リフォームで壁を撤去して入居率アップ!おすすめ事例6選をご紹介
2020 10.21この記事はPRを含みます
壁を撤去リフォームして広い部屋に
最近、家全体を見渡すことのできるLDKのある間取りが人気といわれています。
家で過ごす時間が長くなり、家族との時間を大切にする風潮がり高まっていることを考えると、間取り家選びの大きなポイントになるでしょう。
費用の相場は
壁の撤去だけであれば5~6万円程、壁を撤去した後の空間の使い方も考慮し、引き戸をつける場合は引き戸本体の費用も込みで、20~25万円程度と言われています。
依頼したリフォーム会社や壁の状況、条件によっても価格は大きくかわり、引き戸付きの間仕切りの撤去費用は、29.5万円かかった、という事例もあります。
予算と効果的なリフォーム後の姿を総合的に考え、どのくらいの予算をかけるか決めていきましょう。
マンションで撤去出来ない壁
しかし、撤去できない壁もあります。「耐力壁」のあるマンションでは壁を抜くことができません。
部屋のいくつかの箇所に建物の構造を支える「耐力壁」があり、壁自体で建物を支える構造になっているからです。
戸建てで撤去出来ない壁
「2×4」という工法で建てられた戸建の壁は撤去が難しいと言われています。
この工法で建てられた家は柱ではなく、壁で建物を支える構造であるため、壁を撤去できないのです。耐震の面からみても、壁を撤去するのは危険といえます。
壁を撤去したリフォーム事例6選
では、早速壁を撤去してリフォームしよう、と思っても、どこをどう撤去していいのか、わからないです。
そもそも、この壁を撤去していいのもなのか、という疑問や、リフォーム後の仕上がりも気になります。
そこで、6つの事例を見ながら、リフォームのイメージをより具体化していきましょう。
事例1:引き戸付き壁を撤去して広いリビング
リビングと洋室の間などにある引き戸付き壁を撤去すれば、明るくて開放的なリビングに変身します。
壁が多いと閉塞感があり、暗い印象になってしまったり、各部屋が小さく使い勝手が悪く感じられたりします。さらに洋室の床がカーペットであれば、これを機にフローリングに張り替えるのはいかがでしょうか。
リフォームでより魅力的な部屋になるでしょう。
事例2:壁の一部を撤去して折れ戸をつける
部屋と部屋との行き来を楽にしたり、動線を改善するリフォームであれば、壁を抜き部屋をつなげた上で、折れ戸をつけることをオススメします。
クローゼットのドアによく使われる折れ戸ですが、狭い場所に設置するのに最適といえます。
事例3:間仕切りを撤去して引き戸にする
間仕切り壁撤去のリフォームにより引き戸にすることで空間を自由に使うことが可能になるでしょう。
引き戸を閉めると個室のように使えますが、広く使いたい場合は引き戸を全開にして、部屋を広く使うことができます。
家族の成長に合わせて部屋の使い方を変えたい、というファミリーにも喜ばれるレイアウトといえます。
事例4:ダイニングの壁を撤去して解放感のあるキッチン
古い家は、ダイニングとリビングの間にある「垂れ壁」を撤去するリフォームでイマドキな解放感のある空間に変身させることができます。
「垂れ壁」は、空間が2つに分かれてしまうので狭さを感じる可能性があります。
そこで垂れ壁を撤去し、解放感のあるキッチンにすれば家族団らんの食事の時間がより楽しくなる空間になるでしょう。
事例5:壁を撤去して2DKを1LDKに
最近の人気の間取りはLDKといわれており、DKは物件探しの段階で避けられてしまう可能性があります。
1DKや2DK、3DKは築年数が古い物件に多いことから、物件探しの際に敬遠されてしまうことがあります。
部屋が細かく分かれていると、家具も置きにくく使い勝手が悪いと感じてしまう可能性があります。そこで、壁抜きのリフォームでひとつの部屋にすれば広く、明るくなり住みやすくなるでしょう。
事例6:2Kを1Rにするリフォーム
築年数が経過した2Kは1Rにリフォームすることで、ひとり暮らしニーズに応えられるでしょう。
2Kは数十年前にスタンダードだった間取りと言われているため、設備や内装の古さはもちろん当時の生活様式に合わせたものの可能性があり、今の生活に合わない間取りとも考えられます。
最近はワンフロアがスタンダードなので壁を抜き、オシャレな内装の1Rにすれば一気に住みたい部屋になるでしょう。
壁を撤去するリフォームで期待できるメリットとは?
壁を撤去するリフォームで期待できるメリットには、部屋のスペースが増えること、部屋全体が広く見えること、室内の風通しがよくなることの3つが挙げられます。
このメリットがあるからこそ、期待できることを3つご紹介します。
利便性を良くする
壁の存在により自分の生活に合わない間取りになっていることや壁の存在を煩わしく感じたまま生活している、なんてこともあると考えられます。
壁を撤去するリフォームを行うことで部屋を広く使えますし、壁の一部を撤去し引き戸やドアを設置すれば、ひとつの部屋を分けて使うことも可能になります。
子供の成長に合わせて元々兄弟が一緒に使っていた部屋を、それぞれの個室にしたり、同居することになった祖父母の部屋にしたりと、人生のステージにより部屋を自由に使うことができるようになるでしょう。
部屋の壁の在り方を見直すと、一気に利便性が高まるといえます。
入居率を良くする
ひと昔前は、2DKや3DKといったファミリー向け物件が主流でした。しかし昨今は、ライフスタイルが多様化し、ひとり暮らしや少人数の家族が増えたことから、部屋数よりも快適に過ごせる広いリビングが求められています。
そこで、部屋数の多く築年数の経った物件の壁を撤去し、1部屋にすることで広いLDKに変身させ、現代のニーズに合わせたものに変えることで入居率をあげられる可能性があります。
家賃を高くできる
魅力的な物件は多少家賃が高くても住みたいですと思う人が多いと考えられているからです。
賃貸経営において、空室を減らすことと家賃の値上げは大きなポイントになるため、魅力的な物件であることは重要でしょう。
ステキだな、住んでみたいな、と思わせられる物件は、多少高めの賃料の設定であったとしても借り手が決まりやすくなります。
時代のニーズに合わせた間取りにリフォームすることで、たとえ築年数の経った物件であっても魅力的な物件にすることが可能でしょう。
壁を撤去して広い今どきの間取りにしよう
いかがでしたか。壁を撤去することで多様なニーズに応えることができるようになり、たくさんのメリットが得られるでしょう。
壁を撤去すると一人暮らし向けの1Rや家族向けのLDKにすることが可能になり、さらにLDKでも広く、開放的なリビングにすることができます。住む人のニーズや利便性に合わせてレイアウトを変更することで家賃を高くすることや入居者を多く集めることが可能になると考えられます。
リフォームにより他物件との差別化を図りましょう。