仮想通貨の始め方と手順を解説!初心者が失敗しやすい注意点とは?

「仮想通貨」という言葉をCMや広告で見ない日はないのではないでしょうか?

中には、実際に仮想通貨への投資を検討されている方もいるでしょう。

仮想通貨への投資は、仮想通貨取引所に口座開設を行うことで簡単に始めることができます。

このときに、どの仮想通貨取引所を利用するか、どの仮想通貨を購入するかに関して特に初心者は注意が必要です。

今回の記事では、仮想通貨への投資の始め方と初心者が注意すべき点について網羅的に説明していきます。

※以下の情報は、全て2022年1月現在の情報です。

おすすめの仮想通貨取引所

取引所名称 特徴 銘柄数 クイック入金・アプリ
bitFlyer 【FX・先物】FXや先物取引に対応 15
Coincheck 【NFT】国内初のNFT取引に対応 17
bitbank 【手数料安】マイナス手数料 12
FTX Japan 【安全】100%コールドウォレット管理 17

仮想通貨の始め方は簡単3ステップ

仮想通貨への投資の始め方は、以下の簡単3ステップで可能です。

  1. 仮想通貨取引所で口座開設
  2. 日本円を口座に入金
  3. 仮想通貨取引所・販売所で仮想通貨を購入

ここからは、それぞれのステップにおける注意点とポイントを解説していきます。

①仮想通貨取引所で口座開設

仮想通貨を取引するうえで初めに行うのが、仮想通貨取引所で口座開設をすることです。

まず、公式アプリやサイトトップページより簡単な個人情報の登録をして口座開設の申請を行います。

その後、本人確認書類の提出を行うことで仮想通貨取引所の口座登録は完了です。

仮想通貨取引所は、国内外に数多く存在します。

それぞれの申請方法やフォーマットが異なるため、口座申請の前に個人の情報に関する準備をしておくことをおすすめします。

②購入資金を口座に入金

仮想通貨取引所の口座登録が完了したら次に行うのが、購入資金の入金です。

日本円に対応している仮想通貨取引所の場合は、既存の銀行口座から直接振込により入金する方法が一般的と言えます。

しかし、海外の仮想通貨取引所のほとんどが日本円に対応していないため、換金してから入金する必要があるのです。

仮想通貨取引所ごとに、入金手数料の有無や振込費用の額が変わってくるため、リサーチしてから利用しましょう。

③仮想通貨取引所・販売所で仮想通貨を購入

仮想通貨取引所の口座に入金が完了したら、取引所または販売所にて仮想通貨の購入取引を開始します。

取引所での取引は、間に仮想通貨取引所が介入しているため、セキュリティの面や取引のしやすさの面でメリットがあります。

一方で、販売所での取引では、仮想通貨を購入するユーザーと売却するユーザーが直接取引を行うため、取引手数料が抑えられるというメリットがあります。

取扱いしている仮想通貨の銘柄や、取引手数料の額は、仮想通貨取引所ごとに異なるため、きちんと確認しましょう。

仮想通貨初心者が注意すべき3つのタイミング

仮想通貨初心者が失敗するタイミングは、ある程度決まっています。

失敗しやすいタイミングをあらかじめ把握しておくことで、初心者でもリスクの低い投資が可能です。

ここからは、初心者が陥りやすい失敗のタイミング3つについて解説していきます。

仮想通貨を始める前

仮想通貨の取引を始める前から、初心者が陥りやすい失敗例があります。

仮想通貨に関しての基本的な理解が足りていなかったり、投資方針が定まっていなかったり、といった具合です。

取引を始める前に、仮想通貨の性質を正しく理解することが、失敗しないための近道と言えます。

仮想通貨取引所を決めるとき

仮想通貨取引の失敗しやすいタイミングとして、仮想通貨取引所を決定するときが挙げられます。

仮想通貨取引所によって、手数料や取引可能銘柄数、使い勝手などは大きく変わってきます。

あなたの投資方針に合った仮想通貨取引所を選ぶことができないと、多くの手数料を払う必要が出てきたり、別の取引所に乗り換えるために送金手数料を負担しなければならなくなったりします。

