空室対策に!キッチンをDIYでおしゃれにリフォームする8つのヒント
2020 10.21この記事はPRを含みます
キッチンをDIYでリフォームする準備
古かったり、使い勝手やデザインがいまいちなキッチンでも、DIYでおしゃれにリフォームができます。どの部分をどんな風にリフォームするのかというイメージや、そのための準備・やり方さえポイントを押さえれば、自分でリフォームすることでコストの削減も可能です。
今回は、キッチンをDIYでおしゃれにリフォームするための事前準備や、おすすめのリフォーム方法についてご紹介します。物件の空室にお悩みの方などは、参考にしてみてください。
予算を決める
キッチンをDIYでリフォームするためには、まず予算を決めるところから始めましょう。
予算の上限を決めずに、リフォームに必要な道具や資材をどんどん買い足していった結果、最終的に業者に依頼するのと変わらない金額がかかってしまうようでは、DIYでリフォームを行うメリットが薄れてしまいます。
予算を決める際には、同じ作業を業者に頼んだ場合の相場をまず調べて、それよりも安い費用で収まるよう設定しましょう。
必要な道具の準備
予算が決まったら、予算の範囲内に収まるようにDIYに必要な道具や資材を準備します。
キッチンのどの部分をどのようにリフォームするかによって、必要な道具や資材は変わってきます。最近では、リフォーム箇所に合わせたDIY用の道具がセットになって販売されていることもありますので、それを利用するのもよいでしょう。
資材については、キッチンのサイズやリフォームによって実現したい雰囲気に合わせて量やデザインを選びましょう。
キッチンの計測
資材の購入や、実際の作業に取り掛かる前に、リフォームするキッチンの該当箇所を計測しましょう。
リフォームする箇所のサイズによって、リメイクシートやタイルなどの資材がどれくらい必要かが変わってきます。必要以上の資材を購入して費用を余分に消費したり、途中で足りなくなって再度購入する手間をかけないためにも、計測は正確に行いましょう。
また、棚や収納を設置する場合には、導線や作業スペースを確保するよう注意しましょう。
キッチンの雰囲気をイメージする
DIYでおしゃれなキッチンへのリフォームを実現するためには、キッチンの雰囲気と部屋全体のバランスをイメージしてから実際の作業に取り掛かりましょう。
洗練されたカフェ風に仕上げたいのか、あたたかみのある古民家風に仕上げたいのかなど、完成後のイメージに合わせた資材を選ぶことが大切です。また壁紙を変更するなど、印象が大きく変わるようなリフォームを行う場合は、他の部屋の雰囲気とのバランスも考えて選びましょう。
キッチンDIYリフォームによるコスト削減
キッチンをDIYでリフォームすることの一番のメリットは、コストが削減できることではないでしょうか。
リフォームの代表例である壁紙変更やタイル貼りなどは、業者に依頼すると資材の代金だけでなく施工料を取られることになります。
専門的な知識がなくても、DIY用のアイテムが充実していて自分で簡単にリフォームが行える箇所であれば、コストをかけずに自分で作業した方がお得と言えるでしょう。
空室対策に!おススメのおしゃれDIYキッチンリフォーム方法8つ
近年では、DIY用のアイテムが多数揃っており、専門知識がなくても壁紙を変えたりタイルを新たに貼ったりといった自分で簡単にできるミニリフォームが人気です。
流し台を交換するような大掛かりなリフォームでなくても、キッチン周りを少し華やかにするだけで、古い家でも明るい印象が取り戻せるでしょう。
ここでは、空室対策としてもおすすめの、キッチンのDIYリフォーム方法を8つご紹介します。
おススメのおしゃれDIYキッチン1:リメイクシートを使用
おススメのDIYキッチンリフォーム方法1つ目が、リメイクシートを使用して壁紙などを変更することです。
リメイクシートとは、裏面がシール状になっていて、接着剤を別途準備しなくても簡単に貼ることができるDIY用アイテムのことです。賃貸物件に住んでいる方のために、簡単に剥がせるタイプもあります。
空室対策に利用する場合は剥がれないタイプでもよいですが、剥がせるタイプは失敗したときの貼り直しができるというメリットもあります。
おススメのおしゃれDIYキッチン2:シンク周りにモザイクタイル
おススメのDIYキッチンリフォーム方法2つ目は、シンク周りにモザイクタイルを貼ることです。
キッチンシンクを丸ごと交換するのは業者への依頼が必要で費用も掛かりますが、シンク自体はそのままでも、カウンターや壁面などにモザイクタイルを貼ることで、キッチン全体の印象を大きく変えることができます。
モザイクタイルはセルフリフォームの代表的なアイテムでデザインも豊富なため、希望のイメージに合ったものを選びましょう。
おススメのおしゃれDIYキッチン3:ディアウォールで収納DIY
おススメのおしゃれDIYキッチンリフォーム方法3つ目は、ディアウォールを設置して収納スペースを増やすことです。
ディアウォールとは、天井と床の間にはめ込む大型の突っ張り棒のようなものです。ディアウォールを柱代わりにすることで、元の壁や天井・床を傷つけずに、新たに収納を取り付けるなどのキッチン改装が可能となります。
長さを調節して、カウンターと床の間に設置しても便利です。
おススメのおしゃれDIYキッチン4:壁面に飾り棚
おススメのDIYキッチンリフォーム方法4つ目は、壁面を利用して飾り棚を設置することです。
