現在借金を抱えている方は計画的に返済できているでしょうか？「借金の返済目処が立たない…」「リボ払いの元金が全然減らない…」と悩んでいる方も多いはず。
借金はそのまま返済を続けていても金利ばかり膨らみ、返済負担が大きくなっていきます。特にリボ払いや高額な借金は、1日でも早く対策して早急に返済することをおすすめします。
そこで本記事では、300万円の借金でも自力返済できる「借金を早く返すコツ」を5つに分けて紹介していきます。順番に行えば、今の返済負担から解放され、完済への道が見えるはずです。私もこの方法でリボ払い含む300万円の借金を完済できました。
借金の返済が辛くて悩んでいる方はぜひ実践してみてください。
300万円の借金を自力で返すには何年かかる？大したことない？知恵袋・ブログなどの声から解説
300万円の借金を返すには、何年かかるのかは借りている金利や返済額によって異なります。
以下の表は金利15％で借りた場合の返済シミュレーションです。
| 返済年数 | 毎月の返済額 | 利息 | 総返済額 |
| 1年 | 27万1,000円 | 24万7,792円 | 324万7,792円 |
| 3年 | 10万4,000円 | 74万1,570円 | 374万1,570円 |
| 5年 | 7万2,000円 | 126万1,126円 | 426万1,126円 |
| 6年 | 6万4,000円 | 153万9,108円 | 453万9,108円 |
上記のように返済期間が長くなればなるほど、毎月の返済額は少なくなりますが、逆に利息は増加していきます。300万円しか借りていないのに、6年かけて返済すればなんと435万円以上も借りたことになるのです。
かと言って、1年で返済しようとすれば毎月27万円の支払いが発生します。ほぼ給料とも言える金額を返済し続けるのは、かなり過酷な生活になることでしょう。
また、上記の表は1箇所で借りた場合です。そうではなく4社や5社など複数社から、金利18％で借りていれば利息額はさらに増加します。
自力で返すには、まず利息を理解し、無理のない返済計画を立てることが大切です。
借金300万円を自力で返済するのは大したことない？口コミチェック
「借金300万円を自力で返済する」というのは、難しいことなのか、大したことないのか、知恵袋やX（旧Twitter）の口コミを見てみましょう。
年収３００万円でその額に近いおまとめローンは大変ですね。実際問題難しいとおもいます。お子さんも生まれるのなら、今よりも出費は当然多くなっていくはずです。 夜間・休日のアルバイトなど収入を上げられたらいいですが、それが難しいなら債務整理という選択もありだと思います。まだお若いのでブラックになってもやりなおしは十分できます。
引用：Yahoo!知恵袋
僕も過去に約300万円を抱えたことがあります。 一時期あまりにも手元に残っているお金が少なく返済も止めてしまったことで催促の電話ほぼ毎日がかかってくることもありました。 どうしようもなくなってしまい自殺したくなる気持ちもわかります。 僕も借金が300万以上あることから何回も目をそむけたくなりましたから。 ですが任意整理を行うことで借金を減らすことができました。 任意整理を行うと弁護士さんが直接金融会社に交渉し借金の減額、月々の返済額を減らしてもらえるよう交渉してくれます。
引用：Yahoo!知恵袋
借金が500万とか行った人は、その勢いで1000万とか2000万とかもう限界まで債務作って自己破産した方が得やで
もうどっちにしろ、返しきれへんのなら吹っ切れて突き進め！
普通のサラリーマンで自力返済できる限界ラインは、300万やと思ってる
もうそれ超えたら、個人再生か自己破産推奨
— はいな@債務者コミュニティ運営/500万返済中 (@haina_lifehack) February 11, 2024
借金返済の難しさは収入によって返済の難しさは変わるから額だけで一概に言えないのはもっともだけど
200から300万は自力でなんとかなるレベルかとは思う。結婚してる方はハードル上がるが独身者は特に。
— 藤森@任意整理1680万円(残債308万) (@fujimoritetsuto) May 5, 2022
借金、自力返済だと特別稼げる資格かスキルでもない限り200～300万から詰む人が出始める印象はあります
— 秋坂アツノ(正月) (@Atsu_Akisaka) September 21, 2021
上記のように、借金300万円に対する意見は、人それぞれです。自力返済しようと思ったら、副業やダブルワーク、節約はもちろん、状況のよってはおまとめローンや債務整理なども必要になります。
300万円の借金をいち早く自力返済するにはおまとめローンが効果的
300万の借入を複数社から行っている場合は、まずそれを一本化するのが効果的です。いわゆるおまとめローンという商品ですが、借金はバラバラに借りているより一つにまとめた方が返済しやすくなります。
というのも、複数社から借りていればそれぞれに金利がかかります。利息制限法では借入額が大きくなるほど最高金利が下がりますので、1本にまとめるだけで金利負担が減る可能性があるのです。
画像：日本貸金業協会
