「車を高く売る方法はあるの?」
「高く売るならどこがいい?」
「車のオークションはどうなの?」
車を高く売りたいと考えてる人は決して少なくないでしょう。購入時の価格を考えると、できる限り少しでも高く売りたいですよね。
結論から言うと、車の相場を知り、綺麗な状態を維持することで高く売ることができます。
この記事では、車を高く売るためのポイントとやってはいけないことを解説しながら、車の買取業者の紹介をしていきます。
車を売るならどこがいい?車を高く売るための効果的な8の方法
早速ですが、車を高く売るために効果的な8つの方法を紹介します。
①査定前に相場を調べておく
ひとつめは、査定前に愛車の買取相場を調べておくことです。
これは、査定額を知らずに安値で買い叩かれることを防ぐためです。相場をあらかじめ知っていればそれが基準となり、高い・安いの判断ができます。
車の査定価格は、車種や年式、走行距離などの標準的な状態を基準にして算出されます。下記のような車査定の業者に依頼すれば、相場がわかりますから便利です。
- カーネクスト
古い車や事故車など他社では買い取ってくれない車でも、原則0円以上で買取を行っている業者です。車種、年式、走行距離で査定価格を提示します。
【カーネクスト】 - ズバット車買取比較
全国150社以上の車買取業者へ一括で査定の依頼ができます。各社の査定額を比較する事で売りたい車を最高額で売却できます♪入力はカンタン1分! 累計利用者数100万人以上!。
【ズバット車買取比較】
相場価値を知ることは、車を高く買い取ってもらうために重要なポイントです。
②下取りより買取業者に売る
車を高く売るなら、買取業者に売るようにしましょう。
下取りをするディーラーよりも、買取業者の方が高値で売れる流通ルートや手段を持っています。
買取業者は、ディーラーで価格をつけることが出来ない車であっても、その車に応じた査定額をつけることができます。なぜなら故障車や古い車の場合は、故障していない部品を取り出して売っているからです。
稼働する車の場合は、整備してオークションに出したり独自の売買ルートを使うため、比較的高い金額がつきます。
しかし、買取業者にも「トラックに強い」「ワゴン車に強い」など売買ルートによって得意不得意があります。
このため、利用したいと考えている買取業者は、何に強みがあるかしっかりと調べてから依頼をするといいでしょう。
③査定前は洗車や車内の掃除をしておく
査定に出す前には、洗車や車内の掃除をしておきましょう。見た目が汚い車より綺麗にしておくほうが、査定額がで査定が変わってきます。その理由は、外装の汚れに対してあまり減点されることはありませんが、車内の汚れや匂いなどが減点対象となるからです。
「掃除をしても査定額は上がらない」と考える方もいるかもしれませんが、掃除をしなければ査定額は下がってしまいます。
特に、減点対象になるものは下記のようになります。
あわせて掃除方法も紹介します。
- 煙草の匂い・芳香剤・ペットの匂いなど車内の異臭
査定に出す前には車用の消臭スプレーを利用したり、窓を全開にして天日干しにすることが有効。
- ペットの毛やステッカーの跡などの汚れ
粘着シートで毛やホコリを取った後、掃除機で砂などを吸い取ることが有効。ステッカーの跡やヤニなどは、車用のウェットシートがおすすめ。 - 煙草のヤニ
短い期間で定期的に繰り返すことが前提で、水拭きや専用のクリーナーで落とすことができる。重曹を溶かした水をタオルにしみ込ませ、固く絞ったもので拭いても有効。
外装の掃除は洗車機でもかまいませんが、キズやヘコみがある場合は手を加えずそのままにしておきましょう。悪化させると減点対象になってしまいます。
内装の掃除をしっかり行うことで、査定額が変わってきます。上記のポイントを踏まえて、シートの汚れや付着物がないか確認しましょう。
④純正パーツは用意しておく
標準装備品を純正パーツと呼び、殆どの場合、査定は純正パーツの方が有利となります。
これは、社外パーツより純正パーツを好む人が多く、見た目が統一されることが理由です。
もし、社外パーツを取り付けている場合は、査定前に純正パーツに戻しておくことがベストです。
しかし、すべての社外パーツが低評価を受けるわけではありません。タイヤやホイール、オーディオは、人気のパーツでこだわりを持つ人も多いため高額パーツであれば査定額も期待できます。
社外パーツを自分で取り変えることができない場合は、査定の際にあわせて「純正パーツもあります」と伝えるといいでしょう。
⑤本気で売る姿勢を見せる
本気で売ろうと思っている姿は、査定する側からしても「しっかり査定しよう」という気持ちにさせます。売るか売らないかという曖昧な態度では、査定する側からしても「売ってくれるのかな」と不安な気持ちになるため、必要以上の査定はしません。
常識内での具体的な希望額の提示なども、本気で売ろうという意思に繋がり、査定する側からしても感度が良いものです。
そういった意味でも前述にもあるように、査定前に相場を調べておくことが重要となります。相場を知っていれば、交渉しやすくなり「売る気持ちがある」と意思表明できます。
