「東海ろうきん住宅ローン審査は甘い?厳しい?」
「口コミ評判はどう?後悔しない?」
現在東海ろうきんの住宅ローンを検討中の方で、このような疑問を抱えていませんか?
東海ろうきんは、労働組合や生活協同組合の組合員が、有利な条件で利用できる金融機関です。銀行やその他の金融機関などと異なる特殊な面も多いので、情報不足を感じている方も多いでしょう。
そこで本記事では、東海ろうきんの住宅ローンのメリット・デメリット、審査の実情まで解説します。
東海ろうきん住宅ローンの良い評判からみるメリット
東海ろうきんは、銀行や他の金融機関などのように過度な営利を求めず、利益を利用者に還元する姿勢なので、住宅ローンにおいてもユーザーファーストです。
そんな東海ろうきんの評判の良いメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 労働組合や生活協同組合の組合員なら保証料が安い
- 繰上げ返済手数料が無料
- 年収条件が150万円〜と甘い設定
労働組合や生活協同組合の組合員なら保証料が安い
東海ろうきんの住宅ローンは、労働組合と生活協同組合の組合員が利用する場合、保証料の面で優遇されており非常にお得です。この点が、口コミ評判で「良い」と評価されていました。
保証料は保証会社に支払うための費用ですが、東海ろうきんで住宅ローンを利用する場合、東海ろうきんが代わりに負担してくれます。
保証料は保証期間が長引くほどに、単価も上昇する傾向があるため、金融機関が負担してくれるというのは利用者にとって大きなメリットです。
繰上げ返済手数料が無料
東海ろうきんの住宅ローンでは、2種類ある繰り上げ返済手続きの手数料が無料です。
繰り上げ返済の手数料は、メガバンクだとおよそ1万~3万円ほどかかりますので、東海ろうきんであればお得に利用できます。
元金部分の返済に充てられ、利息が減り余分な支払いが減るので、繰上げ返済を計画している方も多いでしょう。手数料が無料なのは嬉しいポイントです。
年収条件が150万円〜と甘い設定
東海ろうきんの住宅ローンは、前年度年収が150万円以上で収入が安定している場合、誰でも申込みができます。
銀行やネットバンクの年収条件は200万円〜400万円以上が主流であるうえ、年収が低い場合は金利が引き上げられることがあります。
他の金融機関と比較した場合も、東海ろうきんの最低150万円以上という年収設定は好条件です。
東海ろうきん住宅ローンの悪い評判からみるデメリット
非営利金融機関の東海ろうきんですが、良い面ばかりではなくデメリットも存在します。
東海ろうきんの住宅ローンを利用する場合のデメリットは、以下の3つです。
- 非会員は事務手数料が高い
- 三大疾病特約の付帯は金利の上乗せが必要
- 審査時間が長い
非会員は事務手数料が高い
東海ろうきんでは、労働組合の組合員以外の場合、高額な手数料を支払うことになります。組合員以外の生協組合員と非会員の、ローン取扱い事務手数料は44,000円です。
対して、労働組合の組合員の場合、事務手数料は22,000円で非会員の半額で済みます。労働組合への加入は簡単ではなく、それこそ勤務先を変えなければ実現不可能です。
ローンの取扱い事務手数料の面から見ると、組合員以外が東海ろうきんを利用するメリットはありません。
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三大疾病特約の付帯は金利の上乗せが必要
東海ろうきんの住宅ローンでは三大疾病特約を付帯する場合、保険料相当額の年0.3%の金利をローンの金利に上乗せする必要があります。
三大疾病特約とは、ガン・心筋梗塞・脳卒中の三大疾病が発症した際、定められた事由に該当し条件を満たした段階で、保険金によりローン残高を全額返済するシステムです。
三大疾病の罹患率は、50代に差し掛かると上昇傾向にあり、特約の付帯はほぼ必須であるため、年0.3%とはいえ利用者にとって負担といえるでしょう。
審査時間が長い
東海ろうきんなどの地域密着型の金融機関は、決済が早いネット銀行などと比較すると審査期間が長引く点がデメリットです。
ろうきんでは、仮審査に約1週間、本審査では1ヶ月以上かかることも。
年末や決算時期などで金融機関が混雑していたり、借り入れ額が大きい場合はさらに審査期間が長期化してしまいます。
書類の記入間違いや記入漏れなどがあると、審査が長期化する懸念があるので審査書類の不備がないように心がけましょう。
東海ろうきん住宅ローンの審査は厳しい?
