【パターン別】リフォーム費用の相場12個紹介!費用を抑えるポイントとは?
2023 11.2この記事はPRを含みます
リフォームの主なきっかけ5つ
自宅のリフォームを実際にされた方や検討をされている方には、様々なタイミングでリフォームを意識するきっかけがあったはずです。一体どのようなきっかけで、リフォームを行うことを決める方が多いのでしょうか。
どのくらいの規模でリフォームを行うかによっても異なりますが、マンションや戸建、どちらであってもリフォーム費用は決して安いものではありません。
様々な視点からリフォームについて考え、価格の相場を知り費用を抑えることで、納得のいくリフォームを実現させましょう。
実際にリフォームを検討する際の決め手として多く挙げられている5つの項目について見て行きましょう。
リフォームの主なきっかけ1:古くなった設備の交換
きっかけとして一番多く挙げられるのは、古くなった設備の交換です。住宅の設備は平均的に見て、多くが10年から15年程度が寿命と言われています。新築で入居していても、年数が経過すればキッチンやお風呂、トイレなど何かしらの設備に不具合や故障が起こります。
水回りの不具合はすぐに対応する必要がありますので、設備の交換を含めたリフォームを検討するきっかけになっていることが多いようです。
リフォームの主なきっかけ2:使いやすい間取りへの変更
現状の間取りに不満を感じ、使いやすい間取りに変えたいと考えることも、リフォームのきっかけになることが多くあります。
間取りへの不満は、入居当初はさほど気にならなくても、長年生活している中で生まれ、より暮らしやすい自宅へ生まれ変わらせたいと考えてリフォームに踏み切るきっかけになります。
リフォームの主なきっかけ3:家族構成の変化
間取りの不満と重なる部分もありますが、家族構成が変化したことによって、現状のままでは暮らしにくくなったというきっかけもあります。
例えば、入居当初はいなかった子供が生まれ大きくなってきたため、独立した子供部屋が必要になったという場合や、お子さんが独立されて夫婦だけの生活になったという場合もあるかもしれません。
今後のライフプランを考えた上で、間取り変更など生活に合わせたリフォームを検討される方が多いのです。
リフォームの主なきっかけ4:老後に向けたバリアフリー化
老後に向けた暮らしを考えたときに、より安全で安心して暮らしたいとバリアフリー化を目的としてリフォームされる方もいらっしゃいます。
二世帯での同居や介護が必要になるのと同時に、リフォームでバリアフリー化を行うこともあります。
リフォームの主なきっかけ5:中古住宅を購入して全面リフォーム
新築住宅を購入するのではなく、最初から中古住宅を購入して家全体を全面リフォームをされる方も増えています。
中古一戸建て住宅の場合は、購入する際に注意すべきポイントがいくつかありますが、そこに気をつけさえすれば、新築一戸建ての購入に比べて費用を抑えることが出来て好みの住宅が手に入るという利点があります。
一番に注意すべきは築年数です。格安物件だったとしても、いつ建てられた物件なのかによって、リフォームする際の費用が大きくかかってしまい逆効果です。
2000年に施行された改正建築基準法以降に建築確認申請された住宅であれば、耐震性が高く構造補強工事にかける費用が少なくてすみます。
また、一部の大手ハウスメーカーでは建築基準法の改正以前に建てられた家でも耐震基準を満たしているものが多く見られます。購入する前に、耐震基準を満たしているかどうか、しっかり確認しましょう。
【パターン別】リフォーム費用の相場12個
実際のリフォームを行う場合にどの程度の費用がかかるのか、相場をご存知ですか。ここからは、リフォームを行う場合の場所別、パターン別の費用相場を見て行きましょう。
費用の相場を知ることで、リフォームを行う場所の範囲や費用のかけ方がわかりリフォームを検討しやすくなります。
リフォームパターン1:トイレ
トイレリフォームの相場は、20万から50万円程度が一般的な価格帯となっています。便器を新しいものに交換するなどの単純なものであれば、20万円程度あれば可能です。
しかし、汲み取り式から水洗式への変更や、和式から洋式便器への変更など大掛かりなものになるほど費用がかさみます。
また、昨今増えているウォシュレット機能付きのものやタンクレスに替えるなど、場合によっては電気工事なども必要になり、50万円を超えてくることもあります。
リフォームパターン2:浴室
浴室の場合には、元々の設備の状態によってリフォーム費用が大きく変わります。
リフォーム費用の内訳は大きく分けて、ユニットバス本体の値段と工事費用になりますが、元々が在来工法で作られた浴室など、ユニットバスでない浴室からリフォームする場合に工事費用がかさんでしまいます。
ユニットバス本体の値段は、賃貸物件によくあるタイプのグレードなら60万から80万円程度、ミドルグレードで70万から90万円、ハイグレードになると90万から120万円程度と言われています。
工事費は、ユニットバスの交換工事であれば25万円程度、在来工法からユニットバスへの交換だと廃材の処分費用などもかかることから30万から50万円程度の予算を見積もっておきましょう。
リフォームに合わせて給湯器の交換をする人も多く、こちらは15万円程度で可能なことが多いでしょう。
リフォームパターン3:洗面所
シンプルな機能のユニット洗面台の交換や、壁紙や床張替えのみであれば20万円程度で可能でしょう。洗面台や内装を含めて一新する場合には、20万円から50万円の予算が必要となり、この価格帯が、洗面所リフォームの一般的な価格帯と言われています。
また、グレードの高い洗面台へ交換する場合には、それだけで50万円程度かかることもあります。いずれにしても、洗面所にどの程度の機能性を求めるのか、家族が洗面所を使用する頻度や使用法についてよく考えた上で検討する必要がありそうです。
