます。

借入はあるよりはない方が確実にポイントが高いため、借入を減らすことも考えるといいでしょう。

フラット35を検討する

銀行の審査に通らない方や団体信用生命保険(団信)に落ちてしまう方は、フラット35もおすすめです。審査も銀行よりは通過しやすくなっています。

 

銀行では加入必須の団信もフラット35は任意ですから、審査に通らない方には有効な手段です。とはいえ、契約者に万が一のことがあればローンの返済が滞ってしまう事態になりかねませんので、別の保険でカバーしておきましょう。

他の金融機関に申し込む

住宅ローンは1回落ちたからといって諦める必要はありません。住宅ローンを取り扱い金融機関は多く審査基準もそれぞれ異なります。

 

同じ条件なのに「A銀行は落ちてB銀行には通過した」というケースはよくあること。口コミでは「7回目でようやく通過した!」という声もあります。

金融機関を変えるだけで審査に通る可能性は十分ありますので、別の銀行を検討しましょう。ただ、短期間でやみくもに申し込むと「審査に何度も落ちている人」と思われてしまいます。

 

そこで「ここだ」と思う金融機関を見つけて1社ずつ審査を受けることが大切です。どの金融機関に申し込んだらいいかわからない場合は「モゲチェック」を活用して、 良い条件で借りられる銀行を見つけましょう。

モゲチェックを利用すれば審査に通過する可能性が高い銀行がわかります。しかもこの仮審査は信用情報に影響しませんから安心&効率的です。

詳しくは次項で紹介します。

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住宅ローンは後悔することが多いため、できるだけ多くの金融機関から自分の条件にあった銀行を選びましょう。

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まとめ

本記事では住宅ローンの本審査に落ちる確率や理由、対処法を紹介しました。本審査に落ちる確率は5%程度ですが、記事中でご紹介したような落ちる理由に当てはまる方は審査に通過しないでしょう。

審査基準に達している場合でも、仮審査後に多額な借入をしたり、車を購入したりすると本審査に落ちてしまいますので注意してください。

また、1つの金融機関で落ちてしまっても諦めることはありません。落ちた理由を理解し、正しく対処すれば他の金融機関で承認を得られる可能性があるでしょう。

 

その際、「住宅ローン一括比較のモゲチェック」などを活用し、審査に通過する金融機関を見つけるのも効率的でおすすめです。

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