コンビニの振込用紙はクレジットカード払い可能?払えないもの詳細解説

コンビニの振込用紙はクレジットカード払い可能?払えないもの詳細解説

振込用紙をコンビニで支払う場合、現金だけではなくクレジットカードも利用できるのをご存じでしょうか。

しかし、現金のみで支払えるものというイメージのある振込用紙を、どのようにクレジットカード払いにするのかわからない方がほとんどではないでしょうか。また、そもそも振込用紙がクレジットカードで支払えるのかどうかすら把握できていなかったという方も多いでしょう。

この記事では、振込用紙をクレジットカードで支払う方法やメリット、コンビニ別でのおすすめのクレジットカードをご紹介します。

振込用紙は現金のみだと思っていた方はもちろん、普段からクレジットカードで支払っている方も、ぜひ参考にしてください。

コンビニ振込用紙をクレジット払いする裏技

振込用紙を使ったコンビニでの公共料金や税金の支払いは、基本的には現金のみです。しかし、クレジットカードや電子マネーでも支払える裏技が存在します。

高額な支払いであればファミリーマート、税金の支払いならセブンイレブンかミニストップがおすすめです。

以下では、コンビニごとの振り込み用紙のクレジットカード払いについてご紹介します。

振込用紙で支払うものの種類や金額に応じて、コンビニを使い分けましょう。

ファミリーマートで振込用紙をクレジット払いするには?

画像:ファミマTカード

ファミリーマートで、コンビニ振込用紙を現金以外の方法で払うには「ファミマTカード」を使います。

このファミマTカードは、コンビニ振込用紙での支払いで使える唯一のクレジットカードです。

クレジットカードの限度額内でさえあれば、例えば高額になりやすい子どもの塾や習い事の支払いや学校の入学金の支払い、公共料金なども支払えます。

ただし、税金の支払いは対象外とされるため注意しましょう。

ファミマTカードはこちらから】

セブンイレブンで振込用紙を電子マネー払いするには?

画像:セブンカード・プラス

セブンイレブンでは「電子マネーnanaco」を使用することにより、振込用紙の支払いができます。

nanacoへのチャージは「セブンカード・プラス(一体型・紐付型)」以外では実施できないので、注意しましょう。

チャージの上限は1回30,000円までで、かつ1日1回であることをあらかじめは把握しておいてください。

セブンカード・プラスはこちらから】

ミニストップで振込用紙を電子マネー払いするには?

画像:イオンカード

ミニストップでは「電子マネーWAON」による振込用紙の支払いが可能です。

イオンカードからWAONにチャージして支払うことで、チャージ金額200円に付き1ポイント貯まります。そのため、ただ現金で支払うよりもお得に利用できるでしょう。

ただし、WAONのチャージの上限金額が49,000円という点に注意してください。また、WAONにチャージできるクレジットカードはイオンカードだけなのも覚えておかなければなりません。

イオンカードはこちらから】

コンビニ振込用紙で払うのは損!公共料金をクレジットカード払いにする方法

コンビニ振込用紙を現金で払うのはなぜ損と言われるのでしょうか。

現金の場合、例えばクレジットや電子マネーで払った時にもらえるポイントが付与されません。

また現金の用意が手間になるだけでなく、場合によってはATMの利用手数料が発生します。

現金払いが原因で損をしないために、主な公共料金をクレジットカード払いにする方法について見ていきましょう。

電気代

電気料金の支払い方法には、口座振替・クレジットカード払い・振込用紙があります。

クレジットカード払いにする方法は、主に「インターネットでの申込」や「郵送による申込」です。

郵送の場合、クレジットカードの公式サイトから「お問い合わせ」を選択し、書類の記入・送付をするためと手間がかかります。そのため、インターネットから直接申し込むのがおすすめです。

水道代

水道料金の支払い方法には、納入通知書(請求書)による現金払い・口座振替・スマートフォン決済・クレジットカード払いがあります。

クレジットカード払いにする方法ですが、自治体によって支払方法の変更手続きが異なるため、お住まいの水道局のWebサイトなどで確認しましょう。

多くの場合、事前に申込書類を取り寄せて郵送するか、Webサイト上での手続きで変更できます。

ガス代

ガス料金の支払いは、払込書による現金、またはスマートフォンアプリでの支払いか、口座振替・クレジットカード払いから選択します。

クレジットカード払いにする申込方法は、インターネットによる手続きと申込書(郵送)による手続きがあります。手間や時間を考えるとやはりインターネットでの手続きがおすすめです。

携帯電話の料金

携帯電話の料金は、クレジットカード払いか口座振替が主に選択されます。ただし、一部のキャリアでは「払い込み用紙によるコンビニなどでの現金払い」に対応しています。

変更方法については各携帯電話会社で異なるため、それぞれのWebサイトや問い合わせフォームなどで確認しましょう。

また、携帯電話のキャリアごとにお得になるクレジットカードがあります。ドコモの場合はdカード、auであればau PAY カードなど、キャリアによってお得なカードは異なります。

