イオン銀行住宅ローンは借り換えるとイオングループのお買い物が5%オフになるなどお得な特典が魅力です。
とはいえ、住宅ローンの借り換えは一生を左右する大事な問題ですから「借り換えて大丈夫かな?」「イオン銀行で後悔しないだろうか」と不安に思う方も多いでしょう。
そこで本記事ではイオン銀行住宅ローンに関する口コミ・評価をまとめ、借り換えるメリット・注意点を解説していきます。借り換えを検討している方は参考にどうぞ。
イオン銀行に借り換えたい!住宅ローンの良い口コミ
まずはイオン銀行住宅ローンの良い口コミからチェックしてみましょう。
イオン系列店の買い物5%オフは嬉しい
イオン銀行住宅ローンの借り換えメリットといえば「イオングループのお買い物が5%オフ」になることです。
イオンといえば、大型ショッピングモールで衣類から文具、食料品まで揃いますから日々のお買い物が5%オフになるのは家計に大助かりです。
毎月3万円イオンで買い物するとして、年間で36万円。これに10%の消費税がかかると39万6千円になりますが、もし5%オフだと37万8千円となり1万6千円お得です。これが5年続けば、8万円の節約となります。
しかもクレジットカードやWAONで購入すれば別でポイントも貯まりますし、家具や家電など大きな買い物をイオンでする際にもお得です。
金利が低くなった
イオン銀行の借り換え金利は変動金利で0.52%(2022年3月時点)です。この金利より高い金利で借りている方は、イオン銀行に乗り換えることで金利負担が軽減されます。
住宅のような大きな買い物は金利が1%変わるだけで大きな差が生じます。
例えば、返済期間20年・住宅ローン残高2,000万円で金利差が1%ある場合は下記のようになります。
- 現在 金利:年1.5%→月々の返済額:96,509円
- 借換え後 金利:年0.5%→月々の返済額:87,586円 月々8,923円の軽減!
参考:auじぶん銀行
借り換えで金利が低くなり、さらに日々のお買い物で5%オフとなれば家計への負担もかなり変わってくるのではないでしょうか。
イオン銀行ではフラット35への借り換えも可能ですからぜひ検討してみてください。
イオン店舗内に窓口があり夜21時まで開いている
イオン銀行はネット銀行でありながらイオン店舗内に365日開いている窓口があります。夜21時まで受け付けていますから住宅ローンの借り換え相談や申し込み手続きに通いやすいです。
しかも土日祝でも営業しているのは助かりますよね。週末や夜しか時間が取れないご家庭にもおすすめ。
書類だけ渡す際も、仕事終わりにサクッと渡しにいけます。
イオン銀行に借り換えたい!住宅ローンの良くない口コミ
イオン銀行の住宅ローンは良い口コミが多く悪い口コミを見つけられませんでした。唯一あったのは、「思ったより事務手数料がかかる」というものです。
イオン銀行の事務手数料は「借入金額×2.2%(税込)」で設定されています。この数字自体は、特別高いというわけではありません。しかし、新生銀行のように事務手数料が定額(5.5万円)のところもありますので、このような銀行と比べると若干割高と感じる方もいるでしょう。
借り換えはお得?イオン銀行住宅ローンのメリット
イオン銀行住宅ローンに借り換えるメリットはたくさんありますが、中でも代表的なものを3つご紹介します。
充実したがん保障を受けられる団信が0.1%上乗せで利用できる
イオン銀行住宅ローンの「ガン保障特約付住宅ローン」は、入院の有無などは問わずがんと診断確定されると住宅ローンが0円になる保険です。金利0.1%の上乗せで充実した保障を受けられますから、万が一のときにも安心です。
ちなみに、がんが治ってもローン残高は0円のまま。さらに、がんにより先進医療の療養を受けると通算最大1,000万円まで先進医療の技術料と同額が支払われます。
(1回最大500万円)
また、上皮内がん・皮膚がんと診断されたとき一時金30万円が支払われ、所定の高度障がい状態に該当するとローンが0円になるなどかなり手厚い保障です。
がん患者の1/4は25歳〜60歳の働き盛り世代と言われていますから、万が一の補償があると安心ですよね。ローンだけではなく治療に関する自己負担金も保障される点が大きな魅力です。
同じくがん保障を充実させたいなら、金利上乗せ0円で利用できるauじぶん銀行もおすすめです。
事務手数料などの諸費用も住宅ローンに組み込める
イオン銀行住宅ローンは、物件価格の105%まで借入可能です。この5%を事務手数料などの諸費用分として借りられます。
