bitFlyer(ビットフライヤー)での取引を検討している方や、bitFlyerの口座を開設したばかりの方の中には、使い方がよく分からない方も多いのではないでしょうか。
当記事ではbitFlyerで仮想通貨を売買する方法について、分かりやすく解説します。
bitFlyerでは、アプリを使えば誰でも簡単に仮想通貨の取引ができます。
また、bitFlyerでは販売所や取引所など取引する場所によって、取引方法や取引できる銘柄が異なるので注意しましょう。
※以下の情報は、全て2021年12月現在の情報です。
目次
bitFlyer(ビットフライヤー)の3種の売買方法比較
bitFlyerでは、以下3種類の売買方法があります。
- 販売所
- 通常の取引所
- bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)
売買方法によって取引相手や取引方法、取引手数料などが異なります。
それぞれの売買方法ごとの情報を、以下の表にまとめました。
取引相手 | 取引方法 | 取引手数料 | |
販売所 | 仮想通貨取引所 | 現物取引 | 無料(スプレッドが発生) |
通常の取引所 | ユーザー | 現物取引 | 0.01% – 0.15% |
bitFlyer Lightning | ユーザー | 現物取引
先物取引 FX |
通貨によって異なる(先物取引とFXは無料) |
3種の売買方法の特徴について詳しく解説していきます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の販売所
販売所での取引相手は仮想通貨取引所、つまりbitFlyer(ビットフライヤー)です。
bitFlyerが決めた価格で、ビットフライヤー相手に売買します。
取引手数料は無料ですが、購入価格と売却価格はスプレッドが乗った価格となります。
スプレッドは取引手数料よりも高額になるケースが多いため、結果的に取引所よりも取引にコストがかかってしまうのです。
取引方法は現物取引のみとなります。
bitFlyer(ビットフライヤー)の通常の取引所
通常の取引所ではユーザー同士が取引を行います。
そのため、相場通りの適正価格で取引できるのがメリットです。
反面、買いたいユーザーと売りたいユーザーがマッチングしなければ取引が成立しないという点はデメリットと言えます。
取引方法は、現物取引のみです。
bitFlyer(ビットフライヤー)のbitFlyer Lightning
bitFlyer Lightningは、ユーザー同士の取引という点では、通常の取引所と同じと言えます。
大きく異なるのは、現物取引だけでなく先物取引やFXの取引ができるという点です。
ビットコイン価格の下落で利益を出したり、最大2倍のレバレッジをかけて取引することができます。
また、チャートなどの機能も通常の取引所より高性能なため、中・上級者でも満足できる取引所です。
「bitFlyer Lightningの使い方」についての解説はこちらです。
bitFlyer(ビットフライヤー)の取り扱い銘柄
bitFlyer(ビットフライヤー)では売買方法ごとに取引できる通貨が異なります。
売買方法ごとの取扱通貨を以下にまとめました(2021年12月現在)。
取引通貨 | |
販売所 | BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・LSK・BAT・XRP・XEM・XLM・XTZ・DOT・LINK・MONA・XYM |
通常の取引所 | BTC |
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング) | BTC・ETH・XRP・XLM・MONA・BCH(先物取引・FXはBTCのみ) |
bitFlyer(ビットフライヤー)の販売所
販売所では、3つの売買方法の中では最も多い、15銘柄の仮想通貨を取り扱っています。
メジャーな通貨からマイナーな通貨まで幅広く取り扱っているため、今後大きく価格が上昇する通貨を見つけられるかもしれません。
様々な通貨で取引するのであれば、販売所を選びましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の通常の取引所
通常の取引所で取引できるのは、ビットコインのみです。
ビットコインの取引なら、販売所よりも取引所を選ぶことをおすすめします。
というのも、販売所で取引する際にかかるスワップよりも、取引手数料の方が安いためです。
コストを抑えてビットコインを取引したいのであれば、取引所を選んだ方がお得と言えます。
bitFlyer(ビットフライヤー)のbitFlyer Lightning
bitFlyer Lightningでは、現物の場合6銘柄の仮想通貨で取引ができますが、先物・FXではビットコインのみとなります。
BTC、ETH、XRP、XLM、MONA、BCHのいずれかを現物で取引するのであれば、販売所よりもコストを抑えることが可能です。
