エイダコイン（ADA）は、2021年の価格急騰により、国内外で注目を集めるアルトコインの一つです。
独自の特徴を多く持つ、エイダコインへの投資を検討されている方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、エイダコインの特徴と、保有するメリットとデメリット、価格動向や購入方法などを網羅的に解説していきます。
※以下の情報は、全て2022年1月現在の情報です。
目次
エイダコイン（ADA）の特徴
エイダコイン（ADA）の基本情報は以下の通りです。（2022年1月22日時点）
| 仮想通貨銘柄 | エイダコイン |
| ティッカーシンボル | ADA |
| 開発者 | チャールズ・ホスキンソン氏他 |
| 開発年 | 2016年 |
| 時価総額 | 約4兆2,830億円 |
| 価格 | 約127円 |
| マイニングアルゴリズム | PoS（プルーフ・オブ・ステーク） |
| 発行上限 | 450億枚 |
また、エイダコインは以下のような特徴を持っています。
- カルダノ財団が開発
- 独自の承認アルゴリズム
- 専用ウォレットの存在
- セキュリティが高い
- スマートコントラクトの実装
ビットコインやイーサリアムなどのシステムから派生した仮想通貨は数多く存在しますが、エイダコインは独自のシステムの構築により、他のアルトコインとの差別化を図ることに成功しました。
カルダノ財団が開発
エイダコイン（ADA）は、現在の仮想通貨市場でビットコインと並ぶ主要通貨イーサリアムの共同開発者の一人であるチャールズ・ホスキンソン氏によって提唱された仮想通貨です。
また、エイダコインが別名「カルダノ」と呼ばれる所以として、Cardano Foundation（カルダノ財団）によって開発が進められているということがあります。
「Cardano（カルダノ）」というプラットフォームでは、オンラインカジノの開発が進められており、そこで使用される通貨としてカルダノ財団が開発に力を入れているのです。
独自の承認アルゴリズム
エイダコイン（ADA）は、承認のアルゴリズムに「ウロボロス」というPoS（プルーフ・オブ・ステーク）を用いています。
PoS（プルーフ・オブ・ステーク）とは、エイダコインのブロックチェーン上で取引が生じた際に、ブロックチェーンの参加者からランダムで選ばれた承認者によって取引の承認が行われる合意方法です。
仮想通貨のブロックチェーン上の取引の合意承認に採用されているのは、PoW（プルーフオブワーク）が一般的と言えます。
PoW（プルーフオブワーク）では、ブロックチェーンの多くの参加者の合意が得られないと承認ができないため、多くの電力消費につながってしまいます。
また、多くの参加者がマイニング報酬獲得のために承認競争を繰り広げるため、無駄な電力の消費が大きなデメリットになっています。
そこでエイダコインでは、独自の承認アルゴリズムである「ウロボロス」を採用して、承認作業に必要な消費電力を削減することに成功しています。
専用ウォレットの存在
エイダコイン（ADA）には、「ダイダロスウォレット」と「ヨロイウォレット」という2つの専用ウォレットが存在します。
そもそも仮想通貨は、実体がない資産であり、インターネット上に保管しなければなりません。
しかし、ウォレットのセキュリティが低いとハッキングによって仮想通貨を盗難にあったり、利便性が低いと実際に利用することのハードルが上がったりしてしまいます。
エイダコインには、セキュリティが非常に強固で、デスクトップ型の専用ウォレットであるダイダロスウォレットがあります。
ダイダロスウォレットでは、エイダコインのステーキングを採用しているため、保有しているだけで報酬がを得られます。
また、スマホアプリやブラウザでの利用ができるのがヨロイウォレットです。
ヨロイウォレットとは、もともとGoogle Chromeの拡張機能の1つとして開発された、エイダコインの専用ウォレットです。
エイダコインには、「ダイダロスウォレット」と「ヨロイウォレット」という、安全性と利便性を兼ね備えた専用ウォレットが存在します。
セキュリティが高い
エイダコイン（ADA）は、BLISS署名というセキュリティシステムを採用しているため、仮想通貨の中でもセキュリティが高いのが特徴です。
BLISS署名とは、量子コンピューターでも破られない暗号技術のことで、ハッキングやサイバー攻撃を受けたとしても、データが破損する可能性は非常に低いと考えられています。
そもそも、エイダコインの開発の背景にはオンラインカジノへの導入という目的がありました。
実在するカジノは、管理者にユーザーが相対的に負ける仕組みになっており、その不公平感を払拭しようと開発されたのが、管理者のいないブロックチェーンを利用した仮想通貨エイダコインでした。
オンラインカジノという大きな金額が動く場において、管理者が存在していなくても十分なセキュリティを持った仮想通貨が必要だったのです。
