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不動産業界のVR活用事例7選|メリットとVR内見できるサイトの紹介

2020 06.4この記事はPRを含みます

不動産とVRの関係性

不動産業界ではいま、VRの利用が盛んにおこなわれています。なぜならVRは、不動産業界での利用価値がとても高い機能だからです。

不動産売買の際には、物件のイメージが大切です。そのために、実際に現地に足を運んでから取引をおこないます。

VR機能を利用すれば、現地に行く時間や手間を省くことができます。ガソリン代などの交通費もかかりません。お客様に物件の様子を居ながらにしてリアルに感じてもらうことができます。

VRとは?

VRとはバーチャルリアリティ(Virtual Reality)のことで、人工現実感・仮想現実などと訳されています。

VRとは、2016年頃からゲーム業界などで盛んに使われはじめた最先端テクノロジーで、本質的には現実だが、表面上は現実ではないという感覚で用いられています。

不動産を選ぶときに、現地に足を運ばずに店頭で正確なイメージを体験できると近年、VRが不動産業界でもてはやされています。

不動産業界におけるVR活用の可能性

VRを通して見ることができるリアルな体験が、不動産業界全体で利用されはじめています。

不動産業界の売買は実際に現地に足を運んでみないとわからないことが多いので、VRを活用するシーンは数限りなく考えられます。

不動産を購入する際に実際に物件を見学してからおこなう不動産取引が、売る方、買う方、そして仲介業者にとって大いなる負担となっているからです。

この部分をVRで無くしていこうという動きが高まっています。

不動産でVRが必要とされる理由

不動産の売買で物件の状態を見たいときに、VRが活用されています。

不動産取引は、実際に現地に不動産業者と一緒に足を運んで物件の隅々まで確認してから購入するかどうかを決めていきます。

最初の1件で自分の希望通りの不動産が見つかることはまずないので、たいていがいくつもの物件を実際にまわって歩くことになります。

この部分がVRで省ければ、時間とお金に多大なる節約ができると考えられています。

不動産業界におけるVR導入のメリット4つ

不動産業界にとってのVR導入のメリットをご紹介していきます。

不動産業界の取引は、物件の状態をお客様に十分に確認してもらうことが基本です。それができないと、販売後のクレームなどのトラブルにつながるからです。

また、お客様にはできるだけ満足していただけるように、しっかりと納得できる物件をご購入いただくことが不動産業界の目標です。

VRを利用すれば、お客様の時間や体を煩わせることなく、物件の紹介ができます。

VR導入のメリット1:業務効率が上がる

VRを活用すれば不動産会社の業務効率が飛躍的に上がると考えられています。

VRの導入で不動産会社の営業社員がお客様と一緒に物件をまわる時間を削ることができます。

不動産会社にとっては人員削減にもつながりますし、社員がその時間を他の仕事にあてることができるので、残業などが減り、働き方改革の一助にもなります。

VR導入のメリット2:集客力がアップする

VRを不動産業に利用すれば、お客様が集まりやすくなります。

顧客は、便利なVRがある会社を好んで活用するはずです。なぜなら、物件を見るだけなのに、いちいち現地へ足を運んで時間を取られる手間が省けるからです。

VRで、店頭に居ながらにして物件のイメージをつかむことができれば、たくさんの不動産を見学するという行動をしなくてすみます。

特に遠い場所にある別荘などの物件などは、VRで集客率アップが期待できます。

VR導入のメリット3:成約率が高くなる

VRを活用して先に物件情報のイメージをつかんでもらうことで、成約率が高くなると予想されています。

VRはリアルに不動産の情報をお客様に伝えることができる最新テクノロジーです。口や文章で説明するよりも、実際にお客様にVRで体感してもらった方が、入居後のイメージがつかみやすくなります。

その上で、実際に現地へ足を運んでもらえば、確実にお客様の希望に近い物件を紹介することができると考えられています。

VR導入のメリット4:クレームが軽減される

VRで不動産物件を確認してから現地をまわれば、考えていたイメージと違うなどのクレームが軽減されます。

不動産の説明や写真・図面だけでは、たとえ動画があっても、お客様に確実で正確なイメージを伝えるという域まで達することはできません。人によって物の見方は違うからです。

そのため、VRで実際に物件の雰囲気を体感してもらえば、こんなはずじゃなかった・足を運ぶだけ無駄だったなどのクレームはなくなるはずです。

不動産業界におけるVR活用事例7選

ここからは、実際の不動産業界におけるVR活用事例7選をご紹介していきます。

実際にVRを利用した不動産業者の実態を知ることで、VRがいかに不動産業界に有利に働いているかを実感することができます。

また、これらの実例を参考にして、実際の不動産業務に役立てていくこともできます。

それでは、不動産業界におけるVRのおすすめ活用例を詳しく見ていきましょう。

VR活用事例1:THETA360.biz

「THETA360.biz」とはリコーが開発したクラウドサービスで、360度全天球カメラ「RICOH THETA」で撮影した360度のフル画像を閲覧できるコンテンツを提供しています。

