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貯金は目標をたててやるべき!目標達成のためのポイントを5つ解説

2020 10.21この記事はPRを含みます

貯金をする主な理由3つ

みなさんは貯金していますか。生活と切り離せない大切な貯金のことに、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。また社会人1年目で、これから入ってくる初めての収入をどう貯金していけばよいかと考えている方もいらっしゃることでしょう。

今回の記事では、どのような世帯でも大切な「貯金」というテーマについて取り上げます。まずは、どうして貯金をするのか一緒に考えていきましょう。

貯金をする主な理由1:老後のため

老後の生活費のために貯金をしておくという人は多くいるでしょう。定年退職後は収入が無くなりますし、60歳で退職したとしても原則年金の受給は65歳からです。

また、介護費もかかってくる可能性があります。これらのことから、老後を安心して暮らすために貯金をしている人がいます。

老齢年金|日本年金機構

貯金をする主な理由2:病気や災害への備えのため

突発的な支出が発生したときに困らないために貯金するという面もあります。急なけが、病気、交通事故、災害に遭うリスクは誰にも想像がつきません。いざ起きてしまうと、突発的に大きな額の支出が発生します。そのときのための緊急資金として、普段から貯金する人が多いです。

貯金をする主な理由3:自分の目的のため

自分がやりたいことのために、その資金を貯金して準備するという人もいます。旅行、マイホームや車などの大きな買い物といった、自分の目的のために普段から貯金しておくような形です。

また、ライフプランを考えたときに、結婚式や新婚旅行などをしたいといった目的のために貯金するという人もいるでしょう。

貯金は目標をたててやるべき

ここまでは、貯金をする理由について確認してきました。さて、実際に貯金を始めるとなったときに何から始めるでしょう。これは実際に貯金をするときにも重要なことであり、とても簡単なポイントでもあります。

そのポイントとは、貯金の目標を立ててから取り組むことです。漠然と取り組むよりは、目標を立てることで貯金がうまく続けやすくなります。

貯金における目標の立て方5つ

それでは具体的に貯金額の目標はいくらにすればいいのでしょうか。20代では就活費、30代では結婚や出産、40代ではマイホームの購入などもあるでしょう。また50代では教育費、60代では老後の費用など、人生の節目でどうしてもお金が必要な場面があります。

そのときのために、目標を定めて計画的に貯金していくことが肝要です。貯金における目標の立て方について5つご紹介します。自分に合った目標で、無理せず確実に貯金をしていきましょう。

貯金における目標の立て方1:自分と同じ年代の人の平均貯金額にする

貯金額の目標を立てるとき、自分と同世代の平均貯金額を目標にするという決め方があります。収支などが大体同じと仮定できるので、同世代の平均貯金額を参考にしてみましょう。

金融広報委員会が行った単身世帯への世論調査では、年齢別に下記のような結果が出ているようです。中央値とは、貯金の金額をそれぞれ並べた真ん中のことを指します。世間の実感としては中央値の方が近かったりするので併せて参考にしてください。

平均値 中央値
20歳代 106万円 5万円
30歳代 359万円 77万円
40歳代 564万円 50万円
50歳代 926万円 54万円
60歳代 1,353万円 300万円
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和元年調査結果

貯金における目標の立て方2:収入の15%を毎月の貯金目標額にする

貯金をするには適切な収支管理が重要です。収入のうち、家賃や光熱費など生活費はいくらか、遊興費や外食など無駄遣いが多くないかなどを見直します。

そして、収入のうち何%を貯金に充てるかをシミュレーションしましょう。世帯状況により変わりますが、収入の約15%を貯金の目標額にするのがおすすめです。

独身の方や教育費がかさむ子育て世代、結婚前のカップルやシングルマザーなど世帯状況は異なります。それぞれの家庭の収支バランスをうまくとりましょう。

貯金における目標の立て方3:50万円などの分かりやすい額にする

キリのいい数字を貯金の目標額とする方法もあります。年間50万円といった分かりやすい額にするとよいでしょう。それにより、貯金額の計算もしやすいですし、あと〇万円で50万円を達成できるといったモチベーションのアップにもつながります。

