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近畿ろうきんの住宅ローンを検討中で「金利はどうなの?」「組合に加入してなくても利用できる?」「審査は厳しい?」など疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

近畿ろうきんは労働組合や生活協同組合の組合員であれば、有利な条件で利用できる金融機関です。しかし、一般的な銀行などの金融機関とは異なる面もあるので、詳しい情報を知りたい人も多いでしょう。

本記事では、近畿ろうきんの住宅ローンの審査基準からメリット・デメリット、利用するのに向いている人まで幅広く解説します。

近畿ろうきん 住宅ローンの審査は厳しい?

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銀行などの金融機関と比べ、近畿ろうきんの住宅ローン審査は厳しいのでしょうか。

地域に根ざした近畿ろうきんは、得た利益を利用者に還元することを目的としているので、審査が特別厳しいということはありません。

しかし利用するにはいくつかの条件がありますから、この条件に満たない方にはかなり厳しい審査といえるでしょう。

近畿ろうきん住宅ローンの以下の2点について解説します。

  • 審査基準
  • 審査に落ちる人の特徴

近畿ろうきん 住宅ローンの審査基準は?

近畿ろうきんでは住宅ローンの利用条件として、以下の4つを設定しています。

  1. 申込時の年齢が満18歳以上かつご融資時実行時の年齢が満66歳未満の方

で、最終返済時の年齢が満76歳未満の方

  1. 同一勤務先に原則1年以上勤務している方
  2. 安定継続した収入があり、前年度税込年収が150万円以上の方
  3. 保証機関が定めた保証基準を満たしている方

労働組合員以外の場合は、近畿2府4県に居住または勤務していることが、5つ目の条件として加わります。

近畿ろうきん 住宅ローンに落ちる人の特徴?

近畿ろうきんの住宅ローン審査では、年収や勤続年数、家族年数などの情報をもとに利用者の返済能力を見定めます。住宅ローンの審査に落ちるのは返済能力に不安がある場合です。

返済能力に不安があると判断されるのは、以下のような方です。

  • 信用情報の状態が悪い
  • 消費者金融やサラ金などで返済が残っている
  • カーローンなどの借入額が大きい

以上のような人は、たとえ年収が高く勤務先が大手企業であっても、審査に落ちる場合があるので注意しましょう。

【関連記事】

ろうきん住宅ローンの仮審査に落ちる確率と原因・審査中のNG行動とは?

近畿ろうきん住宅ローンの良い評判からみるメリット

メリット

近畿ろうきんの住宅ローンを利用する主なメリットは、以下の2つが挙げられます。

  • 労働組合や生活協同組合の組合員なら保証料が安い
  • 年収条件が150万円〜とやさしい

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

労働組合や生活協同組合の組合員なら保証料が安い

近畿ろうきんの住宅ローンは、労働組合員や生協組合員であれば保証料の面で有利な条件で利用できます。

労働組合員にいたっては、保証料は無料と非常に優遇されていてお得です。

生協組合員は、一括前払い方式で借入金額100万円で期間10年の場合、保証料は4,761円〜です。それ以外の非会員は同条件で6,666円~なので割安といえます。

年収条件が150万円〜とやさしい

近畿ろうきん住宅ローンは、収入が安定しており年収150万円以上の人であれば誰でも申込みが可能です。

主要な銀行の年収条件は200万円〜400万円以上であり、年収が低い場合は金利が引き上げられる傾向にあります。

他の金融機関と比べても、近畿ろうきんの150万円という条件はやさしいといえます。

近畿ろうきん住宅ローンの悪い評判からみるデメリット

デメリット

近畿ろうきんの住宅ローンを利用する場合のデメリットは、以下の3つです。

  • 非会員は事務手数料が高い
  • メガバンクに比べると金利が高めだった
  • 審査時間が長い

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

非会員は事務手数料が高い

近畿ろうきんでは、労働組合員と生協会員であればローン取り扱いの事務手数料が無料です。

対して、非会員の場合は、事務手数料が11,000円〜33,000円かかってしまいます。近畿ろうきんは、労働組合や生活協同組合の福祉金融機関としての側面が強いので仕方ありません。