結果として、エイダコインは開発段階でBLISS署名を採用され、高いセキュリティを誇っています。
スマートコントラクトの実装
エイダコイン（ADA）には、「Plutus（プルータス）」と呼ばれる独自のスマートコントラクトを実装しています。
スマートコントラクトとは、コンピュータプログラムをあらかじめ用意しておくことによる、契約の自動化のことを言います。
イメージとしては、スーパーやコンビニなどの完備されている無人の自動レジと同じで、支払金額に対してレジに入金すると、決まったおつりが返って来るようなシステムです。
エイダコインにもあらかじめ契約に関する情報をプログラミングしておくことで、契約時に第三者を介さずに契約を自動化できるようになります。
セキュリティが向上し、より安全に契約を進めることができます。
スマートコントラクトの導入で有名になったイーサリアムとの相違点は、Plutusの場合、ブロックチェーン上に個人情報の記録を行うことができることです。
エイダコインは、独自のスマートコントラクトの導入によって、更なる安全性の向上を可能にしています。
エイダコイン（ADA）のメリット
エイダコイン（ADA）への投資によるメリットは以下の3つが挙げられます。
- ステーキング報酬がもらえる
- エネルギー効率が良く新分野参入に期待できる
- 海外での認知度が上昇中で価格高騰傾向
エイダコインへの投資によるメリットは、ステーキング報酬によるインカムゲインのほかにも、エネルギー効率がいい点や、海外の認知度が高まっていること、価格高騰によるキャピタルゲインを狙うことができること、などです。
ステーキング報酬がもらえる
エイダコイン（ADA）は、承認方法にPoS（プルーフ・オブ・ステーク）を採用しているため、保有しているだけでステーキング報酬がもらえる仮想通貨です。
自己増殖によるインカムゲインが狙える点は、投資商品として魅力的と言えます。
エイダコインのステーキング報酬をもらう方法は、以下の2つです。
- ステーキングプールを自分で用意する
- ステーキングプールを取引所などのユーザーから調達する
承認作業によりステーキング報酬を受け取るには、ステーキングプールが必要です。。
自分で用意すると承認作業の知識が求められますが、その分報酬額は大きくなります。
一方、他のユーザーにステーキングプールを委託する方式を取る場合は、承認作業の手間を省くことができますが、報酬額が減ってしまいます。
いずれにしても、ステーキングプールを用意しておくことで報酬がもらえるという点は、エイダコインの大きなメリットです。
エネルギー効率が良く新分野参入に期待できる
エイダコイン（ADA）は、承認方法としてPoS（プルーフ・オブ・ステーク）を採用していることで、PoW（プルーフオブワーク）を採用している仮想通貨に比べて、圧倒的にエネルギー効率を高めることができています。
この強みを生かして、DeFi分野に進出する可能性が高いです。
DeFiとは、分散型金融のことで、現在の銀行や保険会社などの、金融系仲介業の役割を持ちます。
現在のDeFi分野で力を持っているのは、エイダコインと同じくスマートコントラクトを搭載しているイーサリアムです。
エネルギー効率の良いエイダコインが、DeFi分野でイーサリアムと同等またはそれ以上の存在感を示す可能性は十分にあるため、今後の価格の高騰が期待できます。
海外での認知度が上昇中で価格高騰傾向
エイダコイン（ADA）は、「カルダノ」プラットフォームにおけるオンラインカジノの利用を目的に開発が進められてきましたが、仮想通貨としての独自の機能や特徴を持つことから、希少性が高く、国内外で人気が高まっています。
特に海外の仮想通貨取引所では、続々とエイダコインが上場しており、認知度の上昇に伴い、価格が上昇しています。
市場規模は、仮想通貨全体でみても6位に位置し、今後の実用化に期待がかかります。（2022年1月22日時点）
エイダコイン（ADA）のデメリット
エイダコイン（ADA）は、投資を行う上でメリットが多い一方で、デメリットがあることも抑えておく必要があります。
エイダコインのデメリットは、以下の2つです。
- 国内での取扱いが少ない
- 海外の取引所を利用すると送金コストがかかる
エイダコインのデメリットは、主に購入時の手間やコストに関するものです。
国内での取扱いが少ない
エイダコイン（ADA）の取扱いを行っている国内の仮想通貨取引所は、BITPOINT（ビットポイント）一つのみです。
海外の仮想通貨取引所を利用しようと思うと、以下のような手順を踏む必要があります。
- エイダコインの取扱いがある海外の仮想通貨取引所の口座を開設
- 国内の仮想通貨取引所から海外の仮想通貨取引所への送金
- 海外の仮想通貨取引所でエイダコインを購入
しかし、海外の仮想通貨取引所の全てが、日本語対応しているとは限りません。
