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マンション査定に影響するポイント10個|査定を成功させるコツ4つ

2020 06.4この記事はPRを含みます

マンション査定とは?

現在住んでいるマンションからの住み換えや、相続などにより受け継いだ不要なマンションがあり、処分したいけど何から始めたらよいのか迷っているという人は、意外に多くいます。

不要なマンションをそのまま放置しておくと、管理費や固定資産税などの無駄な費用が生活を圧迫してしまいます。

マンションの処分を考える場合には、マンションをいくらで売ることができるか、まずは査定から始めましょう。

査定から売却までの流れ

まずは査定から売却までの流れをつかみ、売却までの計画を立ててスムーズに売却しましょう。

不動産会社に鑑定を依頼し、訪問日時を決め、現地調査をしてもらいます。その際に不動産売却に必要な書類も用意しておきましょう。書類の確認をしてもらい、査定結果を出してもらいます。

大抵の場合、いくつかの不動産会社に査定を依頼し、その中で一番納得のいく業者と契約を結び、売り出します。その後、買いたいという人と交渉し、売却引き渡しを行うという流れです。

マンション査定に影響するポイント10個

マンションを査定に出してから売却するまでの大まかな流れを掴んだところで、気になることが出てきました。

それは、マンションを査定する時に不動産会社の鑑定士はどんなところを見ているのか、マンション査定に影響するポイントにはどういうものがあるのかということです。

ここからは、マンション査定に影響する10個のポイントについて紹介していきます。

マンション査定に影響するポイント1:立地や周辺の環境

マンション査定に最も影響するポイントは、立地や周辺の環境です。

一番人気で、値段に影響するのが駅からの距離です。交通の利便性が良い所に住みたいと考える人は多く、駅から徒歩7分以内のマンションは特に人気があります。

また、駅から少し距離がある場合でも、周辺にスーパー・薬局などの施設や、学校・保育園があると、利便性が高いと判断され査定でプラスになります。

マンション査定に影響するポイント2:耐震対策

地震が多い日本では、耐震対策もマンション査定に影響するポイントです。

耐震構造をチェックする基準として、新耐震基準かそれとも旧耐震基準かということがあり、新耐震構造は査定額が高くなります。

ですが、旧耐震基準で建てられたマンションでも耐震対策がしっかりと行われていれば、対策の取られていないマンションよりも査定額がアップします。

マンション査定に影響するポイント3:方角や階数

マンション査定に影響するポイントとして、方角や階数もあります。

方角でいうと、一番人気なのは南向きで需要もあります。南向きが一番いいですが、南向きでなくても日当たり、風の通り、眺望、ベランダの広さ、角部屋などをアピールすることで査定ポイントをプラスすることができます。

階数としては3階以上が人気で、1・2階は防犯面で不人気で、上に行けば行くほど値段も上がります。もちろん、エレベーターがないマンションだと上の階は敬遠されることもあります。

マンション査定に影響するポイント4:築年数

築年数は単純に古いからダメというわけではなく、新耐震基準なのか旧耐震基準なのかを判断する材料になるので、マンション査定に影響する重要なポイントです。

1981年(昭和56年)6月1日以降に建築許可がおりた物件は、新耐震基準で建築されたマンションです。築年数が古くとも問題ありません。

1981年(昭和56年)6月1日以前に建築許可が下りて、建築された物件は旧耐震基準ですので、買う側から敬遠され、価格にも大きく影響してしまいます。

マンション査定に影響するポイント5:管理状況

マンションの管理状況は、マンション全体の価値に大きな影響を与えますので、査定額にも響きます。

エントランスやゴミ置き場、駐輪場などの共有スペースのメンテナンスや清掃状況、外壁の状態、管理人が常駐しているかどうかもチェックされます。修繕されていない箇所が確認されるなどしたら価格は下がってしまいます。

管理状況は売主にはどうすることもできない部分ですが、そこも見られているということを覚えておきましょう。

マンション査定に影響するポイント6:近隣状況

マンション査定には、近隣状況も大きく影響してくることです。

近隣状況では、学校や病院などの無くなる可能性の低い施設があるとアピールになります。ただし、最近は少子化の影響で小学校の統廃合が行われることもありますから、情報は事前につかんでおいた方がいいでしょう。

