仮想通貨取引所Bybit(バイビット)|入金方法と注意点を解説

Bybit(バイビット)は、負荷の高い取引にも耐えられる世界的に見ても高強度のシステムを備えている仮想通貨取引所です。

システム強度が低いと、注文を出してから取引成立までに時間がかかりますが、Bybitならその心配はありません。超短期売買を繰り返す「スキャルピング」も安心して行えます。

しかし、Bybitは海外取引所であるため、国内銀行からの入金を受け付けておらず、はじめてBybitを使う人にとって難しいシステムでもあります。

そこでこの記事では、Bybitへの入金方法をわかりやすく解説します。 

解説者

この機会にBybitの口座開設を行い、少ない資金で大きなリターンも見込める仮想通貨トレードに挑戦してみましょう。

※以下の情報は、全て2022年7月現在の情報です。

おすすめの仮想通貨取引所

取引所名称 特徴 銘柄数 クイック入金・アプリ
bitFlyer 【FX・先物】FXや先物取引に対応 15
Coincheck 【NFT】国内初のNFT取引に対応 17
bitbank 【手数料安】マイナス手数料 12
FTX Japan 【安全】100%コールドウォレット管理 17

Bybit(バイビット)への入金方法

Bybit(バイビット)への入金方法を紹介します。

海外の仮想通貨取引所であるBybitでは、日本円による直接の入金はできないため他の決済手段でBybitへ入金する必要があります。 

ここでは、3通りの方法を説明します。

  1. 仮想通貨による入金
  2. クレジットカードによる仮想通貨購入
  3. 銀行振込による仮想通貨購入

仮想通貨による入金

1つめが、仮想通貨による入金です。

Bybit(バイビット)では、外部の取引所やウォレットから仮想通貨による入金が可能です。

そこで、国内仮想通貨取引所で入手した仮想通貨をBybitの口座へ送金します。Bybitへ入金された仮想通貨は、Bybit口座の残高として反映されます。

Bybitへの仮想通貨の入金にあたり、入金手数料はかかりません。

解説者

トランザクション手数料のみでBybitに入金できるため、日本居住者にとってメジャーな方法です。

クレジットカードによる仮想通貨の購入

2つめが、クレジットカードによる仮想通貨の購入です。

解説者

Bybit(バイビット)では、クレジットカード決済により仮想通貨を購入する方法もあります。

このクレジットカードによる購入では、国内仮想通貨取引所での操作が不要です。

ただし、この方法のデメリットは、手数料が高い点です。

クレジットカード手数料として、購入金額の3.5%〜5%が余計にかかるため、大量購入には適しません。

補足担当者

銀行振込による仮想通貨の購入(P2P取引)

3つめは、銀行振込による仮想通貨の購入です。

2022年7月現在、国内銀行からBybit(バイビット)のウォレットに直接振り込むことができないため、以下のような流れで銀行振込・仮想通貨購入が進められます。

銀行振込(P2P取引)による仮想通貨の購入
  1. 仮想通貨を日本円で売っているーザー(売主)を探す
  2. 売主に銀行振込で日本円を支払う
  3. 売主が仮想通貨を振り込む
以前は「E-check」という決済業者に日本円を振り込むことで、仮想通貨「USDT」の購入が可能でした。しかし2022年7月現在、この方法は利用できません。

補足担当者

基本的にはP2P取引よりも、外部ウォレットからの仮想通貨の入金のほうがおすすめです。理由は以下のとおりです。

P2P取引のデメリット
  • 売主が10分以内に通貨を振り込まないとキャンセルになる
  • レートが不利な可能性がある

 Bybit(バイビット)への入金に必要なもの

Bybit(バイビット)への入金で、事前に準備しなければいけないものを紹介します。

  1. Bybit(バイビット)の取引口座
  2. 国内仮想通貨取引所の口座

①Bybit(バイビット)の取引口座

入金にあたって、事前にBybit(バイビット)の口座開設をする必要があります。

Bybitの口座は、簡単に開設できます。口座開設のスピードも速く、 早ければ当日中に利用が可能です。

また、口座の開設手数料や維持費は発生しません。そのため、気軽に口座開設ができます。

補足担当者

まずは、Bybitの口座を開設しましょう。

②国内仮想通貨取引所の口座

日本円で仮想通貨を入手するためには、国内仮想通貨取引所の口座が必要です。

国内仮想通貨取引所では、日本円でビットコイン(BTC)やリップル(XRP)といった仮想通貨を入手できます。この仮想通貨をBybitへ送金すると、Bybitの口座残高に反映されます。

