借金が複数社になると月の負担額が重くのしかかり辛いですよね。少しでも返済が楽になる方法としておまとめローンが推奨されています。
しかし、「おまとめローンを利用したいけど、審査に通るか不安」「借金総額が高額でもおまとめできる?」「絶対に通るおまとめローンはどこ?」などの疑問を抱えている方も多いでしょう。
おまとめローンの審査は「甘い」とも「厳しい」とも言われていますので、実際のところよくわかりませんよね。結論から言えば、審査に通るかはあなたの属性と条件次第になります。
審査落ちする人の特徴は共通していますので、申し込み前に当てはまるものがないか確認しておくといいでしょう。
この記事では、おまとめローンの審査は甘いのか?高額融資に成功するコツや審査落ちする人の特徴などを解説していきます。
「おまとめできるものならしたいけど、とにかく審査が不安でしかたない!」という方はぜひチェックしてみてください。
他社延滞中でも借りれるおまとめローン!長期延滞中でも融資可能な神金融は?10万借りたい
おすすめのおまとめローン会社を紹介します。
中央リテール
中央リテールはおまとめローンを専用に扱う消費者金融です。年率10.95〜13%と大手銀行並の低金利が魅力的。平成15年に設立以来、おまとめローンは13年の運用実績があります。
中央リテール中小消費者金融ですが、大手で審査落ちしてしまった方でも融資実績がありますのでおすすめです。
無担保おまとめローンの限度額は500万円で、不動産担保の場合は最高3,000万円まで融資が可能となっています。しかも返済期間は10年とかなり長く、最短1日で融資決定するスピーディーさも評判です。
- 多重債務で他社の審査に通らない
- 毎月の支払額を減らして負担を軽減したい
- 総量規制に引っかかりフリーローンを利用できない
このように、銀行や大手消費者金融の審査に自信がない方は、中央リテールに頼ってみてはいかがでしょうか。
利用限度額 | 500万円 |
貸付利率(年率) | 年10.95~13.0% |
返済期間 | 最長10年(120回) |
審査時間 | 受付より約2時間 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
【複数の借入を計画的に無くしていきたい方のための商品「中央リテールはこちら」】
ユーファイナンス
安定した収入があれば、4社以上の借入がある利用者にも対応してくれるユーファイナンス。
来店して契約する必要がありますが、店舗には親身になって丁寧にサポートしてくれる担当者ばかりです。
細々といろいろな消費者金融からお金を借りた結果、返済額が大きくなってしまった方は、ぜひユーファイナンスに相談してみてください。
実質年利 | 7.3%~15% |
借入限度額 | 100~700万円 |
返済期間・回数 | 最長10年・1~120回 |
WEB完結 | 可能 |
対象年齢 | 20〜69歳 |
※表中の内容は、ビッグローン(貸金業法に基づく借換ローン)の場合です。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
首都圏キャッシングサービス
首都圏キャッシングサービスは「総量規制における年収の1/3を超えるお借入がある方」のためのおまとめローンです。
限度額は最大2,000万円と多額の借金を抱える方にも対応が可能です。
また、最短で即日融資が可能ですし、一都三県に特化しているので、首都圏に住んでいる方の利便性が良いのも特徴。
首都圏に住んでいる方に好評なおまとめローンなので、首都圏住みの方におすすめです。
利用限度額 | 2,000万円 |
貸付利率 | 7.3%~15.0%(実質年率) |
返済方式 | 元利均等 |
返済期間・回数 | 最長10年(120回) |
貸付対象者 |
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担保・連帯保証人 | 不要 |
長期延滞中でも可能?ブラックOK、他社延滞中でも大丈夫?
