FTX Japanは、Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)を前身とする、セキュリティの高い仮想通貨取引所です。
取扱銘柄数の豊富さと処理能力の高さが原因となり、投資初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。
今回の記事では、FTX Japanの入金方法についてまとめています。
入金時の手数料や入金反映時間、入金の手順なども詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
※以下の情報は、全て2022年5月現在の情報です。
目次
FTX Japanの入金方法
FTX Japanの口座への入金には、以下の2通りの方法があります。
- 仮想通貨での入金
- 法定通貨での入金
それぞれの方法で入金の特徴や流れ、取扱銘柄の違いなどがありますので、本記事の下で詳しく解説していきます。
FTX Japanの仮想通貨による入金方法
まず、FTX Japanへの入金方法として最もおすすめなのが、仮想通貨での入金です。
ここからは、仮想通貨での入金の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
対象の仮想通貨銘柄は17種類
FTX Japanに入金することができる仮想通貨は、以下の17種類です。
■現物取引:12 ビットコイン (BTC)、イーサリアム (ETH)、ライトコイン (LTC)、リップル (XRP)、ベーシックアテンショントークン (BAT)、ポルカドット (DOT)、ソラナ (SOL)、ビットコインキャッシュ (BCH) 、FTXトークン (FTT)、エンジンコイン (ENJ)、オーエムジー (OMG)、ドージコイン (DOGE) ■パーペチュアルのみ:5 ステラルーメン(XLM)、ネム(XEM)、クアンタム(QTUM)、アイオーエスティー(IOST)、テゾス(XTZ)
仮想通貨市場時価総額上位の銘柄から新興銘柄まで、幅広く取り揃えているのが特徴です。
仮想通貨で入金するメリット
FTX Japanの口座に仮想通貨で入金するメリットは以下の3つです。
- 取扱銘柄数は豊富
- 取引所での入金手数料は無料
- 入金方法が法定通貨よりも簡単
仮想通貨入金は取扱銘柄数が多いため、窓口が広がっていることと手続きが簡単にできることが最大の特徴といえます。
仮想通貨で入金するデメリット
一方で、FTX Japanの口座に仮想通貨で入金する場合、以下のような項目がデメリットとなりえます。
- トランザクションフィーがかかる
- 送金ミスが発生してしまう可能性がある
- 最低入金額の把握が難しい
あくまで仮想通貨は送金時のマイニング手数料が必要となります。
通貨量や時期によっては手数料や市場価格が大きくなってしまう場合があるため、注意が必要です。
FTX Japanの法定通貨による入金方法
FTX Japanでは、法定通貨で入金するという選択肢も存在します。
しかし、入金前に行う手続きが大変であることから、おすすめの入金方法とはいえません。
ここからは、法定通貨での入金の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
対象の法定通貨は8種類
FTX Japanへの入金ができる法定通貨は、以下の8種類です。
- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
- 香港ドル
- シンガポールドル
- カナダドル
- スイスフラン
仮想通貨市場で交換の対象となることが多い米ドルやユーロをはじめ、世界中の法定通貨を扱っています。
法定通貨で入金するメリット
FTX Japanに法定通貨で入金するメリットは、対応通貨の数が豊富なことと通貨の安定性が高いことです。
仮想通貨取引所の多くは、入金可能な法定通貨数が米ドル・ユーロ・日本円を中心に2種類~3種類であることが一般的です。
しかし、FTX Japanのように法定通貨の種類が豊富であれば、為替レートを比較してより有利なレートで換金した通貨を送金することができます。
さらに、そもそもの選択肢が多いことで、通貨危機に直面する通貨での取引を避けられます。
法定通貨で入金するデメリット
一方で、FTX Japanに法定通貨で入金する場合、以下のようなデメリットがあります。
- 日本円しか持っていない人は換金が必要
- FTX Japanへの事前連絡が必要
