賃貸をセルフリノベーションするメリット5選|おすすめのリノベーション道具も紹介!
2020 10.21この記事はPRを含みます
セルフリノベーションとは?
セルフリノベーションとは、業者の手を借りずに自ら「設計」「施工」「仕上げ」をし、住まいをリノベーションすることを言います。
テレビで、一軒家をお洒落にリノベーションする人や、古くなった家を自らリノベーションし古民家カフェを始める人などを見たことがある方も多いと思います。
それらのようなものをイメージするとよいでしょう。
賃貸でもセルフリノベーションできる場所4選
賃貸で物件に変更を加えることが可能か否かは、基本的にオーナーの考えや契約内容によることが前提になりますが、賃貸の中でセルフリノベーションできる場所とは一体どこなのでしょうか。
ここでは、オーナーの理解や契約内容に問題がない場合、セルフリノベーションされる箇所を4つ紹介します。
賃貸でもセルフリノベーションできる場所1:キッチン
賃貸でもセルフリノベーションできる場所の1つ目として、キッチンがあります。
キッチンでは、主に棚の扉などのシートを交換したり、ラックを設置して収納スペースを増やすことなどができます。電気や水道、ガスなどをリノベーションしたい場合は、資格免許が要りますので業者の方に頼むようにしましょう。
費用としては、程度にもよりますが3万円程でキッチン台の表面のリメイクが出来ると言われています。
賃貸でもセルフリノベーションできる場所2:リビング
賃貸でもセルフリノベーションできる場所の2つ目として、リビングがあります。
リビングでは、フローリングを変えたり、壁紙を自分好みのものに張り替える、または自分好みの色に塗り替える人が多いようです。さらに装飾を壁につけるなど方法は様々です。
壁の解体なども場合によっては出来るようですが、そこは貸主や業者などと話し合って決めるのがよいでしょう。業者にもよりますが壁紙の交換や塗装の費用は、1.5万円ほどから出来るようです。
賃貸でもセルフリノベーションできる場所3:押し入れ
賃貸でもセルフリノベーションできる場所の3つ目として、押し入れがあります。
押し入れは、普通であれば服や物をしまうといった収納スペースではないでしょうか。しかし、適度なスペースということで書斎にしたり、子供のプレイルームにしたりなど用途を変えることも出来るようです。
勿論、そのまま収納スペースとして改良もでき、広い用途に対応できるリノベーションのし甲斐のある場所と言えるでしょう。
賃貸でもセルフリノベーションできる場所4:洗面所
賃貸でもセルフリノベーションできる場所の4つ目として、洗面所があります。
洗面所では、洗面台を古い物と取り替えて新しい洗面台にDIYする方などがいるようです。湿気が多く木材が傷みやすい場所なので床下に防湿シートなどを貼るなどして、匂いや湿気対策をするとよいでしょう。
また、水道工事には給水装置工事主任技術者や下水道排水設備工事責任技術者といった資格が必要になります。わからない部分やできない部分は業者の方と相談するようにしましょう。
セルフリノベーションのメリット5選
最近よく聞くセルフリノベーションは、テレビでも取り上げられ一大ブームとなっており、賃貸をセルフリノベーション賃貸として貸したいと考えている貸主さんも多いのではないでしょうか。しかし、セルフリノベーションがブームになっているのは何故でしょうか。
以下では、セルフリノベーションによって得られる5つのメリットについて紹介していきたいと思います。
セルフリノベーションのメリット1:コストを抑えられる
借主にとっては業者に頼むと、改装するための「材料費」、職人さんへの「人件費」、設計士さんへの「設計費用」がかかります。
しかし、自分でやれば「材料費」しかかからずかなり費用を抑えることができ、自分好みの部屋になるので住み心地もよくなることでしょう。
セルフリノベーションのメリット2:自分の好みにできる
セルフリノベーションをすることで賃貸の内装だけでなく、間取りなども変えられるといわれています。つまり、腕とアイデア次第で住居を自分の好み通りに改装することができるということです。
しかし、貸主にとっては賃貸が思いもよらぬ変化を遂げてしまう可能性もあるのでしっかりとコミュニケーションをとることが必要でしょう。
セルフリノベーションのメリット3:愛着が湧く
