
失業中や専業主婦の方で「無職でもお金を借りる方法はある?」「極甘ファイナンスって何?無職でも借り入れできる?」などの疑問を抱えている方も多いでしょう。
最近は、SNSなどで「#お金かします」と謳う個人融資を目にすることも多く、気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論から言えば無収入で銀行や消費者金融からお金を借りることは不可能です。また、個人融資も危険ですから絶対に利用してはいけません。安易に利用すると今よりも生活が苦しくなる恐れがあるのです。
そこで本記事では、無職でも安全に利用できる借入方法と相談先を紹介します。
【アルバイトやパート収入があるなら即日融資も利用可能】
審査時間 | 上限金額 | 実質年利 | |
10秒簡易審査 | 800万円 | 3.0%~18.0% | |
最短30分で融資可能 | 500万円 | 4.5%~17.8% | |
アイフル | 最短25で融資可能。 | 800万円 | 3.0%~18.0% |
無職でも借り入れ可能な極甘ファイナンスはどこ?
無職でも借り入れ可能な極甘ファイナンスがあればぜひ利用したいですよね。しかし、残念ながらそのような場所は存在しません。もしあるとすれば、それは闇金の可能性が高いです。
というのも、消費者金融などの貸金業は「貸金業法」「総量規制」という法律に則って営業しています。貸金業法では「極甘審査」「絶対通る」など消費者を勘違いさせるような文言で顧客を誘致することは禁止されています。
また、総量規制では多重債務を防止するために年収の1/3以上の貸付を禁止しています。返済能力を調査する借り入れ審査は法律で義務付けられており、返済能力を超えての貸付は禁止です。
このような法律に則って考えれば、無職の年収は0円ですから、貸付けできる金額も0円となってしまうのです。
ですから無職では消費者金融や銀行で借り入れができません。
少額融資なら審査無しでOK?無職で借り入れできる個人融資
「#お金貸します」「#審査なし融資」SNSではこのようなハッシュタグで検索すると膨大な数の個人融資がヒットします。
個人融資とは、個人がお金を貸し付けるものです。あくまでも個人間のやりとりとなっていますが、金融庁のHPでは「貸金業法に抵触する恐れがある」と注意喚起しています。
個人融資に関するトラブルは年々増加しており、最近では逮捕者も目立つようになりました。
審査なしでお金を借りる代わりに「法外な利息」を請求され、「個人情報の悪用」「違法な取り立て行為」など犯罪やトラブルに巻き込まれる恐れがあります。個人と見せかけて闇金であることも多いため注意しなければなりません。
審査なしで借りられるのは間違いありませんが、借りると危険なため絶対に利用しないようにしましょう。
【関連記事】:「個人間融資借りれた!」優良な個人間融資はどこ?借りパクできる?
無職で借り入れしたい!専業主婦が借りられる場所はどこ?
無職とはいえ、専業主婦の場合は「配偶者貸付」を利用して、銀行などでお金を借りられます。配偶者貸付は、夫と妻の収入を合算してその1/3の金額を借りられるものです。
妻が専業主婦で収入0円だとしても、夫に300万円の収入があれば夫の収入を元に
100万円まで借りられる可能性があるのです。
もちろん審査はありますが、無職の専業主婦が唯一金融機関からお金を借りられる方法です。配偶者貸付は貸金業法が適用されない銀行ローンで取り扱いがありますので、確認してみてください。
申し込みには下記の書類が必要です。
- 本人確認書類
- 配偶者の同意書
- 配偶者の収入証明書類
- 申込者本人の収入証明書類
本人確認書類は免許証やパスポートです。配偶者の同意書が必ず必要ですから、内緒で借りることはできません。また、事実婚や同性カップルでは利用できませんので注意しましょう。
無職で借り入れしたい!緊急でお金が必要な時の対処法は?
無職でどうしてもお金が必要になった場合、対処法は下記の3つです。
不用品を売る
1つ目は「家にあるものを売る」です。お金になりそうなものは生活に必要なものを残して、売ってしまいましょう。例えば、ゲーム機や本、CD、DVD、楽器、カメラなどです。
売り方はメルカリなどのフリマアプリから、自宅でまとめて査定が可能な出張買取、リサイクルショップなど様々。何が売れるかわからない方は出張買取が便利でしょう。
不用品を売ることは取り急ぎの対処法ですが、金利も審査もありませんので、無職でもお金を作れる定番の方法です。
親や親族に頼る
まずは親や親族に頼ることです。なんらかの事情で「失業してしまった」「働けなくなった」場合、親や親族に相談しましょう。
緊急でお金が必要な時の対処法として、一番リスクが少ない方法です。一人暮らしの場合は、家賃や生活費が発生しますので支払いに追われ気持ちに余裕を持てなくなります。
追い詰められると精神的に苦しくなってしまいますので、働けるまで時間がかかりそうな場合は、実家に戻るなど環境を変えてやり直すことも検討しましょう。
公的支援を頼る
最後は公的支援を頼るです。社会福祉協議会や市では、生活が困窮した方へ様々な支援を用意しています。特に最近は新型コロナウイルスによる影響から、失業や減収した方が多く支援を受けやすくなっています。
例えば以下のようなものです。
緊急小口資金・総合支援資金 | 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯 |
日本政策金融公庫(日本公庫)及び沖縄振興開発金融公庫(沖縄公庫)等による新型コロナウイルス感染症特別貸付等 | コロナの影響で業況が悪化した事業性のあるフリーランスを含む個人事業主等に対し、実質無利子・無担保で融資を行う。 |
住居確保給付金 | コロナの影響で家賃が払えず住居を失う恐れのある世帯へ住居費の一部を支給 |
償還免除付のひとり親家庭住宅支援資金貸付(申し込みはお住まいの市役所まで) | 就労を通じた自立に向けて意欲的に取り組んでいるひとり親の方々に対し、住居の借上げに必要となる資金について、償還免除付の無利子貸付を実施。 |
生活保護 | 生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い最低生活の保障と自立の助長を図る |
上記以外にも仕事について相談したい時は「ハローワーク」、職業訓練を受講しながら、要件を満たせば月額10万円の受講手当等の給付金を受け取る「求職者支援訓練」などもあります。
特にひとり親家庭の場合、教育費や開業資金、引越し費用を借りられるなど豊富な支援があります。聞かなければ教えてもらえないため、市のHPなどをチェックして相談してみましょう。
まとめ
本記事では無職でも借入できる極甘ファイナンスはあるか?について解説しました。カードローンなどは総量規制の問題から年収の1/3を超える貸付はできません。年収が0の無職が借入することは不可能ですから、バイトやパートを見つけて借入する方が早いでしょう。
専業主婦の場合は夫の収入を元にお金を借りる「配偶者貸付」を利用できます。申し込みには夫の収入証明と同意書が必要です。
病気で働けないなどの理由があれば、生活保護の申請など公的支援を検討しましょう。一時的に生活資金を借りられる制度も用意されています。お金や生活に悩んだらひとりで悩まず「よりそいホットライン(無料)」に相談してください。
生活やお金、仕事、暴力被害などどんな悩みにも寄り添い解決策を探してくれます。