「リミックスでんきの評判は?乗り換えるメリットある?」
「リミックスでんきは一人暮らしにも向いている?」
このように、リミックスでんきが気になっている方も多いのでは?
電気料金の値上げが続いていることもあり、少しでも支払う料金を下げて節約したいですよね。
今回は、電気料金の5%が割引になるプランや、5%が仮想通貨として付与されるプランがあるリミックスでんきが、どういった電力サービスなのか口コミからメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
リミックス電気の良い口コミ・評判!乗り換えメリットは?
最近よく耳にするようになったリミックスでんきとは、株式会社リミックスポイントという企業が始めた新しい電力サービスです。
(株)リミックスポイントは暗号資産の交換所や送金サービスをメインに行っている企業でもあるため、電気代の5%相当を仮想通貨で還元してくれるプランなどがあります。
この項目では、リミックスでんきの良い口コミや乗り換えのメリットを紹介していきます。
従来の電気代金よりも安くなった
元々利用していた電力会社からリミックスでんきに切り替えた場合、「使用1ヵ月で200円安くなった」「年間で換算するとかなりお得になった」など様々な好評を得ています。
※従量電灯Bの場合
《東京電力からリミックスでんきに乗り換えた例/1契約あたり》
契約容量 | リミックスでんき(税込) | 東京電力(税込) |
30A | 815.10円 | 858円 |
40A | 1,086.80円 | 1,144円 |
50A | 1,358.50円 | 1,430円 |
このように、リミックスでんきの方が1契約あたり最大で72円安くなっています。
基本料金がかからない
リミックスでんきには基本料金がかからないプランがあります。
支払うのは使った分の従量料金のみになっていて、通常他社の場合は三段階で単価が変動しますが、リミックスでんきの場合は一律26.30円/kWhと単価が決まっています。
《使い得プラン》
リミックスでんき | 東京電力 1kWhあたり | |
最初の120kWhまで | 26.30円 | 19.88円 |
120kWhをこえ300kWhまで | 26.48円 | |
上記超過 | 30.57円 |
※2022年5月現在 電力量料金
電力を多く使う場合は、どれだけ使っても単価が変動しない、基本料金0円の「使い得プラン」がいいでしょう。
東証二部上場企業の安心感がある
(株)リミックスポイントは、東証スタンダード市場に上場している企業です。
東証に上場するということは、厳しい審査をクリアしているということ。しっかりとした電力会社と契約をしたいと考えている人におすすめです。
ビットコインなど仮想通貨に投資できるプランがある
リミックスでんきは、電気代の5%相当をビットコインに投資することができます。※低圧電力の場合は約2%
仮想通貨で取引を行っている人や、運用に慣れている人にとっては電気代が仮想通貨になるのは魅力的といえるでしょう。暗号資産を取り扱う会社ならではのプランですね。
しかし、実際に付与されるのは6月と12月の年2回になっていて、受け取りの際にはビットポイントジャパンの口座が必要になるのでしっかりと確認することが大事になります。
リミックス電気の悪い口コミ・評判!乗り換えデメリットは?
