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ろうきん住宅ローン

ろうきんの住宅ローンを検討中の方で「金利は安い?」「審査は厳しいかな?」「組合員じゃなくても利用できる?」などの疑問を抱えている方は多いはず。

ろうきん(労働金庫)は住宅ローンの中でも人気の金融機関です。しかし、銀行などと違い特殊なイメージがありますので、金利や特徴、審査について詳しく知りたい方もいるでしょう。

 

そこで本記事では5分で理解!ろうきん住宅ローンの金利や特徴、審査落ちの原因から評判までをまとめていきます。この記事を読めばろうきん住宅ローンがどういうものかわかるはず。住宅ローンを検討している方はチェックしてください。

ろうきん住宅ローン金利や特徴など詳しく解説!

まずはろうきん住宅ローンの金利や特徴など基礎知識から解説していきます。

ろうきんとは?銀行とどう違う?

ろうきんは、労働組合・消費生活協同組合など労働者の団体が組織する福祉金融機関です。労働組合や生協などの組合員が資金を出しあい利用し合うことで運営されています。

 

ろうきんは、労働組合や生協などの会員が、お互いに助け合うために資金を出しあい、利用し合うことで運営。そこで生まれた利益を便利な商品やサービスとして利用者に還元しています。

一方、銀行は株主が資金を出しあっているため株主の意見をもとに運営。利益も利用者ではなく株主に還元されます。

引用:ろうきん公式サイト

【ろうきんと銀行の違い】

ろうきん 銀行
事業形態 共同組織(福祉金融) 株式会社(企業融資)
目的 労働組合や生協の会員がお互いに助け合うため 利益追従、利益は株主に還元
対象 働く人を中心に融資 企業を中心に融資

ろうきんは全国に13機関あり、利用する際には住んでいる地域または、働いている会社の管轄のろうきんでしか利用できません。

【全国のろうきん一覧】

「北海道ろうきん」「東北ろうきん」「中央ろうきん」「新潟ろうきん」「長野ろうきん」「静岡ろうきん」「北陸ろうきん」「東海ろうきん」「近畿ろうきん」「中国ろうきん」「四国ろうきん」「九州ろうきん」「沖縄ろうきん」

ろうきん住宅ローンは4タイプ

ろうきん住宅ローンの金利を解説します。

中央ろうきん」が用意している住宅ローンは、「全期間固定型」「変動金利型」「固定金利特約型」「上限金利特約型」の4つです。

それぞれの特徴を確認してみましょう。

金利タイプ 特徴 メリット デメリット
全期間固定型 融資時の金利・返済金額が返済終了まで変わらない。 返済計画を立てやすい。金利が変わらないので安心感がある。 ほかの金利タイプより金利が高い。ほかの金利タイプより総返済額が多くなる可能性がある
変動金利型 基準金利の変動幅に連動し、金利が年2回変動。 固定金利と比べて借入した当初の金利が低い傾向にある。 金利が変動するため上昇リスクがあり、長期的な収支計画を立てにくい。
固定金利特約型 特約を締結することにより特約期間中は固定金利が適用される。 特約期間中は金利が固定される。切り替えもできる。 返済額が増加する可能性がある。
上限金利特約型 金利の変動幅に連動して金利が年2回変動。特約期間中は上限金利が設定される。 急激な金利上昇のリスクに備えつつ、低金利時代の変動金利のメリットを受けられる。高金利の時代には安心感がある 低金利局面では変動金利型より金利の負担額が増加する可能性がある。

それぞれのタイプにメリット・デメリットがありますので、ろうきんに相談してみましょう。

ろうきん住宅ローンの金利は?

