独身で家を買うメリット6つ|独身で家を買う際に気をつける点とは?
2020 10.21この記事はPRを含みます
独身で家を買う人は多い?
現代の不景気な日本社会では、独身で家を買う人は決して多くはないでしょう。
今回ご覧いただく内容として、家とは一戸建てを指しますが、独身者が一戸建てを購入するケースは少ないです。また、都心部ですと建設費用も高く、土地付きで家を買うとなれば、さらに大きな資金が必要となります。
しかし、独身者でも年齢・所有資産・収入・環境・居住地区によっては、家を買う人が存在するでしょう。
独身で家を買うデメリット7つ
独身者が家を買うデメリットが7つあるので見ていきます。
人生の中で、もっとも大きな買い物と言われているのが家の購入です。結婚をせずに高年収であれば買いやすさがありますが、実際に家を買うとネガティブな現象が生じます。
家の購入は間違いが許されない買い物ですので、デメリットを受け入れたうえで慎重な検討をしてから購入を決断しましょう。
独身で家を買うデメリット1:庭の手入れ
家を買うべきか悩むデメリットの1つとして、面倒な庭の手入れが挙げられます。
家を買うと、定期的な庭の手入れをする必要があり、また草木の多い一軒家を買うと、高い頻度でケアをしなくてはいけません。業者に依頼すれば費用が掛かりますし、自分で手入れすれば休日は潰れてしまいます。
特に社会人の方は、仕事に追われて庭の手入れをすることが苦痛と感じることがあるため、家を買う際のデメリットと言えるでしょう。
独身で家を買うデメリット2:ご近所付き合い
親しくないご近所でも、どうしても付き合いが生じてしまう点は、家を買うデメリットと言えます。ご近所付き合いの例としては、地区の定期的な集会、ゴミ当番などが挙げられます。
そして、気の合わない隣人がいる可能性もあり、時として大きなデメリットとなるでしょう。そのため家を買うときには、まず近隣のリサーチが必要不可欠です。
独身で家を買うデメリット3:光熱費
一戸建ての家を買うと光熱費がかさむ傾向にあります。
集合住宅とは違い、一戸建ての家は光熱費の基本料金が高まる傾向にあり、毎月の固定費として大きな出費となりかねません。
家が大きければ大きいほど、エアコンの費用も大きくなります。また、電気代やガス代も家の規模によって使用料金が増えるため、家を買うと年間に掛かる出費がかさむでしょう。
独身で家を買うデメリット4:保険料
家を買うと自己負担になる火災保険に加入するため、毎年の大きな出費となります。
家はいつ被害に襲われるかわかりません。火事・地震・台風などの自然災害に遭った際には保険金が下りるため、火災保険への加入が必須です。
家の大きさや造りによっても保険料は異なりますが、年間で十数万円以上必要となる家も多く、収入が低い方にとっては痛手となるでしょう。
独身で家を買うデメリット5:買い替えが難しい
独身者が家を買ったあとは、買い替えをはじめ売却したくても難しいケースが多いです。
仕事上で引っ越しせざるを得ない状況も出てきます。また、ご近所トラブルの可能性もあります。その場合、独身者が家を買うと、やり直しが効きにくくなることが多いです。
仮に買い替えの最高なタイミングがあったとしても、まだローンが数十年分残っていれば、家を買い替える・売却するのは非常に難しくなるでしょう。
独身で家を買うデメリット6:リフォーム
家は大きな買い物ですし、定期的なリフォームも必要となります。仮に賃貸物件ですと大家の承諾を得なければできません。
また、新築物件を購入しても、おおむね10年が経過してくるとさまざまな箇所に劣化が生じはじめる場合があります。屋根・外壁・水回り・壁紙・床など挙げればキリがありません。
そして、リフォーム費用は規模によっては数百万円以上かかることがあるため、家のローンを支払いながらも、余計な出費が必要になる時期が出てくるでしょう。
独身で家を買うデメリット7:維持費
独身で家を買うと、必要になるのがメンテナンス代とも言える維持費です。
建物を所有すると固定資産税という税金が掛かります。家がある地区や広さによって金額が違いますが、大きな負担額となるケースが多いです。
また、庭があれば、その維持にもお金が掛かりますし、ドアが壊れれば修理費用が必要となります。そのため、大きな家を末長く維持するには、さまざまな維持費が必須となることが多くなるでしょう。
独身で家を買うメリット6つ
デメリットばかりではなくメリットもあるのが、独身者による家の購入です。
暮らしを営むうえで、自分の好きなようにできる自由度が増えます。多くのメリットがありますが、その中から6つに絞ったメリットを挙げて見ていきましょう。
独身で家を買うメリット1:部屋を分けられる
1人で家を使う場合、仕事や趣味などで自在に部屋の分類が可能です。
家族の場合は個々の希望が出るので、部屋を自由に使用するのは不可能ですが、独身であれば使い方は自在でしょう。