また、金融庁が海外の仮想通貨取引所の安全性に関する注意喚起を続けているように、安全面の保証がありません。
国内の仮想通貨取引所で、手軽に取引ができないことは、エイダコインの大きなデメリットです。
海外の取引所を利用すると送金コストがかかる
上述の通り、エイダコイン（ADA）はBITPOINT（ビットポイント）以外に、取引ができる国内仮想通貨取引所がありません。
また、海外の仮想通貨取引所を利用すると送金の手間がかかります。
使用する仮想通貨取引所によっては日本円の取扱いがない場合があるため、国内仮想通貨取引所にて、ビットコインなどの仮想通貨に換金する必要も出てきます。
つまり、海外送金にかかるコストのほかに、国内でも換金コストを支払うことになるのです。
エイダコインを購入するまでに必要なコストが大きくなると、投資によって得られる利益にも影響して来ます。
こうしたコストは、エイダコインの大きなデメリットです。
エイダコイン（ADA）の価格動向
エイダコイン（ADA）は、2018年の仮想通貨バブル以降価格が落ち着いていましたが、2021年からは大きな価格変動が起きています。
以下は、ドル建てエイダコインの2018年から現在までの、価格推移のチャートです。（2022年1月22日時点）
▲引用：TraidingView
https://www.tradingview.com
エイダコインの価格推移のチャートを見ていくと、2021年に大きな上昇局面を迎えると、一気に過去最高値を更新して、一時は1ADA＝3ドルの水準まで価格を伸ばしました。
価格上昇の主な要因となったのは、以下の2つです。
- 大型アップデート「アロンゾ」
- BITPOINT（ビットポイント）への上場
2021年8月に、エイダコインのアップデートと、国内仮想通貨取引所の初上場という大きな発表がありました。
この影響力は非常に大きく、エイダコインの価格は急上昇し、2021年9月には最高値に達したのです。
2021年は、仮想通貨の市場全体において追い風になった一年で、ビットコインも過去最高値を更新するなどのニュースが飛び交いました。
エイダコインの、2018年1月1日〜2021年8月20日の高騰率は242.90%であり、ビットコインの236.80%を上回る結果となりました。
エイダコイン（ADA）の将来性が期待できる理由
エイダコイン（ADA）は、他の仮想通貨にはない独自の特徴を持つことと、すでに市場全体に及ぶ影響力を持っていることから、将来性がある仮想通貨であると言えます。
エイダコインの将来性に期待ができる理由は以下の3つです。
- 価格上昇の余地がある
- 様々な企業や団体との提携
- カルダノプラットフォームの開発
ここからは、その理由について詳しく解説していきます。
価格上昇の余地がある
エイダコイン（ADA）の日本円価格は、127.70円と、仮想通貨の中ではまだまだ上昇の余地があります。（2022年1月22日時点）
実際に、2018年1月1日〜2021年8月20日の期間中に、共に200%以上の高騰率を達成したビットコインの価格はすでに約400万円です。（2022年1月22日時点）
独自の強みをもつエイダコインであれば、今後も知名度を高めて現在のビットコインに匹敵するほど成長する可能性があります。
エイダコインは、10倍100倍になる価格余地を残した仮想通貨であると言えるでしょう。
様々な企業や団体との提携
カルダノプラットフォームは、独自のブロックチェーン技術を生かして、教育システムの構築を目指しています。
実際に、2021年4月にはエチオピア政府との連携により、生徒と教員をカルダノのブロックチェーン上で管理し、学習達成度の把握やマッチング率の向上に向けた取り組みを開始しています。
また、東京理科大学との共同研究や、決済プラットフォームを手がける「COTI」と共同開発したADAコインPay（エイダペイ）のサービス提供など、ニュースに事欠きません。様々な企業や団体との連携により、エイダコイン自体の認知度や需要が高まっています。
カルダノプラットフォームの開発
カルダノプラットフォームは、オンラインカジノの管理や運営だけでなく、様々な企業や団体との共同開発により、多くのサービスを生み出しています。
カルダノ財団は、今後のエイダコインの実用化に向けて、何度もアップデートを繰り返しており、カルダノプラットフォームの今後の成長に期待です。
カルダノ財団は、将来的にはエイダコインを「30億人の通貨」にすることを掲げており、実用化に向けた開発の本気度がうかがえます。
エイダコイン（ADA）の予想価格
エイダコイン（ADA）の価格動向は、以下の要素によって決定してきます。
- 日本の取引所上場
- ビットコインの上昇率
ここからは、エイダコインの価格予想について解説していきます。
日本の取引所上場による上昇の余地あり
エイダコイン（ADA）は、国内の仮想通貨取引所の新規上場によって、大きな価格上昇が見られる可能性があります。