⑥セールストークに惑わされない
買取業者は1台でも多くの車を買い取りたいと考えています。なかでも、大手の買取業者であれば、営業マンたちにノルマが課せられていることもあり、即決を迫って来るパターンが多くあります。
「今売ってくれるなら」や「○○さんだけ特別価格です」「他社よりも高く買い取れる」と言う甘い言葉に惑わされず、しっかりと冷静に判断することが重要なポイントになります。
落ち着いて考えれば、他社との査定額を知るすべは営業マンにはありません。甘い言葉と不安感に負けて頷いてしまわないように気を付けましょう。
⑦査定は複数業者に見積もりを取る
複数の業者から査定の見積もりを取ると相場を知ることができ、更に他社との値段交渉にも利用できます。
おすすめの買取業者を簡単に紹介します。
- カーネクスト
古い車や故障車など他社でも断られる車であっても、原則0円以上での買取を保証しています。更に、手続きなど諸費用も無料となっています。年式が10年前以上や走行距離が10万kmを超えていても、何十万円の買取価格がつくケースも。HPにはカーネクストが買い取った車の詳細もあるため、相場を知ることができます。査定の申し込みはWebや電話から可能となっています。
- MOTA定額マイカー
一括車買取査定サービスを提供する買取業者。申込み翌日18時に、最大20社が査定額を一斉に開示し、高い査定額を付けた3社から依頼者へ連絡がきます。現車確認後に、金額に納得できれば売却手続きを進めるだけです。しつこい電話営業がないのが魅力的です。査定の申し込みはWebからのみとなっています。
- カーセンサー.net
大手企業でもある(株)リクルートが運営する中古車販売サービスの一環として、一括車買取のサービスも提供しています。一括査定は、最大30社へ比較依頼をして、複数社との査定額を一括で比較できます。また、特殊な「オークション型査定」というシステムもあり、オークションにお任せ出品ができます。連絡や査定額は1社だけです。申し込みはWebからのみとなっています。
買取業者によっては、査定基準や販売路線の強みが異なるので、数万円から数十万円の差異がでます。最低でも2~3社から査定の見積もりを取ることをおすすめします。
⑧1日でも早く売る
車の査定で、一番注目するのが「年式」と「走行距離」です。
車は初度登録年から10年目をひとつの目安としており、10年を超えた車は価値が下がるものが多いといわれています。新車の状態を維持しているほど、高値がつきます。
また、走行距離は5万kmを超えると価値が下がります。
走行距離の5万kmは、車の内部の消耗品パーツを交換するタイミングでもあります。しかし、この内部の消耗品パーツは高価なものが多く、修理費などが高くつくことを考え、査定額を低めにつけてしまいます。
上記を踏まえ、1日でも早く売ることは買取業者のデメリットである走行距離を増やすことなく、事故などでの破損を防ぐことができます。
更に、中古車を多く持っておきたい業者からすれば「1日でも早く売る」という意思は好印象にも繋がり、高い査定額を期待できる可能性もあります。
車を高く売る方法!オークションは有効?
出来る限り高く売りたいと考えている人は、オークションも検討してもいいでしょう。
ここでは、オークションで売る時のメリット・デメリットを紹介します。
オークションで売るメリット
オークションで売るときのメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、「価格が釣り上がって高値がつく可能性がある」ことです。
オークションは参加者が多く、競りによっては市場相場よりも高い値段がつくことがあります。出品の際に希望落札価格を設定することから、自分の納得ができる価格で売ることができます。
オークションによっては、入札額が希望落札価格を超えない場合はキャンセル料が無料になることもあるため、出品する前に確認するといいでしょう。
2つ目は、「営業電話がかからないこと」です。
買取業者に査定依頼をした場合、業者の顧客リストに電話番号などが載ってしまうため、営業の電話がたくさん掛かって来るようになります。なかには、時間を問わない買取業者からの営業の電話もあり、ストレスに感じてしまうことが多いでしょう。
しかし、オークションの場合は、オークションの運営とやりとりが発生するのみで、営業電話はかかってきません。
こういった点がオークションの主だった魅力でもあるといえます。
オークションで売るデメリット
次に紹介するのが、オークションで売るときのデメリットです。
- 買い手が見つからない場合がある
- クレームが入る場合がある
- 買取者が手続きをしない場合がある
オークションに出品しても、入札がない場合は車を売却することができません。また、入札価格が希望落札価格に届かない場合も、売却することができない場合もあります。出品したタイミングで売れるとは限らないので、早く手放したいと考えている人には買取業者に依頼するといいでしょう。
また、オークションはオンラインでのやりとりがメインとなるため、買取者から車の現状を直接確認できません。このことから、取引後に買取者からヘコミや傷などでクレームになる可能性があります。
