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WeChat Payの使い方の手順とは?WeChat Payのメリット7つ

2020 10.21この記事はPRを含みます

WeChat Payとは?

キャッシュレス決済が横行する中、聞き慣れない「WeChat Pay」がどんどん進化を遂げています。中国を中心として使用されている、メッセージ機能のついたアプリを使ったモバイル決済です。

中国で流行ったキャッシュレス決済とは、一体どのような機能のものでしょうか。他のキャッシュレス決済と違うところはあるのか、メリットなども紹介します。

WeChat Pay | 株式会社ネットスターズ

WeChat Payの使い方の手順5つ

先程、中国で使用されているキャッシュレス決済と紹介しましたが、今はいろいろな会社がキャッシュレス(モバイル)決済に力を入れています。クレジットカードの会社や、携帯電話会社、SNSなども参入しています。

それぞれ使い方が少しずつ変わっています。それではWeChat Payの使い方はどうでしょうか。ここからは、WeChat Payの使用方法について紹介しましょう。

WeChat Payの使い方の手順1:アプリをダウンロードする

1つ目にする作業はアプリをインストールすることです。WeChat PayはWeChatのアプリが搭載したモバイル決済なので、アプリのインストールと登録が必要になります。

インストールする前に現在(2020年7月)では、登録はできても、日本国内で日本人が使用するのは難しいようです。

アプリの形は日本で人気の「LINE」に似た、セリフの吹き出しが2つ重なった模様でできています。

WeChat Payの使い方の手順2:アプリの設定を確認する

最初にインストールされたアプリを立ち上げると、地球の画面になります。どこでも良いので触り、携帯電話の認証を済ませます。

国番号(+81)と携帯番号は最初の0は抜かして登録します。その後から、中国語表記になりますが慌てずに進めましょう。

アカウント設定は声紋認証と、自身のアイコンを設定することで終了します。声紋認証を取り入れているため、セキュリティも期待できるでしょう。

WeChat Payの使い方の手順3:本人確認を行う

ここからは、WeChat Payの登録に入ります。アプリの右上のプラスマークから「マネー」の項目を選択します。「お金を受け取る」を選択して、本人確認のページに移動します。ここでも中国語表記になるので、注意しましょう。

本来は中国の銀行口座の登録か、中国の身分証が必要です。しかし日本人が中国の銀行口座を用意するのは難しいでしょう。日本人の本人確認は、クレジットカードの登録になります。

WeChat Payの使い方の手順4:カード情報を入力する

選択画面は銀行口座を入力するか、身分証を提示するしか選択肢がありません。そのため、クレジットカード情報は、銀行口座を選び登録します。カード番号はクレジットカードの情報を入力して下さい。

クレジットカードの種類によっては、登録不可のカードも存在しますので注意が必要です。また、カード情報は個人情報なので正確に入力しましょう。

WeChat Payの使い方の手順5:パスワードの設定をする

クレジットカードの登録ができて、使用承諾のチェックボックスを承認すると、支払いパスワードの設定が出てきます。支払い確認のためのパスワードは6桁なので、忘れないようにしましょう。

アカウントのパスワードを使い回す人も多数見受けられますが、あまりおすすめはできません。金銭が絡んでいる以上、しっかりと管理をしましょう。

WeChat Payのメリット7つ

たくさんのモバイル決済がある中で、中国で浸透したのにはどのような事情があるのでしょうか。メリットがないアプリはあまり人気が出ないでしょう。

人口の多い中国では、なくてはならないアプリにまで発展した背景には、どのようなものがあるのでしょうか。WeChat Payのメリットについて紹介します。また、導入店舗が多くなった背景にも注目です。

WeChat Payのメリット1:1円単位で送金ができる

海外に行くときの通貨やモバイル決済の場合、端数の金銭が換金できないのがデメリットといえます。

しかし、WeChat Payは1円単位で送金できるため、計画的に使用することが可能になりました。1円単位でのやり取りに目をつけた商法は、利用者目線で考えられているでしょう。