また、複数社に返済するより1社へ返済する方が、管理も楽になり返済日をうっかり忘れたり、どこからいくら借りているのかわからなくなることがありません。
現在複数社からの借入で悩んでいる場合は、おまとめローンを検討してみましょう。
《柔軟審査のおまとめローンならこの3社》
| 実質年率 | 融資額 | 融資までの期間 | |
| 中央リテール | 10.95％～13.0％ | 最大500万円 | 最短1日 |
| 首都圏キャッシング | 7.3％〜15.0％ | 50万円〜800万円 | 最短即日 |
| デイリーキャッシング | 8.5％～14.5％ | 50万円～600万 | 最短1日 |
借金を自力で早く返済する方法①現状を把握する
借金を早く返すコツ①は現状を把握することです。
複数の借金があると自分でもやばいと思いつつ、現状から目を背けたくてあえて借金額を把握しない方も多いのではないでしょうか？
どこからいくら借りていて、毎月総額いくら払っているのか把握できていないと返済計画が立てられません。
- 借入先
- 借入額（現状の残額）
- 金利
- 元金
- 毎月の返済総額
これらの項目を洗い出してみましょう。もし借入先がわからない場合は信用情報機関に開示請求すれば自分がどこから借りているのかわかります。
国内の信用情報は、下記の3社です。スマホなどで簡単に開示請求できます。
なぜ元金が全然減らないのか？
リボ払いやカードローンを返済している方で「毎月こんなに払っているのに元金が全然減らないんです…」と相談される方が多く見られます。
銀行や消費者金融、クレジットカード会社から借りているお金には、利息が発生します。毎月の返済額には利息が含まれているため、元金が減らないのです。
例えば200万円を年率15％、60回払いで借りた場合の月の返済額は47,579円です。このうち利息がいくらくらい含まれているか、想像できますか？
| 返済額 | 元金 | 利息 |
| 月47,579円 | 22,579円 | 25,000円 |
なんと利息だけで25,000円もかかっています。毎月47,000円支払っているのに、元金は22,000円しか減っていません。
完済した場合はいくらになっているでしょうか。下記の表をご覧ください。
| 総額 | 元金 | 利息 |
| 2,854,770円 | 2,000,000円 | 854,770円 |
年利15％で200万円を借りて5年で返済すると、85万円の利息がかかっています。これが借金が減らない理由なのです。
今回は例として5年で紹介しましたが、返済期間が伸びれば伸びるほど利息は膨らんでいきます。そして金利が高ければ高いほど、利息は高くなるのです。
借金は利息が膨らまないよう、早めに返済しなければなりません。
借金を自力で早く返すコツ：②繰上げ返済する
借金を早く返すコツ②は「繰上げ返済する」ことです。繰上げ返済とは、通常の返済日（約定日）とは別に、返済することです。「臨時返済」や「随時返済」などと呼ばれています。
繰上げ返済したお金は全額元金にあてられるため、利息がかからず早く完済できます。
例えば通常の返済日が25日で返済額が10,000円の場合、25日までに10,000円払うのは通常の返済です。しかし、それとは別で27日に30,000円払うとそれは繰上げ返済として元金にあてられます。
クレジットカードのキャッシングやカードローンなどは、お手持ちのカードを利用してATMから返済できるはずです。
毎月1,000円でも3,000円でも余裕があればどんどん繰上げ返済していきましょう。ただし、返済の際にATM手数料がかかる場合は、月1回まとめて繰上げ返済したほうがいいでしょう。
借金を自力で早く返すコツ：③おまとめローンを利用する
借金を早く返すコツ③は「おまとめローンを利用する」です。おまとめローンとは、複数ある借金を一本化するサービスです。
今の借入先よりも低い金利の金融機関でおまとめローンを利用すれば下記のようなメリットがあります。
- 利息が減る
- 返済日の把握が楽になる
- 月の返済額が減る
- 完済までの目処が立つ
前述したように、金利は低ければ低いほど利息の負担が減ります。金利18％で借りているところから15％に乗り換えれば、3％分の利息が浮くのです。
さらに借金額を一本にまとめれば、1社で借入する金額が大きくなりますよね。
利息制限法では、借金額に応じて下記のように上限利息が設定されていますので、1社で70万円借りているよりも、一本にまとめて100万円超えるほうが金利は低くなるのです。
| 借入額 | 上限金利 |
| 10万円未満 | 年20.0％ |
| 10万円以上100万円未満 | 年18.0％ |
| 100万円以上 | 年15.0％ |
関連記事：低金利おまとめローン審査通りやすい銀行＆消費者金融比較！絶対通るおまとめローンはどこ？
複数社で借りている状態よりも返済が楽になりますので、ぜひおまとめローンを活用してみましょう。
借金一本化におすすめのおまとめローンはこちら
| 金利（年） | 借入上限額 | |
中央リテール |
10.95～13.0％ | 最大500万円 |
| 4.5%～17.8% | 最大500万円 | |