同居人に気を使うことなく、好きな間取や雰囲気にすることが可能です。そのため、非常に心地良い空間を得て、日々の仕事にも打ち込みやすくなるため、独身者が家を買うメリットの1つと言えるでしょう。
独身で家を買うメリット2:周りが気にならない
独身者が家を買うと周りを気にしないで済むため、何をするのも自由です。
ご近所さんへの気遣いは必須ですが、家の中だけは何をしても自由です。仕事や趣味に集中することができます。
家の外へ響かないようにすれば、ピアノやギターの演奏もできますし、大音量でテレビを見ることもできます。家の購入金の完済能力さえあれば、独身者はストレスフリーで自由な暮らしが実現するでしょう。
独身で家を買うメリット3:友人を呼びやすい
仲間や友人を招きやいのは、独身者が購入する一戸建てです。
マンションやアパートは近隣への気遣いが必須ですが、一戸建ての家であれば問題ありません。ただ、ご近所への気遣いは必須となります。しかし、迷惑行為をしなければ苦情のくることはないのが一戸建てのよいところでしょう。
パーティーをしたりゲームをしたり、友人との自由な遊びがしやすいのは、独身者が家を買うメリットと言えます。
独身で家を買うメリット4:趣味が広がる
邪魔をされずに趣味に没頭することができます。ガーデニング・楽器演奏などもできて、気兼ねなく暮らせるので趣味の幅が広がります。
家族暮らしでは、落ち着いて趣味に集中できないことが多いですが、独身者の1人生活ではやってはいけない趣味がないほど、多くの趣味をスタートすることができます。
ただし、近隣へ迷惑となる趣味は要注意です。快適な一軒家生活でも、ご近所トラブルは付きものですので気をつけましょう。
独身で家を買うメリット5:荷物が多くても安心
家財や荷物が多い場合でも収納スペースが多いため、独身者が買う一戸建ては快適です。
物を多く置きたい独身者でも、一戸建てであれば収納に困ることは少ないでしょう。また、棚も自由に設置できるため、何かを収集したいときも楽しい生活が送れます。
独身で家を買うメリット6:優遇制度
家を買うと税金の優遇制度が受けられます。
1年あたりの控除額がローン残高の1%相当となり、これが入居の年から10年にわたって続くことになります。(ローン残高の上限は4000万円ですので、1年あたり最高40万円(1%相当)、これが10年にわたり続くと最高400万円が控除されることになります)
また、長期優良住宅という認定がされると、ローンに対する金利が優遇される制度もあるため、独身者が家を買うとお金に関するメリットがあり、お得感を感じられるでしょう。
独身で家を買う際に気をつける点3つ
家の購入を検討している独身者には、3つの留意すべき点があります。
人生で大きな買い物が家の購入です。3つの気を付ける点はどれも重要な事柄ですので、後悔しないように家の購入前にしっかりと検討を進めてみてください。
独身で家を買う際に気をつける点1:物件選び
地域・間取りを踏まえた物件選択は、独身者にとって非常に重要なことです。
生涯暮らす可能性が高い一戸建ての購入ですので、どの地域でどのような間取りの家に住みたいかを明確にしておきます。また、建物の階数の設定も必須ですし、それ以外にも独身者にとってこだわっているポイントを挙げたうえで、物件のリサーチをはじめましょう。
独身で家を買う際に気をつける点2:ライフスタイル
独身者のライフスタイルにマッチした物件選びを行いましょう。
職場までの距離、買い物ができる場所、遊び場、人通り、車の通りなど挙げればキリはありませんが、個々のライフスタイルに支障をきたさない物件選びが必須です。
1度購入した家は容易に買い替えができませんし、売る際にも手間が掛かります。独身者がどういった生活を目指しているかによっても、最適な物件は異なってくるため、要検討が必須と言えるでしょう。
独身で家を買う際に気をつける点3:売却時のローンの残債
いずれ家を売却する可能性がある場合、売却時のローン残高に関しても検討しておきましょう。
家を現金一括払いで購入できる独身者は多くはありません。ですので、何年か後に売却することも視野に入れて、ローン残高の計算を概算でよいので検討しておきます。
多額のローンを抱えたまま、ほかに新たな家を購入するのはとても稀なケースですので、独身者の家の購入に関しては、綿密な将来設計をしておくことが最善と言えるでしょう。
独身で家を買う際はしっかりシミュレーションしよう
大金を使う家の購入は、独身者にとって大きなイベントですので、しっかりとしたシミュレーションをしてから買いましょう。
家の購入は人生の中でも大きな節目にあたることが多いです。そして、急な引っ越しや賃貸物件に変えることも生じます。
そのため、家を買って住んでから失敗したり後悔したりすることがないように、事前に不動産屋や設計士と相談を重ねてから検討するようにしましょう。