BitMEX(ビットメックス)とは?BitMEX(ビットメックス)の特徴6つ
2020 10.21この記事はPRを含みます
BitMEX(ビットメックス)は仮想通貨取引所
BitMEX(ビットメックス)は、香港を拠点に持つデリバティブ専門の仮想通貨取引所です。また、日本語完全対応で最先端IT技術によりセキュリティ面でも安心・安全で、本格的トレードが可能です。
ただし、ビットメックスは、2020年5月1日から日本居住者向けのサービスを終了しており、すでに保有している仮想通貨については出金できるものの、取引そのものは日本居住の場合は現在できない状態にあります。
BitMEX(ビットメックス)の概要3つ
ビットメックスは多くのメリットを持つデリバティブ専門の仮想通貨取引所ですが、具体的にどういったものなのでしょうか。ここではビットメックスの概要として、取扱仮想通貨数、取引手数料、最低取引単位数の3つについてご紹介します。
ビットメックスの概要1:取引仮想通貨数
ビットメックスの取引仮想通貨数は8種類です。(2020年8月現在)その仮想通貨とは、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)、XRP(リップル)、ADA(カルダノ)、EOS(イオストークン)、TRX(トロン)です。
ただし決済通貨はビットコインのみです。なお、ビットメックスでは、ビットコインは一般的なBTCという表記ではなく、「XBT」という表記をします。
ビットメックスの概要2:最低取引単位数
最低取引単位とは取引可能な最低単位ということになります。最低取引単位については取引所などによって変わる可能性があるので、希望される取引所に確認をしてみましょう。
最低取引単位が小さければ小さいほど、売買するハードルが低くなりますので、少額からの取引が可能になります。ビットメックスでは8種類の仮想通貨を取り扱っていますが、決済はビットコインのみとなっています。
ビットメックスの概要3:取引手数料
ビットメックスの取引手数料にはいくつか種類があり、それぞれ割合が異なります。ここでは、ビットメックスの取引手数料について、種類別にご説明します。
なお、手数料には取引手数料のほかに、アカウントや口座開設手数料や口座維持手数料などがありますが、ビットメックスではアカウント・口座開設手数料や口座維持手数料については無料となっています。
Maker手数料
ビットメックスの取引手数料にMaker手数料があります。Maker手数料とは自分で取引板に出した注文が成立したときにかかる手数料、つまり指値注文が成立したときの手数料のことで、マイナスとなっています。
手数料がマイナスということは、その手数料分プラスになるということです。また、Maker手数料は具体的には、ビットコインが-0.025%で、それ以外の通貨が-0.05%となっており通貨により違います。
Taker手数料
ビットメックスでは取引手数料にTaker手数料があります。Taker手数料とは指値注文として板にある注文を受けたときにかかる手数料で、ビットコインの場合に0.075%で、その他の通貨が0.25%となっています。
指値注文の場合はTaker手数料とMaker手数料の合算となるためお得ですが、成り行き注文は割高となります。
Funding手数料
ビットメックスでは、ビットコインのFXにおける価格と現物の価格の乖離を小さくするためにあるFunding手数料があります。この手数料は日本時間で5時、13時、21時にポジションを持っている場合に発生します。
支払いの場合もあれば貰える場合もありますが、ビットコインのFXと現物の価格の乖離度によって金額が変わります。
その他の手数料
ビットメックスでは入出金手数料において、入金手数料は無料ですが出金手数料が小額必要です。ただし、ビットメックスはBTCの入金となるため、国内取引所からビットメックスの取引所へ送金するときに送金手数料がかかります。
BitMEX(ビットメックス)の特徴6つ
ビットメックスは、海外の仮想通貨取引所でビットコインを基礎にレバレッジ取引を行うことがわかりましたが、その他にもいくつか特徴があります。ここではビットメックスの特徴について6つご紹介します。
ビットメックスは日本国内の取引所とは違い、独自のルールや仕組みがありますので、興味のある方は以下をよく確認するようにしましょう。
ビットメックスの特徴1:独自の通貨による取引