 

金利タイプ  標準金利 最大引下げ幅 最大引下げ後金利
全期間固定金利型 年3.100% ▲年1.850% 年1.250%
変動金利型 年2.475% ▲年1.850% 年0.625%
▲年1.900% 年0.575%
金利ミックスの場合(注1)

(注1)変動金利型と全期間固定金利型または固定金利特約型20年(当初期間引下げ型)との組み合わせで、かつ、お借入総額の30%以上が全期間固定金利型または固定金利特約型20年(当初期間引下げ型)であることが金利引下げの要件となります。

金利タイプ 標準金利 当初期間引下げ型 全期間引下げ型 上限金利
最大引下げ幅 最大引下げ後金利 最大引下げ幅 最大引下げ後金利
固定金利特約型 3年 年2.400% ▲年1.700% 年0.700% ▲年1.400% 年1.000% -
5年 年2.450% 年0.750% 年1.050% -
10年 年2.500% 年0.800% 年1.100% -
20年 年3.000% ▲年1.850% 年1.150% 年1.600% -
LooF10(上限金利特約型) 年2.750% ▲年1.700% 年1.050% 年1.350% 年3.200%

※別途、保証料が必要となります。保証料のお支払い方法は、『一括前払い方式』(例えば、20年1,000万円のお借入れの場合、72,250円~144,490円)と『月次後払い方式』(年0.10%~年0.22%をご融資金利に上乗せ)がございます。参考:中央労働金庫

 

ろうきんは組合員かどうかで金利が変わります。また、地域によって組織が異なりますので、地域が変われば金利も若干異なります。住んでいる地域の管轄のろうきんで金利を確認してみましょう。

ろうきん住宅ローンの概要

 

ここでは中央労働金庫の住宅ローンを例に概要をまとめておきます。金利以外の諸条件について、下記の表を参考にしてください。

お申込みいただける方 ・団体会員の構成員、またはご自宅もしくは勤め先(事業所)が該当金庫の事業エリア内

【次の条件に全て該当する方】

・同一勤務先に1年以上勤務されている方(自営業者等の給与所得者以外の方は3年以上)

・自営業者等の給与所得者以外の方は3年以上勤務されている方

・安定継続した年収(前年税込み年収)が150万円以上ある

・申し込み時の年齢が満20歳以上かつご融資時の年齢が満66歳未満で、最終ご返済時の年齢が満76歳未満の方

・保証協会の保証を受けられる方

使いみち 自己(または2親等以内の親族)が居住するための以下の資金・住宅・宅地の購入、新築資金・新築・中古マンションの購入資金・住宅、マンションの増改築・リフォーム資金等住宅関連資金・住宅取得に伴う諸費用に係る資金
ご融資金額 30万円以上1億円以内(1万円単位)※お客様の雇用形態や審査の内容によっては、ご融資の限度額が異なる場合がございますので、最寄りの営業店にお問い合わせください。
ご返済期間 35年以内(1ヶ月単位)※お借入れ時に「上限金利特約型」「固定金利特約型」をお選びいただいた場合の最短貸出期間は、適用される特約期間以上となります。
団体信用生命保険 加入が条件

*参考:中央労働金庫

ろうきん住宅ローンのメリット

次にろうきん住宅ローンのメリットを紹介します。

労働組合や生協の組合員なら審査が通りやすく保証料が安くなる

ろうきんは労働組合や生活協同組合の組合員なら審査が通りやすく、保証料などもやすくなります。

例えば、35年の借入でも約1.18%の保証料で融資を受けることができます。大手銀行の保証料2.06%よりも割安ですから、他校と比べて保証料を抑えられます。

 

事務取扱手数料に関しても、一般労働者が33,000円かかるのに対し、団体会員の構成員の方、生協会員の組合員は、11,000円と割安です。

団体信用生命保険が手厚い

ろうきん住宅ローンでは万が一に備え、団体信用生命保険が付保されています。この団体信用生命保険は、金融機関によっては手数料や金利が上乗せされることがありますが、ろうきんの場合は無料です。

 

また、通常の団体信用生命保険以外に保障内容を充実させたオプションプランが2つ用意されています。

1つは上乗せ金利0.1%で加入できる「就業不能保障団信」です。これは傷害または全疾病による就業不能状態を保障するものです。

 