仮想通貨取引所の選択は十分に注意して行いましょう。

仮想通貨を購入するとき

仮想通貨への投資の失敗が最も多いタイミングとして、仮想通貨を購入するタイミングが挙げられます。

仮想通貨を購入する際に、投資対象の銘柄選定が甘かったり、高値掴みをしてしまったりすると、今後利益を出していくことが難しくなります。

仮想通貨の購入時には、本記事で記載しているポイントを抑えて投資を行いましょう。

仮想通貨を始める前に注意しておくポイント

仮想通貨を始める前に注意しておくべきこととしては、大きく分けて2つあります。

仮想通貨の特徴の理解と投資方針の決定です。

正しい知識と方向性を持つことで、初心者でも投資の失敗を防ぐことができます。

ボラティリティが高いことを理解する

仮想通貨は、株や債券、不動産などの他の投資商品と比べても、圧倒的にボラティリティが高いことを理解しましょう

仮想通貨は価格の乱高下があることによって大きく儲けることができる一方で、資産を大幅に減少させてしまう可能性もあります。

このボラティリティの大きさに、ストレスを感じてしまう投資初心者は多いです。

仮想通貨の投資を始める前から、この性質を正しく理解しておきましょう。

長期投資か短期投資か方針を定める

長期投資か短期投資か、事前に投資の方針を決めておきましょう。

方針を決めずに取引を始めると、特に初心者のうちは正しい判断ができなくなります。

一般的に、長期投資は銘柄分散によって価格変動リスクを緩和することができ、短期投資は適切なチャート分析によって大きく稼ぐことができます。

投資を始める前に、長期投資か短期投資かを決めておきましょう。

仮想通貨初心者が取引所を決める時に注意すべきポイント

仮想通貨の投資初心者が、取引所を決める際に失敗しないためのポイントとして、以下の5つが挙げられます。

  • 取り扱っている通貨の種類
  • 最小取引数量
  • 取引量は多いか
  • セキュリティ性
  • 信頼できる会社が運営しているか

詳細は、「仮想通貨初心者におすすめの取引所」の記事からどうぞご覧ください。

仮想通貨初心者が購入するときに注意すべきポイント

仮想通貨の投資初心者が購入するときに注意すべきポイントは、以下の4つです。

  • 少額から投資を行う
  • 分散投資を行う
  • ドル・コスト平均法
  • レバレッジ取引はしない

仮想通貨の投資戦略によって、初心者でも利益化確率を上げることができます。

少額から投資を行う

仮想通貨への投資を始める場合は、投資元本を少額にしましょう。

仮想通貨の投資初心者は、ボラティリティの高さによる価格変動のストレス耐性や市場の動向に関する知識がありません。

そこで、リスクが許容できる範囲内で、少額から仮想通貨への投資を始めてみてください。

そうすることで、高値掴みを避けられたり、仮想通貨への投資の全体像を掴むことができるようになったりと、メリットがあります。

分散投資を行う

仮想通貨への投資初心者は、一つの銘柄への集中投資ではなく複数銘柄に分散して投資を行うことをおすすめします。

2017年前後の仮想通貨バブルと呼ばれる時期以前は、それぞれの仮想通貨の価格に相関関係が高い傾向がありました。

どの仮想通貨も同じくらい上下していたということです。

しかし、知名度と実力が高い仮想通貨の二台巨頭であるビットコインとイーサリアムの価格について、近年相関関係が希薄化しています。

この傾向は、ビットコインとイーサリアムの間だけでなく、「草コイン」と言われる新興銘柄を含む多くの仮想通貨でも言えることです。
つまり、それぞれの銘柄の価格変動をつぶさに観察する必要がでてきました。

特に仮想通貨の投資初心者は、それぞれの銘柄の価格変動の様子を見て学ぶためにも、分散投資を行うのがおすすめです。

ドル・コスト平均法

仮想通貨への投資初心者は、ドル・コスト平均法を実践してみましょう。

ボラティリティの高い仮想通貨において、投資の成功ポイントは高値掴みをしないことです。

ドル・コスト平均法は、一定の金額を定期的に購入していくことで、購入時期を分散して、高値で購入するリスクを抑制する方法です。

特に、仮想通貨市場の相場観があまりない初心者のうちは、同じタイミングで一気に購入に踏み切るのではなく、ドル・コスト平均法を採用して、定期定額積み立てを行いましょう。