やはり自分で作ったものには、愛着が湧くでしょう。借主にとってはそこには思い出が宿り、掃除やメンテナンスも捗り長く住みたいと思うことでしょう。
貸主にとって、セルフリノベーション賃貸は長く住み続けてもらえる可能性が高まるため、新しい住人を探す手間やそれに伴う広告費などの負担を軽減出来る上、管理された状態も保ちやすいと言えるでしょう。
セルフリノベーションのメリット4:滅多にできない経験ができる
セルフリノベーションをすることで普段と違う経験をすることができます。家族や友人と協力してやることで、楽しい思い出として残ることでしょう。
また、DIYや建材、工具の知識を身につけることができるため、やればやるほど知識が積み重なりさらによい物が作れるようになっていくでしょう。
つまりセルフリノベーションを通して、楽しい思い出を作ることができ、且つ今後にも役立つスキルが身につきます。
セルフリノベーションのメリット5:メンテナンスの方法がわかる
セルフリノベーションを通して、DIY、建材や工具の知識が身につけば当然メンテナンスの方法もわかるようになります。
例えば、ペンキが剥げてしまっても、わざわざ業者に頼まずとも自分で塗り直すなり、または違う色に塗り替えることもできます。
さらに、貸主にとっても賃貸をよい状態で維持してもらうことができるため双方にとってプラスになると言えるでしょう。
賃貸でもできるセルフリノベーションに必要な道具4選
セルフリノベーションには様々なメリットがあることがわかりましたが、いざ始めるにはどんな道具が必要になるのでしょうか。以下では、セルフリノベーションをする時に必要な道具を4つ紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
賃貸でもできるセルフリノベーションに必要な道具1:有孔ボード
有孔ボードとは、学校の音楽室の壁のように無数の穴が均等に空いているボードです。有孔ボードが使える点として、「穴にフックなどを差し込むだけでアレンジができ、リアレンジもしやすい」「安価で手に入りやすい」「加工しやすい」などが挙げられます。
用途も多様で、物を飾るラックや収納ラックなどをお洒落に作ることができます。
賃貸でもできるセルフリノベーションに必要な道具2:板壁
板壁は、板張りの壁の総称のことで、自然素材が醸し出す色合いが好まれ外壁では、土壁の保護用として、内壁では化粧剤として使われます。
ベニヤ板やディアウォールなどを加工し、壁に貼ることで簡単に部屋のイメージを変え、オリジナリティも出しやすいです。貼り付けも、マスキングテープと両面テープなどがあればできるので、簡単で手間もそれほどかかりません。
賃貸でもできるセルフリノベーションに必要な道具3:壁紙
壁紙の張り替えは業者に頼む物というイメージが強いですが、実は自分たちでも出来ます。
最近では、ホームセンターやネットなどで壁紙を購入することができ、張り替えの際に必要な道具もセットで売っている物もあります。手間や時間はかかりますが、業者に頼むよりコストを抑えることができます。
また、下地壁紙を剥がすことで仕上がりも綺麗になり、下地処理に必要な道具もネットなどで購入することができます。
賃貸でもできるセルフリノベーションに必要な道具4:壁を保護するカバー
DIY中などにうっかり壁に傷をつけてしまうこともあるでしょう。せっかく新しい壁紙を貼ったのに傷つけてしまう、または壁を傷つけてはいけない方もいるでしょう。
そのような時のためになるべく壁用の吸着養生テープを貼るなどして壁を保護することを心がけましょう。また、長時間の使用や壁紙自体が吸着養生シートに合わず壁を傷つけてしまう可能性もあるので、まずは試し貼りをしてみるなど細心の注意を払って使用しましょう。
セルフリノベーションでの賃貸住宅を自分好みにしよう!
セルフリノベーションとは一体どんなものかを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
セルフリノベーションというとDIYに関する知識や経験が必要になると感じていた方もいると思いますが、実は初心者の方でもできることもあるのです。
少しでも気になっていたら貸主と借主双方でしっかりとコミュニケーションを取り、まずは誰でもできるところから始めてみましょう。