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手帳を家計簿代わりに使う9つのコツ|手帳を家計簿代わりに使える?

2020 10.21この記事はPRを含みます

手帳を家計簿代わりに使える?

家計簿を付けたいけど、なかなか家計簿を続けられないという人も多いのではないでしょうか。大学ノート、市販の家計簿、Excelなど、いろいろ試しては挫折を繰り返してはいませんか?

実は、日々開いている手帳が家計簿の代わりになるのです。

家計簿をつけることに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

手帳を家計簿代わりに使う9つのコツ

どんな風に手帳に家計簿を記入するのか、わからないと疑問を感じた人も多いと思います。そんな疑問に答えるために、この章では手帳を家計簿代わりに使うコツを9つ解説していきます。

手帳を家計簿代わりに使うコツ1:カテゴリーを分ける

まずは自分が管理したい支出のカテゴリーを決めましょう。食費、コンビニ、交際費、教育費、特別費といった具合です。

ポイントは、あまり細かく分け過ぎず、無駄遣いの可能性の高いカテゴリーを作ることです。上記の例でいうと、食費、コンビニ、交際費がそれに当たるでしょう。

どれにも当てはまらない場合は、特別費に入れておきます。家賃や水道光熱費などの固定費は、支払日に関わらず日を決めてまとめて書くとわかりやすいでしょう。

手帳を家計簿代わりに使うコツ2:現金以外の支出も記入する

手帳を家計簿代わりに使う場合、現金だけでなくクレジットカードの場合も記入してください。支払い方法は問題ではなく、何のカテゴリーで使ったかを把握することが重要です。

現金支払いの場合、実際に紙幣や硬貨を渡すので無駄遣いをした感覚がありますが、クレジットカードだとそのような感覚がないため、ついつい多く使ってしまい注意が必要です。そのようなクレジットカードの支払いをチェックするためにも記入が必要です。

手帳を家計簿代わりに使うコツ3:記入する内容を決める

まずは、どこで、何のカテゴリーで、何に、合計いくら使ったかがわかれば十分です。〇〇ゴルフに同僚と打ちっぱなしに行ってクレジットカードで合計3,000円支払った場合、「〇〇ゴルフ、交際費、打ちっぱなし、3,000円」という情報がわかるように記載してみてください。

もしこれでも情報が多くて面倒だという人は、まずは「交際費、3,000円」だけでもかまいません。まずは続けることが大事です。

手帳を家計簿代わりに使うコツ4:小さめのものを選ぶ

手帳を家計簿代わりに使い続けるためには、すぐに取り出せてすぐに書けなければなりません。この一連の動作を自然にできるようにするために、手帳の大きさは重要です。

もし大きい手帳にしてしまうと、そもそも取り出すことが億劫になります。もし取り出したとしても書く気力が出なくなる方もいるでしょう。

ただし、あまり小さすぎても書きにくいので、バランスに注意してください。A5スリムからB6サイズがおすすめです。

手帳を家計簿代わりに使うコツ5:だいたいの支出を記入する

目的は収支を把握して無駄遣いを減らすことで、1円単位まで正確に記入、計算することではありません。支出は、ざっくりした金額を記入することがコツです。100円未満は四捨五入し残高も合わせる必要はありません。

100円単位で支出を把握することで、手帳の記入にストレスがなくなり集計も楽にすみます。面倒だと感じる部分はそぎ落としてしまいましょう。そうすることで家計簿を継続できます。

手帳を家計簿代わりに使うコツ6:スケジュール管理はメインの手帳で行う

仕事をしている人であれば、スケジュールだけでなくTODOリストやアイディア、日記など、1冊の手帳でいろいろな情報を記入します。この場合、読み返すとき家計簿の記録を見つけることが難しくなるでしょう。

これではわざわざ手帳に記録した意味がなくなってしまうので、そういった人は、メインの手帳と家計簿用の手帳を2つ用意することをおすすめします。リフィル型のものでメインと家計簿用の手帳を2つ束ねると便利です。

手帳を家計簿代わりに使うコツ7:口座別に色付けする

ダブルワークなど複数の収入があって、口座が分かれている場合があります。また、クレジットカードを複数持っていて、引落口座を別にして管理している人もいるかもしれません。