レバレッジ取引はしない

仮想通貨の投資初心者には、レバレッジ取引をおすすめしません。

レバレッジをかけた取引とは、手元の元本の数倍もの大きな金額を、疑似的に使って投資を行う手法です。

元本以上の投資を行うことで大きく稼ぐことができる一方で、多くの損失を被る可能性もあります。

仮想通貨は、そもそもボラティリティが高い投資商品です。

値動きが大きいうえでレバレッジをかける取引を行うと、リスクが非常に大きい危険な投資になってしまいます。

特に初心者はレバレッジ取引を行う必要はありません。

初心者が仮想通貨を始めるメリット

投資のメリットを理解することは、投資を継続するモチベーションにも繋がります。

仮想通貨に投資をすることによるメリットは、以下の通りです。

  • 将来性ある市場への投資ができる
  • 少額から投資ができる
  • ボラティリティが高いため儲けやすい

将来性ある市場への投資ができる

仮想通貨市場は、将来性のある、資金の流入が著しい成長市場です。

仮想通貨は、送金手段や決済通貨としての機能も向上しており、実需が伴っている投資対象と言えます

アメリカ大手情報企業Bloomberg(ブルームバーグ)では、2021年11月に仮想通貨市場の時価総額が昨年末比約4倍の市場規模に拡大したことを発表しました。

また、仮想通貨はゲームや仮想空間(メタバース)との親和性が非常に高く、今後のメガトレンドを後押しする働きが期待されています。

将来性のある市場に、いち早く投資ができるということは、メリットと言えます。

少額から投資ができる

仮想通貨への投資は、取引所や販売所を利用することで少額から可能です。

ビットコインの時価総額は、1BTCで約480万円ですが、国内の多くの仮想通貨取引所では0.001BTCから購入ができたり、最小500円から投資が可能だったりして、投資がより手軽なものになっています。(2022年1月時点)

株や債券、不動産などは最低取引金額が数万円からと大きいものが多いため、少額から始めることができるのは、非常に大きなメリットです。

ボラティリティが高いため儲けやすい

仮想通貨は、短期間で大きく稼ぐには絶好の投資対象と言えるでしょう。

理由は、他のリスク資産と比べても大きいボラティリティの高さです。

1日で大きな価格変動があるため、短期間でキャピタルゲインが狙いやすいという特徴があります。

初心者が仮想通貨を始めるデメリット

仮想通貨への投資にはメリットが多くある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

  • ハッキングされるリスクがある
  • ネット環境が必須条件となる
  • 利益に対して税金がかかる

メリットと同時にデメリットも理解しておくことで、初心者でも仮想通貨の投資で成功する確率を高めましょう。。

ハッキングされるリスクがある

仮想通貨は実体がない資産です。

そのため、仮想通貨を保管するには、インターネット上にウォレットと呼ばれる財布のような場所を確保する必要があります。

多くの取引所では、仮想通貨取引の他にウォレット機能の提供も行っています。

しかし、セキュリティが甘い取引所では、ハッキングによって仮想通貨が盗難にあうことがあるのです。

金融庁登録済みのセキュリティの高い仮想通貨取引所を利用するなどの、対策が求められます。

ネット環境が必須条件となる

仮想通貨の保管場所や取引を行う会場は、すべてインターネット上にあります。

そのため、インターネットに接続されていない環境下では取引することができません。

仮想通貨の投資初心者は、仮想通貨のチャートを頻繁に観察する必要があります。

頻繁にネットをチェックできない環境にいる人には、別の投資方法の方が合っているかもしれません。

利益に対して税金がかかる

仮想通貨への投資で稼いだ利益には、税金がかかります。

所得税法によると、仮想通貨のキャピタルゲインは雑所得に分類され、20万円以下なら非課税ですが、それ以上は総合課税の対象として最高税率45%となります。

仮に仮想通貨で利益を生み出したとしても、税金の知識がないと税務調査の対象になったり、所得税率が高くなることで手残りがほとんど変わらなかったりする可能性もあります。

仮想通貨への投資初心者は、最低限の税知識を身に着けて投資を行いましょう。

仮想通貨初心者からの口コミ

ここからは、仮想通貨への投資を始めたばかりの方からの口コミを紹介していきます。

https://twitter.com/shirooo_25/status/1484035070361219072

 

仮想通貨への投資を始めたばかりの方の中には、暴落に対して耐性がなく、一喜一憂している方も多いです。

小額から投資を始めて、値動きに慣れてきたところで、自分にとって必要な情報を適切に探し、自分なりの投資方法を見つけていきましょう。

初心者でもポイントを押さえて仮想通貨取引にチャレンジ

仮想通貨への投資は、仮想通貨取引所で口座開設→日本円を口座に入金→仮想通貨取引所・販売所で仮想通貨を購入という簡単な3ステップで始めることができます。

初心者でも、注意すべきタイミングやポイントを押さえておけば、より安全な投資が可能です。

きちんと必要な知識を身に着けて、着実に少しずつ、投資に慣れていきましょう。

仮想通貨による資産運用に興味がある方は、「仮想通貨初心者におすすめの取引所」の記事を読んで、さっそく口座開設をしてみてください。

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