解説者

国内にはいくつかの仮想通貨取引所がある中で、おすすめはCoincheck(コインチェック)です。

なぜなら、Coincheckは操作が簡単で、初心者でも簡単に仮想通貨を入手できるからです。

口座開設にあたって、手数料や口座維持費用は発生しません。

初心者でも簡単に口座開設ができるため、Coincheckの口座を開設しましょう。

国内取引所からBybit(バイビット)への仮想通貨入金手順

Bybit(バイビット)への入金手順を解説します。

入金には4つのステップが必要です。それぞれの手順を紹介します。

①国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する

まず、国内仮想通貨取引所で、仮想通貨を入手します。

国内仮想通貨取引所では、 日本円の支払いによって仮想通貨を購入できます。

国内仮想通貨取引所の口座へ日本円を入金し、仮想通貨とトレードしましょう。

いくつかの仮想通貨銘柄がある中で、ビットコイン(BTC)がおすすめです。

なぜなら、ビットコインは汎用性が高く、Bybit内でさまざまな銘柄と自由にトレードできるためです。

なお以下の記事では、ビットコインの詳しい購入方法を説明しています。

>>【初心者必見】ビットコイン(仮想通貨)の買い方を徹底解説<<

国内仮想通貨取引所にてビットコインを入手し、Bybitのサイトへログインします。 

②Bybit(バイビット)のウォレットアドレスを確認する

次に、入金先となるBybit(バイビット)のウォレットアドレスを確認します。

ウォレットアドレスとは、仮想通貨における口座番号の役割を持つ文字列です。

▲出典:Bybit(以下同じ)https://www.bybit.com/ja-JP/

Bybitへログインし、トップページの「資産」から「現物アカウント」を選びます。

これにより、あなたの口座が表示されました。

仮想通貨の一覧の中から、入金したい銘柄を選択してください。

「入金する」をクリックすると、ウォレットアドレスが表示されます。

入金したい銘柄と「通貨」の欄に記載された仮想通貨が一致しているか確認してください。

ウォレットアドレスは、仮想通貨銘柄ごとに異なります。

解説者

万が一、入金する銘柄と異なるウォレットアドレスを指定した場合には、正しく反映されません。「通貨」の選択を間違えていないか確認しましょう。

またBybitでは、現物取引とデリバティブ取引でそれぞれ口座が独立しています。

「入金用アカウント」では、どちらの口座へ入金するかの選択が必要です。

レバレッジを掛ける場合には、「デリバティブアカウント」を選択しましょう。

選択内容に誤りがないか確認した後、ウォレットアドレスをコピーします。

③国内仮想通貨取引所のCoincheckから入金する

国内仮想通貨取引所で入手した仮想通貨を、Bybit(バイビット)の口座へ送付します。

ここからは、Coincheck(コインチェック)を例に解説します。

まず、Coincheckにログインをして、トップページを開いてください。

▲出典:Coincheck(以下同じ)

https://coincheck.com/ja/

左側のメニューから「暗号資産の送金」を選択します。これにより、仮想通貨の送金画面が表示されました。

送金する通貨を指定し、宛先の欄にBybit(バイビット)でコピーしたウォレットアドレスを貼り付けます。

国内仮想通貨取引所では、送金先の名称や受取人の属性に関する入力項目があります。ここでは「本人への送金」を選択してください。

最後に、Bybitへ入金する金額を入力します。

送金銘柄やウォレットアドレスに間違いがないか、入念に確認しましょう。

特にウォレットアドレスは、一文字でも異なると送金ができません。

初めて送金操作をする場合にはまず少額から送金をし、Bybitへ確実に入金されることを確認してください。

二段階認証を行うと、送金ができます。 

④Bybit(バイビット)のウォレットを確認する

最後に、Bybit(バイビット)の画面で着金を確認します。確認するには、まずBybitにログインして「人型のマーク」「資産」「現物」と順にクリックしてください。

Bybitの現物アカウントページの「総資産価値」もしくは銘柄ごとの「利用可能残高」をチェックして、送金分が増えていれば入金完了です。

仮想通貨の送金には、 30分から1時間ほどの時間がかかります。口座残高に変化がない場合は、しばらく時間をあけましょう。

これで、Bybitへの入金が完了しました。

【補足】Bybit(バイビット)へbitFlyerから入金する方法

bitFlyer(ビットフライヤー)からBybit(バイビット)に、仮想通貨を入金する手順は以下の通りです。

なお上記のうち、「手順3. bitFlyerからBybitに入金する」のみを詳しく紹介します。他の手順は、上記リストのリンク先を参考にしてください

bitFlyerで仮想通貨を購入する方法は、「仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方と取り扱い通貨」もご確認ください。

