一人暮らしの電気代は平均どのくらい？高くなる原因や節約方法も紹介

「これから一人暮らしをするけど、電気代ってどのくらいかかるんだろう？」

「一人暮らしを始めてから電気代が高く感じる」

この記事を見つけたあなたは、一人暮らしの電気代について悩みを抱えている人ではないでしょうか？

電気代は、毎月かかる固定費ですからできれば安く抑えたいものです。とはいえ、平均値や高くなる原因がわからなければ対策できませんよね。

 

そこで本記事では、一人暮らしにかかる電気代の平均についてご紹介し、電気代が高くなる原因や改善策なども解説していきます。

一人暮らしの平均電気代は？8000円は高い？

総務省が行った2021年の調査によると、一人暮らしの平均電気代は5,468円（年間69,492円）となっています。

ネットや口コミでは、一人暮らしの電気代は8,000円かかるという声もありますが、この数字はやや高めです。とはいえ、許容範囲内といったところでしょう。

 

寒暖差が激しい日本では、冷暖房を使用する夏と冬は、春や秋と比較して電気代が高くなりがちです。

エアコンを使用する量が増えればその分、電気代も高くなりますから、月8,000円かかるのは十分ありえる範囲といえます。

オール電化なら安くなる？

オール電化とは、電気や給油などの熱源を全て電気でまかなう住宅のことです。

一般家庭では、風呂やキッチンを使用する際はガスを利用していますが、オール電化の場合、ガスは一切使用せず全て電気を利用します。

 

オール電化の電気代は、戸建か集合住宅によっても違いがありますが、どちらも1〜1.5万円が相場です。

一見するとオール電化の方が高く見えますが、一般家庭では電気代に加えてガス代や灯油代がかかるため、従来のプランよりもオール電化にした方が安くなるでしょう。

一人暮らしの電気代が高い原因

電気代が高いと悩む一人暮らしの方も多いのではないでしょうか？

ここでは、電気代が高くなる以下3つの原因をご紹介します。

燃料費の高騰

電気代が高い要因として、まずは燃料費の高騰が挙げられます。日本は、燃料である液化天然ガスや石炭などを海外から輸入しています。

燃料の輸入価格の変動が、電気料金に充当する仕組みとなっているため、液化天然ガスや石炭などが高騰すると、電気料金も比例して値上がりしてしまうのです。

 

実際に、東京電力では燃料費が高騰したことで、電気料金に関わる燃料費調整単価が前年同月と比較すると約6円上がりました。

年月	燃料費調整単価（/kWh）
2022年6月	2円97銭
2021年6月	-3円29銭/kWh

上記の表を見ると、昨年より電気料金が高騰しているのがわかります。さらに、最近ではロシア・ウクライナ情勢による影響もあり、エネルギーの供給悪化が進んでいます。

そのため、燃料費の上昇は今後もしばらく続くと見られています。

【関連記事】

電気代が倍！高い原因を調べるには？対策やおすすめの電力会社も紹介

auでんき急に高くなった？おかしい？原因を徹底解説

電力会社のプランがあっていない

電気代が高い理由として、根本的に、自分の生活スタイルにあっていない電力会社のプランを選択している可能性があります。

• 必要以上に大きいアンペア数での契約
• 使用量を把握せずに適当にプランを選択した

 

上記のような場合、契約したプランが自分の生活スタイルに合っていない可能性が考えられます。生活スタイルに合わせたプランを契約しなければ、使用した電力量と金額が比例せずに損した気分になります。

そのため、現在契約中の電気プランを見直してみる必要があるでしょう。

電気使用量の増加

一人暮らしの電気代が高くなる原因として、単純に電気の使用量が多いことも考えられます。

普段使っていなかった部屋をテレワークが増えたことで使うようになったり、趣味部屋として利用するようになったりなど、電気の使用量が増えれば、その分電気代も高くなります。

 

また、以下のような行為も電気使用量を増加させてしまい、電気代が高くなる要因となります。

• 使っていない部屋の電気をつけっぱなしにしている
• 充電完了したのにもかかわらず、コンセントをさしっぱなし

 

