bitFlyer Lightning/ビットフライヤーライトニングと通常取引所との違い

仮想通貨投資を検討している時や、bitFlyerで投資を始めた方の中にも、bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)が何か気になっているケースも多いのではないでしょうか。

結論から言うと、bitFlyer Lightningは幅広い銘柄の取引やFXができるプラットフォームです。

bitFlyerを利用するのであれば、本格的な取引を始められるbitFlyer Lightningでの取引をおすすめします。

当記事ではbitFlyer Lightningの機能やメリット、通常の取引所との違いなどについて、分かりやすく解説していきます。

bitFlyer Lightning/ビットフライヤーライトニングの使い方」も参考にしてください。

※以下の情報は、全て2021年12月現在の情報です。

おすすめの仮想通貨取引所

取引所名称 特徴 銘柄数 クイック入金・アプリ
bitFlyer 【FX・先物】FXや先物取引に対応 15
Coincheck 【NFT】国内初のNFT取引に対応 17
bitbank 【手数料安】マイナス手数料 12
FTX Japan 【安全】100%コールドウォレット管理 17

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は上級者向け取引所


▲出典:bitFlyer
https://bitflyer.com/ja-jp/

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)とは、上級者向けの取引所及びツールのことです。

どのような部分が上級者向けなのかについては、のちほど詳しく解説します。

最も特徴的なのは、ビットコイン・アルトコインの現物取引だけでなく、FXや先物取引ができる点です。

また、bitFlyer Lightningでは、取引所相手ではなく利用者同士の取引だから適正な相場価格で取引を行えます。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)と販売所や通常の取引所との違い

bitFlyer(ビットフライヤー)では、以下の3ヶ所で仮想通貨を売買できます。

  • 販売所
  • 通常の取引所
  • bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)
取引相手 取引通貨 取引方法 取引手数料
販売所 仮想通貨取引所 BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、LSK、BAT、XRP、XEM、XLM、XTZ、DOT、LINK、MONA、XYM 現物取引 無料(スプレッドが発生)
通常の取引所 ユーザー BTC 現物取引 0.01% – 0.15%
bitFlyer Lightning ユーザー BTC、ETH、XRP、XLM、MONA、BCH(先物取引とFXはBTCのみ) 現物取引

先物取引

FX

通貨によって異なる(先物取引

とFXは無料)

bitFlyer Lightningは取引所に該当するため、この3ヶ所を大きく2つに分けると「販売所と取引所」となります。

まず、「販売所と取引所」の違いを解説した上で、「通常の取引所とbitFlyer Lightning」の違いを解説していきます。

販売所と取引所との違い

販売所と取引所の大きな違いは、取引する相手が異なるという点です。

販売所は仮想通貨取引所を相手に取引します。

具体的には、bitFlyer(ビットフライヤー)が決めた価格で取引所から仮想通貨を購入することになります。

それに対し、取引所ではユーザー同士が取引します。

取引所のプラットフォーム上で、仮想通貨を買いたいユーザーが仮想通貨を売りたいユーザーから購入するのです。

また、販売所と取引所では仮想通貨を売買する際の手数料が異なります。

取引所では一定の取引手数料がかかるのに対し、販売所では取引手数料が無料の代わりにスプレッドがかかるものです。

スプレッドとは、仮想通貨を購入する際と売却する際の価格の差を言います。

取引手数料よりもスプレッドの方が高額になるケースが多いため、手数料を抑えるのであれば、販売所よりも取引所で取引したほうがお得です。

通常の取引所とbitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)との違い

まず、通常の取引所とbitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)では、取引の種類が異なります。

通常の取引所は、ビットコインの現物取引のみが可能です。
それに対して、bitFlyer Lightningでは、Lightning FX(ビットコインFX)やLightning Futures(ビットコイン先物)の取引を行えます。

Lightning FX(ビットコインFX)では、レバレッジをかけることで、最大で資金の2倍の金額で取引ができます。

Lightning Futures(ビットコイン先物)では、ビットコインの空売りが可能です。
これによって、ビットコインが下げ相場の時でも、価格がさらに下がった際に買い戻すことで、収益を得ることができるのです。