| 3.0%～18.0% | 最大800万円 | |
| auじぶん銀行じぶんローン | 1.48％～17.5％ | 最大800万円 |
| イオン銀行カードローン | 3.8％～13.8％ | 最大800万円 |
関東近県にお住いの方は、おまとめローン専門で13年の実績がある「中央リテール
」がおすすめです。銀行並みの低金利で借金を一本化できます。
おまとめローンを利用した利用者の口コミでは、「返済が楽になった」「早く利用すればよかった」などの声も多いです。複数の借金の返済で困っている方は、相談してみましょう。
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借金を自力で早く返すコツ：④収入を増やす
借金を早く返すコツ④は「収入を増やす」ことです。
先ほど紹介した繰上げ返済も収入がなければできません。ですから、現在の収入とは別で、アルバイトや副業をして収入を増やしていくことをおすすめします。
最近は「クラウドソーシング」などを利用すれば個人でも在宅で仕事ができるようになりました。また、メルカリなどのフリマアプリでモノを売れば簡単に現金が手に入ります。
さらに、即日バイトアプリ「タイミー」などを使えば単発のバイトも見つかりやすくなっています。
とにかく今より収入を増やし、増えた分を繰上返済することが重要です。副業で月5万円稼ぎ、月5万円繰上げ返済すれば年間60万円の元金が減ります。利息がかからない分早く完済できます。
借金を自力で早く返すコツ：⑤支出を減らす
借金を早く返すコツ⑤は「支出を減らす」です。当たり前のことですが、毎月出て行くお金を減らせばその分お金が浮きますよね。そのお金を繰上げ返済すると、早く完済できます。
支出を減らすということは、生活を見直すということ。タバコやお酒で月10,000円以上使っているなら少し控えて返済に回しましょう。また、会社にお弁当を持参すればランチ代が浮きます。
他にも…
- 実家に帰って家賃分を減らす
- 格安携帯に乗り換える
- 光熱費を節約する
- 外食を減らして自炊に切り替える
- 自転車通勤に変える
- 保険料金を見直す
- 家賃が安いところに引っ越す
- コーヒーはタンブラーに入れて持参する
- コンビニに寄らない
などが効果的です。日々の積み重ねですが、こういった行動を意識するだけで支出が減ります。自炊や自転車通勤は体にも良いですよね。
特にやっておきたいのは、保険料の見直しです。今加入している保険内容と変わらないのに乗り換えるだけで5,000円〜10,000円の差が出る可能性があるのです。
例えば「保険見直し本舗」などを利用して生命保険や火災保険を見直すだけで、保険料負担が軽減されます。毎月払っているものですから、長期的に見てもかなりお得です。
無駄な保険があれば解約したり、他社の格安な保険に乗り換えましょう。
借金を自力で早く返すコツ：返済中の注意点
最後に借金返済中に絶対にやってはいけないことを紹介します。
借金を借金で返してはいけない
借金の返済がきついからといって、新たな借金をすると雪だるま式に増えていきます。自転車操業と変わりませんので、多重債務に陥ってしまいます。気づいた時には毎月利息しか払っておらず、元金が全然減っていない状態に…。
借金額が増えれば増えるほど、おまとめローンなどの審査に通りづらくなりますので絶対にやってはいけません。
リボ払いを利用してはいけない
クレジットカードのリボ払いは月の返済負担が少なく便利なサービスと思いがちです。しかし、リボ払いは金利が高く毎月の返済額が少ないため、返しても返しても元金が減りません。
借金の返済が苦しい人は、生活にゆとりがありませんのでクレジットカードで生活費を補いがちです。
生活が苦しい
↓
クレジットカードを使う
↓
返済できない
↓
リボ払いへ変更する
↓
借金額が増える
↓
生活が苦しい
このように無限のループをたどりながらどんどん借金額が増えていきます。リボ払いは金額が大きくなると返済負担が増えるため、本当に危険です。
借金を自力返済したい方は、リボ払いだけは避けましょう。
返済に遅れてはいけない
借金返済中は絶対に返済日に遅れてはいけません。何度も返済に遅れたり長期的な滞納をしたりすると、信用情報に事故情報として載ってしまいます。
信用情報に「滞納」「延滞」などの履歴が残れば、おまとめローンの審査に通らなくなり借金を一本化できなくなります。これでは自力完済が難しくなりますので、返済には遅れないようにしましょう。
また、借金滞納を放置していると、最終的には差し押さえが行われ給与差し押さえなどの不利益がありますので要注意です。
まとめ
借金を早く返すコツは、①現状の把握、②繰り上げ返済、③おまとめローン、④収入を増やす、⑤支出を減らすの5つです。この5つを実行すれば、必ず借金が減ります。
生活を見直し、収入増やし支出を減らす地道な行動が完済への近道です。複数社の借金がある方はまず「中央リテール
」などのおまとめローンを利用し借金を一本化しましょう。
返済先を1社に絞ることで返済に集中できますし、無駄な利息がかかりません。ボーナス、臨時収入、アルバイト代などはできるだけ繰上返済に回し借金の悩みを早く解決しましょう。