また、周辺に外灯が十分で、夜暗い所がないかということも、夜遅く帰宅することがある人には重要なことで、アピールになります。

マンション査定に影響するポイント7:間取りや設備

マンションを購入する場合、間取りや設備は一番見られるところです。マンション査定でも間取りや設備は重要なポイントです。

ファミリーが多く住むエリアでは、単身者向けの広さや間取りの物件は売れにくいですから、需要と合っているかで査定額は変わってきます。

また専有部分にある浴室乾燥機などお風呂やキッチンの設備が最新のものだと査定が上がります。

マンション査定に影響するポイント8:販売会社

マンションの建築を請け負った会社やマンションを販売した会社が信頼できる会社であるかということもマンションの査定に影響するポイントです。

大手デベロッパーが販売したマンションや、大手の施工会社が請け負った物件は、安心感を得られ購入されやすいです。そのため査定額もアップします。

マンション査定に影響するポイント9:駐車場

マンション査定では、駐車場があるのか、台数はきちんと確保されているか、平面か機械かなどもチェックされるポイントです。

分譲マンションの駐車場には賃貸方式と分譲方式があり、賃貸方式の場合には管理組合に利用申し込みをしなければなりません。分譲方式の場合は駐車場もセットされるので、賃貸方式よりも査定額がアップします。

マンション査定に影響するポイント10:リフォーム状況

リフォームを行ったことがあるという場合には、「どこをどのようにリフォームしたか」ということをきちんと説明することで、査定額をアップさせることができます。

特にキッチンやお風呂といった水回りは、劣化しやすく汚れやすい部分です。水回りをリフォームしていると高評価を受けやすいです。

リフォーム経験がある場合は、事前にまとめておくといいでしょう。

マンション査定を成功させるコツ4つ

マンション査定に影響するポイントを理解することができましたが、ポイントを理解したからと言って思ったような金額を引き出すことができるわけではありません。

マンション査定を成功させるためには、コツを知る必要があります。ここからは、マンション査定を成功させる4つのコツを紹介していきます。

成功させるコツ1:情報の書き出しや資料の準備を行う

マンション査定をスムーズに成功させ売却まで持っていくためには、情報の書き出しや資料の準備をしておく必要があります。

住んでみないとわからない情報はプラス面だけでなく、マイナス面も書くようにしましょう。具体的には、設備の故障や漏水などです。

売主には瑕疵担保責任があり、欠陥を隠していた場合、その責任を負う必要があり、隠さずに伝える方が得策です。

資料は、管理規約や使用細則、分譲時のパンフレットなどで必ずしも売却に必要なものではないですが、揃えておく方がいいです。

成功させるコツ2:査定価格の算出方法を知る

マンション査定を成功させるためには、査定価格の算出方法を知ることも大切です。

不動産会社がどんな基準で不動産を評価して、価格を算出しているのかを知ることで、出された価格が妥当であるのかを知ることができます。

周囲の相場よりも低く算出されていた場合、もっと高く売れるのではと思っていても、仕方がないと納得できないまま売るということもあります。

逆に高く査定価格を出されてなかなか売れずにもどかしい思いをするということもありますので、そのようなことを避けるためには査定価格の算出方法を知る必要があります。

成功させるコツ3:査定は複数の不動産会社で行う

マンション査定を成功させるためには、面倒で時間はかかりますが、複数の不動産会社から査定をとることが大切です。

不動産会社によっては、得意分野に違いがあり、マンションの売却を不得意するところと、得意とするところでは査定価格に百万円単位の差が出てくることもあります。

一件ずつ連絡していくのは難しいですから、一括サイトなどを利用するのもいいでしょう。

成功させるコツ4:リフォームは不要

リフォームしているとマンション査定価格がアップすると、査定に影響するポイントで言いましたが、わざわざリフォームをする必要がありません。

リフォームにかけた価格がそのまま査定価格に反映されるわけではありませんので、思うように価格がアップせず無駄となることもあります。

また最近はDIYが流行っており、自分でリフォームする人が増えています。リフォームが終わっていると売れにくくなることもあります。

マンション査定の影響ポイントを知り成功させよう

マンション査定を依頼する場合、査定に影響するポイントを理解しておかないと、思うような結果が得られないことも多々あります。

また、マンション査定を成功させるコツを知っておくことで、納得できる結果を得られることもあります。

マンション査定に影響するポイントを知り、査定から売却まで成功できるようにしましょう。

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