ビットコインを始めとする仮想通貨は、相場変動が大きく「ドキドキ！」「ワクワク！」しながら稼げるからやりがいがありますよね！
この相場変動を活用して短期間に利益を得る投資手法が、仮想通貨のデイトレード（デイトレ）です。
オーバーナイトしないため精神的な安定度も高く、個別銘柄に関する知識も不要のため仮想通貨の初心者が取り組みやすい投資方法と言えます。
この記事では、仮想通貨のデイトレードの特徴やおすすめの仮想通貨取引所を解説します。
この機会に、仮想通貨のデイトレードに挑戦しましょう。
※以下の情報は、全て2022年7月現在の情報です。
目次
仮想通貨のデイトレード（デイトレ）とは
仮想通貨のデイトレード（デイトレ）とは、銘柄の購入から利益確定までを1日のうちに完了させる投資手法です。
一般的な投資では、入手した銘柄を一定期間保有します。これに対して、デイトレードでは翌日には持ち越さずに精算されます。
このように、短時間の間に売買を繰り返す手法が、デイトレードです。
解説者
仮想通貨は、24時間いつでも国境を越えたボラティリティの高い売買ができます。そのため、仮想通貨はデイトレードの対象として人気があります。
仮想通貨デイトレード（デイトレ）のメリット
仮想通貨におけるデイトレード（デイトレ）のメリットを説明します。
仮想通貨のデイトレードにはメリットが多く、初心者でも取り組みやすい投資手法です。メリットについて学び、さっそくデイトレードをはじめましょう。
デイトレードのメリットは、以下の4点です。
一つひとつ説明します。
ボラティリティが大きい
デイトレード（デイトレ）はボラティリティが大きく、より高い売買差益を望めます。
補足担当者
仮想通貨の世界では、1日で10％以上の相場変動も珍しくありません。このような特性から、短期売買であっても大きな売買差益を期待できます。
短期トレードで資金効率が良い
仮想通貨のデイトレード（デイトレ）なら、資金の回転が早く、金融資産を有効に活用できます。
デイトレードでは、購入した仮想通貨はすぐに売却され、次の投資資金に充てられます。
限られた資金でも、多くのトレード機会への参入が可能です。
金融資産を眠らせておく時間が発生しないため、投資機会を見逃しません。
一方で長期トレードでは、一度購入した銘柄を長期間保有し続ける必要があります。
しかしデイトレードでは、長期的な視点は不要です。すぐに売却するため、将来的な不確定要素もありません。
いつでも取引できる
取引時間に制約がない点も、仮想通貨デイトレード（デイトレ）のメリットです。
仮想通貨は、24時間365日いつでも自由に取引できます。そのため、マーケットの開場時間に制約を受けません。
解説者
仮想通貨のデイトレードならば、取引時間の制限はありません。時差による影響もなく、自身の生活リズムに合わせたトレードが可能です。
オーバーナイトのリスクがない
仮想通貨のデイトレード（デイトレ）では、オーバーナイトによるリスクがありません。
オーバーナイトのリスクとは、夜間に相場の急変が起こる事態です。
仮想通貨の世界では、常にマーケットが稼働しています。そのため、夜間に相場が急落する可能性もあります。
しかしデイトレードであれば、このような懸念は無用です。
デイトレードでは逐一、保有銘柄の精算をします。そのため、たとえ就寝時に相場の急変があったとしても、影響を受けません。
デイトレードなら、トレードの離席中も相場の心配は無用です。
仮想通貨デイトレード（デイトレ）のデメリット
仮想通貨デイトレード（デイトレ）のデメリットを説明します。
手軽に始められる投資方法ですが、一方でデメリットもあります。仮想通貨デイトレードのデメリットを理解した上で、適切なリスク管理をしましょう。
デメリットには、以下の3点が挙げられます。
順番に説明します。
手数料負担が大きい
手数料負担の大きさが、デイトレード（デイトレ）のデメリットです。
デイトレードでは、通常の投資よりも取引回数が増えます。
1日の間で何度も取引を繰り返すため、その都度手数料の支払いが必要です。
解説者
デイトレードで利益確定をする際には、手数料負担を上回る十分なキャピタルゲインがあるか確認しましょう。
まとまった時間が必要となる
まとまった時間が必要となる点も、デイトレード（デイトレ）のデメリットです。