実際に、2021年8月のエイダコインのBITPOINT（ビットポイント）上場の際には、それまでの過去最高値を更新する急騰を見せました。
今後も日本国内の仮想通貨取引所で新規上場があれば、多くの資金がエイダコインに流入する可能性は高く、認知度の拡大に伴って価格上昇が期待できます。
ビットコインの上昇率
エイダコイン（ADA）は、仮想通貨市場の代表的な存在であるビットコインとの強い相関関係があります。
2018年の仮想通貨バブルの値動きや、2021年の最高値を更新したタイミングなど、両者の動きは非常に似ていました。
今後のエイダコインは、仮想通貨ブームに乗ってビットコインとともに上昇していく可能性が高い一方で、ブームの終焉に伴い、一過性の価格上昇にとどまってしまう可能性もあります。
エイダコインに投資するときは、ビットコインに関するニュースも頭に入れておきましょう。
エイダコイン（ADA）を購入できるおすすめの取引所2選
エイダコイン（ADA）を購入できる国内の仮想通貨取引所は、BITPOINT（ビットポイント）のみです。
それ以外の取引所でエイダコインを購入したい場合、海外の仮想通貨取引所を利用することになります。
エイダコインを購入できる、日本語の対応の海外仮想通貨取引所は、Binance（バイナンス）がおすすめです。
ここからは、おすすめの取引所の基本情報を紹介していきます。
BITPOINT（ビットポイント）
BITPOINT（ビットポイント）は、国内で唯一エイダコイン（ADA）を取り扱っている、仮想通貨取引所です。
| 名称 | BITPOINT（ビットポイント） |
| 取り扱い通貨 | 11種類 |
| 取引手数料 |
|
| 最大レバレッジ | × |
| 国名 | 日本 |
| 日本語対応 | ◎ |
エイダコインへの投資を検討されている方は、まずはBITPOINTの利用をおすすめします。
BITPOINTはこちらから口座登録できます。
Binance（バイナンス）
Binance（バイナンス）は仮想通貨の流通量が世界トップクラスの仮想通貨取引所です。
流通量が多いため、スプレッドも安く、円滑な売買取引が可能です。
| 名称 | Binance（バイナンス） |
| 取り扱い通貨 | 360種類以上 |
| 取引手数料 |
|
| 最大レバレッジ | 20倍 |
| 国名 | 香港 |
| 日本語対応 | △ |
また、近年日本に向けたサービスの一部撤退を表明していますが、日本語対応は継続して行われています。
Binanceはこちらから口座登録できます。
なお、「Binanceの使い方」についてはこちらの記事をご覧ください。
エイダコイン（ADA）の評価・口コミ
ここからは、エイダコイン（ADA）の将来性や、取引方法に関する口コミを紹介していきます。
うんうん、ADAよゆっくりでいいわよ！
まだまだ買いたいから🙏#ADA #Cardano #エイダコイン#暗号資産 #仮想通貨 pic.twitter.com/rJFPqB4MSY— Padマン (@A_Complete_Inve) January 19, 2022
ふぉぉぉぉぉぉぉぉ！
私なんぞが当選してしまった…
ビットポイントさん、ありがとうございます！
ADA売買の際は利用させていただきます！#ビットポイント #エイダコイン#ADA#Cardano#仮想通貨 pic.twitter.com/lpOJpArCFr— J I N (@xStyle_JINx) September 7, 2021
トロンとエイダコインは国内取引所ではここだけしか買えない？
キャンペーン時に買ってガチホスタイル。#ビットポイントhttps://t.co/qhEGK7ZnM2 pic.twitter.com/lbWbFUCj3Z— リコ@投資垢から趣味垢と化した (@wPjIK2XWB3UkfOJ) August 25, 2021
エイダコインへの投資をしている方の中には、将来の価格上昇に備えて買い増しを行おうとしている方も多いようです。
また、各仮想通貨取引所が定期的に行っているエイダコインのキャンペーンを利用して、保有数を増やしている方もいます。
BITPOINTから簡単にエイダコイン（ADA）投資を始めよう
エイダコイン（ADA）は、ウロボロスという独自の承認システムの採用のほか、独自のスマートコントラクトの搭載など、他の仮想通貨にはない特徴を持つ唯一無二の仮想通貨です。
エイダコインに投資することで、価格上昇によるキャピタルゲインを狙うことができるだけでなく、ステーキング報酬によるインカムゲインを狙うこともできます。
エイダコインを取り扱っている国内の仮想通貨取引所は、BITPOINT（ビットポイント）です。
BITPOINTは、仮想通貨取引にかかる各種手数料が無料のため、低コストでエイダコインへの投資が可能です。
あなたも将来性のあるエイダコインへ、BITPOINTから投資を検討してみてはいかがでしょうか。
BITPOINTはこちらから口座登録できます。
