Binance(バイナンス)は、多くの銘柄が上場する海外の仮想通貨取引所です。
世界最大級の取引所であり、多数の利用者がいます。
しかし、Binanceは海外取引所であるため、国内銀行からの入金を受け付けていません。そのため、はじめてBinanceを使う人にとって、わかりにくい仕組みとなっています。
そこでこの記事では、Binanceへの入金方法を、わかりやすく解説します。
この機会にBinanceへ入金して、ハイレベルな仮想通貨トレードに挑戦しましょう。
※以下の情報は、全て2022年5月現在の情報です。
目次
Binance(バイナンス)への入金方法
Binance(バイナンス)への入金方法を紹介します。
Binanceは海外の仮想通貨取引所であるため、日本円による直接の入金はできません。
そこで、海外取引所に特有の入金方法が必要です。ここでは、2通りの入金方法を説明します。
仮想通貨による入金
Binance(バイナンス)では、仮想通貨を介した入金が一般的です。
この方法では、国内仮想通貨取引所で仮想通貨を入手し、Binanceの口座へ入金します。Binanceの口座へ届いた仮想通貨が、口座残高に反映される仕組みです。
入金にあたって、Binanceでの入金手数料は発生しません。トランザクション手数料のみで、Binanceへの入金が可能です。
仮想通貨による入金であれば居住地に関係なく、どこからでも入金できます。そのため、日本居住者にとって、メジャーな入金手段です。
クレジットカードによる仮想通貨の購入
Binance(バイナンス)では、クレジットカード決済による仮想通貨の購入もできます。
この場合、決済と同時に口座残高に仮想通貨が反映されます。
ただしこの方法のデメリットは、手数料が高い点です。クレジットカード手数料として、購入金額の3.5%〜5%が余計に発生します。そのため、仮想通貨の大量購入には適しません。
そこでこの記事では、国内仮想通貨取引所を介した入金方法について紹介します。
Binance(バイナンス)への入金に必要なもの
Binance(バイナンス)への入金操作で、事前に必要なものを紹介します。
①Binance(バイナンス)の取引口座
事前に、Binance(バイナンス)の口座開設が必要です。
Binanceの口座開設は、簡単です。また、口座開設までのスピードも速く、 早ければ当日中に利用できます。
口座開設にあたって、手数料や維持費は発生しません。まずは、Binanceの口座を開設しましょう。
②国内仮想通貨取引所の口座
Binance(バイナンス)に送付する仮想通貨を入手するために、国内仮想通貨取引所の口座が必要です。
国内仮想通貨取引所では、日本円でビットコイン(BTC)やリップル(XRP)といった仮想通貨を入手できます。
この仮想通貨をBinanceへ送金し、Binanceの口座残高に反映させます。
国内仮想通貨取引所のなかで、おすすめはCoincheck(コインチェック)です。
Coincheckは操作画面がシンプルで、初心者でも簡単に仮想通貨を入手できます。
口座開設や口座維持の手数料はかかりません。初心者でも簡単に口座開設できるため、Coincheckの口座を開設しましょう。
Binance(バイナンス)への入金の手順
Binance(バイナンス)への入金手順を説明します。
入金までには、4つのステップが必要です。それぞれ、手順に沿って解説します。
①国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する
最初に、国内仮想通貨取引所で仮想通貨を入手します。
国内仮想通貨取引所では、日本円を介した仮想通貨トレードが可能です。まずは、日本円を投じて、仮想通貨を入手しましょう。
Binance(バイナンス)への入金にあたっておすすめの仮想通貨は、ビットコイン(BTC)です。ビットコインは流動性が高く、Binanceにおいてさまざまな銘柄とトレードできるためです。
なお以下の記事では、ビットコインの詳しい購入方法を説明しています。
②Binance(バイナンス)のウォレットアドレスを確認する
次に、入金先となるBinance(バイナンス)のウォレットアドレスを確認します。