- 金融機関によっては送金手数料が高くなってしまう
FTX Japanへの入金には日本円が利用できないため、日本円しか持っていない場合には個別に換金する必要があります。
そのときの換金手数料は自己負担となりますので、実質入金手数料と考えてもいいでしょう。
また、法定通貨での入金を行うときには事前連絡が必要です。
さらに、法定通貨の送金元である金融機関の送金手数料が高くなってしまうリスクがあるので、事前に調べておく必要があるでしょう。
FTX Japanに入金する手順
FTX Japanの口座に入金する方法は、仮想通貨と法定通貨の2種類です。
ここからは、それぞれの入金方法の手順について詳しく解説していきます。
仮想通貨の場合
仮想通貨を入金する場合、FTX Japanのサイトにログインをした後、マイページアイコンのメニューを開いて、「ウォレット」をクリックします。
入金可能な仮想通貨銘柄が表示されるため、その隣にある「入金」ボタンを押しましょう。
すると、送金に必要なアドレスが表示されるため、そのアドレスをメモしたのちに、コピーして送金元のウォレットから送金手続きを行います。
法定通貨の場合
FTX Japanに法定通貨を入金する場合には、まず本人確認と事前連絡が必要です。
手順としては、サイトにログインした後に、マイページの「入金する」→「銀行振込」の順にクリックすると、登録口座が出てきますのでそこから振込申請が可能です。
FTX Japanへの入金時の注意点
FTX Japanへの入金時には、以下の2つに注意しましょう。
- 送金先のアドレスを間違えた場合は取り戻せない
- 日本円の入金はできず米ドル(USD)などに換金する必要がある
ここからは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
送金先のアドレスを間違えた場合は取り戻せない
FTX Japanの口座への入金を行うときに、誤って別のアドレスに入金してしまった場合、基本的には取り戻すことが困難となります。
しかし、例外としてFTX Japan内のアドレスで間違えてしまっている場合には、サポートセンターへの問い合わせで取り戻せる場合があります。
誤って送金してしまった場合には、事務手数料として500USDが請求されてしまうため、入金金額が少額の場合はあきらめた方が賢明でしょう。
入金のための送金を行うときには、アドレスを間違えないように慎重に行いましょう。
日本円の入金はできず米ドル(USD)などに換金する必要がある
FTX Japanの口座への入金は日本円の取り扱いがありません。
そのため、法定通貨で入金したい場合には先述の通り日本円を含まない8種類の中から選択する必要があります。
資金を日本円で調達している場合には、一度日本円から米ドルやユーロなどの法定通貨に換金してから送金する必要があります。
FTX Japanへの入金に関するよくある質問
ここからは、FTX Japanへの入金に関するよくある質問に回答していきます。
入金反映時間はどのくらい?
FTX Japanへの入金反映時間は、入金手段が仮想通貨か法定通貨かによって大きく変動します。
また、仮想通貨の場合には通貨量によっても反映時間に大きな差が生まれることがあるようです。
一般的に、仮想通貨入金は数分間のうちに完了することが多いです。
しかし、10万円以上の価値を持つ仮想通貨の場合には、マイニングに時間がかかる傾向があります。
一方で、法定通貨の場合は、金融機関の営業時間によって反映時間が決まってきます。
日本人の口座登録が制限されているのは本当?
実はFTX Japanは、2021年9月21日から日本人の新規登録を停止しています。
そのため、ログインすることはできても取引画面に移行できないなどの措置がとられているようです。
現在は、すでに口座の登録を行っている日本人と、外国籍の方が利用可能な状況です。
高いレバレッジをかけられるメリットがあるだけに悲報といえるでしょう。
FTX Japanへの入金は仮想通貨の送金がおすすめ
FTX Japanへの入金方法は、仮想通貨による入金と法定通貨による入金の2つがあります。
法定通貨で入金を行うには本人確認の手続きのほかに事前連絡が必要であることから、入金手段としてはハードルが高いといえるでしょう。
そのため、FTX Japanへの入金は仮想通貨の送金がおすすめです。
また、現在日本人の新規登録が制限されていることから、簡単に取引を始めることが難しい上京です。解除のタイミングがあれば、FTX Japanを使って取引を行ってみてはいかがでしょうか。