Lightning FX(ビットコインFX)とLightning Futures(ビットコイン先物)は、いずれも取引手数料が無料になっています。

また、取引の種類に加え、チャートの種類や注文方法も異なります。

通常の取引所ではチャート・注文方法ともに1種類のみなのに対し、bitFlyer Lightningでは3種類のチャートや豊富な注文方法から選ぶことができます。

このように、bitFlyer Lightningは通常の取引所よりも様々な機能があるため、投資の幅が広げられることが特徴です。これが、bitFlyer Lightningが上級者向けと言われる理由です。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の5つの特徴

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の特徴は以下5つです。

  • 取引方法は3通り
  • アラート機能が使える
  • トレーリング・ストップ注文が使える
  • レバレッジをかけられる
  • 取引する通貨によって手数料が異なる

それぞれについて詳しく解説していきます。

取引方法は3通り

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の取引方法は以下3つです。

  • 現物取引
  • Lightning Futures(ビットコイン先物)
  • Lightning FX(ビットコインFX)

通常の取引所では現物取引しかできないのに対し、bitFlyer Lightningでは3通りの取引方法から選択できます。

アラート機能が使える

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)では、アラート機能が使えます。

アラート機能とは、設定した条件に応じて利用者に通知がくる機能のことです。

例えば、以下のような条件を設定することができます。

  • 価格が600万円を下回った時
  • 最終取引価格から15分間で1.5%以上価格の変動があった時
  • 直近の取引量が過去1ヶ月平均から6倍以上になった時

アラートは、最大で20個まで設定することが可能です。

他の仮想通貨取引所でも、価格に大幅な変動があった際は利用者に通知が届くケースはあります。

しかし、ここまで細かく設定できるのはbitFlyer Lightningならではといえるでしょう。

トレーリング・ストップ注文が使える

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)のトレーリング・ストップ注文とは、ストップ注文が自動更新される注文方法です。

ストップ注文とは「一定の価格以上になったら買い」「一定の価格以下になったら売り」という条件に応じて執行される、成行注文のことを指しています。

利益を確定させずに、保有し続けて更に利幅を伸ばしたい時に便利な注文方法と言えます。

レバレッジをかけられる

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)では、最大で2倍のレバレッジをかけて取引することができます。

レバレッジをかけられるのは、Lightning Futures(ビットコイン先物)とLightning FX(ビットコインFX)です。

また、法人アカウントの最大レバレッジは個人とは異なります。
一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が公表する、暗号資産リスク想定比率に応じて毎週変動し、2021年12月現在は6.69倍です。

取引する通貨によって手数料が異なる

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)では、取引する通貨によって手数料が異なります。

取引方法及び仮想通貨ペアごとの手数料を以下の通りまとめました。

取引方法 仮想通貨ペア 手数料
現物取引 BTC/JPY 0.01% – 0.15%
現物取引 XRP/JPY 0.01% – 0.15%
現物取引 ETH/JPY 0.01% – 0.15%
現物取引 XLM/JPY 0.01% – 0.15%
現物取引 MONA/JPY 0.01% – 0.15%
現物取引 ETH/BTC 0.20%
現物取引 BCH/BTC 0.20%
Lightning Futures(ビットコイン先物) BTC/JPY 無料
Lightning Futures(ビットコイン先物) BTC/JPY 無料