ウォレットアドレスとは、仮想通貨における口座番号の役割をする文字列です。
Binanceにログインをして、トップページ右のアイコンをクリックします。
▲出典:Binance(以下同じ)
「ウォレット」から「フィアットと現物」を指定してください。
「フィアットと現物」では、Binanceの口座残高が表示されます。
入金する銘柄を選び、「入金」をクリックします。
入金画面が表示されました。
この画面で、入金したい銘柄が正しく表示されているかを確認しましょう。
仮想通貨の世界では、銘柄ごとにウォレットアドレスが異なります。万が一、入金する銘柄とウォレットアドレスが対応していない場合、資金が失われます。
そのため、「通貨」の選択に誤りがないかを確認しましょう。
問題がなければ、ウォレットアドレスをコピーします。
③国内仮想通貨取引所からBinance(バイナンス)へ送金する
国内仮想通貨取引所で入手した仮想通貨を、Binance(バイナンス)のウォレットへ送付します。
ここでは、Coincheck(コインチェック)を例に解説します。
まず、Coincheckにログインをしてください。
▲出典:Coincheck(以下同じ)
トップページ左側の「暗号資産の送金」を選択します。
送金画面が表示されるため、送金する通貨を指定してください。
宛先の欄に、コピーしたウォレットアドレスを一字一句間違えずに貼り付けます。
国内仮想通貨取引所では、送金先の名称や受取人の属性についての情報が必要です。ここでは「本人への送金」を選択してください。
最後に、Binance(バイナンス)への送金額を入力します。
確定する前に、銘柄やウォレットアドレスに間違いないか確認しましょう。初めて送金操作をする場合には、 まず少額でのテスト送金をおすすめします。
④Binance(バイナンス)のウォレット残高を確認する
最後にBinance(バイナンス)側で、入金を確認します。
Binanceの「フィアットと現物」ページを開き、口座残高の一覧を表示してください。
口座残高に入金が反映されていれば、入金操作は完了です。
通常、仮想通貨の送金には、 30分から1時間ほどの時間がかかります。もし、口座残高に変化がない場合は、時間をあけて再度確認してください。
これで、Binanceへの入金操作が完了しました。
Binance(バイナンス)への入金に関するよくある質問
Binance(バイナンス)の入金に関するよくある質問を紹介します。
入金反映までにどれくらい時間がかかるか
送金の実行から入金完了までには、30分から1時間ほどの時間がかかります。
仮想通貨の送金が完了するまでには、以下の3つのステップが必要です。
- 国内仮想通貨取引所での出金処理
- ブロックチェーンでのデータ処理
- Binanceでの入金審査
いずれかのステップで滞留していると、入金が反映されません。
とくに、国内仮想通貨取引所からの出金は審査が厳格で、処理が滞る場合もあります。その場合は時間をあけて、もう一度確認しましょう。
送付した仮想通貨が反映されないのはどうしてか
入金は即座には反映されません。入金完了までには、30分から1時間ほどの時間がかかります。
しばらく時間を空けても入金されない場合は、ブロックチェーンのトランザクションを確認しましょう。
送金の処理状況は、インターネット上で誰でも確認ができます。ブロックチェーンごとにトランザクションを追跡できるサイトがあり、そこで進捗状況のチェックが可能です。
送金が実行されない場合は、進捗状況を確認しましょう。
入金手数料はいくらか
Binance(バイナンス)の入金手数料は無料です。
ただし、国内取引所の出金手数料(トランザクション手数料)が発生します。
Binance(バイナンス)へ入金して仮想通貨トレードに挑戦しよう
Binance(バイナンス)への入金方法を、解説しました。
Binanceは海外の取引所であるため、国内取引所に比べて操作が複雑です。しかし、この入金方法さえ習得できれば、Binanceでさまざまな銘柄へ投資できるようになります。
ぜひこの機会に、Binanceへ入金してハイレベルな投資に挑戦しましょう。