傷やヘコミ、懸念になるものは事前に伝えておき、買取者からの質問には丁寧に回答することが必要になります。
さらに、「自賠責保険と車両の名義変更の手続きなどに購入者が対応してくれないケースがあることもデメリットです。
オークションなどの個人間売買では、一般的に買い取った側が自賠責保険と車両の名義変更の手続きが必要です。しかし、この手続きを怠るケースがあります。
手続きを怠った場合、自動車税や違反時の責任が売り手側に発生します。このため、見知らぬ人相手に車を売却することにリスクが生じるので、慎重に取引をしなければなりません。
オークションで売るなら「楽天Carオークション」がおすすめ
画像:楽天Carオークション
楽天Carオークションに登録して出品すると、楽天に登録している中古車販売業者が入札します。
出品には楽天IDが必要となり、ログイン後に必要な情報を入力。その後、全国2000社以上の中古車販売店がオークション形式で競り合います。オークションの結果で、最低希望落札価格を超えた場合に、売買契約が成立。※成約手数料22,000円(税込)を差し引いた金額を振込。
楽天carオークションを利用するメリットは2つあります。
- 買取専用業者よりも高値で売却できる可能性があること
一般的な中古車買取ビジネスは、中間業者が介在することから経費や中間マージンがかかってしまいます。しかし、そう言った中間業者を挟まないことから、必要以上の経費が掛かることはありません。そのため、車買取業者よりも高値で売却できる可能性があります。
- 電話と査定は1度のみ
買取業者と言えば、煩わしい電話営業に辟易してしまいがちです。しかし、楽天Carオークションでは、オークション形式で買い取ってもらうため、そういった電話連絡や査定も一度で済みます。
評判を見ると「思っていたより高く売れた」や「手数料が安く、最低価格も決めれる」という良い口コミが多く見られます。
成約手数料は、他のオークションサイトで50,000円(税込)前後かかる場合があるので、その点を比較すると楽天Carオークションは安く設定されているといえるでしょう。
買取業者との連絡を取るのが手間だと考えている人や、業者の提示する査定額に納得がいかなかった人などに、楽天Carオークションはおすすめです。
車を高く売るためにやってはいけないこと
車を高く売るために、やってはいけない3つのことを紹介します。
①即決する
1つ目は即決することです。
1社の買取業者のみの査定で「売ります」と即決をしてしまうと、その値段が相場通りの妥当なものか分かりません。
高く売りたいなら、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
複数の業者から見積もりを取ることで、交渉する時にも有利になり値段があがります。
ディーラーの下取りに出す
2つ目は、ディーラーに下取りに出すことです。
ディーラーはあくまでも下取りで、車を購入することを条件として不要になる車を引き取り、購入価格を下げるというものです。そのため、買取専門の査定スタッフが常駐していないケースが多いため、中古車市場の価値を反映してくれないことがあります。
また、購入する車の値引きということにもなるので、実際の下取り額は不明瞭になりがちです。その結果、査定額が低めであることも多くあります。
日頃から車を大事にしない
3つ目は日頃から車を大事にしないことです。
前述の査定前の掃除でも解説しましたが、タバコの匂いや汚れなどがあると査定基準で大きな減点対象となってしまいます。
車は購入した日から劣化し始めます。それでも、オーナーが大事に乗っているということが分かれば、査定スタッフにも好印象と映り査定に反映されることがあります。
定期的なメンテナンスや車内の清掃が「綺麗な車」という判定に繋がります。
日頃から車にキレイに乗ることが高く売るための秘訣です。
初めて車を高く売るならどこがいい?「カーセンサー」がおすすめ
画像:カーセンサー.net
初めて売るなら、どこがいいだろうと不安な人も多いことでしょう。
そこでオススメするのは「カーセンサー」です。
カーセンサーは中古車販売の情報を掲載するサービスが主体となっているため、売ろうとしている車を検索することで、登録なく相場価格を知ることができます。
また、中古車を買うためのサイトという印象が強いですが、「カーセンサー.net」というサービスを利用することで、車を売ることもできます。
カーセンサー.netでは、一括査定とオークション型査定があります。
一括査定には、ガリバーやアップルなどの大手買取業者をはじめ、地方の中小中古車店、オーラッシュなどの輸入車専門店と幅広い業者と提携しています。このなかから最大30社へ査定依頼を出すことができます。
オークション型査定では、最大5,000社が入札をします。電話のやり取りや査定が1回のみで済み、落札されるのを待つだけです。
大手企業である(株)リクルートが母体として運営しています。
提携店は様々な基準をクリアしているので、安心して利用することができます。
【カーセンサー.netはここから】