次に解説するのはリミックスでんきのデメリットです。
支払い方法がクレジットカード払いのみ
悪い評価では、「支払いがクレジットカードのみだった」という口コミを見かけますが、運営会社の(株)リミックスポイントがクレジットカード払いを推奨しているだけで、実際には銀行口座振替も可能になっています。
クレジットカード払いの場合は、クレジット会社ごとに異なっていて、指定する締め日と支払日に沿っているので口座の引き落とし日とは異なります。
この点はデメリットといえるでしょう。
ガスとのセット割がない
電力会社でよくみかけるガスなどのセット割がないことが、リミックスでんきを検討している時にネックとなっていることが見受けられます。
(株)リミックスポイントがガスの供給事業を取り扱っていないため、セット割を利用することができません。
ですので、どうしてもガスとのセット割がいいと考えている人は、後述で紹介する「東京ガス」や「J:COM電力」を検討しましょう。
低いアンペアの契約ができない
「従来使用していたアンペア数を引き上げなければならなくなったから、リミックスでんきで契約したことで高くついた」という口コミがありましたが、これはリミックスでんきが提供する契約可能なアンペア数が30Aからとなっているからです。
従来10Aや20Aなどの低アンペアで契約をしていた人がリミックスでんきに乗り換えた場合、10Aと20Aの低いアンペアを取り扱っていないので、最低契約数の30Aまで引き上げなければなりません。
どんなに他の電力会社よりも安価に設定されていても、アンペア数を引き上げたことにより電気代が高くついてしまうのです。
リミックス電気の特徴と料金プラン
次に紹介するのは、リミックスでんきで取り扱う料金プランとその特徴についてです。
料金プラン
リミックスでんきには4種類のプランがあります。
※一般家庭向けや小規模事業者向けの低圧電力プラン
- 電気代割引プラン
金額設定は、地域電力会社の従来の料金と同じものになります。しかし、基本料金と従量料金が5%割引されるので、地域電力会社と比較すると安くなります。 - 仮想通貨付与プラン
暗号資産を扱う企業ならではのプランになります。上記のプランと同様に、金額設定は電力会社の従来料金と同じく、割引される5%がビットコインとして付与されます。 - 基本料金0円 使い得プラン
プランの名称通り基本料金が0円で、電気を使用した従量料金のみが請求されます。普段から電気をよく使う人や、世帯人数が多い家庭で、基本料金を削減したい人に向いています。単価は一律26.30円なので、請求料金が分かりやすいプランでもあります。 - ecoエネプラン
このプランは、地域電力会社の従来の基本料金と従量料金と同じ金額になっています。CO2排出量削減を重要視している方や生活環境の保護について関心がある方におすすめです。
ご自分の状況にあわせて選びましょう。
一人暮らしにおすすめはどのプラン?
上記の4種類のプランのなかで、一人暮らしにおすすめするプランは「電気代割引プラン」と「仮想通貨付与プラン」です。
住んでいるエリアにもよりますが、どちらのプランも5%割引の恩恵をうけることができます。
ビットコインを運用している人や検討している人は、電気代の5%がビットコインとして付与される仮想通貨付与プランがいいでしょう。年に6月と12月の二回に分けて付与されます。
解約金はかかる?
リミックスでんきは自分で解約の申し込みをしない限り、自動的に1年間契約更新となってしまいます。
その際、契約期間を待たずに解約しても解約違約金は発生しません。
乗り換えキャンペーンはある?
リミックスでんきで行われている乗り換えキャンペーンは、現在実施していません。しかし、いつ乗り換えても電気代が5%割引されるようになっています。(電気代割引プラン)
※2022年4月26日から新規申し込みの受付を一時停止しています。
リミックスでんきはどんな人におすすめ?