結論から言えば、絶対に通るおまとめローンはありません。
もし「審査の甘いおまとめローンはこちら」といった文言で誘導している会社があれば、貸金業法に違反している、違法な業者です。
銀行や消費者金融は法律に沿った融資を行う必要があります。貸金業法13条には下記のような記載があります。
「貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。」
出典:貸金業法
「おまとめローンの審査は甘い」は噂で、しっかりとした審査を経て貸付が行われるのです。
おまとめローンの審査は甘くはないけどチャンスはある
おまとめローンを希望する場合、すでに高額の借金を抱えている多重債務者ですから、金融機関も貸付は慎重に行います。
借入金額も100万円以上と高額になりますので、カードローンの審査より厳しくなると言われています。
しかし、おまとめローンは複数の借金を1本化する商品です。そもそもターゲットは多重債務者ですし、借金を1つにまとめることで返済負担を減らすことを目的としています。
他社を解約することを条件として貸付することも少なくありませんし、金融機関側も長く借り入れてもらうことで利益を得られますので、返済能力があると判断されれば審査に通過します。
甘くはないのですが、条件が揃えば問題なく貸付してもらえますので、過剰に心配する必要はありません。
おまとめローン審査通りやすい銀行はある?
おまとめローンの審査は甘くはありませんので、銀行のおまとめローンはしっかりと審査があります。
審査が通りやすいのは、消費者金融のおまとめローンです。金利は高めですがその分利便性が良くなっています。一方で、金利の低い銀行おまとめローンは審査通過がかなり厳しいと言われています。
【おまとめローンの審査通過難易度】
中小消費者金融 | ★ |
大手消費者金融 | ★★ |
地方銀行 | ★★★ |
大手銀行 | ★★★★ |
ろうきんや農協 | ★★★★★ |
大手銀行やろうきん・農協は、かなり金利が安いため審査も厳しめ。付き合いのある顧客や労働組合の会員が有利になります。
中小消費者金融は独自の審査基準を設けていますので、他で審査が通らない人でも通過する可能性があります。
他社延滞中のおまとめローン!高額融資に成功するには?
おまとめローンはすでに複数の借金を抱えている人を対象にしていますので、600万円以上の高額な融資も可能です。
例えば、以下の金融機関・貸金業社のおまとめローンでは高額な上限額を設けています。
首都圏キャッシングサービス | 2,000万円 |
アイフルおまとめMAX | 800万円 |
東京スター銀行 | 1,200万円 |
ペイペイ銀行 | 1,200万円 |
この様な業者を選べば高額融資を狙えますが、審査に通過するかは別の話です。
高額なおまとめローン審査に通過するかどうかは、金融機関の審査基準を満たしているかどうかがポイントになります。
おまとめローンの審査基準
おまとめローンの審査基準はどの金融機関も公開していません。しかし、カードローンと同じく以下のような項目が重要視されます。
生活状況(住居の種類(住宅ローン有無)・独身既婚・家族構成) | 既婚や持ち家の方が生活が安定していると見られる。 |
勤務状況(勤務先の規模・年収・勤続年数・雇用形態・職種・役職など) | 公務員・正社員がポイント高し。年収は高いほどよく勤続年数は長いほど評価が高い。 |
信用情報(他社の借入残高、借入件数・延滞の有無・債務整理歴の有無) | 信用情報の照会で、カードローン、クレジットカード等の利用履歴、過去の延滞歴、過去の債務整理歴もチェック。 |
上記の中で、もっとも審査に影響するのは、「家族構成」「雇用形態」「年収」「信用情報」です。
公務員や正社員は安定性が高く、さらに年収が高ければ返済能力も問題ないと判断されるでしょう。また、信用情報では延滞などの履歴がなく良好な状態であれば、審査に通過する可能性が高くなります。
おまとめローンの審査に通りやすい人の特徴
おまとめローンの審査に通過しやすい人は以下のような方です。
- 安定した収入がある(年収300万円以上)
- 信用情報に傷がない(延滞・滞納・債務整理歴なし)
- 他社借入件数が4社以内
- 借入れ金額と年収のバランスが取れている(返済能力がある)
おまとめローンは、借入金額が大きく返済も長期間に渡るため継続した安定収入のある方が貸付対象になります。そのため、信用情報に延滞や滞納履歴のない信頼できる方にしか貸してもらえません。
年収は目安ですが、借入金額と返済のバランスが取れていれば審査に通過します。
関連記事:絶対通るおまとめローンは?審査通過のポイント伝授!600万以上成功するには?
