中古物件を内覧する際の注意点とは?注意点7個とチェックポイント7個
2020 06.4この記事はPRを含みます
中古物件を内覧する際の注意点とは?
新築の物件は外観も室内も新しくて綺麗なので魅力的ですが、価格が高くなるため、最近ではお得な中古物件を中心に購入を検討する人も増えてきています。
物件購入には大きなお金がかかるため、後悔することのないように慎重に物件選びを行いたいものです。そのためには、内覧の際に確認すべき事柄をきちんと把握することが必要です。
この記事では中古物件の内覧の際の注意点について解説しているので、ぜひご覧ください。
中古物件を内覧する際の注意点7個
中古物件は新築物件と比べると価格が安価な傾向があり、リフォームをすることで新築のように美しい状態にすることも可能なため、近年高い人気を集めています。
しかし、内覧の際にチェックすべき事柄を見落としてしまったがために、購入後に後悔してしまうケースも少なくありません。
ここからは、中古物件を購入して後悔しないために内覧の際の注意点を7つピックアップしてご紹介していきます。
注意点1:気になることはその場で聞く
中古物件を内覧する際に、疑問に感じることも出てくるでしょう。そんな時には、その場で不動産業者に質問をすることが大切です。
「ちょっとしたことだから」と考えて違和感や疑問点を放置してしまうと、「あの時にちゃんと聞いておくべきだった」と後悔するかもしれません。
些細なことであっても遠慮せずに質問し、疑問や不明なことはその場で解決することが、内覧の際の注意点として大切です。
注意点2:周辺環境の情報についても質問してみる
中古物件を内覧する際の注意点のひとつとして、周辺環境についても不動産業者に尋ねてみるということも挙げられます。
物件の外観や室内の様子だけを確認して内覧を終わらせるのではなく、実際にその物件に住んだ時にどのような生活になるのかを把握するために、スーパーや学校・病院などの施設の有無も併せて確認しておきましょう。
また、騒音トラブルが起こりにくい環境かどうかもチェックすべきです。
注意点3:分からないことはメモしておく
中古物件の内覧の際の注意点のひとつとしてご紹介したいのが、わからないことはメモにリストアップするということです。
基本的にはわからないことはその場で質問をして解決すべきですが、不動産業者に尋ねても明確な回答が得られない場合には、メモをして、後日再び質問をしましょう。
わからないことを放置したまま中古物件を購入することのないように、些細なことでも担当者に確認すべきです。
注意点4:部屋の幅や高さを測っておく
メジャーを持参して部屋の幅や高さを測っておくというのも、中古物件を内覧する際の注意点のひとつとして挙げられるでしょう。
中古物件を購入して実際に住むことを想定して、どのくらいのサイズの家具ならば問題なく運搬できるのかを知るために、部屋のさまざまな箇所のサイズを計測しておくことをおすすめします。
計測したならば、忘れずにメモをするのも注意点のひとつです。
注意点5:物件は築年数だけで決めない
中古物件を内覧する際の注意点として忘れてはならないのが、築年数だけで判断しないということです。
比較的築浅の中古物件であっても劣化が激しいものはありますし、反対に築年数が古くても造りが頑丈であり、きちんとメンテナンスをして美しい外観を保っている中古物件もあります。
内覧する中古物件を決める際には、築年数だけで決めず、それ以外の要素も加味することも注意点のひとつです。
注意点6:価格だけで判断しない
価格だけで安易に飛びつかないというのも、中古物件を内覧するにあたって気をつけたい注意点のひとつです。相場よりも安い中古物件には、それなりの理由があります。
価格が安いからという理由で中古物件を購入することを決めてしまうのではなく、設備や周辺環境、適切なメンテナンスがされているかどうか、購入後に別途修繕費などが必要かといった点も含めて総合的に判断しましょう。
注意点7:内覧は何度でもできる
中古物件を内覧する際の注意点のひとつとして挙げられるのが、内覧は一度だけで終わらせる必要はないということです。
気になることや確認したいことがあれば、不動産業者に連絡をして再び内覧させてもらうこともできます。
「一回の内覧だけで中古物件を購入するかどうかを決めなければいけない」と思い込む必要はありません。物件の購入は大きな買い物ですので、納得するまで何度も内覧しましょう。
中古物件を内覧する際のチェックポイント7個
以上では、中古物件を内覧するにあたって知っておきたい注意点について解説してきました。ほとんどの人は、中古物件を購入するにあたって複数の物件を内覧し、比較・検討することでしょう。
では、どのような注意点にもとづきながら中古物件を内覧すれば、満足のいく買い物ができるのでしょうか?