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の4つのメリット

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)のメリットは、以下4つです。

  • 相場の価格で取引できる
  • 取引ツールが高機能かつ使いやすい
  • 幅広い取引ができる
  • 高度なセキュリティ

それぞれについて詳しく解説していきます。

相場の価格で取引できる

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は、相場の価格で取引できます。

というのも、bitFlyer Lightningは、ユーザー同士で取引できるプラットフォームです。

仮想通貨取引所と取引する販売所と違い、相場価格で取引できます。

取引ツールが高機能かつ使いやすい

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は、取引ツールが高機能かつ使いやすくなっています。

チャート画面や板情報は見やすく、初めて使う方でも直感的に操作できるのが特徴です。

また、プロの投資家向けに、より本格的に分析できるようなチャート表示に変更することもできます。

このように、bitFlyer Lightningの取引ツールは初心者から上級者まで幅広いニーズに対応できるのです。

幅広い取引ができる

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は、販売所や通常の取引所と比べ、幅広い取引ができます。

まず、現物取引だけでなく先物取引やFXの取引が可能です。

加えて、注文方法も豊富にあるため、投資戦略の幅が広がります。

高度なセキュリティ

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は、世界最高レベルと謳っているほど、セキュリティの高さにも定評があります。

オンラインの範囲外で顧客資産を管理するコールドウォレットや、通貨の送付に複数の電子署名が必要になるマルチシグなど、様々なセキュリティ対策を導入しているのです。

実際に仮想通貨の流出事件が起きているからこそ、セキュリティに力を入れているのは安心して利用できます。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の2つのデメリット

ここまでbitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の良い面ばかり紹介してきましたが、以下2つのデメリットもあります。

  • 取引可能な通貨の種類が少ない
  • すぐに取引が成立しない可能性がある

それぞれについて詳しく解説していきます。

取引可能な通貨の種類が少ない

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)では、取引可能な通貨が少ないと言われています。

まず、現物取引で取引できるのは以下6つの通貨です。

  • BTC/JPY(ビットコイン/円)
  • ETH/JPY(イーサリアム/円)
  • XRP/JPY(リップル/円)
  • XLM/JPY(ステラルーメン/円)
  • MONA/JPY(モナコイン/円)
  • XYM/JPY(シンボル/円)

先物取引やFXでは、選択肢はビットコインのみとなってしまいます。

今後、取引できる通貨が増えていく可能性もありますが、2021年12月現在では決して選択肢が多いとは言えません。

すぐに取引が成立しない可能性がある

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は、注文してからすぐに取引が成立しない可能性があります。

理由として、ユーザー同士での取引となるため、売る相手や買う相手がマッチしないと取引は成立しないからです。

反対に、販売所では取引相手が仮想通貨取引所のため、いつでも瞬時に売買が可能となります。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)に関する口コミ

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の良い口コミ

「とても見やすいホーム画面で、使いやすい取引所です。自分の資産やグラフも見やすく助かっています。」
「出金スピードの早さを実感しています。申請から1時間以内に着金したこともありました。」
「ポイントサイトとの連携がありがたい。旅行やショッピングをしながら、仮想通貨を楽しく貯められる。」

良い口コミで多く見られたのは、「取引所としての使いやすさ」や「出金スピードの早さ」、「ポイントサイトとの連携」についてです。

国内では、ユーザー数が多い大手取引所ということもあり、安心して使っている方が多い印象を受けました。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の悪い口コミ

「サーバーが重く反応が遅い時がある。注文のタイミングを逃してしまう可能性があるので改善してほしい。」
「国内の取引所だからしょうがないが、レバレッジが最大2倍というのが物足りない。」

悪い口コミで多く見られたのは、「反応が遅い時がある」、「最大レバレッジが低い」という点です。

相場が大きく動いた時などに、サーバーに負荷がかかってしまい、重くなってしまうことがある、という口コミも見受けられました。

また、レバレッジについては、金融庁の規制により国内の取引所はいずれも最大レバレッジが2倍となっています。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)で資産形成にチャレンジしよう

本記事では、bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)について解説しました。

bitFlyer Lightningは、通常の取引所に様々な機能が追加された、投資の幅を広げたい上級者向けの、高機能なプラットフォームです。

また、取引方法や注文方法が豊富なため、様々な戦略での投資を行うことができます。

bitFlyer Lightningで、資産形成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。「bitFlyerの口座開設方法」も参考にしてください。

(bitFyer公式サイトはこちら)https://bitflyer.com/ja-jp/

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