上記のような行為は、無駄に電気を使用していることになるため、その分電気代も余計にかかるでしょう。

一人暮らしの電気代を安くする方法

一人暮らしの電気代を安くして余裕を持った生活をしたいと思っている方も多いでしょう。

ここでは、電気代を安くする以下3つの方法をご紹介します。

• 省エネ家電に買い換える
• 待機電力を減らす
• 電力会社を乗り換える

省エネ家電に買い換える

近年、省エネ機能が搭載されている家電が登場し、特にファミリー層で人気となっています。

例えば、以下のような家具が省エネ搭載機器に該当します。

• 長時間扉の開閉がない時、室内が暗くなった時など自動的に省エネ（節電）運転に切り替わる冷蔵庫
• 消費電力の少ないLED電球

家電は高額なものが多いですが、省エネ機能が搭載しているものを購入すれば、購入後にかかるコストを節約できます。

 

まずは、家電の見直しから始めて、省エネ機能が搭載された家電に買い換えてみましょう。

《家電の買取でおすすめの業者はこちら》

買取屋さんグループ	「ご自宅の物なんでも買取します！」という 出張買取専門の総合買取サービス。取りに来てくれるので楽ちん。
BUY王（バイキング）	デジタル家電や生活家電などなんでも買い取ってもらえる。大型家電は不可。
錬金堂	最短即日15分で出張査定。古い・ガラクタ・ジャンク品でも買取可能。

待機電力を減らす

待機電力とは、使用者の操作を待っている状態で消費する電力のことです。仮に、家電を利用していなくても、プラグやコンセントをつけっぱなしにしているだけで、電気は消費されます。

 

消費された分、電気を使用していますから、待機電力が多ければ多いほど電気を無駄にしていることになります。

家電を使用しない時は、プラグをコンセントから抜くよう心がけましょう。

電力会社を乗り換える

2016年に、電力の自由化になったことで、さまざまな会社が電力小売業に参入してきました。

特に、新電力会社は顧客獲得のため、従来の大手電力会社よりも基本料金や電力量料金の単価が安いプランを取り扱っています。

 

さらに、お得なプランも適用できることがあり、現在契約しているプランよりも安く契約できる可能性が高いです。

まずは、契約しているプランと他社のプランを比較して、電気代が高ければ乗り換えを検討してみましょう。

一人暮らしでも電気代が安くなる！新電力乗り換えのメリッ

電力の自由化が進み、電力会社の選択肢が増えました。この機会に、新電力会社への乗り換えも検討してみると良いでしょう。

ここからは、新電力会社に乗り換える3つのメリットをご紹介します。

①電気代が安くなる

新電力に乗り換えると電気代が安くなることが、一番のメリットです。

新電力会社は、大手に負けないよう、新規顧客を獲得したいため、基本料金や電力量料金の単価が安めに設定されているところが多いです。

 

基本料金0円の会社もある他、電力量料金（従量料金）が一律のところもあり、どれだけ多くの電力量を使っても金額が上がらない値段設定となります。

 

以上の背景から、新電力会社へ乗り換えることで、電気代を抑えられます。消費者にとっては固定費が削減できるため、大きなメリットと言えるでしょう。

②ポイント還元やキャンペーンでお得になる

次にポイント還元やキャンペーンでお得になることも大きなメリットです。大手との差別化を図るための取り組みとして、ポイント還元やキャンペーンを適用している電力会社も多いです。

中でも人気なのが、電気とガスをセット契約するプランです。

 

電気とガスをセット契約することで、料金が安くなるのはもちろんのこと、支払いも1度で済むといったメリットがあります。また、電気料金を支払うことで、以下のようなポイントが貯められるところもあります。

• Tポイント
• 楽天ポイント
• dポイント

貯まったポイントは、別に使えるため、消費者はお得感を得られるでしょう。

【ガスとのセット契約で安くなるおすすめ新電力は東京ガス】

③環境貢献

新電力会社に乗り換えることで、環境に貢献できる点も魅力です。新電力会社の中には、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーを利用して発電された電気を使えるプランを扱う会社も存在します。

 