デイトレードでは、仮想通貨を保有している間は相場動向を常に監視する必要があります。そのため、トレードから離脱ができません。
加えて、自身が理想とする相場局面が訪れなければ、長時間チャンスを待たなければなりません。
このような理由から、デイトレードにはまとまった時間が必要となります。
チャート画面に長時間向き合う投資スタイルであるため、日常生活の合間に投資をしたい方には不向きです。
精神的ストレスが高い
精神的なストレスが高い点も、デイトレード（デイトレ）のデメリットです。
デイトレードでは、刻々と変化する相場環境に向き合う必要があります。相場は予想できず、含み損が続く局面も多々あります。
このため仮想通貨のデイトレードは、精神的な負荷が強い投資方法です。
仮想通貨デイトレード（デイトレ）のチャート分析手法
仮想通貨デイトレード（デイトレ）において、活用できる投資手法を説明します。
デイトレードには、以下の分析手法があります。
それぞれの特徴を認識し、自分に合ったスタイルを選びましょう。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、短期トレードで用いられるチャートの分析手法です。
価格チャートの中から法則性を見つけ出し、将来の値動きを予想します。
テクニカル分析に必要な情報は、過去の価格データのみです。個別銘柄に関する市況情報を必要としないため、誰でも分析ができます。
このような理由から、初心者にもおすすめの投資方法です。
補足担当者
以下の記事では、テクニカル分析についての詳しい解説をしています。
初心者にもおすすめ！仮想通貨取引で使えるテクニカル分析を紹介
アービトラージ
アービトラージは、取引所ごとの売買価格の差を利用した取引手法です。
同じ銘柄であっても、取引所ごとに売買価格にはわずかな差が発生します。この価格差を利用した投資手法が、アービトラージです。
アービトラージでは、ある取引所で入手した銘柄を、他の取引所で売却します。
なお、以下の記事では、アービトラージに関する詳しい解説をしています。
仮想通貨のアービトラージは儲からない？手順・取引所・注意点を解説
CFD取引
CFD取引とは、取引開始時点と終了時の価格差を清算する投資方法です。
このCFD取引の魅力は、レバレッジがかけられる点にあります。自身の投資金額よりも大きな金額を動かせるため、より大きなリターンを期待できます。
加えて、空売りができる点も特徴です。
解説者
CFD取引では、証拠金やマージン率など高度な知識が要求されます。そのため、デイトレード（デイトレ）に精通した上級者におすすめの投資方法です。
仮想通貨デイトレード（デイトレ）におすすめの仮想通貨取引所
仮想通貨デイトレード（デイトレ）におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
仮想通貨デイトレードに参入するためには、仮想通貨の専用口座が必要です。
ここで取り上げる仮想通貨取引所は、すべて仮想通貨のデイトレードができる金融業者です。
加えて、すべての取引所が日本語による操作に対応しており、初心者でも安心してトレードができます。
今回は、以下の6つの取引所を紹介します。
- Coincheck（コインチェック）
- bitFlyer（ビットフライヤー）
- Bybit（バイビット）
- Binance（バイナンス）
- FXGT（エフエックスジーティー）
- MEXC（エムイーエックスシー）
詳細は、次の通りです。
Coincheck（コインチェック）
Coincheck（コインチェック）は、初心者にも使いやすい取引所です。
シンプルな操作画面と丁寧な操作説明が魅力で、簡単に仮想通貨の取引ができます。
加えて、 日本の仮想通貨取引所であるため、日本円による売買も可能です。
このような理由から、はじめて仮想通貨に投資する人にも適しています。
| 運営会社 | コインチェック株式会社 |
| 取扱銘柄数 | 16銘柄 |
| 最大レバレッジ | 1倍 |
| 販売所手数料 | 無料 |
| 取引所手数料 | 無料 |
| 入金手数料 | コンビニ入金
3万円未満の場合：770円（税込） 3万円以上30万円以下の場合：1,018円（税込） |
| クイック入金 | 3万円未満の場合：770円（税込）