「THETA360.biz」を利用して、映像の作成・埋め込み表示・共有などで、エンドユーザーに届けることが可能です。

不動産・住宅情報サイトなどと提携して、360度パノラマコンテンツの掲載などがおこなわれています。

VR活用事例2:Spacely

「Spacely(スペースリー)」とは、360度VRコンテンツを簡単に制作・編集できるクラウドのソフトウェアサービスです。

撮影したパノラマ写真をクラウドにアップロードするだけで、誰もが手軽に高画質で動くVRコンテンツを自動作成できるサービスです。

現在、すでに多くの不動産会社が「Spacely」を活用して集客・売上を向上させています。内覧物件の絞り込みや体験などをお客様に提供できると好評です。

VR活用事例3:SHOWRISE

「SHOWRISE」とは、建築予定の不動産物件の内観・外観をVRで先行体験できるシステムです。

「SHOWRISE」の3DのVRサービスを実際に利用している大手企業がすでにあります。

建築予定地にCGで合成した建物を描き出し、よりリアルにイメージできるような設定になっています。

現実に見える景色を再現するために、ベランダやテラスからの風景を実際の周辺環境から取り込んでいます。内装は自由に変更できます。

VR活用事例4:PANOCLOUD360

「PANOCLOUD360」とは、凸版印刷会社が提供する、お客様のスマートフォンやタブレット端末から物件の外観・内観ができるVRサービスです。

横長のパノラマを作成して、動画の作成も可能です。動画はWeb上で埋め込みにも活用できます。グーグルストリートビューからも画像を取り出すことが可能です。

凸版印刷会社は今後も、設計の段階でイメージを共有する必要性が高い不動産業界への進出を、強化していく方針です。

VR活用事例5:ZENKEI 360

「ZENKEI 360」とは、不動産向けのパノラマVRサービスです。

たいへんクオリティの高い画像が特徴で、不動産物件の映像が、目の前にあるようにリアルに再現されるサービスです。パノラマ画像はゆがみなく提供されるため、実際の物件イメージをダイレクトにお客様に届けることができます。

不動産だけでなく、ホテルや飲食店にも活用されています。

VR活用事例6:ナーブ

ナーブの不動産向けVRソリューション「VR内見」が、不動産会社のWebサイトと連携してクラウドサービスを提供しています。

不動産サイトの気になる物件を、ボタン1つで簡単にVR内見ができると好評のサービスです。

ナーブは2013年からVRの開発を進めている、不動産業界だけでなく、ブライダルや教育・観光事業へも目覚ましい進出を遂げている会社です。

VR活用事例7:不動産VR

不動産VRは、ハイクオリティなVRを提供している会社です。

不動産VRがまだ建設されていない建築物を、周囲の景色とマッチした素晴らしいCGとVR技術で表現して、お客様に提供しています。

建設中の道路や開発中の土地も見事なイメージで、完成結果をリアルに見せてもらえると好評を博しています。

VR内見ができるサイト3選

実際にVR内見ができる不動産サイト3選をご紹介していきます。

VRを活用することで、お客様が直接、不動産会社へ足を運ばなくても、自身の端末で物件を実体験できるサービスまで実際におこなわれています。

それでは、すでにVRを活用して成功している事例を詳しく見ていきながら、VRの画期的な利用方法を学んでいきましょう。

1:秋田賃貸ナビ秋田住宅流通センター

秋田賃貸ナビ秋田住宅流通センターは、VR内観ができると評判の不動産会社です。

お客様に店頭でVRのゴーグルを覗いてもらうことで、360度のパノラマで物件を紹介することが可能です。お客様が見る角度によって、天井や部屋の隅まで詳しく不動産を確認することができる画期的なサービスです。

お客様にVR体験をしていただきながら、秋田賃貸ナビ秋田住宅流通センターの社員が物件について詳しくご説明していきます。

2:長谷工の仲介

首都圏の物件に強い長谷工の仲介が、360度物件が確認できるVRサービスをおこなっています。

長谷工の仲介では、VRの対象の物件であればいつどこにいても、スマートフォンなどであらゆる角度から気になる不動産物件を観ることができます。

さまざまな物件を気軽に確認することができると、お客様にたいへん好評をいただいているサービスとなっています。

3:セゾンハウス

VRで360度のパノラマ体験ができるセゾンハウスは、動画や写真を利用したサービスで、実際に歩きながらすべての部屋の内観ができる仕組みになっています。

売る・買う・借りる、すべてにおいてホームページ上でVR内見ができます。

とてもわかりやすく画期的だと、お客様からたいへん好評を博しています。

不動産にVRを導入して集客率と成約率をアップしよう

VRの導入が、不動産業界全体の集客率と成約率をアップさせてくれます。

VRこそ、不動産業界などの実際に現地に足を運んで見てみないとわからないような業務に、もっとも適した最新テクノロジーです。

不動産業界でのVRの活用は、今後もさらに発展していくと考えられています。

まだVRを導入していない不動産会社の方は、今回の記事でご紹介させていただいた成功例を参考に、活用のご検討を大いにおすすめします。

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