電気代が安くできるだけでなく、環境や地元経済に貢献できるので、環境問題に関心がある人にはおすすめできるプランでしょう。

一人暮らしの電気代節約に効果のある新電力はこちら

一人暮らしの方が電気代を節約するのに向いている新電力会社を3社紹介します。

ONEでんき

「ONEでんき」は、一般家庭だけでなくオフィスや店舗など、低圧電力を使っている契約者をターゲットにサービスを展開しています。

ONEでんきの大きな特徴は、基本料金が0円であることです。

 

多くの電力会社は、電気使用量に関わらず毎月固定の基本料金を設定しています。しかし、ONEでんきでは、基本料金がないため、電気を使用しない場合は電気代が発生しません。

使用した分のみ電気代を払う仕組みとなるので、非常にわかりやすいです。

 

また、電力量料金が一律に設定されているのも大きな特徴で、電気使用量が増えても電力量料金が高くなることはありません。

このことから、一人暮らしの方がお得に利用できる新電力会社と言えるでしょう。

《ONEでんきの特徴》

• 契約期間の制限なし
• 解約金・違約金なし
• オプション契約なし

【電気の乗り換え手続きは最短5分！ONEでんき
】

東京ガスの新電力プラン

「東京ガス」は、新電力の販売量がNo.1となっているため、信頼性と安心感が抜群です。東京ガスでは、電気とガスのセット契約で割引が適用されるので、お得に契約できる点が魅力的です。

また、現在東京ガスの新電力プランに申し込むと、基本料金が3ヶ月無料となるキャンペーンを行っています。

 

年間30Aを利用する1人世帯の方であれば、約2,500円お得になるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか？

《東京ガスの特徴》

• ポイントが貯まる
• 切り替え費用や解約手続きはなし
• 電気とガスのセット契約で割引がある

【東京ガスはこちらから】

J:COMでんき

「J:COMでんき」は、ケーブルテレビや高速インターネット接続で有名なJ:COMが展開している事業です。

2016年に家庭用電力サービスを開始し、比較的新しいですが登録件数が100万件以上あり、勢いがあるサービスです。

 

J:COMが展開するケーブルテレビ、インターネット回線などのサービスを利用していなくても、割引を受けられる点が魅力と言えます。

電気契約のみで最大10％の割引が適用されるので、一人暮らしの方が節約するには最適なプランと言えるでしょう。

《J:COMでんきの特徴》

• 契約期間の制限なし
• 初期費用なし
• 全国6つのエリア（北海道・東北・東京・関西・中国・九州）で対応

【J:COM電力の詳細はこちらから
】

新電力選びに迷ったら「エネチェンジ」で比較

新電力会社といっても、数多くの会社が存在するので、どの新電力会社に乗り換えればいいのか迷っている一人暮らしの方も多いのではないでしょうか？そんな方は、「エネチェンジ」を活用しましょう。

エネチェンジとは、国内最大級の電力・ガス比較サイトで、運営元が大手上場企業となるため、信頼性抜群です。

 

エネチェンジを活用することで、簡単な情報を入力すれば自分に最適な電力会社をピックアップしてくれます。

「どのくらい電気代が節約できるのか」「キャンペーンの有無」なども教えてくれるので、比較する手間と労力が省けるのが大きなメリットです。

 

また、エネチェンジ限定のお得なキャンペーン特典があり、申し込むことで電力会社公式サイトや他比較サイトよりお得に契約できるのが魅力的です。

電気代を節約するためのサポートを行ってくれるため、利用者は安心して比較・検討できます。

 

特に、上京してきた一人暮らしの大学生は、金銭面で苦労することも多いので、エネチェンジを利用すれば、少しでも固定費を下げられそうですよね。他にも、以下のような特徴があるので、ぜひご覧いただき検討してみてください。

• WEBで比較から申し込みまでワンストップ
• コールセンターの専門スタッフが年中無休でサポート
• 引越し時の電気の切り替えもサポート
• オール電化プランや昼間が割安なテレワーク向けプランも紹介中

【国内最大級の電力比較サイト【エネチェンジ】はこちらから
】

まとめ

本記事では、一人暮らしにかかる電気代の平均をご紹介し、電気代が高くなる原因や改善策なども解説しました。

電気代は、毎月かかる固定費ですが、工夫次第で節約できます。

 

まずは電気代が高くなる原因を把握し、本記事で紹介した改善策やおすすめ新電力への乗り換えを検討してみてください。