貯金における目標の立て方4:生活費の3ヶ月分にする

貯金の目標額を月々の生活費をベースに設定するという方法もあります。まずは、生活費の3ヶ月分を目標に貯金を始める人が多いです。生活費をベースに考えると突発的に収入が無くなったときにも対応できるでしょう。

貯金における目標の立て方5:毎月貯金する金額を固定で決める

貯金の目標の立て方として、毎月決まった金額を貯金するという方法があります。例えば、毎月3万円を貯金すると決めてしまうやり方です。シンプルなので取り組みやすいと言えるでしょう。

子供が2人いる世帯と、ミニマリストの一人暮らしのでは毎月貯金できる額も変わってきます。まずは月1万円から始めて、うまくいきそうであれば少しずつ金額を上げていくという柔軟な目標設定としても良いでしょう。

貯金目標を達成するためのポイント5つ

貯金を成功させるためには目標を決めるのが重要であることと、その目標の立て方をご紹介しました。貯金額の目標が立てられたら、いよいよ貯金のスタートです。何となく生活費の余った分を貯金してもよいでしょうが、目標額を達成するのは難しくなるでしょう。

きちんと目標を達成するためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、貯金の目標を達成するためのポイントを5つに分けてご紹介します。

貯金目標を達成するためのポイント1:毎月の支出を把握する

収入のうちから、毎月どのくらいの支出があるか把握しましょう。併せて、支出の内容も確認することが必要です。

収入-支出の残余から貯金ができるので、収支のバランスが大切です。年収1,000万円でも、そのほとんどを支出していたら貯金は増えません。

支出の内容を確認することで、無駄な出費に気が付くことができます。光熱費、家賃、交際費など、項目ごとに必要以上の支出になっていないか確認しましょう。

貯金目標を達成するためのポイント2:現実的な目標額を設定する

貯金の目標が現実的な金額でないと続かない傾向にあります。目標額が、高すぎて達成できない金額や、反対にすぐ達成できてしてしまう金額は避けましょう。

いきなり、1億円や1,000万円を目標にしてはどうしても現実的ではありません。貯金が続かないと感じるときには、目標額が適切か見直してみましょう。

貯金目標を達成するためのポイント3:常に達成率を見られるようにする

貯金を根気強く続けるには、モチベーションの維持が欠かせません。常に達成率を見られるようにしておくことでモチベーションの維持に役立ちます。

具体的な方法としては、貯金額がわかるAndroidやiPhoneのアプリ、手帳、家計簿などを使用します。手帳や家計簿などはノートやエクセルなど、自分にあったものを使ってみましょう。夫婦やカップルの場合は、達成状況を共有することもおすすめです。

貯金目標を達成するためのポイント4:貯金用の口座をつくる

貯金専用の銀行口座を作っておくと、貯金目標を達成しやすくなります。月の収入が入ったら、貯金用の口座に入金してしまいましょう。

貯金専用の口座なので、貯金以外には使いません。この口座からは、なるべく引き落としをしないようにします。そうすることにより、少しずつでもいいので確実にお金を貯めていきましょう。

貯金目標を達成するためのポイント5:先取貯蓄を利用する

先取貯蓄とは、銀行の制度を利用して給料などから自動的に別口座に振り込まれるような貯蓄のことです。積立定期や財形貯蓄などが該当します。

先取で貯蓄を行い、残った分で生活費をやりくりするので、確実に貯金ができます。手元にお金があるとどうしても使ってしまう、収入を管理するのが難しいといった人はぜひ利用してみましょう。

Q.毎月貯蓄をしたいけどなかなかできません|若手社会人|一般社団法人全国銀行協会

自分にあった貯金の目標を立てよう!

今回の記事を振り返ると、まずは生活する上で貯金する理由を見直す必要性や、貯金の目標について、また目標金額の達成のためのポイントもご紹介しました。

貯金は、目標がないと何となく余った分を貯金すればいいといった方向に流れがちです。年齢や年収、子供の有無といった世帯状況によって、収支のバランスが変わってきます。まずは、それぞれのご家庭での貯金額の目標を決めることから始めてみましょう。

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