キッチンのコーキングをする手順6つ!台所を綺麗にして入居者を増やそう
2020 10.21この記事はPRを含みます
コーキングとは?
コーキングとは、物を組み立てた際にできる隙間を、防水性や気密性を高めるために専用のコーキング剤で埋めることを言います。
家などの外壁で、タイルとタイルの間にゴムのような素材を見ることがあるでしょう。それが、コーキングです。身の回りでは、キッチンなどにもそうしたものを見ることができます。
このコーキングは、時間と共に劣化していきます。キッチンでふと気づいた時に黄ばみが生じていると感じたことがあるでしょう。それがコーキングの劣化です。
コーキングの劣化は避けられませんが、キッチンなどのコーキングは比較的簡単にできるので、黒カビなどのカビが取れにくくなってきたなと感じたら、一度やってみることをお勧めします。
コーキングはDIYできる?
最近は、ホームセンターなどで業者が使うコーキング用の道具や資材がそろっているので、コーキングの張替えをすることができます。気になるキッチンにも気軽にできます。プロが使うと言っても、素人の方でも使えるものもありますので、是非やってみてください。
今や流行りとなっているDIYとして、道具の使い方や手順を覚えればキッチンのコーキング、補修ができます。入居者がなかなか増えないと感じておられる大家の方も必見です。
キッチンをコーキングすることで大家が得られるメリットとは?
キッチンやお風呂、トイレなどは水まわりと呼ばれています。特に、キッチンは調理や片付けの際によく水を使うので、日が経つと共にコーキングも劣化していきます。劣化している箇所をみられると、清掃が行き届いていないという評価を受けてしまうかもしれません。
そうなると、とても残念です。ぜひ、新しくコーキングし直しましょう。コーキングするかしないかで見栄えはグンと変わります。時と共に染みついたカビなども、コーキング剤と一緒に取れてしまうので一石二鳥です。
キッチンをコーキングする手順6つ
それでは、キッチンをコーキングする方法を順を追って説明していきます。
入居者を増やすために意識することのできる点を含めながら、キッチンのコーキング方法を学んでいきましょう。
キッチンをコーキングする手順1:古いコーキングの除去
まず、施工箇所にある古いコーキングを除去します。カッターナイフなどで、コーキングの両サイドに切れ目を入れていきます。古いコーキング剤を剥がすためですので、キッチンの表面を傷つけないようにご注意ください。
コーキングの剥がし方は、ペンチ等でコーキングを引っ張るとコーキングが剥がれるようになっています。
コーキングが取れたらハケ等を使って、その隙間を綺麗にしておきます。濡れている場合はよく乾燥させておきましょう。濡れているとうまくコーキングできずに仕上がりが悪くなり、見栄えが良くありません。
キッチンをコーキングする手順2:マスキング
コーキング剤を隙間に埋めてしまう前に、コーキング材がはみ出ても汚さないように目地の横にマスキングテープを張ります。そうしないと仕上がり時に、コーキングが表面に付着したままになってしまいます。
コーキング剤を入れる両側に、まっすぐマスキングテープを張るときれいにコーキングできるのでおすすめです。
キッチンをコーキングする手順3:コーキング剤の充填
いよいよコーキングガンにコーキング剤を入れていきます。ここで気をつけたいことは空気を入れないことです。空気を入れてしまうと、乾燥させたときにひび割れのようなものが起きてしまい、見栄えが悪くなります。
しかし、コーキング剤を入れている間にも空気に触れている面は硬くなってしまうので、手早く行なうことが必要です。
キッチンをコーキングする手順4:コーキング剤を均一にする
コーキング剤を入れ終わったら、表面をならしていきます。そこで使うのがヘラです。表面を均一にすることで、仕上がりの見た目が良くなります。細かい所のならしは、指で行うこともできます。
キッチンをコーキングする手順5:マスキングを剥がす
コーキング剤を入れ終わったら、次はマスキングを剥がします。ここで、きれいに剥がせるように慎重に剥がすことがポイントです。そうしないと、せっかくマスキングをしたのにコーキング剤が他のところについてしまって残念な仕上がりになってしまいます。
キッチンをコーキングする手順6:放置する
マスキングを剥がしたら、放置します。よく乾燥させて、コーキング剤が硬くなるのを待ちます。仕上がりを気にして触らなくても、放置しておけばコーキングは完了です。
以上がコーキングをする手順です。
コーキングに必要な道具5つ
手軽にコーキングができることを示してきましたが、ここではコーキングするために必要な道具を5つ紹介します。
基本、ホームセンターなどで手に入るものですから、専門店に行かなければいけないということはありません。
では、ご紹介していきましょう。
コーキングに必要な道具1:コーキング剤
キッチンのコーキング剤として使われるのはシリコンです。シリコンは撥水性に優れているため、水まわりに適しています。
シリコンの中でも、キッチンでお勧めされているのは、防カビ剤入りのものです。水まわりはカビが発生しやすいため、コーキングを長持ちさせるために防カビ剤が効くのです。
コーキングに必要な道具2:マスキングテープ
マスキングテープと言っても、種類がたくさんあります。キッチンで使うコーキングにはキッチン用のものを選ばなくてはいけません。
一般に、幅が狭く、粘着性の低いものが良いとされています。加えて、コーキングする箇所の色と被らないようにしておくと、コーキングをした時にどこまでこぼして良いところなのかが分かります。
コーキングに必要な道具3:コーキングガン
コーキング剤を注入する時に使います。「ガン」の名の通り、ガンで撃ちこむような形状になっています。
種類もさまざまで、手動で注入するタイプもあれば、電動タイプもあります。
コーキングに必要な道具4:カッター
古いコーキング剤を剥がす際に必要になります。カッターの種類は、そこまで気にしなくてもいいですが、コーキング剥がしカッターという専用のカッターがあるので、それを使うことをお勧めします。
コーキングに必要な道具5:ヘラ
コーキング剤をならすのに使います。ヘラは、コーキングする箇所に合わせて選ぶ必要があります。そうしないと、必要以上にコーキング剤が乗ってしまい、結果として剥がれやすくなります。
商品によっては、5mm、10mm、15mm、コーナー用などのセットで売られているものもあります。
キッチンのコーキングをして入居者を獲得しよう
キッチンは入居者が見るポイントの一つです。キッチンの見え方で、そこに入居するかどうかを決める人もいます。キッチンのコーキングをすれば、細部にまで目が行き届いているという評価を得ることができるでしょう。
キッチンなどの水まわりはカビが発生しやすいので、コーキングも退居のタイミングでしておくのがいいかもしれません。そうすれば、次の入居者に向けても好印象ですし、次の入居が決まるまでの間もきれいに保てます。
是非、キッチンをコーキングして入居者を獲得しましょう。