ビットメックスではXBTと呼ばれる独自の通貨を利用して仮想通貨の取引が行われます。そのため、何かトラブルが発生したとしても、ビットメックス内の処理により資産がマイナスになることはありません。
ただし、資産がマイナスにならないだけで、証拠金は消滅します。追証が発生しないことは、信用取引を行う場合に大きな安心材料となりますが、自分の資産がなくなるリスクは同じですのでレバレッジのかけ方には注意しましょう。
ビットメックスの特徴2:最大レバレッジが100倍まで可能
ビットメックスの特徴に、ビットコインの場合最大レバレッジが100倍まで可能ということがあります。ビットメックスの取引所は香港にあるため、金融庁規制対象外であるので最大レバレッジ100倍までの取引が可能になります。
国内取引所では現在レバレッジ規制があるため、レバレッジが大きいことはビットメックスにおける優位性といえます。所持金が少額でも大きく利益を狙えるということです。
ビットメックスの特徴3:ゼロカットシステム
ビットメックスの特徴にゼロカットシステムがあります。ゼロカットシステムとは追証がないことで、追証とはレバレッジ取引を行ったときの損失に対し追加で支払う証拠金です。
一般的に信用取引の失敗は怖いですが、ビットメックスでは損失が発生したとしても損失は証拠金までで、それ以上は支払う必要はありません。ゼロカットシステムは、ビットメックスで大きなレバレッジ取引をする場合の安心材料といえるでしょう。
ビットメックスの特徴4:本人確認なしで登録できる
ビットメックスの特徴に、本人確認なしで登録できるということがあります。ビットメックスに登録するには、メールアドレスを登録して2段階認証を登録することで口座開設が可能です。そのため、登録手続きも5分ほどで完了します。
日本の仮想通貨取引所では本人確認書類を送り、審査を通過しなければならず口座開設まで時間がかかりますが、ビットメックスは手続きが簡単ですぐに口座開設が可能です。
ビットメックスの特徴5:Maker取引の手数料が安い
ビットメックスの特徴にMaker取引(指値取引)の手数料が安いということがあります。Maker取引では手数料がゼロで、こちらが貰えることもあります。
ビットメックスの手数料は他取引所に比べてもお得で、特にMaker取引では新たな注文が成立したことで収入を得られるのは大きなメリットといえるでしょう。
ビットメックスの特徴6:高いセキュリティ
ビットメックスの特徴に高いセキュリティがあります。仮想通貨はハッキングされる危険が高く、取引所のセキュリティの強さが重要になってきます。
ビットメックスではインターネットとつながっていないコールドウォレットというところに仮想通貨が保管されているため、ハッキングで盗まれることはありません。また、出金の場合は従業員によるダブルチェックや複数承認が必要ですので、セキュリティ面で安心です。
BitMEX(ビットメックス)を利用するときの注意点
ビットメックスは高いレバレッジで取引ができ、セキュリティ面も強いなど、メリットの多い海外の仮想通貨取引所だということがわかりましたが、利用する場合には注意点もあります。
ここではビットメックスを利用するときの注意点についてご紹介します。
日本円は入金できない
ビットメックスを利用するときの注意点に、日本円が入金できないということがあります。ビットメックスは海外の仮想通貨取引所であるため、日本円による入金はできず、ビットメックスに対応している仮想通貨を国内の仮想通貨取引所から送金する必要があります。
また、ビットメックスで利益が出た場合も、すぐに日本円に換金できず、やはり国内の仮想通貨取引所へ送金してから日本円に換金することになります。
FXに特化している
ビットメックスを利用するときの注意点に、FXに特化しているということがあります。ビットメックスでは現物取引ができずFXに特化しており、レバレッジ取引が基本になります。そのため、現物取引がしたいという方や長期取引を望んでいる人には不向きといえるでしょう。
BitMEX(ビットメックス)について理解しよう
ビットメックスは、レバレッジを高く設定できるためハイリスク・ハイリターンが期待できる海外の仮想通貨取引所であることがわかりました。また、その他にも追証が発生しない、手数料が安いなど多くのメリットがある仮想通貨取引所といえます。
しかし、ビットメックスは海外にあり、日本に居住している場合は現在取引ができない状態です。ビットメックスに興味のある人は、その特徴や注意点について理解するようにしましょう。