他の金融機関と比較した場合、東海ろうきんの住宅ローン審査は厳しいのでしょうか。
地域密着型の東海ろうきんは、得た利益を顧客に返還するのが目的なので、審査は比較的やさしめです。ただ、非会員の場合は厳しくなる傾向にありますので、審査基準などをよくチェックしておきましょう。
ここからは、東海ろうきんの住宅ローン審査について、以下の2つの観点から解説します。
- 審査基準
- 審査に落ちる人の特徴
東海ろうきん住宅ローンの審査基準は?
東海ろうきんでは住宅ローンの利用条件として、以下の4つを設定しています。
- 申込み時の年齢が満18歳以上、最終返済時の年齢が満76歳未満の方
- 正社員・正職員として、同一勤務先に1年以上勤務している方(契約社員の方は要相談)
- 安定・継続した収入があり、前年度の税込年収が150万円以上の方
- 日本労働者信用基金協会の保証が受けられる方
労働組合員以外の場合は、自宅もしくは勤務先が愛知・岐阜・三重の3県内にある勤労者に限られます。
東海ろうきん住宅ローンに落ちる人の特徴?
住宅ローンが通りやすいとされる東海ろうきんで、審査に落ちてしまう人には主に以下のような特徴があります。
- 貸出の条件を満たしていない
- 金融事故の履歴がある
東海ろうきん住宅ローンの貸出条件を満たせていないと、当然審査が通りません。例えば、東海ろうきんでは返済期間の上限が40年間、最終返済時の年齢が76歳未満と設定しているため、35歳以下の方は審査に落ちる可能性が高いです。
また先ほど紹介した、審査基準に満たない場合も審査に通りません。
さらに、金融事故歴がある方もNGです。「金融事故歴がある」とは、過去に消費者金融などで長期延滞や債務整理などをしており、その事実が信用情報に記録されている状態をさします。
クレジットカードや携帯電話料金などの支払い延滞も、信用情報に記録されますので、審査が通らない原因になります。
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東海ろうきん住宅ローンはこんな方におすすめ
労働組合や生協協同組合人
東海ろうきん住宅ローンを利用する場合、労働組合や生活協同組合に加入していれば有利な条件で融資を受けられます。
労働組合と生活協同組合の組員であれば、勤務地や居住地などに限りがなく全国どこにいても、東海ろうきん住宅ローンの利用が可能です。
労働組合員はローン取り扱い時の手数料が半額となり、保証料は東海ろうきんに全額負担してもらえます。
取引実績がある
過去に東海ろうきんとの取引実績がある方は、利用しやすいだけでなく信用があるため、審査の通過に有利になることがあります。
取引実績とは、ろうきんでのカーローンやカードローンの利用、公共料金の支払いや給料の振込先としての口座利用などです。
東海ろうきんの住宅ローンの利用を検討している方は、事前に口座を開設して取引実績を積んでおきましょう。
年収が高い
年収が高い方は、一般的にローンの返済能力が高いとみなされるため、東海ろうきん住宅ローンの審査が通りやすいです。
また、年収が高ければ借入額の増大や購入できる住宅などの幅も広がりますし、東海ろうきん以外の住宅ローンも視野に入れ検討ができます。
高年収であっても、収入が安定していなかったり消費者金融を利用している場合は、審査が通らないことがあります。年収だけでなく安定感や信頼性が重要であることを覚えておきましょう。
住宅ローン審査に不安を抱える人は「住宅ローン相談窓口」へ
東海ろうきんの審査が通るか不安な方や、実際に審査に通らなかった方にはローンコンサルタントの「住宅ローン相談窓口」をおすすめします。
消費者金融やカードローンなどを利用していて、住宅ローンに不安を感じている方も「住宅ローン相談窓口」であれば、利用者のニーズに合った金融機関の紹介が可能です。
「住宅ローン相談窓口」は着手金がかからない完全成功報酬制で、審査通過まで料金が発生しないので、住宅ローンで悩んでいる方は1度問い合わせてみましょう。
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まとめ
東海ろうきん住宅ローンのメリット・デメリットや審査の基準、おすすめしたい方などをご紹介しました。
年収が低く勤続年数も短い場合でも申込可能な東海ろうきん住宅ローンですが、利用に不安を感じる方もいるかも知れません。
ローンコンサルタント専門の「住宅ローン相談窓口」であれば、東海ろうきん以外の利用者に最適な金融機関を選んで、審査通過まで先導してくれます。
住宅ローンに悩みを抱えている方は、ぜひ一度「住宅ローン相談窓口」に相談してみましょう。