3万円以上50万円未満の場合：1,018円（税込） 50万円以上の場合：入金額×0.11％＋495円（税込） |
| 出金手数料 | 407円（税込） |
| 最低取引単位（ビットコイン） | 0.005BTC |
bitFlyer（ビットフライヤー）
bitFlyer（ビットフライヤー）の特徴は、最低購入金額の低さです。
15種類の銘柄が、最低金額1円から投資できます。このため、仮想通貨のデイトレード（デイトレ）を体験してみたい方にも最適です。
少ない投資金額であれば、たとえデイトレードに失敗したとしても、わずかな損失で済みます。
このような理由から、仮想通貨デイトレードにチャレンジしたい初心者の方におすすめの取引所です。
| 運営会社 | 株式会社bitFlyer |
| 取扱銘柄数 | 15銘柄 |
| 最大レバレッジ | 2倍 |
| 販売所手数料 | 無料 |
| 取引所手数料 | 0.01％〜0.15％ |
| 入金手数料 | 銀行振込：無料（振込手数料は負担あり） |
| クイック入金 | 住信SBIネット銀行の場合：無料 |
| 出金手数料 | 220円〜770円（税込） |
| 最低取引単位（ビットコイン） | 0.001BTC |
Bybit（バイビット）
Bybit（バイビット）は、ハイレベルなトレードにも対応できる海外の取引所です。
最大100倍のレバレッジ取引が可能で、デイトレード（デイトレ）においてハイリスク・ハイリターンの投資もできます。
加えて、上場銘柄の種類も豊富で、ゲームやDeFi分野のコインが充実しています。
新しい仮想通貨銘柄にいち早く投資したい上級者に、おすすめの取引所です。
| 運営会社 | Bybit |
| 取扱銘柄数 | 170銘柄以上 |
| 最大レバレッジ | 100倍 |
| 取引所手数料 | Maker：0.1％
Taker：0.1％ |
| 最低取引単位（ビットコイン） | 0.0001BTC |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 0.0005BTC（BTC出金の場合） |
Binance（バイナンス）
Binance（バイナンス）は、世界最大級の仮想通貨取引所です。
取扱い銘柄数も最大級で、600銘柄以上の仮想通貨が上場しています。このため、仮想通貨デイトレード（デイトレ）において、投資の選択肢が豊富です。
またBinanceでは、最大125倍のレバレッジ取引が可能です。
ボラティリティの大きい新興銘柄でハイリスク・ハイリターンのデイトレードをしたい方に向いています。
| 運営会社 | Binance |
| 取扱銘柄数 | 600銘柄以上 |
| 最大レバレッジ | 125倍 |
| 取引所手数料 | Maker：0.1％
Taker：0.1％ |
| 最低取引単位（ビットコイン） | 0.0001BTC |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 0.0002BTC（BTC出金の場合） |
FXGT（エフエックスジーティー）
FXGT（エフエックスジーティー）のメリットは、レバレッジの高さです。
最大1,000倍のレバレッジ取引が可能で、ハイリスクな投資にも対応可能です。
仮想通貨銘柄の種類は少ないものの、メジャーな銘柄で大きなリスクを取りたい方に適しています。
またFXGTには、株式や実物資産への投資サービスもあります。あらゆる分野への投資ができるため、総合的に資産を運用したい場合におすすめです。
| 運営会社 | FXGT |
| 取扱銘柄数 | 10銘柄 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
| 取引所手数料 | Maker：0％（別途、変動性スプレッドあり）
Taker：0％（別途、変動性スプレッドあり） |
| 最低取引単位（ビットコイン） | 0.0001BTC |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 無料 |
MEXC（エムイーエックスシー）
MEXC（エムイーエックスシー）は、仮想通貨投資の上級者に適した取引所です。
レバレッジ取引機能が充実しており、最大125倍までのレバレッジ設定ができます。