先物取引・FXでは、取扱銘柄はビットコインに限られてしまいますが、より効率的に取引ができます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の取引所の使い方①:口座開設方法
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設方法は以下の流れとなります。
- メールアドレスの登録
- パスワードを設定し、同意事項にチェック
- 2段階認証の設定
- 個人情報の入力
- 本人確認書類の提出
- 銀行口座の登録
- 送付されるハガキの受け取り
詳細は「birFlyerの口座開設方法」の記事で、画像付きで解説していますので、ご覧ください。
bitFlyer(ビットフライヤー)の取引所の使い方②:入出金方法
bitFlyer(ビットフライヤー)の入出金方法について解説します。
出金については、出金申請後、自身の登録口座に残高が反映されます。
入金については、以下3通りの方法で可能です。
- 銀行振込
- クイック入金
- コンビニから入金
それぞれについて、実際の画面を使って解説します。
入金方法①銀行振込
まずは、最も一般的な銀行振込について解説します。
自身の銀行口座から、三井住友銀行もしくは住信SBIネット銀行のどちらかの銀行に振り込みます。
発生する手数料は、銀行の振込手数料のみです。
そのため、三井住友銀行もしくは住信SBIネット銀行のどちらかの銀行口座を持っていれば、手数料無料で手続きができます。
残高の反映は、銀行の営業日や営業時間によって異なり、営業日の午前中に手続きを行えば、当日中に反映される可能性があります。
遅くとも、翌営業日には反映されることが多いです。
実際のアプリでの画面は以下の通りです。
入出金をタップすると、振込先の銀行口座情報が表示されます。
表示された銀行口座あてに入金しましょう。
ここで、誤った口座情報を入力しないよう注意が必要です。
「住信SBIネット銀行への振込入金はこちら」をタップすると、住信SBIネット銀行の口座情報に切り替わります。
入金方法②クイック入金
bitFlyer(ビットフライヤー)のクイック入金では、24時間365日、手続き後すぐに残高が反映されます。
銀行の休業日や営業時間外でも反映されるため、急いでいる方はクイック入金の利用がおすすめです。
手数料は、以下の通りです。
銀行 | 金額 |
住信SBIネット銀行 | 無料 |
住信SBIネット銀行以外の銀行 | 330円(税込)/件 |
実際のアプリの画面は以下の通りです。
利用したい銀行をタップします。
住信SBIネット銀行とイオン銀行以外は、一番右の「その他の銀行」を選びましょう。
その後、以下の画面で入金額を入力し、「次にすすむ」をタップします。
その後外部サイトに移り、手続きをします。
入金方法③コンビニから入金
bitFlyer(ビットフライヤー)ではコンビニからの入金も可能です。
主に以下のようなコンビニで手続きできます。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
手数料は、一律330円(税込)です。
「お客様番号」と「確認番号」を控えて、コンビニ店頭もしくはコンビニ設置端末から手続きしましょう。
コンビニでの入金では上限が30万円のため、30万円を超える金額であれば、その他の方法で入金しなければいけません。
残高の反映は、コンビニでの手続きが完了し次第、数分後です。
ただし、手続きの不備や、通信回線の状況によっては、入金の反映に時間がかかる可能性もあります。
実際のアプリの画面は以下の通りです。
「コンビニからご入金」をタップします。
その後、以下の画面で入金額を入力し、「次にすすむ」をタップします。
その後外部サイトに移り、手続きをします。
出金方法
bitFlyer(ビットフライヤー)の出金方法は、出金申請を行うのみです。
申請を後、登録の銀行口座に残高が反映されます。
出金手数料は以下の通りです。
出金先の銀行口座 | 金額(3万円未満の出金) | 金額(3万円以上の出金) |
三井住友銀行 | 220円(税込) | 440円(税込) |
三井住友銀行以外の銀行 | 550円(税込) | 770円(税込) |
三井住友銀行であれば出金手数料が安いため、お得に手続きができます。
残高の反映にかかる時間は、平日14時半までに申請すれば、当日〜翌営業日となり、14時半以降の申請の場合、翌営業日〜翌々営業日となります。
実際のアプリの画面は以下の通りです。
「銀行口座へご出金」をタップします。
その後、以下の画面で出金額を入力し、「出金する」をタップします。
bitFlyer(ビットフライヤー)の取引所の使い方③:取引方法
bitFlyer(ビットフライヤー)の取引所での、ビットコインの売買方法は以下3ステップです。
- 取引所タブからビットコインを選択
- 取引したいビットコインの価格と数量を入力
- 注文を確定する
それぞれのステップについて、実際の画面を使って解説します。
①取引所タブからビットコインを選択
まず、「販売所」と「Lightning」の間にある「取引所」のビットコインをタップします。
