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【サービス別】三菱UFJ不動産のサービスの特徴9つ|ポイントを解説

2020 06.4この記事はPRを含みます

三菱UFJ不動産とは

三菱UFJ不動産は、三菱UFJ信託銀行を母体にした、不動産の仲介業務を主に取り扱っている企業です。

三菱といえば、三菱地所という不動産会社が有名ですが、基本的には三菱UFJ不動産とは関係のない企業となります。三菱UFJ不動産は、個人向けの不動産仲介業が特に得意な分野となっています。

三菱UFJ不動産は全国に店舗数も少ないほうなのですが、売上は上位に位置しており、効率性の高いサービスを行っていることがうかがえます。

沿革

三菱UFJ不動産の沿革を見てみましょう。創業は昭和62年2月で、平成13年10月に、菱信住宅販売株式会社と日信住宅販売株式会社の経営統合があり、三菱信不動産販売株式会社となりました。

その後平成17年10月に、三菱UFJフィナンシャルグループが発足し、三菱信不動産販売株式会社とUFJ住宅販売株式会社の経営統合によって、現在の三菱UFJ不動産販売株式会社となりました。

企業理念

三菱UFJ不動産は、MUFGグループの経営ビジョンを企業理念として採用しています。

企業理念が明確なので、カスタマーサービスにも現れてきます。

いかなる時代にあっても決して揺らぐことなく、常に世界から信頼される存在であること。時代の潮流をとらえ、真摯にお客さまと向き合い、その期待を超えるクオリティで応え続けること。長期的な視点で、お客さまと末永い関係を築き、共に持続的な成長を実現すること。そして、日本と世界の健全な発展を支える責任を胸に、社会の確かな礎となること。それが、私たちの使命です。

https://www.mufg.jp/profile/philosophy/index.html

組織図

三菱UFJ信託銀行が母体の三菱UFJ不動産は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、事業用不動産・投資用収益物件の仲介、不動産の有効利用などの事業を行っており「住宅仲介」「事業用不動産の仲介」「ネット営業」の大きく3つの事業に分かれています。

三菱UFJ不動産の営業の拠点は、首都圏、名古屋、関西で、個人を対象とするリテール営業、法人を対象とする法人営業に分かれ、それぞれ質の高いサービスを提供しています。

【サービス別】三菱UFJ不動産のサービスの特徴9つ

三菱UFJ不動産はいくつか特徴的なサービスがあります。不動産を購入するには大きな決断が必要です。人生における大きな買い物であり、その後の人生をも左右してしまうことになってしまうため、慎重に行わなければいけません。

その決断を担う不動産会社を決めるのも重要な要素となるため、それぞれの企業のアピールポイントもしっかりと知って比較してみるのも大事です。

まずは三菱UFJ不動産のサービスについて確認してみましょう。

検査・補修・保証トータルサポート

三菱UFJ不動産にはいくつかのサービスを行っており、そのうちの検査・補修・保証トータルサポートは無料のサービスとなっています。

このサービスは、中古住宅の売買の際に、建物の検査を行い、その検査の結果によって、補修を行います。

中古住宅の購入には、さまざま問題が隠されているという不安があります。その不安をプロの目でしっかり検査を行い、また不適合時には補修も行い、瑕疵保証のトータルサポートを行ってくれます。

サービスの特徴1:補修料は5万円まで負担

建物の検査は、素人目ではなかなか見極められにくいものもあり、建物に精通したプロによって建物の現状をしっかりと検査してくれます。

建物を検査したあと、その結果が、保証不適合となってしまった場合、物件の引き渡し後、検査会社の保証を受けるためには、不適合となった箇所を補修しておかなければいけません。

その不適合箇所を補修した時、三菱UFJ不動産はその補修料を5万円まで負担してくれるというサービスを行っています。

サービスの特徴2:1年間は最大1,000万円の保証が受けられる

検査会社によってその建物が瑕疵保証要件を満たしてしまった場合、三菱UFJ不動産は買主に対して瑕疵保証サービスを提供してくれます。

瑕疵保証サービスは、建物を引き渡したあとに生じる不具合について、修理費用を保証してくれるものです。保証部分は、雨水侵入防止する部分、構造耐力上主要な部分、給排水管路部分になります。

瑕疵保証サービスの保証は引き渡しから1年間で最大1,000円です。また保証料も三菱UFJ不動産が負担します。

住宅設備修理サービス

三菱UFJ不動産の住宅設備修理サポートというのは、一定の住宅設備機器が故障した場合に、無償で修理をしてくれるというサービスのことです。

売主が物件の売却をする際に、三菱UFJ不動産と専任または専属専任媒介契約を締結し、三菱UFJ不動産の仲介によって物件の売買契約を締結したものについて、上記のサービスが該当します。

このサービスには、対象の物件や機器の契約内容によって、条件がありますので確認しておく必要があります。

サービスの特徴1:引渡から6か月間設備補修を依頼できる

三菱UFJ不動産の住宅設備修理サポートの内容は、売主の責任期間が7日間のみ、エコキュートも対象であること、修理の対象期間が6ヶ月であることで、修理の限度額は1物件あたり500万円が限度となっています。

売主にとっても買主にとっても安心のサポートとなっています。このサービスを受ける対象の物件は三菱UFJ不動産の媒介している物件であること、居住用住戸であることなどいくつかの条件をクリアしたものである必要があります。