また、DeFiや運用サービスも利用できるため、デイトレード（デイトレ）以外にもさまざまな選択肢があります。
多様な投資スタイルを駆使して、仮想通貨トレードをしたい方におすすめです。
| 運営会社 | MEXC Global Ltd. |
| 取扱銘柄数 | 100銘柄以上 |
| 最大レバレッジ | 125倍 |
| 取引所手数料 | Maker：0.2％
Taker：0.2％ |
| 最低取引単位（ビットコイン） | 0.0001BTC |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 0.0005BTC（BTC出金の場合） |
仮想通貨デイトレード（デイトレ）のコツ
仮想通貨デイトレード（デイトレ）のコツを説明します。
仮想通貨デイトレードでは、短い時間で投資判断をしなければなりません。もし判断を誤ると、大きな含み損を抱えてしまいます。
そこで、デイトレードで注意すべきポイントを紹介します。
デイトレードの際は、以下の点を意識しましょう。
順番に解説します。
損切りラインを設定しておく
デイトレード（デイトレ）では注文時に、損切りの基準を設定しましょう。
事前に決めた撤退ラインで損切りできれば、被害を最小限に抑えられます。
損切りラインさえ設定されていれば、含み損が予想外に拡大する懸念はありません。
補足担当者
デイトレードでは、短期間のうちに損切りの判断をする必要があります。事前に、何％の含み損まで許容できるかを考えましょう。
レバレッジを上げすぎない
レバレッジ管理も、デイトレード（デイトレ）の重要な要素です。
CFD取引では、レバレッジを上げるほどリスクが高くなります。特に取引が順調な局面では、レバレッジを上げたい衝動に駆られます。
しかし、感情が高まっている状態では、リスクを正しく認識できません。
レバレッジを過度に上げると一瞬で損失を被る可能性があります。
そのためレバレッジ設定の際には、自制心が大切です。
投資の判断根拠を明確にする
デイトレード（デイトレ）では、投資を決断する前に、判断根拠を明確にしましょう。
一時の気分で投資決定をすると、売却のタイミングがわからなくなってしまいます。
解説者
仮想通貨のデイトレードでは、テクニカル分析などで客観的な分析が重要です。常に客観的な判断根拠を持って、投資判断を下しましょう。
仮想通貨のデイトレードに関してよくある質問
仮想通貨のデイトレードに向いてる人・向かない人はどんな人？
仮想通貨のデイトレードに向いている人は、長い時間にわたって投資に向き合える人です。
デイトレードでは、市況の推移を長時間のあいだ見守る必要があります。そのため、忍耐と時間がある人に向いています。
反対に、デイトレードに向いていない人は、心理的なストレスに弱い人です。
仮想通貨のデイトレードでは、大きな含み損を抱える局面も出てきます。そのような場面でも相場に向き合わなければなりません。
このため、このようなトレードで強いストレスを感じてしまう人は、デイトレードは適しません。
仮想通貨のデイトレードに税金はかかる？
仮想通貨のデイトレードには、税金がかかります。
デイトレードで得た収益は雑所得として課税の対象となります。なお、仮想通貨の税金に関する解説は、以下の記事をご覧ください。
仮想通貨のデイトレードの確定申告はどうする？
仮想通貨のデイトレードでは、収益額によって確定申告が必要となります。
仮想通貨の確定申告に関する解説は、以下の記事をご覧ください。
仮想通貨の確定申告が必要な人は？課税のタイミングや計算方法を解説
仮想通貨デイトレードまとめ｜暗号資産に興味があるならチャレンジしてみよう
仮想通貨のデイトレード（デイトレ）について、紹介しました。
デイトレードは、短期間でも成果を出せる投資手法です。資金を有効に活用できるため、少ない投資金額でもリターンを得られます。
また、長期的なトレンドを分析する必要がありません。そのため、個別銘柄に関する知見が少なくても参入できます。
今回紹介した仮想通貨取引所では、仮想通貨のデイトレードが可能です。口座開設は無料で、口座維持費も発生しません。
そのため気軽に、仮想通貨のデイトレードを体験できます。
暗号資産に興味があるならば、仮想通貨取引所口座を開設して、デイトレードをはじめてみてください。