②取引したいビットコインの価格と数量を入力
以下のような板情報が表示されます。
取引したいビットコインの価格と数量を入力します。
価格は自由に入力することができますが、ユーザー同士の取引のため、相場から大きく離れた価格を設定してもなかなか取引は成立しません。
成立しやすくするには、板情報を参考に価格を入力しましょう。
③注文を確定する
取引したいビットコインの価格と数量を入力したら、「売る」もしくは「買う」ボタンを入力しましょう。
その後、「注文確定する」ボタンで、注文が確定します。
しかし、注文が確定すればすぐに取引が成立するわけではありません。
ユーザー同士の売買注文がマッチングすることで、取引は成立するのです。
bitFlyer(ビットフライヤー)のおすすめの使い方
bitFlyer(ビットフライヤー)には、便利な機能が数多く備わっています。
その中でも特におすすめな以下3つの使い方を紹介します。
- 仮想通貨の積み立て購入
- 無料でビットコイン入手
- Tポイントをビットコインに交換
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
仮想通貨の積み立て購入
bitFlyer(ビットフライヤー)では、仮想通貨の積み立て購入ができます。
少額から簡単に設定ができるため、初めて使う方にもおすすめできるでしょう。
積み立て購入は、購入したい通貨の販売所・金額・購入頻度を選択します。
金額は1円〜100万円まで、購入頻度は「日に1回・週に1回・月に2回・月に1回」から設定することができます。
なお、積み立て購入はbitFlyerアプリからのみ設定が可能です。
無料でビットコイン入手
bitFlyer(ビットフライヤー)には、無料でビットコインが入手できる機能があります。
それは、「友だち紹介プログラム」です。
招待した友だちがアプリ経由で口座開設すると、500円分のビットコインがもらえるというものです。
紹介人数に上限はないため、紹介すればするほどビットコインがもらえます。
また、会員登録や商品購入でビットコインがもらえるキャンペーンも随時開催しています。
bitFlyerアプリを定期的にチェックするようにしましょう。
Tポイントをビットコインに交換
bitFlyer(ビットフライヤー)ではTポイントをビットコインに交換可能です。
交換可能なTポイントは、100ポイントからとなります。
加えて、対象加盟店でビットコイン決済をすると、500円(税込)ごとに1ポイントのTポイントを貯めることもできます。
Tポイントを有効活用して、ビットコインを入手しましょう。
仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方に関する口コミを紹介
bitFlyer(ビットフライヤー)はユーザーからどのように評価されているのでしょうか。
bitFlyerの良い口コミと悪い口コミについてまとめました。
bitFlyer(ビットフライヤー)の良い口コミ
「仮想通貨取引所としての信頼性が抜群。セキュリティも強固で、安心して利用できますね。」
「アプリが使いやすく、売買などの取引も直感的に操作できて分かりやすい。」
「入出金までのスピードが非常に早いと感じました。先日は申請してから1時間もかからず口座に反映されました。」
取引所としての信頼性の高さやアプリの使いやすさ、入出金スピードの早さを評価する声が多く見られました。
貴重な資産を預けるため、信頼性やセキュリティは非常に重要なポイントです。
また、アプリの使いやすさや入出金スピードも、投資の結果を左右する要因となり得ます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の悪い口コミ
「本人確認書類の再提出の際に、確認の対応が遅かったことがある。そのせいですぐに取引ができなかった。」
「サーバーが重く、注文がすぐに通らないことがありました。サーバーを強化してもらえるとありがたいです。」
ユーザー対応の遅さやサーバーの重さを指摘する声がいくつか見られました。
とはいえ、本人確認も再提出等が発生しなければ、基本的にはすぐに完了します。
また、サーバーについても、相場が大きく動く時などにユーザーが殺到すると、重くなってしまう傾向にあります。
ユーザーが集中するタイミング以外は、そこまで重くなることはないようです。
仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方を学んで資産形成にチャレンジ
当記事では、bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設方法や入金方法、取引方法について解説しました。
bitFlyerはアプリが使いやすく、ユーザーからも信頼されています。
加えて、仮想通貨の積み立て購入やTポイントとの連携など便利なサービスがあるのも魅力です。
また、売買方法は「販売所」と「通常の取引所」と「bitFlyer Lightning」の3通りがあるため、取引に応じて使い分けが必要です。
bitFlyerの口座登録はこちらから行えます。