おまとめローンの審査に通りやすくするコツ
おまとめローンの審査に通りやすくするコツを紹介します。
- プチおまとめしておく
- 年度末に申し込む
- 現在借入している金融機関に相談する
借入件数の多い方は、おまとめローンに申し込む前に1社でも2社でも返済して件数を少なくしておくのがポイントです。借入金額の少ないものを他社の借入でなんとか完済し、プチおまとめしておくと、借入件数が減り審査に通りやすくなります。
また。消費者金融などは年度末の決算の日前は、営業利益を高めるため若干審査が通りやすくなります。
さらに、現在借入している金融機関に相談すると一本化を認められる可能性も高いです。一度も延滞や滞納がなく順調に返済している金融機関なら、返済能力を認められおまとめローン審査にも通過しやすくなるでしょう。
おまとめローン審査落ち!通らない人の特徴
おまとめローンの審査に落ちた場合、理由を教えてもらえませんのでなぜ通過しなかったのかわかりません。
しかし、審査落ちする人に共通する特徴を知ることで、自分の原因が「もしかしたらこれかもしれない」というように考えられます。
審査に通らない人の特徴をチェックしてみましょう。
借入件数が多すぎる
複数の借入先を一本化するおまとめローンでも、他社借入件数が5社や6社になると審査に通りづらくなります。
先ほども紹介しましたが、借入金額の少ないものをプチおまとめしておくことをおすすめします。例えば、借入件数が6社ある場合、5社で1社分の返済額を借入れ、1社完済しておくのです。
そうすると、他社借入件数5社として申し込めます。
銀行や大手消費者金融は4社以内にまとめておく方がいいでしょう。中小消費者金融の中央リテールなら5社以上の方を対象にしたおまとめローンなので、借入件数の多い方におすすめです。
信用情報に傷がある
すでに他社の借入を延滞・滞納している方、その経験があり信用情報に記録されてしまった方は、審査落ちしてしまいます。
おまとめローンは借入金額が大きいため、長期間問題なく返済してくれそうな人にしか貸付けてもらえません。
すでに延滞や滞納があると「返済能力がないのでは?」「ルーズな人?」といった印象があり、審査に通過しません。
多重債務に陥ってもおまとめローンを視野に入れているなら、延滞や滞納は絶対に避けましょう。
勤続年数が短い・年収が低い・雇用形態が不安定
- 勤続年数が短い
- 年収が低い
- 雇用形態がアルバイトやパートで不安定
このような場合も返済能力がないと判断され審査落ちしてしまいます。特に自営業の方は、今月400万円収入があっても、来月はゼロになる可能性があり不安定とみなされますので審査に落ちやすいです。
アルバイト・パートも不利になります。
また、勤続年数が短いのも「収入が安定していない」と思われてしまいますので、最低でも2年以上は欲しいところです。
アルバイト・パートでも勤続年数が6年や8年と長ければ、「長期間真面目に働く安定した人」という印象があり、審査も通過しやすくなるのです。
転職を予定している方でおまとめローン検討中の方は注意してください。
おまとめローン以外の対処法
おまとめローンは、一度審査に落ちても、返済に遅れないよう気をつけ、借入件数を少なくするなどの対策をして再チャレンジできます。
とはいえ、属性や状況が変わらなければ審査落ちする可能性が高いため、おまとめローン以外の方法を検討しましょう。
例えば、不動産を担保にした「不動産担保ローン」や他社の借入れを借り換えできる「フリーローン」などです。限度額最大800万円のSMBCモビットや限度額最大500万円のプロミスがおすすめです。
ローンの使用目的に制限がありませんので、他社の返済を目的とした借入もOKです。消費者金融ですから銀行よりは審査通過率も高く、検討してみる価値ありの会社です。
どうしても返済が困難な場合には、債務整理など法的手段も視野に入れましょう。債務整理の専門家である弁護士や司法書士などに相談するようにしてください。
まとめ
おまとめローンの審査は甘くはありませんが、そもそも多重債務社を対象にした商品ですから、安定した収入があり返済能力に問題がなければ借入額が多くても審査に通過します。
審査落ちする理由は「返済能力がない」と判断されることです。延滞や滞納歴がありトラブルになりそうな方や年収と借入金額のバランスが取れず返済能力の低い方は、審査に通過しません。
記事中に紹介したように、審査に取りやすくなるコツや審査落ちする人の特徴を確認して申し込む前にできるだけ対策をしておきましょう。