海外の仮想通貨取引所「MEXC(エムイーエックスシー)」は、豊富なアルトコイン銘柄やデリバティブの指数取引などユニークな銘柄が多い取引所です。
MEXCは、「MXC」の名称で2018年にサービスを開始した取引所で、現在はMEXCにリブランドして名称変更しています。
取扱通貨が100種類以上と豊富で、日本国内の取引所に比べて幅広い取引ができることが特徴です。
この記事では、MEXCの特徴・メリット・デメリット・口コミなどを解説しますので、利用する際の参考にしてください。
解説者
※以下の情報は、全て2022年6月現在の情報です。
目次
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の特徴
まずは、仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の概要を見てみましょう。
取扱通貨 | 100種類以上 |
口座開設手数料 | 無料 |
入出金手数料 |
|
取引方法 | レバレッジ取引 |
取引手数料 |
|
レバレッジ | 最大125倍 |
プラットフォーム |
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公式サイト | MEXCの公式サイト |
MEXCは2018年4月に設立した、ユーザーフレンドリーなデジタル資産取引所です。
設立時はMXCの名称でサービスを提供していましたが、現在はMEXCに名称変更してサービスを提供しています。
設立時は、エストニア・カナダ・アメリカなど一部の国での利用に限られていましたが、現在は200以上の国や地域で使用可能になっており、世界に600万人以上のユーザーがいます。
また使用言語も、英語やロシア語、韓国語など多岐にわたり、日本語にも対応しています。
補足担当者
MEXCには次の特徴があります。
順番に解説します。
独自トークン「MX」を発行
MEXCは独自トークンの「MX」を発行しています。
MXを保有することで次の特典を受けられます。
- 取引手数料が20%引き
- IEOに参加
- MXで投票した通貨を半額で購入
取引手数料が20%引き
MXの保有量に応じて最大で20%の手数料割引を受けられます。
MEXCの取引手数料は0.2%と他の取引所に比べて割高です。
解説者
IEOに参加
詳しくは後述しますが、MEXCではIEOを実施しており、MXの保有者は投票に参加することができます。
IEOを実施している銘柄に対して、MXを使って投票する仕組みです。
MXで投票した通貨を半額で購入
IEOに参加し、MXトークンで投票した通貨が上場した場合、上場した通貨を半額で購入できます。
IEOにより上場した場合、価格が急騰することもあるため、この値引きサービスは投資家にとっては大きなメリットです。
多くの国で利用されている
MEXCは、200以上の国と地域に600万人以上のユーザーがいます。
そのため、MEXCの取引サイトは、英語・日本語・ロシア語・韓国語・ポルトガル語・トルコ語・ベトナム語・ヒンディー語など多くの言語に対応しています。
また、シンガポール・アメリカ・スイス・オーストラリア・カナダの5カ国では、コンプライアンスを満たす取引所として認定を受けています。
英語力に不安があり、海外取引所の利用に抵抗がある方でも、利用しやすい取引所です。
流動性が高い
MEXCは、多くのユーザーを抱えていることから、流動性が高い取引所と言えます。
流動性とは、仮想通貨の取引の容易さを表す指標です。流動性が高い場合、取引が短時間で成立します。
補足担当者
また、MEXCは多くの国で取引所が利用されているため、24時間いつでも取引が一定量行われていることになります。時間を気にせず取引ができるのは、投資家にとって重要です。
>>MEXC取引所 公式サイト<<
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)のメリット
仮想通貨取引所のMEXC(旧MXC)のメリットは次の3点です。
順番に解説します。
取扱銘柄が豊富
MEXCは100種類以上の仮想通貨を取り扱っています。通貨ペアを含めると、その数は800種類以上です。取扱銘柄が多いことは、投資チャンスが多いことを意味します
解説者
IEOに参加可能
MEXCではIEOを行っており、MXトークンを使って投票に参加できます。
IEO(Initial Exchange Offering)とは資金調達方法のひとつです。取引所(MEXC)が企業やプロジェクトの委託により、新規プロジェクトに対する資金調達を代行します。
仮想通貨業界では、取引所を利用せずに独自のルートで資金調達するICOが一般的でした。しかし、ICOはプロジェクトの信頼性を正しく評価できないとして、問題視されていました。
補足担当者
IEOで投票した通貨が新規上場すれば、その通貨の価格が急騰する場合もあるため、投資家にとってIEOへの参加権は大きなメリットと言えます。
日本語に対応
MEXCは日本語にも対応しています。
解説者
MEXCは日本語対応しており、取扱銘柄も豊富なため、外国語がわからない方も安心して利用できます。
無料で口座開設できるので、この機会にMEXCの口座を開設して、取引に挑戦してみてはいかがでしょうか。
MEXCの口座は、こちらから開設できます。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)のデメリット
仮想通貨取引所MEXC(MXC)のデメリットは、次の2点です。
それぞれ解説します。
日本円に対応していない
MEXCは日本円に対応していません。
解説者
ただし、利用する国内の取引所によっては、送金手数料がかかる場合があるため、事前に確認して利用しましょう。
MEXCではクレジットカードで仮想通貨を購入することもできます。ですが、手数料が割高なため、国内取引所からビットコインを送金する方がおすすめです。
補足担当者
取引手数料が高い
補足担当者
多くの取引所は、取引手数料を0%〜0.1%に設定しています。
MXトークンの保有量によって手数料の割引を受けられますが、最大でも0.16%までしか割引されないため、まだ高いと言えます。
解説者
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の評判や口コミ
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の評判や口コミを見てみましょう。
良い口コミでは、取扱銘柄の豊富さとIEOに関する評価が多くみられました。
今後価格が高騰する可能性がある仮想通貨(草コイン)を狙ってMEXCを利用している人が多いようです。
一方、悪い口コミでは、手数料に関する評価が多く見られました。
実際の口コミは次の通りです。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の良い口コミ
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)に対して、以下のような良い口コミがあります。
「MEXCのIEOが熱い。上場後に何倍にもなっているから、参加できるようにMXトークンを買っておこう」
「銘柄が豊富、上場が早い、複数のブロックチェーンの入出金に対応している」
IEOと取扱銘柄の豊富さに対する良い口コミが多く見られました。
IEOの参加条件が、MXトークンを100MX保有と、比較的参加しやすく、上場も早いので、新興仮想通貨投資には利用しやすい取引所と言えます。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の悪い口コミ
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)に対して、以下のような悪い口コミがあります。
「MEXCは結構使いやすいけど、手数料が他の取引所より高い」
「日本語対応してるけど、表現が怪しいので英語のまま使ってる」
手数料の高さに対するネガティブな評価が多く見られました。
また日本語には対応しているものの、サイトにはわかりづらい表現も多いようです。
MEXCの使い方を紹介しているWebサイトもあるため、わからない場合は検索しつつ利用することをおすすめします。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)に関するよくある質問
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)に関する、よくある質問に回答します。
入金可能な通貨はなんですか?