その場合、口座別に色分けするとわかりやすくなります。後で色分けごとに集計すると、それぞれの口座の残高を大まかに把握できます。〇〇カードの引落のために、この銀行の残高を増やしておこうといった判断も可能でしょう。

手帳を家計簿代わりに使うコツ8:マークを決める

前半で、カテゴリー分けについて説明しました。食費やコンビニ、交際費を例に上げましたが、このカテゴリーをマークや記号にするとわかりやすくなります。

例えば、食費はお茶碗にご飯をもった絵にしたり、コンビニは頭文字を丸で囲んでわかりやすく記載したりします。こうすることで、記入する手間が省けたり、見やすくなったり、また記入することが楽しくなるでしょう。

ぜひ試してみてください。

手帳を家計簿代わりに使うコツ9:中間で計算する

月の中間に、支出を計算してみましょう。月初めに決めた予算に対して、15日時点でいくら使ったかを確認し、残り15日でいくら使っていいかも確認します。この作業に5分もかからないでしょう。

この中間決算により、予算が余りそうなら貯金へのモチベーションになり、逆に足りなそうなら節約を意識するようにもなります。途中経過を把握することで軌道修正が可能になるでしょう。

手帳を家計簿代わりに使うメリット5つ

前章では、手帳を家計簿代わりに使うコツについて9つ解説してきました。手帳で家計簿をつけられるようになると、様々なメリットを得られます。

ここからは、実際につけてみた後で感じるメリットについて5つ解説していきます。

手帳を家計簿代わりに使うメリット1:お金の流れを理解できる

手帳は毎日開くので、記入した収入や支出が毎日目に入ります。すると、基本的な収入や支出はそんなに変わらないので、いつごろにいくら収入があって、それがいつどんな内容に使われていくかがイメージできるようになるでしょう。

このお金の流れを理解できるようになると、どんなときに予算がオーバーしてしまうのかが直感的にわかります。

手帳を家計簿代わりに使うメリット2:無駄遣いが分かる

手帳のカレンダーを眺めていると、コンビニや交際費のマークが多くなることがあります。その場合、どんなものに無駄遣いをしているかを把握できるでしょう。

コンビニでお菓子やペットボトルのジュースを買い過ぎたり、同僚との飲み会に使い過ぎたりなど、原因を追及できます。原因がわかれば対策を打つことができて節約しやすくなります。

手帳を家計簿代わりに使うメリット3:簡単に管理できる

簡単な収入や支出を記入するだけなので、非常にハードルが低くなります。計算や、収支を合わせることにストレスがかかりませんし、足し算や引き算は100円単位であれば暗算でもできてしまいます。

そうした記入や計算が楽な割に、手帳に記入した情報から気づくことはとても多くあります。無駄遣いもすぐわかり、残りの日数でいくら使えるかもすぐ計算できます。

手帳の記入という労力に対して、節約の効果はかなり大きいと言えるでしょう。

手帳を家計簿代わりに使うメリット4:支出の差が一目で分かる

手帳に支出を記入していくと、カレンダーの中で支出の多い日が非常に目立ちます。日付欄が支出で埋め尽くされることもあります。毎月何日頃や、何曜日頃に支出が多いなど無駄遣いの傾向も把握できるでしょう。

支出がひと目でわかることで、月の後半は支出を抑えたり金曜日は特に注意が必要など節約の方法がより具体的になります。

手帳を家計簿代わりに使うメリット5:節約を意識しやすい

書く作業をすると、内容がよく頭に入ります。カレンダーとも紐づいているので、収入や支出、その金額や内容も頭に残りやすくなるでしょう。

支出の数が多かったり金額が大きかったりすると印象に残るので、節約に対する意識が高まります。ここが、家計簿アプリやパソコンによる家計簿との大きな違いです。

書くことが好きな人は、家計簿アプリより手帳を家計簿代わりに使う方があっているといえるでしょう。

手帳を家計簿代わりにしてみよう

手帳を家計簿代わりに使うことについて、そのコツとメリットについて解説してきました。現在は、家計簿アプリやパソコンによる家計簿など便利になってきていますが、実は手帳を使った手書きの家計簿にもたくさんのメリットがあります。

手帳を家計簿代わりに使うことによって節約が成功し、生活のクオリティが上がるよう、ぜひ活用してみてください。

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