住宅ローン金利が適用されますから、諸費用ローンで借りるよりも利息負担が少なく済みます。イオン銀行住宅ローンの事務手数料は、先述したとおり「借入金額×2.2%(税込)」ですから、まとまったお金を用意できない方は、諸費用まで借りてしまう方法がおすすめです。
ただ、借入額が大きくなると返済負担率も上がりますので、そのあたりもしっかり確認しておきましょう。
イオンゴールドカードセレクトが発行される
イオン銀行住宅ローンを利用している方には、イオンゴールドカードセレクトが発行されます。
イオンゴールドカードセレクトは通常のイオンカードセレクト特典に加え下記のような特典があります。
- 年会費無料
- ショッピング補償あり(購入日から180日間、年間300万円まで無料で補償)
- 海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
- 国内旅行傷害保険(最高3,000万円)
- 全国のイオンラウンジや主要空港ラウンジが利用できる
- 毎月20日・30日はお買い物5%オフ
- 毎月20日・30日は映画が1,100円(税込)
- ETCカード無料
イオンラウンジは無料で飲み物が提供され、ゆっくり休めますので買い物で疲れた際におすすめです。また、旅行保険が他のクレジットカードに比べて充実していますから旅好きの方にも最適。
住宅ローン利用者には嬉しい特典です。
イオン銀行に借り換え!住宅ローンの注意点
イオン銀行に借り換える際、注意しておくべき点は「お買い物割引を受けられるのは5年間だけ」という点です。
イオン銀行住宅ローンの大きなメリットである「毎日お買い物5%オフ」は、入会から5年間のみ利用できる特典です。完済まで受けられる特典ではないため注意しましょう。
また、年間割引額に制限があります(年45,000円)。5年間で最大225,000円までとなっています。この割引額に達するのは、5年間で最大450万、月7.5万円利用した場合です。
これ以上買い物する方にはあまり恩恵を受けられない特典となっています。
【関連記事】:イオン銀行住宅ローンは後悔する?口コミ評判からデメリット・落ちる確率など解説
イオン銀行の住宅ローン借り換え審査は厳しい?
イオン銀行の住宅ローンの審査は、厳しいわけでも甘いわけでもありません。そもそも住宅ローンは、借入に関する審査項目が多岐にわたること、個々の事情で審査基準が変動することから一言で判断できるものではないのです。
とはいえ、ろうきんやかなり金利が低い銀行と比べれば、厳しい審査にはならないでしょう。一般的な住宅ローンの審査に通る基準をクリアしていれば心配することはありません。
《住宅ローン審査に通過する最低条件》
- 返済負担率が30〜35(フラット35の場合)%以下
- 他社の借り入れが多くない
- 他社の返済に遅れていない
- 信用情報に傷がない
- 年収200万円以上
- 住宅の価値が低すぎない
住宅ローン借り換え!イオン銀行が向いている人
住宅ローンの借り換えでイオン銀行が向いているのは下記のような方です。
- イオン系列の買い物が多い人
- 充実したがん保障をつけたい
- 諸費用まで住宅ローンに組み込みたい人
- 金利を安く抑えたい人
このように、イオン銀行のメリットを最大限活かせる方におすすめです。借り換えすることで金利が下がるのであれば一番メリットが大きいでしょう。
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AIが判定したその銀行の審査に通る確率も表示してくれますから、銀行選びの目安にピッタリです。しかも借りる金額やシミュレーションした返済額、銀行ごとの金利・条件なども比較できます。
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住宅ローンは後悔することが多いため、できるだけ多くの金融機関から自分の条件にあった銀行を選びましょう。
まとめ
本記事ではイオン銀行住宅ローンの借り換えについて解説しました。
イオン銀行住宅ローンは、5年間という制限はありますが、毎日のお買い物は5%オフになりますし、ゴールドカードで手厚い旅行保障を受けられます。さらに、充実したがん団信で万が一の際にも安心です。
借り換えした方の口コミ評価もよく、悪い評価が見当たりませんからイオン銀行住宅ローンに借り換えることで今より金利が低くなるのであれば後悔はないでしょう。
もし「他にも条件のいい銀行はないかな」と迷っていたら「住宅ローン一括比較のモゲチェック」を活用して、他銀行と比較してみるのもおすすめです。