MEXC(旧MXC)に入金可能な通貨は、ビットコインやイーサリアムを始め、MEXCで取り扱っている数百種類の仮想通貨のほとんどです。ただし、一部の仮想通貨は入金対応していないため、ご注意ください。
入金可能通貨は、MEXCの口座を作成後、入金画面を開くと確認できます。
一方、円法定通貨の入金はできません。日本円の入金に対応していないだけでなく、米ドルを入金することも不可です。
入金とは異なりますが、クレジットカードを使って仮想通貨を購入できます。引き落としが日本円で行われるため、日本円を入金した場合と同じ感覚です。
ただし、クレジットカード決済は、手数料が割高です。MEXCで仮想通貨を取引する際は、国内取引所からビットコインなどのペア通貨を送金する方法をおすすめします。
セキュリティに問題はありませんか?
MEXC(旧MXC)は十分なセキュリティ対策を実施しています。
まず、不正ログイン対策として以下の5点を実施しています。
- Google認証(Google Authenticator アプリ認証)
- SMS認証(電話番号認証)
- メール認証
- アンチフィッシングコード
- ログイン通知機能
複数の認証システムにより不正ログイン対策を実施しています。また、ログイン通知機能により、第三者による不正ログインに対し、早期対応します。
資産管理のセキュリティ対策として以下の2点を実施しています。
- コールドウォレットによる資産管理
- マルチシグの導入
これらのセキュリティ対策を実施しているため、MEXCは十分なセキュリティレベルです。
補足担当者
日本から取引しても問題ありませんか?
解説者
一部の海外仮想通貨取引所はセールスに対して日本の金融庁から警告を受けていますが、MEXCは警告を受けておらず、問題ないと言えます。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の口座開設方法
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の口座の開設方法は、いたって簡単です。
無料で口座開設でき、10分ほどの操作で手続きが完了するので、ぜひこの機会にMEXCの口座を開設しましょう。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の口座開設に必要なもの
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の口座開設には次のものが必要です。
- メールアドレスまたは携帯番号
- 本人確認書類(運転免許証またはパスポート)
- スマホ
メールアドレスまたは携帯番号だけでも、口座開設して取引までできますが、セキュリティを強化するためにも、本人確認書類とスマホがある方が望ましいです。
必要なものが揃ったら、手続きを開始しましょう。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の口座開設手続き
「仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の口座開設の手順」は、こちらの記事で紹介しています。
手順としては、会員登録、二段階認証、本人確認の順番です。
現状では、本人確認を行うことで1日の出金限度額が上がるため、最後まで実施しておきましょう。使用できる本人確認書類は、「運転免許証」「身分保障書」「パスポート」です。1つ準備して設定に進んでください。
途中、英語表記になる部分もあるため、記事を参考にして手続きをすすめましょう。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の入金・出金方法
「仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の入金方法と出金方法」については、別の記事で紹介しています。
MEXCでは、日本円での取引ができないため、国内の取引所からビットコインなどのペア通貨を送金する必要があります。
仮想通貨の入出金では、操作を間違えると通貨を失い、戻ってこない場合もあるため、間違いがないことを確認しながら手続きしましょう。
仮想通貨取引所MEXC(旧MXC)の特徴や評判を知って取引にチャレンジしよう
今回は、仮想通貨取引所のMEXC(旧MXC)について解説しました。
MEXCは、取扱銘柄が100種類以上と豊富で、日本語にも対応しているため、国内の取引所で扱ってない仮想通貨を取引したい方におすすめです。
ただし、日本円の取引には対応していないため、取引する際は、国内の仮想通貨取引所からビットコインなどのペア通貨送金をする必要があります。
MEXCは無料で口座開設でき、維持費もかからないので、この機会に口座を開設してみてはいかがでしょうか。
[…] 詳細については、「海外仮想通貨取引所MEXC(MXC)の特徴やメリットを解説」の記事で解説していますので、ご確認ください。 […]