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マンションの価格推移は?マンション価格推移に影響をもたらす可能性7つ

2020 06.4この記事はPRを含みます

現在のマンション価格推移は?

不動産には売りどきと買いどきがある、というのは有名な話です。マンションも不動産であり、さまざまな要因で価格が上がったり下がったりしています。

さて、現在のマンション価格の推移は、2020年に東京オリンピックが行われることや政策の影響で首都圏のマンション価格は上昇傾向できています。

マンション価格推移に影響する可能性があるもの7つ

マンションの価格はさまざまな要因に影響を受け、上昇や下降を繰り返しています。現在は上昇していたとしても、いつまでも上昇している訳ではありません。上がったものはそのうち、必ず下がるときがきます。

実際にマンションの価格推移に影響することについて、また、その要因となる可能性があるものを7つほど紹介いたします。

1:東京オリンピック

2013年に東京オリンピックの開催が決まって以降、実際に東京周辺のマンション価格は上昇しており、東京オリンピックの影響はあると言えるでしょう。

どうしてオリンピックがマンション価格推移に影響するのかというと、オリンピックにあわせてたくさんの建物が建造されることにより資材の高騰、人材の枯渇などによりマンション建設費用そのものが上がってしまうためです。建設費用が高くなるので、販売価格も上昇します。

2:大阪万博

東京オリンピックが2020年、その後の2025年に開催が予定されているのが大阪万博です。大阪万博に向けてたくさんの建築工事が行われていることもあり、大阪のマンションなど不動産の価格推移もずっと上昇傾向が続いています。

開催予定地の周辺は未開発地であったため、現在急ピッチでの開発が行われています。少なくとも2025年の大阪万博の開幕までは、この上昇傾向の価格推移は続くと見られています。

3:人口の流入・流出

マンションを借りる人が増えるか減るかでも価格推移に影響するため、人口の流入・流出も大きな原因となりえます。

例えば、一極集中と言われるようになって久しい首都圏は現在も人口が増え続けており、それにともなってマンション価格も上昇傾向にあります。大阪なども人口が増えています。

その一方で、人口の流出が続き人口が減っている地方のマンション価格は下落傾向で推移するなど、人口が増えるか減るかで影響があります。

4:国の政策

マンションの価格推移に影響する国の政策には、節税や増税などがあります。例えばアベノミクスによる景気動向やタワーマンション節税、消費税増税などが、該当するでしょう。

マンションを利用した節税効果があるならばマンションは売れて価格推移は上昇に転じますし、逆に消費税が2019年10月から10%に引き上げられた増税は、マンションの販売数にそれなりに影響を与えていると考えられます。

5:金利

マンション購入をするときには住宅ローンを利用する人が多いのですが、この住宅ローンの金利が上がるか下がるかでもマンションの価格推移に大きな影響があります。

現在(2020年1月)のところ日本銀行(通称:日銀)による2013年の金融緩和により、マンション購入時に利用する住宅ローンの金利が下がったため、マンション購入が増えてマンション価格が上昇傾向に推移しています。

6:マンション建設数

たくさんマンションが建てられれば、建設数の増加によりマンションの建設費用が上がってマンションの価格も上昇傾向に推移します。しかし、たくさん建ったマンションが全て埋まるわけではありません。空き室率が高くなれば、マンション価格推移は下降に変わるでしょう。

不動産価格は2020年がピークになるだろうと言われているのですが、それは新築マンションが相次いで建設されていることが理由の1つです。

7:自然災害

マンションなどの不動産価格の推移は、地震や台風などの自然災害で被害を受けることや、ハザードマップにも影響されます。

実際に地震などの影響で液状化が起こったり、ハザードマップに水害に弱い地域や地震に弱い地域として掲載されたら、買い控えをする人たちが増えます。買う人が少なければマンション価格は下がるため、価格推移に影響を与えるという訳です。

首都圏・近畿圏の中古マンション価格推移

首都圏・近畿圏の中古マンションの価格推移はどうかというと、2013年頃から上昇傾向になった後、2018年から2019年にかけてはほぼ横ばい、あるいは少し下がり気味になっています。

こちらの情報は2019年11月時点の市況レポートを参考にしています。下の首都圏・近畿圏の価格表もまた、2019年11月時点のものとなります。

首都圏・近畿圏 2019年中古マンション平米単価(2019年11月)
東京都 約71.5万円
千葉県 約29.6万円
埼玉県 約32.3万円
神奈川県 約40.8万円
大阪府 約36.8万円
兵庫県 約30.2万円

築年数と価格推移の関係

中古マンションの売買では、築年数が多くなれば多くなるほど価格が下がりやすくなる傾向があります。基本的に価格推移でもっとも高い水準になるのが新築であり、築年数が経つごとに価格は下がっていきます。

築3年から約3%程度の価格下落がはじまり、築15年までどんどん下落します。しかし築15年を超えると、それ以降の下落幅は少なくなってきます。築年数が増えても価格があまり落ちない物件もありますが、非常に稀です。

マンション価格推移を調べるのに便利なサイト

それでは実際に、マンションなどの不動産価格推移を見るためにどんなサイトをチェックすればよいのか、おすすめのサイトを紹介します。

マンション価格の推移がどうなっているのか分かりにくいという方は、これらのサイトを利用することをおすすめします。

住まいのミカタ

「住まいのミカタ」は不動産会社の無料紹介サービスを行っているのですが、「住まいのミカタ個別相談会」ではマンション現在の価格推移の傾向や将来の予測、価格に影響するさまざまな要因などを教えてもらうことができるでしょう。

不動産アドバイザーに相談にのってもらえるサイトとして、人気が高いです。

IESHIL

「IESHIL(イエシル)」も不動産会社の紹介サービスを行っているサイトで、不動産会社3社に査定依頼をすることができます。

現在の手持ちの物件の価格を知るためには、複数の不動産会社から査定を受けるのが分かりやすいですが手間がかかります。しかし、IESHILを利用すればそれほど手間はかかないでしょう。

土地総合情報システム

上記2つとは異なり、民間ではなく国土交通省が運営しているサイトが「土地総合情報システム」です。

土地総合情報システムのサイトでは地価の公示や、実際に取引された不動産の取引価格の情報を調べることができます。

実際に行われた取引の価格を知ることによって、現在の価格推移の情報を得られるでしょう。

マンションの価格推移を常に把握しておこう

マンションの価格は築年数など基本的なことは変わりませんが、イベントや政策・金利や自然災害などさまざまな影響を受けて日々変化しています。

適切な売り時や買い時を見逃すことなくお得な取引ができるように、マンションの価格推移は常に把握しておきましょう。

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