bitFlyerからBybitに仮想通貨を送る方法は以下の通りです。

MEMO
  1. 送りたい通貨を選択する
  2. 送り先アドレスを入力する
  3. 送り先アドレスを登録する
  4. 登録したアドレスに出金する

具体的な操作は「bitFlyerの出金方法は?手数料や反映時間も紹介」で解説しています。

【補足】クレジットカードからBybit(バイビット)に入金する方法

クレジットカードからBybit(バイビット)に入金する方法は、以下の通りです。

  1. 「今すぐ購入」を選択する
  2. 通貨や金額を入力する
  3. 「確定」をクリックする

①「今すぐ購入」を選択する

Bybit(バイビット)にログイン後、「暗号資産の購入」にカーソルを合わせて「今すぐ購入」を選択します。

②通貨や金額を入力する

「支払い」「受取」を入力して、「カードを追加」をクリックします。

支払いや受取には、以下のように入力しましょう。

支払い ・銘柄は「JPY」を選択

・金額は任意の数量を入力

受取 ・銘柄は任意のものを選択

受取時の仮想通貨は「ビットコインを保有したいならBTC」「Bybitで資産運用をしたいならUSDT」と選ぶのがおすすめです。

なお、はじめてクレジットカードによる入金を行う場合は、カードの連携が必要です。連携方法は、Bybit公式のヘルプを参考にしてください。

③「確定」をクリックする

購入内容の確認画面が表示されるので、確認してください。問題が無ければ「確定」をクリックします。

これでクレジットカードによる仮想通貨購入は完了です。

Bybit(バイビット)でおすすめの入金方法

2022年7月現在、Bybit(バイビット)に入金する方法は、「仮想通貨での入金」「クレジットカードによる入金」「銀行振込(P2P取引)」の3つですが、仮想通貨での入金がおすすめです。

クレジットカードによる入金と銀行振込(P2P取引)は、デメリットが大きいためです。

入金方法 デメリット
クレジットカードによる入金 ・手数料が3.5%~5%と比較的高い

・交換レートが不利なことが多い

銀行振込(P2P取引) ・取引がすぐに成立しない可能性がある

・交換レートが不利なことがある

仮想通貨で入金する場合、手数料はかかります。たとえば、Coincheck(コインチェック)からBybitへビットコインを送るなら、手数料は0.0005BTC(IBTC=300万円の場合、1,500円)です。

CoincheckからBybitに送る資産が少額な場合(3万円~4万円未満など)、手数料はクレジットカードによる入金のほうが安いです。しかし、クレジットカードによる入金の場合、交換レートが不利になる傾向があります。

以上より、Bybitへの入金は「仮想通貨での入金」がおすすめです。よりお得に入金したい人は、以下の方法も試してみてください。

Bybitへお得に入金する方法
  • 5万円以上など、まとまった金額を送る
  • bitbank(ビットバンク)の「取引所方式」で購入したリップルを送る

Bybit(バイビット)への入金に関するよくある質問

Bybit(バイビット)の入金に関するよくある質問に回答します。

入金反映までにどれくらい時間がかかるか

送金の実行から入金完了までには、30分から1時間ほどの時間がかかります

仮想通貨の送金では、以下3ステップがあります。

MEMO
  1. 国内仮想通貨取引所での出金処理
  2. ブロックチェーンでのデータ処理
  3. Bybitでの入金審査

いずれかのステップで時間がかかると、入金が反映されません。

特に国内仮想通貨取引所からの出金申請は、審査が滞る場合もあります。その場合は時間をあけて、もう一度確認しましょう。

送付した仮想通貨が反映されないのはどうしてか

入金は即時には反映されません。入金完了までには、30分から1時間ほどの時間がかかります

しばらく時間を空けても入金されない場合は、ブロックチェーンのトランザクションを確認しましょう。

送金の処理状況は、誰でも確認できます。

ブロックチェーンごとにトランザクションを追跡できるサイトがあり、進捗状況のチェックが可能です。

送金が実行されない場合は、進捗状況を確認しましょう。

入金手数料はいくらか

Bybit(バイビット)の入金手数料は無料です。「Bybit(バイビット)への入金方法」で各社の手数料を比較しているので参考にして下さい。

ただし、国内取引所での出金手数料(トランザクション手数料)が発生します。

国内金融機関から銀行振込はできるか

国内金融機関から直接Bybit(バイビット)への銀行振込はできません。

銀行振込を行うなら「P2P取引」という仕組みを利用する必要があります。 詳しくはこちらをご確認下さい。

Bybit(バイビット)へ入金して仮想通貨トレードに挑戦しよう

Bybit(バイビット)への入金方法を、解説しました。

Bybitは海外取引所だから、入金にも手間がかかります。しかし、解説してきた入金方法を習得すれば、他の海外取引所も含めてどこでも使いやすい海外取引所で仮想通貨トレードが可能となります。

Bybitの口座開設は5分で完了するためとても簡単で、口座管理手数料も無料です。この機会にBybitへ入金して、海外仮想通貨取引所でのトレードをはじめましょう。

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