振込用紙の他にコンビニでカード払いできないもの

振込用紙以外にも、各コンビニでクレジットカード払いできないものがあります。

コンビニごとにまとめているので参考にしてください。

セブンイレブンの場合

セブンイレブンでは、以下の商品でクレジットカードが利用できません。

  • 公共料金などの収納代行
  • インターネット代金収納
  • 切手・印紙・ハガキ・年賀ハガキ
  • QUOカード
  • テレフォンカード
  • プリペイドカード
  • プリペイド携帯カード
  • ビール券・酒クーポン券
  • 地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
  • その他金券に準ずるもの
  • マルチコピー機でのサービス
  • nanacoカード発行手数料
  • 各種電子マネーへの現金チャージ

ローソンの場合

ローソンでは、以下がクレジットカードの利用対象外です。

  • テレフォンカード
  • バスカード
  • 各種乗車券
  • 各種商品券
  • 回数券
  • QUOカード
  • 切手・ハガキ・印紙
  • 公共料金
  • 収納代行票
  • 一部のLoppi取次サービス

ファミリーマートの場合

ファミリーマートでは「※」付いているもののみ、ファミマTカードによるクレジットカード払いが可能なため注意してください。

  • 切手・はがき・印紙※
  • 公共料金(電気代・ガス代・水道料金)の支払い※
  • 公共料金(税金・その他クレジット返済・寄付など)の支払い
  • カード類(QUOカード・POSAカード・テレフォンカード)※
  • ゴミ処理券(粗大ゴミ券・事業ゴミ券)※
  • ギフト券(ハーゲンダッツ等)※
  • チャージ代金(Tマネー/楽天Edy/WAON/交通系マネー)
  • Famiポートサービス・スマホコード支払い

振込用紙NG!公共料金をクレジットカード払いにするメリット

ここでは、公共料金をクレジットカードで支払うメリットについてまとめます。

ポイントが貯まる

毎月必ず支払う公共料金をクレカ払いにすれば、カードの還元率に応じて毎月多くのポイントが貯まります。

ファミリー世帯で換算するとかなりの額になるため、現金払いよりもお得です。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードは、エポスゴールドカードです。エポスゴールドカードは公共料金の支払いで、ポイントが最大1.5%還元されます。

例えば10,000円の携帯料金をエポスゴールドカードで支払った場合は、50ポイントが還元されます。ほかにも電気代やガス代、水道料金などのすべてをエポスゴールドカードで支払えば、年間でおよそ3,000円相当のポイントがもらえるかもしれません。

また、ポイントの有効期限が無期限なのも特徴です。年会費も無料で、ゴールドカードの中でも利用しやすいメリットもあります。

エポスゴールドカードはこちらから

支出の管理がしやすい

クレカ払いにすることですべての公共料金の支払いがまとまり、支出を把握しやすくなります。

請求書がバラバラになったり、紛失したりするリスクが減るため、家計の管理にも役立つでしょう。

また、クレジットカードの支払い明細はWeb上で簡単に確認できるのもメリットです。いつどのような支払いをしたかすぐに確認できるので、支出を把握しやすいといえるでしょう。

支払い忘れがなくなる

公共料金ごとに会社が異なるため、支払いの期日は当然バラバラです。しかし、クレカ払いであれば、期日が分からなくなって支払いが漏れるということもありません。

クレジットカードであれば、公共料金ごとの支払日を設定するだけで自動で支払いが行われます。上記で紹介した通り、Webで利用明細を確認すれば実際に支払いが行われたかどうかも確認できるでしょう。

コンビニ別!お得になるクレジットカード

ここでは、コンビニ別のおすすめクレジットカードをご紹介します。

セブンイレブン

セブンイレブンの利用が多い方には、JCB CARD Wとセブンカード・プラスの2枚がおすすめです。それぞれの特徴を以下でまとめています。

JCB CARD W

JCB CARD Wのメリットは、年会費が永年無料で利用できる点です。いつでもどこでもポイントが2倍になる特典も付与されています。

またセブンイレブンだけでなく、スターバックス・メルカリ・Amazonなどの利用を対象に最大11倍のポイントがもらえるのもメリットです。

年会費永年無料
申し込み対象満18歳以上の方
国際ブランドJCB
還元率1%~5%
Amazon・セブンイレブンは最大3%還元
旅行損害保険最高2,000万円
交換可能マイルANA/JAL/スカイマーク

《JCB CARD W(JCBカードW)なら年会費が永年無料》

セブンカード・プラス

画像:セブンカード・プラス

セブンカード・プラスは、セブンイレブンで利用することの多いnanacoにチャージ可能な唯一のクレジットカードです。

公共料金の支払いも可能で、セブンイレブン・イトーヨーカドーでポイントを3重取りできるメリットがあります。年会費永年無料で利用できるので、普段からnanacoを利用する方におすすめです。