壁面を有効活用して飾り棚を設置すれば、収納の面だけでなくインテリアのアクセントとしても利用できます。棚板だけを設置しても良いですし、四角く囲んでフレーム状にしてもおしゃれです。
先に紹介した、ディアウォールに棚板を付ければ、壁に穴をあけずに飾り棚を作ることもできます。調理スペースを圧迫しないように気をつけましょう。
おススメのおしゃれDIYキッチン5:吊り下げ収納
おススメのおしゃれDIYキッチンリフォーム方法5つ目は、吊り下げ収納を作ることです。
調理に使う道具類を便利に収納できる吊り下げ収納を設けることで、収納力の低いキッチンを使いやすく作り替えることができます。DIYで設置できる吊り下げ収納の中には、元々付いている天棚にはめ込むだけのタイプや、有孔ボードを利用したものなどがあります。
コンロ周りに設置する際は、火元との距離に注意しましょう。
おススメのおしゃれDIYキッチン6:ウォールステッカー・ガーランドの活用
おススメのおしゃれDIYキッチンリフォーム方法6つ目が、ウォールステッカーやガーランドを活用することです。
古い台所などは、使い勝手優先でインテリアの観点から言えば殺風景で生活感が表れがちになります。
壁紙を一面丸ごと貼り替えるのが難しい場合や、リメイクシートなどが貼り付けられないタイプの壁でも、キッチンの雰囲気に合わせたウォールステッカーやガーランドを活用することで、おしゃれに装飾する事ができるでしょう。
おススメのおしゃれDIYキッチン7:キッチンカウンター
おススメのおしゃれDIYキッチンリフォーム方法7つ目が、キッチンカウンターを設置することです。
自作リフォームの中ではやや難易度は高めと言えまずが、古いキッチンにはカウンターがついていないケースが多く、空室対策という意味ではカウンターを設けた方が使い勝手の良さから魅力が上がると言えるでしょう。
カウンターを設けて空間を仕切る際は、調理スペースとダイニングスペースのバランスに注意しましょう。
おススメのおしゃれDIYキッチン8:小物をディスプレイ
おススメのDIYリフォーム方法8つ目は、小物をディスプレイすることです。
大掛かりな改造を行わなくても、小物をディスプレイすることでキッチンの印象はある程度変えられます。ただし、あくまでも調理を行うスペースですので、本来使う調理道具などが収納できなかったり、取りづらくなるようなレイアウトは控えましょう。
そもそも小物が置けるようなスペースがない場合は、先に紹介した飾り棚も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
キッチンをDIYリフォームするときの注意点
古いキッチンを自分でリフォームすれば、自分の思い描いた雰囲気を追求でき、コストも削減できるというメリットがあります。しかしその一方で、自分では行わない方が良い作業や、好きなだけ追求できるからこそ気を付けておきたいポイントがあります。
ここでは、キッチンをDIYリフォームするときの注意点を4つご紹介します。
電気・ガス・水道の工事は業者に
キッチンをDIYリフォームするときの注意点1つ目は、電気・ガス・水道といった、ライフラインの工事は業者に依頼するということです。
電気・ガス・水道の工事を行うのには専門知識や資格が必要です。リフォームを自分で完結させたいという場合は、電気・ガス・水道の工事を必要としないレイアウト・デザインを準備段階で考えておきましょう。
どうしても場所を動かしたい・設備を新設したいという場合は、業者に依頼しましょう。
シンクの交換は難易度が高い
キッチンをDIYリフォームするときの注意点として、シンクの交換は難易度が高いということを頭に入れておきましょう。
水道はそのままでシンクだけならば交換できるのではないかと思われるかもしれませんが、元のシンクを取り外し、新たに排水が問題なく行える状態に取り付けるのは難しい作業です。
よほど使えない状態でない限りは、綺麗に清掃し、シンク周りを清潔感のあるタイル貼りにするなどでも印象は変えられますので検討してみてください。
全体のバランスを意識
キッチンをDIYリフォームするときの注意点3つ目は、全体のバランスを意識することです。
キッチン全体、またダイニングなど他スペースとも調和した雰囲気となるよう、事前の準備の際にイメージを練っておきましょう。
棚などの収納を設ける際は、見た目のバランスだけでなく、棚によって占領されるスペースが調理や移動の導線を邪魔しないかどうかも事前に計測して考えておくとよいでしょう。
やりすぎに注意
キッチンをDIYリフォームするときの注意点4つ目は、やりすぎないよう気を付けることです。
自分が納得いく仕上がりまでとことん追求できるのもDIYリフォームのメリットではありますが、やりすぎたことによって費用がかさんだり、こだわりが行き過ぎて個性的になりすぎてしまうと、コスト削減や空室対策としての効果が薄れてしまうでしょう。
DIYに取り掛かる際には、事前準備の際にゴールを想定しておくことが大切です。
キッチンをDIYリフォームして他物件との差別化を
業者への依頼が必要となるような大掛かりなリフォームを行わなくても、DIYでキッチンのデザイン性を高めることや、使い勝手を良くすることは可能です。手間はかかりますが、コスト削減になり、便利なアイテムも多数販売されています。
古いキッチンをおしゃれにDIYリフォームすることで、他物件との差別化を図り、空室対策のひとつとして活用してみてはいかがでしょうか。