労働組合員になるのは簡単ではありませんが、コープで生協会員に登録することで、手数料無料の恩恵にあずかることができます。

メガバンクに比べると金利が高めだった

年収条件が低く諸経費も安く抑えられる近畿ろうきんは、メガバンクなどと比較すると金利が高いイメージですが実際はどうなのでしょうか。

2022年6月時点の近畿ろうきんとみずほ銀行の最大引下げ後の金利は以下のとおりです。

変動金利型 固定金利選択型10年 全期間固定金利型
近畿ろうきん 年0.685% 年0.900% 年1.400%
みずほ銀行 年0.375% 年0.900% 年1.330%

このように、近畿ろうきんの変動金利型の金利はメガバンクよりも大幅に高いため、住宅ローンを検討する際は、固定金利選択型か全期間固定金利型を選択すべきでしょう。

【関連記事】

【最新】住宅ローンおすすめランキング!メガバンク・地方銀行どこがいい?選び方も解説

審査時間が長い

近畿ろうきんなどの利用者が特定されている金融機関は、スピード決済を強みとするネット銀行などに比べ、審査が慎重で時間がかかる傾向にあります

仮審査は1週間程度で結果が出ますが、本審査は1ヶ月程度かかることも。

年末や決算時期の春先などの金融機関が混雑している時期や、借り入れ額が大きい場合は審査期間が長引いてしまいます。

また、審査書類に不備があると審査期間が長引くことがあるので、書類の記入間違いや記入漏れがないように注意しましょう。

近畿ろうきん住宅ローンはこんな方におすすめ

おすすめ

近畿ろうきん住宅ローンの利用をおすすめできるのは、以下の3タイプに当てはまる方です。

  • 労働組合や生協協同組合人
  • 低収入
  • 転職歴が多めで勤続年数が少ない

労働組合や生協協同組合人

労働組合や生活協同組合に加入している組合員は、近畿ろうきんで住宅ローンを利用することで様々な優遇を受けられます。

労働組合員は保証料と事務手数料が無料で、勤務地や居住地などに限りがなく利用できます。

生協会員の場合は、労働組合員同様に事務手数料は無料、保証料はかかりますが非会員よりも割安で利用可能です。また、近畿2府4県に居住または勤務している方でしか利用できません。

低収入

不動産を持ちたいと思いながらも、年収が低いことを理由にして住宅ローンの利用を控えてしまう方も多いでしょう。

近畿ろうきん住宅ローンの利用条件は、前年度年収が150万円以上なので、低収入の方でも安心して利用が可能です。

しかし、低収入の方の場合は審査期間が長引くことや、借入額が制限されることなどが想定されるので注意しましょう。

転職歴が多めで勤続年数が少ない

近畿ろうきんの住宅ローンでは、原則1年以上勤続していれば利用できるので、転職が多く勤続年数が短い方でも安心です。ただし、個人事業主と家族従業員の場合に限り、3年以上の営業年数が必要です。

通常、転職歴や勤続年数は、収入の安定や返済能力などに繋がり審査で重要視されるので、非営利法人の近畿ろうきんならでは措置といえます。

住宅ローン審査に不安を抱える人は「住宅ローン相談窓口」へ

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審査が通りやすいとされる近畿ろうきんでも不安な方や、実際に審査に落ちてしまった方にはローンコンサルタントの「住宅ローン相談窓口」をおすすめします。

消費者金融などを利用していて、住宅ローンが組めるか不安な方も「住宅ローン相談窓口」であれば、それぞれの利用者に合った金融機関を紹介してくれます。

「住宅ローン相談窓口」の利用は着手金がかからない完全成功報酬制なので、審査が通るまで手数料が発生しないのが最大の魅力です。

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まとめ

近畿ろうきんの住宅ローンについて、審査の特徴や利用をおすすめできる方をご紹介しました。

年収が低く勤続年数も短い場合でも申込可能な近畿ろうきん住宅ローンですが、利用に不安を感じる方もいるかも知れません。

ローンコンサルタント専門の住宅ローン相談窓口」であれば、近畿ろうきんに限らず利用者に最適な金融機関をマッチし、審査通過まで導いてくれます。

住宅ローンにお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度「住宅ローン相談窓口」に相談してみましょう。

 

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