サービスの特徴2:古い住宅まで対応してもらえる

サービスを受けるための条件は細分化されており、それらの条件に当てはまっておかなければ適用はされませんが、それほど難しいものではありません。

居住用の住宅であること、住宅の売買契約が媒介契約から6ヶ月以内に締結されていることなどの対象条件がいくつかあります。

三菱UFJ不動産の住宅設備修理サポートの対象となる物件の条件では1971年(昭和46年)1月1日以降に建築された物件であれば、古い住宅であっても適用されます。

土地現況測量サービス

売主は土地を売却する場合に、土地の境界について明示する義務があります。また、敷地内の土地の一部を売却したい場合には、新たに土地の測量が必要となってきます。

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービスを受けることができるのは、三菱UFJ不動産の専任・専属専任媒介契約を新たに締結した売主(個人・宅建業者以外の法人)で、物件の売り出し価格が、三菱UFJ不動産の査定価格125%以内の条件に当てはまっている人となります。

サービスの特徴1:境界標の確認

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービスでは、いくつかのチェックポイントを調査してくれます。

境界線の確認は、土地を売却する場合に必ず行っておく必要があります。

境界線の確認の方法は、隣地との境目となっている辺りに、境界標というものが存在するかどうかを確認します。境界部分を目視で確認するため、敷地内に入り込むことはありません。

サービスの特徴2:現況測量

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービスは、境界標を基準として現況の測量を行います。もし境界標が不明な場合は、売主の指示をしている箇所が基準点となります。

現況測量は、境界のポイントを基準として、土地の面積や、周囲の長さなどを図っていきます。

サービスの特徴3:越境の確認

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービス三つ目は、越境の確認です。越境の確認というのは、上記の現況測量を行った上で、仮境界線を基に見て、現在越境している可能性のあるものに対して注意喚起を行うものです。

普段気付きにくい住宅の張り出した屋根の一部や植木などが、境界線よりはみ出してしまっている場合はその対象となります。

サービスの特徴4:セットバック面積の確認

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービス四つ目は、セットバック面積の確認です。

住宅に面する道路の幅員とそこから割り出した仮の道路後退線を、現況測量図の中に掲載します。そこから仮のセットバックの面積を算出するというサービスを行います。

古い建築物の場合、セットバックをすると大幅に面積が変わることがあり、前面道路の幅や、建築物の建てる位置など大きく影響する可能性があります。

サービスの特徴5:敷地内高低差の測定

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービス五つ目は、敷地内の高低差の測量です。売却予定の敷地内において、いくつかのポイント地点を決めて、そこからいくつかの箇所の高低差を測定していきます。そしてそれを現況測量図に掲載し反映させていきます。

敷地内に高低差があったとしても、日常生活で慣れてしまえば気にならなくなってきますが、これを機会にしっかりと調査を行っておくことができます。

三菱UFJ不動産サービスのポイント4つ

以上のように三菱UFJ不動産にはお得なサービスがいくつもあります。そのサービスにとよっても特徴がいくつかあり、それぞれに一定の条件を備えていれば、お得に提供を受けることができます。

他にはないお得なサービスを上手に利用してみてください。以下にサービスのポイントをまとめてみました。

サービスのポイント1:瑕疵保証の対象

三菱UFJ不動産の瑕疵保証サービスの提供を受けるための保証の対象についてあげました。瑕疵保証サービスの対象になっているかを確認して、かしこく利用しましょう。

保証対象となる部分は、雨水の侵入を防ぐ部分、物件の構造で耐力上主要な部分、給排水管路部分などが対象となります。

これらの箇所に不具合が生じた場合、検査会社が修理の費用などを負担してくれます。

サービスのポイント2:トータルサポートを受ける要件

三菱UFJ不動産のトータルサポートを受ける要件は二つ必要です。これらを満たしていることがトータルサポートの利用要件となっています。

1.三菱UFJ不動産と3ヶ月の期間の専任媒介・専属専任媒介契約を結んだ個人または宅建業者以外の法人の売主になります。

2.当初、三菱UFJ不動産との媒介契約(売出価格)が、三菱UFJ不動産の査定の価格の125%以内であることです。

サービスのポイント3:住宅設備修理サポートの対象者

三菱UFJ不動産の住宅設備修理サポートを受けることのできる対象者は、売主が個人または宅建業者以外の一般法人が取得している物件であることとなっています。

対象物件は、三菱UFJ不動産の営業エリア内で三菱UFJ不動産の媒介した物件であること。また居住用住戸(店舗や事務所、またこれらを併設する住宅は対象外)で、1971年以降に建てられた物件。また原則として媒介契約から6ヶ月以内に売買契約が結ばれたものということになります。

サービスのポイント4:土地現況測量サービスの対象者

三菱UFJ不動産の土地現況測量サービスを受けるための対象者の条件についてご説明します。対象者は、三菱UFJ不動産と、3ヶ月の期間で、専任媒介・専属専任媒介契約を新しく結んだ、個人または宅建業者以外の法人の売主ということになっています。

ただし、媒介契約を結んだ当初、媒介価格(売出価格)が、三菱UFJ不動産の査定価格の125%以内であることが条件です。

三菱UFJ不動産で物件を売買しよう

三菱UFJ不動産はこのように、売主にとっても買主にとっても、とても安心して利用することのできる、信頼性の非常に高い、不動産会社です。

またさまざまな保証やサービスが揃っており、かしこく利用することで、お得に不動産売買を完結させることができます。人生で大きな決断が必要な住宅の売買ですから、後悔のない取引を行うためにも、ぜひ三菱UFJ不動産を利用されてはいかがでしょうか。

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