浴室をDIYする方法6つ!綺麗で魅力的な浴室で入居者を増やそう
2020 10.21この記事はPRを含みます
浴室をDIYすることで大家が得られるメリットとは?
賃貸の入居者がなかなか増えない原因が、もしかすると浴室にあるかもしれません。間取りが気に入っても浴室が古く、汚れていると入居をあきらめてしまう方もいらっしゃるでしょう。
リフォームをすると費用が掛かり、それに伴い賃料を上げることになり益々入居率が下がってしまう恐れがあります。浴室をDIYすることで手間や費用を抑えることができ、物件全体の印象を良くすることが可能なのです。そうすることにより入居希望者が増えるでしょう。
浴室をDIYする方法6選
浴室のDIYと聞くと難易度が高そうですが、張るだけ・置くだけの簡単な方法もあります。リフォーム業者を頼らずとも費用を抑えながら浴室のイメージを変えることができるのです。
また他の物件とは違った雰囲気にすることで入居者へのアピールにもなります。まずはすぐに取りかかれるDIYを6つご紹介いたします。
浴室をDIYする方法1:バスパネルを壁に貼る
バスパネルはホームセンターや、ネットショップで手に入れることができます。見た目だけでなく、断熱性を高め、保湿性も高めることも期待できます。
元の壁材をはがすことなく施工できるのも大きな魅力です。元の壁材の汚れをしっかり落とし完全に乾いた状態で上からパネルを張り付けるだけで完了です。下地を傷めたりカビが発生しないように隙間はコーキング材で埋めるのを忘れずに行いましょう。
浴室をDIYする方法2:タイルの張り替え
タイルはデザイン性が高く浴室に使用するとおしゃれに仕上がる為、タイルを好む方もいらっしゃるようです。大きさ・色・形とタイルの種類は実に様々です。
元のタイルをすべて剥がしてから接着剤(セメント)を塗り、その上から張り付けていきます。壁際までくるとタイルのカットが必要な場合がある為、あらかじめタイルカッターを準備しておくとよいでしょう。
浴室をDIYする方法3:タイルのヒビを補修する
タイルにヒビが入っている場合、見た目が悪いだけでなく水漏れやカビの原因にもなります。カビが発生してしまうと浴室全体の劣化を進めてしまいます。
用意する材料は、タイル等の隙間を埋める補修材のみです。少しのヒビならば補修材で穴を埋めることができます。タイルを取り換える手間もなく、あっという間に作業が完了します。
浴室をDIYする方法4:シャワーヘッドの交換
シャワーヘッドは百貨店などでも購入することができます。機能的な物からおしゃれなデザインの物までバラエティー豊かです。機能面でいえば節水タイプ・浄水タイプ・水圧を強めるタイプなどがあります。
シャワーヘッドが劣化していると、シャワー本体までもが劣化する恐れがあります。取り外しがとても簡単なのでシャワー全体がだめになる前に、シャワーヘッドを取り換えましょう。シャワーヘッドと本体が合わない場合もあるので、事前に調べておくとよいでしょう。
浴室をDIYする方法5:浴室用の床シートを張る
浴室の床がタイルの場合、床シートを張るという方法があります。タイルの上から施工でき、工事を必要としないためDIY初心者でも簡単かつ安価で出来ます。
手順は浴室の床に合わせて床シートを切り取ってから接着剤で張り付けていきます。こうすることにより床シートのずれを防ぐことができます。床からくる底冷えも抑えることが可能となるでしょう。また床シートはデザインも豊富なので雰囲気をがらりと変えることもできます。
浴室をDIYする方法6:すのこを敷く
浴室の床にすのこを敷くという方法もあります。サイズを合わせて置くだけなので床シートを張るよりも簡単にできるかもしれません。
すのこを敷くことによって床の冷たさが気にならなくなるうえ滑り止めにもなります。床と出入口扉に段差がある場合はそれを解消することもできます。すのこは外して立てかけられるのでメンテナンスも難しくありません。
浴室をDIYする際の注意点2つ
浴室は水回りであるため水漏れには十分気を付けなければなりません。この様な理由で、DIYするのが難しい箇所も出てきます。DIYが可能な箇所であっても注意しましょう。
DIYが難しいと思われる場所と注意点をご紹介します。
浴室をDIYする際の注意点:バスタブは業者に任せたほうが無難
バスタブも据え置き型であれば取り換えるだけで作業は完了しますが、多くのバスタブは半埋め込み型です。元のバスタブを壁や床から切り離すだけでも重労働になります。
その後バスタブに接していた壁や床の補修も必要となってきます。バスタブのDIYはせず業者に任せることをお勧めします。
浴室をDIYする際の注意点:換気をしっかりとする
作業をする際には窓を開けたり、換気扇を回したりしてしっかり換気しましょう。湿気がこもりがちな浴室では換気を怠ると異臭やカビが発生します。
異臭が残る浴室に入りたがる人はいないでしょう。また下地が腐ってしまうと物件の寿命を縮めることになってしまうのです。風通しをよくし、室内の汚れた空気や湿気を放出しましょう。
大家が浴室をDIYする理由3つ
賃貸物件を探している人で浴室の状態を気にしている人は少なくありません。物件の築年数が古くても綺麗な浴室ならば大丈夫と入居を決める人もいます。裏を返せば汚れた浴室では生活したくないということです。
汚れた浴室では、お風呂に入りたいという気持ちがおきにくいでしょう。そういった点で浴室は入居者にとって重要なチェックポイントとなり、DIYをする必要があるのです。
大家が浴室をDIYする理由1:劣化部分の舗装をするため
見た目の問題だけでなく、劣化部分を補修するのはとても重要なことです。例えば浴室の床にひび割れがあった場合、2階から水漏れし1階が水浸しになることもありえます。
そういったトラブルが起こってしまうと物件の印象も悪くなってしまいます。DIYで舗装をすれば物件の劣化を食い止めることができるでしょう。
大家が浴室をDIYする理由2:雰囲気を今風にするため
DIYすることで古い浴室の暗くて冷たい雰囲気を変えることができます。例えば壁を白いパネルに張り替えれば明るく清潔な雰囲気になり、一面のみを木目調のパネルに張り替えればシックで落ち着いた雰囲気になります。
床シートもタイル調や大理石調の物を使用すれば今風の浴室に生まれ変わります。綺麗な浴室ならば入居希望者が増えるのではないでしょうか。
大家が浴室をDIYする理由3:費用を抑えるため
例えばパネルとシートの張り替えを業者に頼むとすると約400,000円〜550,000円程かかるといわれていますが、DIYなら約149,000円〜164,000円程で実現可能でしょう。もし全ての部屋をリフォームするとなれば大きな出費になります。
またユニットバスを丸ごと取り換えるとなれば、費用を抑えるのは難しいでしょう。浴室全てを変える必要がないのであれば、なおさら無駄な出費になります。浴室をDIYすることで無駄な修理をなくし、さらに人件費も節約することができるのです。
浴室をDIYすることで入居者を増やそう
ここまで、浴室のDIYについて簡単に説明させていただきました。DIYが身近なものに感じられたでしょうか。どれか一つ変えるだけでもぐっと印象がよくなります。
費用を抑えつつ、入居者にとって魅力的な浴室にしましょう。ただし上記のとおり水回りのDIYは、よれや隙間があると浴室の劣化につながります。その事を考慮したうえで、浴室のDIYに挑戦してみてください。