2つめは「オールマイティ保障型団信」です。死亡、高度障害に加え、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病に罹患した場合も保険金が住宅ローンの返済に充当されます。金利0.3%上乗せするだけでかなり手厚い保障になるためおすすめです。

日本人の2人に1人がガンになる時代、オールマイティ保障型団信なら、ガンと診断されれば進行過程に関わらず、全額保険金でカバーできます。

収入が低くても申し込みできる

ろうきん住宅ローンは年収150万円以上の安定した収入がある方なら申し込み可能です。住宅ローンを展開するネット銀行では、前年度の年収基準を200万円〜400万円以上としていることが多いため、ろうきんは比較的条件がゆるめですよね。

また、他行では年収が低いと金利が引き上げられることがありますが、ろうきんはその心配はありません。年収だけにフォーカスするとろうきんの審査は優しいといえます。

ろうきん住宅ローンのデメリット

次にろうきん住宅ローンのデメリットを紹介します。

非会員の場合不動産担保取扱手数料が高くなる

ろうきんでは、組合員であれば事務手数料が11,000円ですが、非会員の場合33,000円必要です。

 

このように、ろうきんは労働組合や生活協同組合などの福祉金融機関ですから、組合員なら様々な優遇があります。しかし、非会員はあまりメリットがありません。

 

非会員の方は、コープ(生協)の会員になると会員扱いとなり事務手数料が安くなることがありますので、お近くのろうきんに問い合わせてみましょう。

メガバンクやネット銀行と比べると金利が高い

ろうきんは金利が低いイメージがありますが、メガバンクやネット銀行と比べると実はそうでもありません。特に、変動金利や固定金利型20年などのタイプなどは金利が高めです。

 

ろうきんでは2022年1月の変動金利型で最大引下げ後金利が年0.625%に対し、「auじぶん銀行住宅ローン」では年0.389%となっています。

 

ガンになると住宅ローン残高が半減する団体信用生命保険も無料で付帯するため、ろうきんだけにこだわらず他行も検討した方がいいでしょう。

ろうきん住宅ローンの審査は甘い?厳しい?口コミ評判からチェック

それでは実際にろうきん住宅ローンを利用した方の審査に関する口コミをチェックしてみます。

審査に通過した方の口コミ

 

  • ネット申し込みが便利、審査も厳しくなかった
  • 年収が低めで心配だったは通って安心した
  • 団体会員なので手数料など優遇ありよかった

 

ろうきんは団体会員であれば優遇されることは間違いありませんので、審査も厳しくないと回答される方が多く見られました。

 

年収が低めでも審査に通過する可能性が高いため、団体会員の方はろうきんを利用するメリットが多々あります。一方で、自営業の方や優遇がほとんどありませんので、利用するメリットがあるかをよく検討しておくべきでしょう。

審査落ちした方の口コミ

 

  • 必要書類が多く1ヶ月以上かかった
  • 会員じゃないから?審査落ちした
  • 団体会員でも審査落ちました

ろうきんは団体会員であれば誰でも審査に通過するわけではありません。審査に時間がかかる上、落ちてしまうとがっかりしますよね。

家の購入手続きもありますから早めに審査結果を知りたいものです。審査が進まない、追加の書類提出など手間や時間がかかることも多いとなると、困ってしまいます。

口コミから見るろうきん住宅ローンの審査難易度

 

ろうきん住宅ローンの審査難易度は、結論から言えば、金利が低いので「厳しい」傾向にあります。

口コミをチェックすると通りやすいように見えますが、審査は団体会員であるかどうか?が大きく影響します。団体会員で、ある程度の年収があればスムーズに通過する可能性が高いのですが、そうでない場合は条件をどれだけ満たすかが重要です。

 

また、万が一返済不履行に陥っても住宅を売却することで補填できますので、購入する物件の価値が高いかどうかも審査に影響するでしょう。

非会員や自営業の方はあまり優遇がありません。

ろうきん住宅ローンの審査に落ちた原因は?