ここからは、中古物件を内覧する際のチェックポイントや注意点をご紹介していきます。
チェックポイント1:外壁や家の周り・屋根
まずチェックしたいのが、外壁や屋根など家の周りの様子です。中古物件を内覧するにあたっては室内の様子だけをしっかりと見て、外観はあまりチェックしないという人も少なくありません。
ですが、外壁や屋根がひどく傷んでいれば物件を購入後に修繕やリフォームを行わなければならなくなります。
そのため、注意点として外壁の様子もしっかりとチェックしておきましょう。
チェックポイント2:駐車場やお庭の広さ
駐車場の有無や庭の広さも、中古物件を内覧する際に確認しておきたいポイントのひとつとして挙げられるでしょう。
車を所有しているならば、物件の敷地内に駐車場があるかどうかを必ずチェックする必要があります。
また、洗濯物を干したりガーデニングしたりするためにある程度の庭の広さがあるかを確認するのも、内覧の際のチェックポイントのひとつです。
チェックポイント3:日当たり・窓やシャッターの開閉
中古物件を内覧するにあたって、日当たりや窓の位置・大きさやシャッターの有無もチェックしましょう。
日当たりが悪い場合や、窓が小さくて室内にほとんど光が入ってこない中古物件の場合、いざ住んでみるとストレスが溜まってしまいます。
曇りの日や雨の日だと光の入り具合が確認できないので、晴れた日の日中に内覧に行くのも注意点のひとつとして挙げられるでしょう。
チェックポイント4:トイレやお風呂
トイレやお風呂は快適に使えそうかどうかという点も、中古物件を内覧する際にチェックしたいポイントです。
生活の快適さを考えるならば、トイレとお風呂が別々であることを重視したほうがよいでしょう。
また、老後のことを考えて、トイレやお風呂がバリアフリーな設計になっているかどうかも確認しておきたいところです。
チェックポイント5:都市ガスかプロパンか
中古物件を内覧する際には、外観や室内の様子だけではなく、都市ガスかプロパンガスかもチェックしておきたいところです。
契約する会社によっても若干の差がありますが、一般的には都市ガスのほうがプロパンガスよりも料金が安くてお得な傾向にあります。
月々の差額は大きくなかったとしても、何年何十年もすると大きな金額の差が生じてしまうので、できれば都市ガスの中古物件がよいでしょう。
チェックポイント6:収納スペースの数
収納スペースがきちんとあるかどうかという点も、中古物件を内覧するにあたって確認しておきたいポイントのひとつです。
収納スペースが限られている中古物件の場合、実際に住んでみると生活に不便さを感じることが多いでしょう。
玄関やリビング、寝室などそれぞれの場所にきちんと収納スペースがあるかどうかを確認することが大切です。
チェックポイント7:間取りやお部屋の広さ
中古物件を内覧する際のチェックポイントのひとつとして忘れてはならないのが、間取りや部屋の広さです。
あらかじめ図面で間取りや部屋の広さを確認することができますが、実際に内覧してみないとわからないことも少なくありません。
実際にどれくらいの広さがあるのか、生活動線に問題ないかどうかを内覧の際に確認してみましょう。
中古物件の内覧には注意点を参考にチェックリストを作成して持参しよう
今回は中古物件を内覧する際の注意点やチェックポイントについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
中古物件の購入で失敗することがないように、本記事でご紹介した注意点を参考にしながら、チェックすべきリストを作成してしっかりと内覧を行いましょう。