海外のお金は、自国に帰ったら使い道がなくなってしまいます。小さい単位での送金は実用的でしょう。

WeChat Payのメリット2:日本語で利用できる

海外で発信されて有名になったアプリでも、いざ使おうとすると日本語版がないなど、不便な状態に陥ることはよくあります。

WeChat Payは、日本語も対応しているため心強いでしょう。完全版ではありませんが、全く日本語表記がないのとは違うため、大きなメリットです。

そのため、仕事で中国を行き来する人たちには、WeChat Payは評判が高いアプリとなっているようです。

WeChat Payのメリット3:多くの決済方法に対応している

実際に多くの中国の人達が、観光目的で日本に来るときに決済でよく使用されているのと、アプリの会社が「テンセント」と言う大きな企業なので安心感があるでしょう。

多くの国の通貨を扱えるのが大きなメリットです。そのため、多岐に渡り決済方法も充実しており、店頭やインターネット上でのショッピングにも利用可能です。

WeChat Payのメリット4:個人での送金ができる

個人間で送金が手軽に行えるのもWeChat Payの魅力の1つです。友人リストに追加されている相手ならば、チャット機能で送金が可能です。

中々できないことですが、送金のやり取りがチャット内で行えるのは、遠くにいる人に送金する際にも便利に感じるでしょう。

WeChat Payのメリット5:利用できる店舗数が多い

中国からの旅行者を対象に、日本でもWeChat Payを導入する店が増えています。それだけ、集客力とWeChat Payの浸透率が高い証拠と言えるでしょう。

店舗のレジカウンター近くに目印となる看板が置いてあるので、使用できるかどうかはそこで判断が付きます。

WeChat Payの加盟店登録を済ませると、WeChat Payの会社から看板をつけるように店舗に資材が送られるようです。

WeChat Payのメリット6:本来は口コミとして利用できる

モバイル決済なのに口コミとして利用できるというのは、不思議に思う人も多いでしょう。しかし、もともとのアプリはWeChatというSNSから始まっています。

買い物をしたことを投稿することは、簡単な操作で終わります。日本の情報が少なくても、口コミで情報が広がるのです。

最初がSNSだったという仕組みが、上手に集客につながっています。知っている人の口コミは信用性が高くなるのではないでしょうか。

WeChat Payのメリット7:広がるつながりと集客効果

口コミが広がることもメリットが高いですが、個人間の送金がチャット機能で完結できるため、口コミの反応が早ければ代理で買い物をすることもできます。

情報が早く伝わればリピーターが多く出てくることになるので、宣伝と集客効果が一気に見込めることになるでしょう。情報を上手く操った、集客方法が編み出されています。

WeChat PayとAlipayの比較ポイント3つ

ここまでWeChat Payについて紹介してきましたが、中国にはもう1つ主流のモバイル決済のライバルがいます。それが、Alipayです。中国の半数以上が使用していると言われている、AlipayとWeChat Payを比較してみましょう。

Alipayはアリババが運営するモバイル決済です。中国で有名なオンラインモールタオバオワンの「公式決済」として中国で浸透してきました。

WeChat PayとAlipayの比較1:送金できる金額

送金できる金額に違いはあるのでしょうか。確認した所、この限度額には中国政府が詐欺を食い止めるために、制限をかけたようで2つに差はありませんでした。

WeChat PayとAliPay両方とも、1日の利用限度額を500元に設定しています。

2つの共通点として、インターネットにつながっているのが第一条件となります。インターネット環境がないと送信に失敗することもあるようです。

WeChat Pay、Alipayが1日利用限度額500元を設定。WeChat Payは多額利用者への対応も

中見出し:WeChat PayとAlipayの比較2:対応しているデバイス

WeChat PayとAliPay、2つとも対応しているのはAndroid端末とiOS端末、PCにも対応しています。操作方法や、使い方も同じような用途のため、両方の決済ができる店舗が増えているようです。

ショッピングの口コミで集客をしているため、持ち運びのできる携帯端末は外せないところでしょう。

WeChat PayとAlipayの比較3:国内で使える店舗の数

日本で、AliPayが利用できる店舗数は増えているようです。WeChat Payの日本国内での店舗数は上昇傾向にあるものの、AliPayの方が多いようです。

両方ともユーザー人数が多いため、世の中のキャッシュレス効果に貢献しているでしょう。

WeChat Payを利用してみよう!

ここまでWeChat Payの情報やAliPayの紹介をしてきました。大事な注意事項があり、WeChat Payは中国の国民が使うためのモバイル決済です。そのため、日本人が使用するには難易度が高いのが現状です。

中国の口座がないと登録ができず、突然中国政府の方針で審査が厳しくなってしまったとの意見も聞かれます。これから浸透がもっと進めば、日本人でもしっかりと活用できるように改善されるかもしれません。

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