リミックスでんきは、従来の地方電力会社と契約していて、電気代を安くしたいと考えている人におすすめです。
リミックスでんきの価格設定は、地方電力会社の基本料金と従量料金と同額となっているので、電気代割引プランを利用することで必ず5%の割引を受けることができます。
仮想通貨(ビットコイン)の運用にチャレンジしたいと考えている人にも、おすすめです。電気代の5%がビットコインで付与されるので、余分な資金をかけずに仮想通貨を試すことができます。
リミックス電気以外のおすすめ電力会社3社
リミックスでんきはデメリットの方が多い、と考えている方にはリミックスでんき以外のおすすめ電力会社を紹介します。
ONEでんき
画像:ONEでんき
ONEでんきとは、株式会社グランデータという小売電気事業会社が提供する電力サービスです。
ONEでんきのプランはシンプルに「フリープラン」という基本料金が0円で、電気を使った分だけを支払うようになっています。
東京電力エナジーパートナーの場合
契約アンペア数 | 基本料金 | 年間基本料金 |
20A | 572円 | 6,864円 |
30A | 858円 | 10,296円 |
40A | 1,144円 | 13,728円 |
50A | 1,430円 | 17,160円 |
60A | 1,716円 | 20,592円 |
ONEでんきのフリープランにすると年間約7,000円から払っていた基本料金が0円になります。
エリアによって異なりますが、電力量の単価は1kWhあたり最大29.50円から最低21.30円になり、どれだけ電力を使用しても一律の単価となります。電力を多く使う家庭に向いているといえます。
また、最低利用期間などの縛りがなく、解約金や事務手数料はかからないので、すぐに従来利用していた地域電力会社に戻すことが出来ます。
電力を多く使う人は、ONEでんきを検討してみてください。
東京ガスの新電力プラン
画像:東京ガス
東京ガス株式会社が提供する新電力プランは、「基本プラン」「ずっとも電気プラン」の2種類あります。(ずっとも電気プランは2021年5月16日から新規受付を終了)
「基本プラン」は契約電流が10〜60A、もしくは契約容量が6〜50kVA未満の人向けのプランです。
東京電力と比べると基本料金は同額程度ですが、電力量料金が安価であるため切り替えるだけでも電気代が安くなります。
ガスとのセット割を利用することができ、基本料金と電力料金の合計金額から割引されます。その際、レシピ動画サービスで有名なクラシルの有料機能「人気順検索」と「人気ランキング」が無料で使えるようになります。※2022年9月末まで
また、2022年5月12日現在、新規申し込みをされた方に向けて電気代基本料金が3ヵ月無料になるキャンペーンが実施されています。
東京電力を使用されている方は、ぜひ東京ガスの新電力サービスを検討してみてください。
【東京ガスはここから】
J:COM電力
画像:J:COM電力
高速インターネット接続サービスで有名なJCOM株式会社が提供する「J:COM電力」は、住む地域によって料金が変化する「従量メニュー」、CO2排出量が実質ゼロになる「グリーンメニュー」、電力を多く使う「オール電化向けメニュー」の3種類のプランがあります。
また、JCOM(株)が提供するスマホやネット、ガスなどのサービスと組み合わせて支払いをひとつにまとめられるだけでなく、セット割で電気代を安くすることができます。
セット割や複雑な条件を組まなくても、電気の契約のみで契約期間中は最大10%の割引がつくので、乗り換えるだけでもお得です。
さらに、事務手数料などの初期費用やいつ解約しても違約金は0円となっているため、気軽にJ:COM電力に乗り換えることができます。
新電力選びに迷ったら「エネチェンジ」で比較
画像:エネチェンジ
自分にあった新電力が分からないと思った時は「エネチェンジ」で調べてみましょう。
エネチェンジでは、ライフスタイルにあったお得で嬉しい電気料金プランを一括で比較、見積もりをすることができ、そのライフスタイルにあった電気会社を紹介してくれます。
また、エネチェンジのHP内では節電やガスについてコラムが多数掲載されていて、詳しく解説をしてくれています。
2022年5月現在、エネチェンジ限定で各会社の特典があり、キャッシュバックや割引などがHPで複数紹介されているので、ぜひ自分にあった電力会社や料金プランを見つけた際には特典がないか確認してみてください。
まとめ
本記事では、(株)リミックスポイントが提供する新電力サービス「リミックスでんき」について解説しました。
リミックスでんきには、様々なお得になるプランがありますが、契約ができる最低アンペア数が30Aからとなっています。
このこともあり、元々低いアンペア数で契約をしていてリミックスでんきに乗り換えた場合には、アンペア数があがることで料金が上がってしまうことがあります。
契約をする際には、契約アンペア数などよく確認してからしましょう。
エネルギー価格の高騰は今後も続くと予想されています。少しでも電気代を安くしたい方は、この機会の際に、ぜひリミックスでんきや新電力サービスについて検討してみてください。