ろうきん住宅ローンの審査に落ちる原因は下記のようなものです。

  • カードローンやクレジットカードなど他社の借入額が多い
  • 信用情報に傷がある(債務整理や延滞や滞納歴など)
  • 年齢や勤続年数など属性に問題がある
  • 団体信用生命保に加入できない

去にカードローン等の他の債務に関して、返済が遅れたり長期滞納したことのある方は、信用情報にその事実が記載され、返済能力が低いと判断されてしまいます。

 

また、他社の借入額が大きいと住宅ローンの返済にも影響することから審査に通りません。中には、契約中のカードローンやクレジットカードをすべて解約することを条件にされることもあります。

 

他には、年収や年齢、勤続年数がろうきんの審査基準に合わなければ審査落ちしてしまいます。ろうきんは年収150万円以上となっていますが、購入価格が高く毎月の返済額と年収のバランスが取れていなければ審査に通過しません。

さらに、疾病や生活習慣病のリスクが高く団体信用生命保険(団信)に加入することができなければ、審査が通りませんので注意したいところです。

ろうきん住宅ローン審査に落ちた…通りやすい銀行はどこ?

ろうきん住宅ローンの審査に落ちてしまったら、他行を検討することになります。審査基準は各金融機関により異なるため、契約者の条件により審査が通りやすいか否か異なります。

ですから一概にここが通りやすいと指定することができません。ろうきん住宅ローンの審査に落ちた場合の対処法は下記の2つです。

  • 他行に申し込む
  • ろうきんのフラット35を申し込む
  • 住宅ローン比較「モゲチェック」を利用する

まずは、住宅販売メーカーからも他行に申し込むことを進められるはずです。その前に、どうしてもろうきんで借りることにこだわりたいなら、「フラット35」を検討しましょう。

 

フラット35とは、住宅金融支援機構と提携し扱う「全期間固定金利型住宅ローン」です。住宅ローン債権を買い取りなどで支援しますので、金融機関が融資しやすくなっています。

フラット35のメリットは、完済まで一定の金額で返済できることです。ただし、変動金利より金利が高めに設定されていますし、低金利になっても返済額が下がらないなどのデメリットがあります。

 

そこで、次項でご紹介する住宅ローン一括比較「モゲチェック」も活用しましょう。住宅ローン一括比較を利用すれば、一度の申し込みで自分が通過する銀行がわかり、一番条件のいい銀行へ申し込みできます。

ろうきん住宅ローン審査に落ちた…住宅ローン一括比較も活用したい

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住宅ローンの申し込みは、100項目以上の情報を記入する必要があり手間がかかります。また、銀行を比較するだけでも労力がかかりますよね。やっとの思いで申し込んだのに審査落ちすると、また銀行探しからスタートです。

もちろん、住宅メーカーなどから提携ローンの紹介もありますが、それだけで決めてしまうと損をする可能性があります。

しかし、住宅ローン比較サービス「モゲチェック」なら、住宅ローンを利用者に代わって一括比較し、 毎月の返済額や総返済額を抑えたり、 良い条件で借りられる銀行を提案してくれます。

入力時間はおよそ5分で今よりも返済額が減らせる金融機関の提案を受けることができます。。住宅ローンは一生を左右するものですから、様々な銀行の金利や条件を見極め、効率よく自分が通過する銀行に出会うことが重要です。

住宅ローン一括比較のモゲチェック

まとめ

本記事では、ろうきん住宅ローンの特徴や審査について解説しました。ろうきん住宅ローンは低金利が魅力ですが、審査が厳しいこともあり団体会員でなければ優遇されないなどのデメリットがあります。

場合によってはメガバンクやネット銀行の金利の方が低いこともありますので、住宅メーカーの提携ローンやろうきんだけにこだわらず、様々な銀行をチェックしてみましょう。

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