リフォームパターン4:キッチン
キッチンのリフォーム費用として多い価格帯は50万円から150万円です。食洗機や換気扇の交換など、部分的な設備の交換であれば50万円程度で収まることが多いようです。キッチン全体を交換する工事となると50万円から150万円程度の予算を目安にしましょう。
もちろんキッチンそのもののグレードによって、価格は大きく変動します。また、キッチンの位置を大幅に移動させるような工事になると、大規模な配管工事も必要になるため、150万円以上の費用がかかってきます。
リフォームパターン5:給湯器
給湯器の値段は追い焚き機能の有無によって大きく異なってきます。また近年話題になっている省エネ性能によっても変動します。
追い焚き機能のない給湯器であれば13万円前後から、追い焚き機能がついたものになると20万円以上するものもあります。
また、エコキュートなど省エネ性能の優れた商品は、2~3人家族向けのもので工事費用含めて25〜50万円程度の予算が必要となります。
リフォームパターン6:戸建ての外壁
外壁のリフォームは家の延べ床面積が30坪程度の戸建で、80万円程度から200万円程度を相場と考えましょう。
これは塗装なのか、貼り替えなのかによって変わります。延べ床面積や築年数、塗装や外壁材の種類によっても変動します。
リフォームパターン7:戸建ての屋根
一般的な屋根の塗装であれば50万から60万円程度となります。「重ね葺き」と言われる現在の屋根材に重ねて新しい屋根材を設置するカバー工法なら100万円を超えることもあります。
元の屋根材を剥がして新しい屋根材を設置する「葺き替え」の工事となると120万円以上となり、いずれも使用する屋根材の素材に応じて値段の変動があります。
リフォームパターン8:壁紙
壁紙の張り替え費用は、どの部屋を対象に行うのかや張り替えをする面積によって大きく異なります。そのため相場がわかりにくく、費用の見積もりが建てにくいリフォームの一つと言えるでしょう。
リビングや寝室などの居室では6畳で4万円から7万円程度、10畳で7万円から12万円程度となります。
リフォームパターン9:フローリング
フローリングのリフォームは元々の床材が何かによって、費用が大きく変わります。クッションフロアやカーペット敷きから変更する場合6畳程度で10万円前後となります。
和室から洋室に変えるのに伴って、畳から変更する場合は、高さを調整する必要があり下地の工事を行います。そのため同じ6畳であっても16万円〜19万円程度の費用となります。
元々フローリングだった場合には、上から張る「上張り」なら10万円程度、張替えなら15万円程度かかります。
リフォームパターン10:床暖房
床暖房のリフォームは1畳あたりで5万円から11万円となります。それに加えて熱源機を新たに設置する必要がある場合には25万円から100万円の費用がかかります。
また、床に直張りするのか、床の全面張替えなのかによっても価格は大きく変わってくるでしょう。
リフォームパターン11:リビング
リビングのリフォームは、どこに手を入れるかによって価格の幅は相当大きく変わります。
例えば壁のリフォーム一つ取っても、単純に壁紙の張替えを行うだけなのか、間取り変更も伴って壁を作る、壊す、などの工事が加わるのかによって、工事の規模が大幅に変わるからです。
中心価格帯は15万円程度の壁紙の張り替えから始まり、150万円程度となります。
リフォームパターン12:耐震補強
耐震補強工事は100万円から150万円程度で行われることが多いようです。また家の面積と築年数によっても価格が変動します。
また耐震補強工事に関しては自治体から補助金が支給されることが多く、税制の面でも所得税や固定資産税が減免される優遇制度も設けられています。
リフォーム費用を抑えるポイント2つ
ここまで見てきたように、住宅のリフォームを行うにはまとまった費用が必要となります。理想の住まいを手に入れたいけれど、可能な限り費用を抑えてリフォームを行いたいと思われる方が多いのではないでしょうか。
それでは具体的にどのようにすれば良いのでしょうか。
複数業者の見積もりを比較
まず、業者によって工事費用など大きく異なってくることがあります。必ず複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。
リフォームを依頼する先は工務店なのか、リフォーム会社なのか、ハウスメーカーなのか、依頼先によって得意分野も変わりますし、当然価格設定も異なります。見積もりをとってそれぞれの特徴を比較検討してから、納得して選ぶことが大切です。
またその上で値引き交渉なども行える可能性があります。
補助金の利用
リフォームを行うことで受けられる補助金制度や税制の優遇制度は意外に多いものです。耐震工事、バリアフリー工事、省エネ工事などで費用の控除がされたり補助金の支給制度があります。また住宅ローンを使う場合には、ローンの減税制度も適用されます。
ただし各制度の利用には条件もありますので、十分に確認しながら工事発注を進めるようにしましょう。
費用の相場を知ってリフォーム予算を立てよう
ここまでリフォームの費用の相場について見てきました。どの程度の規模のリフォームを行うのか、どのくらいのランクの設備や素材のものを使用するのかによって、その価格は大幅に変動することがわかりました。
相場を知ることで、リフォームを必要とする自宅にどの程度の工事をするのか、よく見極めましょう。理想の住まいを追求するために、様々な優遇制度なども知って利用することも大切です。
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