年会費永年無料
申し込み対象満18歳以上の方
国際ブランドVisa、JCB 
還元率0.50~1.00%
旅行損害保険なし
交換可能マイルANA

セブンカード・プラスはセブンイレブンで使えるnanacoに対応

ファミリーマート

ファミリーマートの場合は、以下の3枚がおすすめです。

ファミマTカード

画像:ファミマTカード

ファミマTカードは、年会費無料で利用できるクレジットカードです。公共料金の振込用紙をクレジット払いできるだけでなく、Tポイントもチャージできます。

ファミリーマートで200円利用するごとにポイントが2%還元できるので、普段利用するコンビニがファミリーマートであれば、最有力候補ではないでしょうか。

  • 年会費永年無料
  • 公共料金の振込用紙をクレジット払いできる
年会費永年無料
申し込み対象満18歳以上の方
国際ブランドJCB 
還元率0.50~1.50%
旅行損害保険なし
交換可能マイルANA

ファミマTカードは年会費無料

楽天カード

楽天カードも、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。ファミリーマートの利用時は、楽天カード・楽天ポイントカード・楽天ペイでポイントが2倍になります。

楽天グループの利用でたまったポイントをファミリーマートで使えるのも特徴です。

年会費永年無料
申し込み対象満18歳以上の方
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、 AMERICAN EXPRESS 
還元率1.0〜3.0%
旅行損害保険海外旅行傷害保険(最高2,000万円)
交換可能マイルANA

楽天カード発行はこちら

JALカード

画像:JALカード

JALカードは年会費が3,300円かかるものの、ファミリーマートを含む特約店でポイントが2倍になります。

ファミリーマートでのお買い物が多いほど溜まっていくポイントも増えていくため、利用頻度の高いコンビニがファミリーマートの場合はぜひ利用しましょう。

年会費2,200円(初年度無料)
申し込み対象満18歳以上の方
国際ブランドVISA、Mastercard、JCB
還元率0.50~1.00%
旅行損害保険1,000万円
交換可能マイルJAL

マイルを貯めたい方にはJALカードがおすすめ

ローソン

画像:dカード

ローソンを利用することが多い方には、dカードがおすすめです。

年会費無料で基本還元率も1.0%と高く、ローソンの買い物時にはdカード・dポイント・d払いの還元率が最大2.5%になります。マツキヨ、メルカリ、スタバなどもポイント還元率が高くおすすめ。

ドコモユーザーならドコモ通信料金1,000円ごとに税抜金額の10%が還元されますからかなりお得です。

年会費永年無料
申し込み対象高校生を除く18歳以上
国際ブランドVISA、Mastercard
還元率1.0〜特約店などで1.5%以上
交換可能マイルJAL

dポイント利用者にはdカードがおすすめ

大手コンビニ3社でおすすめのクレジットカード

画像: 三井住友カード(NL)

ちなみに大手コンビニ3社において、総合的におすすめなのは 三井住友カード(NL)です。

年会費無料に加え、これらコンビニ3社で利用すると、ご利用200円(税込)につき+ 2%+通常ポイント0.5%で合計2.5%が還元されます。

タッチ決済だとさらにポイント還元率が+ 2.5%で合計5%です。

年会費永年無料
申し込み対象満18歳以上の方
国際ブランドVisa 
還元率0.5%~5%
コンビニ3社・マクドナルドは最大5%還元
旅行損害保険最高2,000万円(旅費をこのカードで支払うなど条件あり)
交換可能マイルANA

《大手コンビニの支払いにおすすめの 三井住友カード(NL)

コンビニで振込用紙をクレカ払いする際のよくある質問

最後に、コンビニでのクレカ払いについて、よくある質問をご紹介します。

コンビニでクレジットカード払いを選択するデメリットは?

支払い方法の選択肢が一括払いのみになる可能性があります。ただし、カード会社によっては会員ページから分割払いに設定し直すことも可能です。

契約しているクレジットカードが一括払い、もしくはリボ払い専用のクレジットカードではないかを確認しておきましょう。

また、高額の支払いにはサインを求められることがあるため、現金で支払う方がスムーズに感じるかもしれません。コンビニや支払い内容によっては、そもそもクレジットカード払いに対応していない場合もあります。

コンビニ払いで一番おすすめのクレジットカードは?

大手コンビニ3社で総合的におすすめなのは、 三井住友カード(NL)です。

また、セブンイレブンの場合は、nanacoに対応している「セブンカードプラス」がおすすめです。ファミリーマートであれば、公共料金の支払いに対応可能かつ、ポイント還元率が高くなる「ファミマTカード」を利用しましょう。

ローソンを利用することが多い方は、ローソンの買い物によるポイント還元率が2.5%のdカードがおすすめです。

まとめ

振込用紙をクレジットカード払いできれば、ポイントも貯まってお得な上、家計の管理にも役立ち一石二鳥です。しかし、コンビニごとでクレカ払いできる商品が異なるので注意してくださいね。

コンビニに応じてカードを使い分けて、お得に賢く買い物しましょう。



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